ヴァイキング~海の覇者たち~4 #11 孤立

ヴァイキング 海の覇者たち
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#11 孤立 The Outsider あらすじ

戻って来たラグナルは、「俺を殺して王になるのは誰だ」とカテガットの民衆の前で息子たちを挑発する。

ラグナルは、復讐のためかイングランド遠征を息子たちに投げかける。しかし、父ラグナルに対して複雑な気持ちを抱く彼らは、誰も父と行動を共にするとは言わないのだった。
ラグナルは、フロキとラゲルサに会いに行く

 

まとめ & 感想

戻って来たラグナル

突然戻って来たラグナルを遠巻きに見るカテガットの民衆の前で、ラグナルは「俺を殺せば王になれるぞ!」と息子たちを挑発する。
ウベは、剣を抜き前で進み出るが、ラグナルはウベを抱きしめた。
そこへビヨルンが来て「ナゼ戻った?」と聞く。

アイヴァー以外の4人の息子と話をするラグナル。
ビヨルンは、ウェセックスの宮殿にラグナルの息子マグヌスがいると伝えるが、ラグナルは本気にしない。
ラグナルは、成長した息子たちを見つめながら「一緒にイングランドへ行かないか?」と遠征に誘う。
しかし、ビヨルンは計画があると断り(まだ見ぬ土地へフロキとハーラル王、ヴィトゼルクと一緒に遠征する)、ウベとシグルズも交易の要所であるカテガットを守る任務があると断る。

 

預言者を訪ねるビヨルン

突然戻って来た父について、ビヨルンは預言者を訪ねる。
預言者は、ラグナルは戻るしかなかったと言い、彼が戻ったことで災いと混乱が起こり、悲劇と死が訪れると預言。
ビヨルンは誰が死ぬかを知りたがったが、預言者は災いはひとつではない。おまえは父との再会を喜んだだろうが、不幸の始まりだと言われてしまう。

トービと幸せな暮らしをしているビヨルン。
ビヨルンは、ラグナルがイングランド遠征にこだわるのは、復讐が自分の使命だと思っているのだろうと言う。
そして、かつては何もかもが父の思うままだったが、今はもう違うと実感するのだった。

 

フロキとラグナル

ラグナルはフロキを訪ねる。
フロキが集大成で造った船は素晴らしいもので、その船でビヨルンと地中海遠征に出ると言う。
ラグナルは、「イングランドへ行く」と言うが、「いまさら遅い」と言うフロキ。
フロキは移住地虐殺も、ラグナルが伝達者を殺害したことも知っていた。フロキは虐殺された家族にだけは事実を話そうと思ったが、思い留まったと言う。ヘルガは、何も言わず行動しなかったのはフロキのラグナルへの愛だと言う。

翌朝、ラグナルはフロキとこれが最後だと言う。
フロキは、ヴァルハラで会えると言うが、ラグナルは微笑み、家族を頼む。ヘルガを大切にと言ったあと、「愛している」と言って去って行く。
その後ろ姿にフロキも「俺も愛している、ラグナル」と伝えたのだった。

ラゲルサとラグナル

ラグナルはヘゼビューへ行きウェセックス遠征に誘うが、「あの移住に幸せ、未来すべてを懸けていたのに、虐殺のことを黙っていた。ラグナル、あなたは失敗した」とラゲルサは断る。
ふたりは、これまでの歴史を振り返るように語り合った。
ラグナルは、虐殺を黙っていたこと、ラゲルサと別れたこと、失敗のすべてを許して欲しいと謝り、人生に悔いはないと言う。
ラゲルサも「悔いはない、でも後悔ばかり残る」と言いラグナルにキスをした。

翌朝、ラグナルはヘゼビューをあとにした。
ラグナルの後ろ姿を見るラゲルサに、パートナーのアストリッドは(ウェセックス)行きたくないのか?と聞く。
ラゲルサは、ラグナルが絡むと判断が鈍ると言うのだった。

息子たちの葛藤

4人の息子は突然帰って来た父ラグナルに対し、それぞれ複雑な思いを抱える。

戦いの練習をするために森へ入った4人は、皆、素晴らしい戦士に成長していた。
アイヴァーも歩けないが、弓矢も剣術も上手く、兄たちに引けを取らないのだった。

屋敷の奴隷マルグレーテは魅力的な女だった。
ウベ、ヴィトゼルク、シグルズそれぞれが彼女とセックスを楽しんでいるのを知っているアイヴァーは、自分もやりたいと言う。
兄たちのお膳立てでマルグレーテとセックスする機会を得たアイヴァーだったが、上手く彼女を抱くことができず、屈辱のあまりマルグレーテを殺そうとする。
しかしマルグレーテから命乞いされ、アイヴァーの運命を慰められ、思い留まる。

父親がヘゼビューから戻る日。
息子たちは4人でイングランド遠征について再度話し合うが、父ラグナルの過去の栄光や成功は消えている。今は誰からも愛されず神々にも見放されていると言う結論になり、行かないことに決まる。

 

死ねないラグナルの決意

ラグナルは孤独を味わい、生きる希望を失い、死を選ぶ。
木に縄をかけ、首を吊って死のうとするが、オーディンの化身カラスが数羽現れ、縄が切れ自殺できなかった。

深夜、屋敷に戻ってきたラグナルは、夜中に起き出して王のイスに座っていたアイヴァーに迎えられる。
アイヴァーは、母アウスラウグは、何年間も不在のラグナルを待っていたと言う。
そして、よく夜中に起き出して王座の座っていると言う。
アイヴァーも、父に捨てられ哀しくて恋しくて憎んでいたと言う。
ラグナルは、「イングランドで理由を聞かせてやろう」とアイヴァーを遠征に誘う。
それを聞いたアイヴァーは、兄たちと同じようにウェセックス遠征をどうすると聞いて欲しいと言う。
ラグナルがアイヴァーを誘うと、行くと答えた。

 

戻って来たラグナルが、フロキとラゲルサに会うシーンは、これまでの過去の総まとめのようでした。
ラグナルは、ずっと心でラゲルサを愛しているのは感じていたので、彼女に謝罪できて良かったし、ラゲルサも分かっていたものの、それを言葉にされ、グッとくるものあったようです。
別れてても夫婦と言う感じでしたね。
ラゲルサは、裏切る男はやめて、女性に走ってるようでしたけど(笑)

フロキとラグナルの(とりあえずの?)別れのシーンもジーンとしました。
このふたりの関係は複雑で、愛憎の関係でしたから。
それをずっと見てきたから、なんか特別なシーンでした。

身体の不自由さを抱えて生きるアイヴァーの、強い精神と挫折感と、頭の良さは、このドラマに今後魅力をもたらせそうなです。
4人の中で、際だって魅力的です。

 

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