ブラックリスト シーズン1 #6 ジーナ・ザネタコス(No.152)

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トムは犯罪者?それともただの被害者?

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#6 ジーナ・ザネタコス Gine Zanetakos (NO.152)

本当のトムは誰なのか?真実を知りたいリズは、夫をFBIに尋問させるが、トムが企業テロに関与していた疑いが・・・・

 

相関図

まとめ

トム・キーンは何者なのか?

トムの怒り

リズの前に木箱(銃、トムの偽造パスポート数冊、札束)を置いたトムは、「これは一体何なんだ?なんで床下に隠してた?説明してくれ」と怒りを向ける。思わぬトムの反応にリズは1枚の写真(ボストンのエンジェルステーションホテル前にいるトムの写真)を見せると、「このホテルでロシアのスパイ、ビクトル・フォーキンがこの銃で殺された」と言う。

だがトムは、「仕事の面接に行ったんだ。キミも知ってるだろ?キミの仕事のせいでボクはこの部屋で殺されかけた。オレが信じられないならFBIに電話しろ」とブチギレる。
リズは、「FBIに連絡すれば、あなたと私の過去がとことん調べられる」と警告するが、「やましいことはない」とトム。

FBI

 

目隠しをされ、FBI特別作戦部へと連行されたトムをレスラーとマリクが迎えるが、夫を心配するリズに、「自分の心配をするべきだ」とレスラー。

リズはハロルド・クーパーに、「夫を連行したのはFBIの力でロシア人スパイを殺した犯人を逮捕したいからです。この事件を担当したい」と申し出るが、「キミの仕事ぶりは認めてる。だがこうなった以上、本件が解決するまで停職処分だ」と通告されてしまう。

 

レッドの介入

リズがトムをFBIに連行したと聞きレッドは、「企業テロリストのジーナ・ザネタコスをFBIに渡す。キミがトムについて真実を知りたいなら彼女を捜すことだ。彼女はトムの愛人だ」と言う。

その後レッドはハロルドに、ジーナ・ザネタコスを渡す代わりにリズの停職処分を取り消し、捜査に加えるよう指示する。

ハロルドは過去、クゥエートでの何かの事故に関わっている様子。

 

ジーナ・ザネタコス(偽名シュービー・ハートウェル)

企業テロリストのザネタコスは、ドイツで爆弾製造のエキスパート:マックスウェルに放射能物質を載せたクルマ爆弾を作るよう依頼。

昨日アメリカに入国、キーホテルに宿泊していることが判明し、リズたちはホテルに急行する。
だがザネタコスの部屋には男の遺体が!

すぐさまレスラーはザネタコスを追うが、エレベーターの中で彼女に襲撃されてしまう。

ジーナが落としたケータイを分析した結果、多国籍企業のハナー・グループと頻繁に連絡を取っていること、3時間ほど前、ベルリンから、「使ったのはコバルト60。時間は午後4時」と言う男の声の留守電が残っていた。
リズたちは、ザネタコスがアメリカのどこかで午後4時に放射性爆弾を起爆させる計画と考え動き出す。
ジーナが殺害した男はトルコ大使館員で、男を利用するために肉体関係を持っていたとわかる。

 

トムの尋問

トムは、「自らの意思でここに来た。真実を知りたい」と言い、
●ボストンのステーションホテルに行ったのは、応募した学校の校長ウォーター・バリスとの面接だった
●面接当日の朝、校長バリスから連絡があり、面接場所をエンジェルステーションホテルに指定された
と話すが、バリス校長の写真を見せられても、「この人は誰?知らない人だ」とトム。

それを見たリズは、トムがハメられているのかもと考え、ザネタコスを見た記憶が蘇る。
エンジェルステーションホテル前で映ってるトムの近くにザネタコスが映っていたのだ!

ザネタコスのアジト

ザネタコスのアジトを調べたレスラーたちは、殺害されたロシア人スパイ、ヴィクトル・ホーキンスやトルコ大使館員の写真を発見。リズは、「ザネタコスが殺したのよ、トムじゃない」と言うが、他の場所からトムの写真が見つかってしまう。

 

レッドの協力

トムの関与!?

またトムの関与を示すような証拠が出てしまい、「何が本当なのかわからない。誰を信じればいいのかわからない」と弱音を吐くリズにレッドは、「私を信じろ」と言う

レッドの駆け引き

ザネタコスのアジトのPCから、ベルリンの”マックスウェル・ルディガー”に送金したと判明。
やはりレッドはルディガーを知っており、爆弾製造のエキスパートだと言う。
リズは、ルディガーに接触して欲しいと依頼する。
ドイツへ飛んだレッドはルディガーに儲け話に参加させる代わりに、ザネタコスの計画を話すよう言う。

ルディガーの情報からザネタコスの居場所がわかったレスラーたちはザネタコスの確保に向かうが、ザネタコスを追いかけたリズが、襲われ、殺されかける。
レスラーはザネタコスを銃撃、助けるが、「手がかりは彼女だけなの!夫の無実を証明する唯一の手がかりが死にかけてる!」と苛立つリズ。

コバルト60を積んだ爆弾車

爆発を防ぐため、分析を始めるリズ。

爆弾搭載のクルマはドイツ車。コバルト60を搭載している。あと19時間で爆発する

この情報からリズは、レッドの積荷の到着港が変更になった話を思い出す。
メキシコ湾2大港はニューオリンズとヒューストン。
ニューオリンズの積荷を仕切るハナー・グループは、ライバル港であるヒューストンが爆発と放射能汚染で長期閉鎖になれば、ニューオリンズが荷を一手に引き受けられると考えたのだったー。

リズたちはヒューストンに向かうが、巨大港のどこを探せば良いかわからない。
そこでリズとレスラーは、ザネタコスがトルコ大使館員と不倫関係になった理由を分析。外交的荷物は検査を免れられるのを利用したのでは?と考え、トルコ大使館員がサインした荷を調べることに。
見事クルマを発見したリズたちだが爆発まで残り10分だった。
「10分で爆破解除はムリだ。核物資が分散されたらマズイことになる。少しでも遠くに避難するべきだ」と爆弾処理班。しかし港には2000人以上が働いており、10分以内で避難することなど不可能だった。
そこでクルマを海に沈め、海中で爆発させて核物質の拡散を最小限に留めることに。

だが作業が中々進まず、残り1分を切ったその時、レスラーは皆を押しのけクルマに乗り込むと、海へと爆走、直前でクルマから脱出して爆発、核物質拡散から皆を救った。

司法取引

ザネタコスの意識が戻った。ザネタコスはすべて話すことを条件に司法取引する。

●ビクトル・フォーキンはロシア人スパイ
●亡命を目論んでいたフォーキンの口封じに殺害した。
●フォーキンはチェチェンのゲリラがロシア国境部隊に物資を届けるルートを知っていた。
●ザネタコスを雇ったのはレイモンド・”レッド”・レディントン。
●レッドはそのルートで物資を売り、大金を稼いでいた

リズはザネタコスの部屋にあったトムの写真を見せ、「カレを知ってるか?」と問うが、ザネタコスは、「見たことない」と言う。

ザネタコスの証言によりトムは解放されることに。
だがトムは、レッドの側近グレイの写真を見て、「ボストンでボクと面接したのはカレだ」と言う。

リズの怒り

「あなたとは終わりよ」と怒りをこめ通告するリズに、「キミに真実は言えるが信じさせることができない」とレディントン。
しかしリズは、ザネタコスの部屋にトムの写真を仕込んだのも、ザネタコスにロシア人スパイ、フォーキンスを殺させたのも、側近グレイにトムを面接させハメたのも全てレディントンが仕込んだことだと言い、「どうしてこんなことするのかわからない。でも地獄に堕ちて」と言う。

リズとトムを監視する男

相変わらずリズとトムを監視する男たち。
彼らはトムがFBIに調べられたことも、証拠不十分で帰されたことも知っているらしい。
「無実だと思うか?そう単純じゃないよな」と言う男にりんごを齧る男は、「男がレディントンに雇われていないことは確かだ」と言う。

 

感想

毎回思うのだけど、と~ってもエピソードの作りがフクザツ。
だからまとめるが思ってる以上に難しい。
って言うかイヤになる(笑)だったらやろめって話しなんだけどね。
いつか、離脱しちゃうかも~。

で、結局今回はトムの正体がわからずでしたね。
怪しいと思うのよね、トム。
今回で潔白が証明されたワケじゃないと思う。
リズは、すべてはレッドが仕組んだことだと思ってるようだけど、裏があるはず。
だってさ、トムはFBI特別捜査官を妻にした時点で、(もしくは都合が良いので狙った可能性もあるけど)リズにバレる、見つかることは想定してたはず。準備していたことで今回はたまたま助かっただけだろうって思う。

 

コメント

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