ナビレラーそれでも蝶は舞うー #5 (相関図付)

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海外ドラマナビレラ-それでも蝶は舞う-

今回もドクチュルの言葉にジーン・・・(涙)

#5 

勇気を出して自分が幸せになることを見つけ始めるウノ。コンクール前で気が張っているチェロクをドクチュルは自宅に招き、温かくもてなす。

 

相関図

まとめ

ウノ

面接に落ちたウノ

同僚のミンジェはAの評価をもらい合格したが、ウノはC評価で落とされた。
店長のC評価に納得できないウノは、スタッフ、アルバイトが見ている中、「良い評価をくれと私は頼んでいません。論文を翻訳すれば高評価をくれると店長がおっしゃったんです。店長からの依頼を私は断れなかった。私は必死で頑張ったんです。ナゼ私が落ちるんですか」と聞くが、「人のせいにするなんて呆れる」とウノの人間性を否定し、問題をすり替えた店長。

そこに居合わせたドクチュルは、これ以上の騒動にしてはならないと考え、ウノを制止する。
部屋から飛び出して行くウノ。
チェロクはウノを追いかける。

ドクチュルは店長の前に進み出ると、「役職に就くと皆、あなたのようになるのか。昇進のために自分の立場を利用し、新人を苦しめるなんて。努力は報われると教えて来たが、あなたは応援するどころか踏みにじってる。恥を知りなさい」とハッキリ意見し、店を後にする。

チェロクとウノ

チェロクはやっとウノを見つけた。
「私は子どもの頃からずっと必死にランニングマシンの上を走ってるだけ。だけどあなたは違う」と言うウノにチェロクは、「なぜそう思う?不向きなサッカーを13年も続け、少しも前に進めなかった。何度もイヤで逃げては戻るの繰り返しだった。ずっと父の言いなりだったんだ。自分に正直になったんだ。バレエと出会ってボクも舞って見たいと思ったんだ。舞台ってどんな気分だろうって。それで決心した。人生ではじめて自分の意志を貫いたんだ。幸せになりたくて。キミを幸せを見つけてみたら?自分の幸せを見つけられるのは、自分だけだ」と言う。

ウノのほんとうに気持ち

ウノが帰宅するなり父ソンサンはウノを気遣うどころか、「たいした倍率でもないのに不採用なんてどういうことだ?」と責め、会社リストを見せて、「今年中に就職を決めろ」と迫る。
しかしウノは、「応募はしない。私のことをまったく分かっていない」気持ちを吐露する。

子どもの頃から、可能な限りの塾に通い、ゆっくり食事をする暇もなかったウノは、それがどれだけツラくて苦しかったかを涙ながらに訴えるが、ソンサンは、「皆そうやって勉強してる」と言う。
そんな父に、「1度ぐらい私を気遣う言葉を言えないの?私は精一杯頑張った。しなくていいことまでやったのに落ちた。もうおしまいよ」とウノ。
ウノは、「これからどうするつもりなんだ?」と聞くソンサンに、「私は幸せを見つける」と言う。

ウノを思うひとたち

翌朝、チェロクはウノに、「それがなんであれファイト」とメールを送る。

ドクチュルも孫娘を心配し、ウノのためにクルマを洗車していた。
「他にできることがなくて・・」と言うドクチュルに、「大丈夫だよ、ハラボジ」とウノ。
ドクチュルは、「すべては過ぎる。順風満帆がいいだろうが、つまずいたって構わない。なんてことない。十分がんばったんだろ?」と。
頷くウノにドクチュルは、「あの店長に言いたいことを良く言ってのけたな」と言ってやるのだった。

 

チェロクとドクチュル

自分のバレエに納得できないチェロク

コンクールの演目を踊り込むチェロクだが、何度やっても納得できるバレエができない。
スンジュからも何度もダメだしされ、焦りはじめるチェロク。

そんなチェロクを見てソリは、「完璧主義なのはあなた(スンジュ)に似てる」と言う。

ドクチュル

ドクチュルがバレエを習うことをOKしたヘナムは、大量のサプリメントを買い込み、「バレエの先生を家に招きましょう」と言い出す。

ドクチュルがスタジオに向かっていると、「今日の練習をキャンセルさせて欲しい」とチェロクから電話が。
ドクチュルは快くOKするが、「時間がない」と呟くと、ひとりスタジオで練習をする。
そこにやって来た整形外科の医師は、ドクチュルの骨盤が歪んでいると指摘、ドクチュルは施術を受ける。

衝突

動画提出の〆切りが近づく中、いまだに納得できるバレエが踊れないチェロク。
そんな中、スンジュのスタジオで合同練習が行われた。
見学を許されたドクチュルは、サンスとボムのバレエを見た途端、ハヤる気持ちが抑えきれないように、バレエのフリを真似はじめる。
まだチェロクはドクチュルに基礎練習しか教えていないのに。

合同練習を終えたチェロクは、結局、今日も満足いくバレエが出来ず、苛立っていた。
しかしハヤる気持ちが抑えきれないドクチュルは、チェロクの気持ちを思いやることもなく、基礎練習以外のことをしたいとアピールしはじめるー。
とうとうチェロクは、「ハラボジ、ボクが苛立ってることに気づかない?空気読めないんだね。マネージャーだろ?ボクが電話するまでしばらくスタジオに来なくていいから!」と怒りをぶつけてしまう。

その上ドクチュルはスンジュから、「焦っていませんか?難しい動きを早くしたいようだけど、それなら他所で習ってください。ここはバレエ教室じゃありません。あなたを受け入れたのは、チェロクのためです。彼には支えが必要だった。にわか仕込みのバレエがしたくて、基礎練習の大切さがわからないのなら、他へどうぞ」とハッキリと言われてしまう。

「はやる気持ちをに身体がついていかず、皆に迷惑ばかりかけている。自分が情けない」と落ち込むドクチュルにヘナムは、「はじめは皆そうよ。ゆっくりやればいいのよ、時間はたっぷりあるんだから」と励ます。

バレエとは?

どうしても3回転が跳べないチェロクは焦っていた。
父からの電話にも出ず、ものに当たるチェロク。

一方ドクチュルはヘナムの支えもあり、改めて基礎練をしっかりやろうと決意。
スタジオには入れないので(チェロクからスタジオに来るなと言われたため)ビルの階段で練習しようとしていた。

スンジュからドクチュルが階段で練習しようとしていると聞いたチェロクは、ウンザリしながらドクチュルに会いに行くと、「何のためにそこまでやるんですか?ダンサーでもないんだからそこまで頑張ることはない。ボクとは違うんだから適当に楽しめばいいでしょう」と言うが、「チェロク、私は真剣なんだ。キミのようにコンクールに出ようとは思わないが、適当にやりたくない。単なる趣味じゃなく、私なりの目標がある。気がはやる余りキミを困らせたことは謝る。だが、下手だからとバカにしても、私の気持ちまで踏みにじらないで欲しい」とドクチュルは気持ちを言う。

それを聞いていたスンジュは、「何様のつもりだ?ハラボジに八つ当たりしてどうする?バレエに対する思いに違いはないだろ。ハラボジに謝るんだ」と意見する。

自分の態度を反省したチェロクはドクチュルの自宅を訪ねようとするが、その時ウノから電話がかかる。
「ドクチュルと一緒に公園にいる」とウノ。
チェロクはドクチュルに会うと、「ボクが悪かった」と謝る。

”自分を信じて”

動画提出の日が近づいても、チェロクは納得いくバレエが踊れないでいた。
苛立ち、何度も何度も踊るが、3回転を失敗してしまうチェロク。
バレエシューズは破れ、練習のし過ぎで足は傷つき、痛んでいた。
ひとり悔しさを噛みしめるチェロク。

ドクチュルはチェロクに寄り添い、ケガにバンドエイドを貼ると、足を優しく包んで撫でやりながら、「こんなに頑張ってるんだからきっと上手くいく。自分を信じてやってみろ」と言葉をかける。

チェロクは自分を信じてバレエを舞う。
3回転は成功、納得いくバレエが踊れた。
ドクチュルはそれをしっかり撮影し、グーサインを見せるのだった。

 

ドクチュルとヘナム夫妻

コンクール予選の合否発表の日。
落ち着かないチェロクをドクチュルは自宅に招く。
チェロクは躊躇するが、笑顔で歓迎するヘナムに背中を押され、家へと入る。
ヘナムは家庭料理を振る舞いながら、「夫はいつもバレエとあなたの話しばかりしている。夫がこんなに楽しそうなのを初めてよ。家庭料理が食べたくなったら、いつでも来てね」と言う。

ドクチュル夫婦と食事を楽しみながらも、予選結果を気にするチェロクに気づいたヘナムは、「少し昼寝をしなさい」とドクチュルのデスクがある部屋に布団を敷き、昼寝を勧める。
「どうせ眠れない」と言っていたチェロクだったが心地良く目覚める。
そして、デスクにある古いバレエの新聞記事や練習ノートに気づき、ドクチュルのバレエへの熱意を改めて知るのだった。

目覚めたチェロクに用意されていたのは夕食。
夕食後は一緒にテレビを見て楽しい時間を過ごした。

喜びのあと・・・

ヘナムはチェロクに泊まって行くように言うが、今日は帰ると言うので、ドクチュルはチェロクを見送ることに。
「ありがとう。両親と暮らしていた時を思い出しました」と言うチェロクにドクチュルは、「だったら父親の電話に出ろ。会いたかったら会いに行け。父と息子なんだから」とアドバイスする。

その時チェロクのケータイに”コンクール予選通過”のメールが届いた
「ハラボジ!予選通過したよ!」と満面の笑顔で報告するチェロクに、「受かると思ってたぞ。おめでとう」とドクチュル。

ドクチュルの言葉は、またチェロクの気持ちを動かした。
チェロクは父親に、”コンクールに出る。予選に通過した”と電話で伝えた。
父親はひとりでも頑張っているチェロクを誇りに思う。

しかし清々しい気持ちで帰って来たチェロクを待っていたのは、ホボムだったー。

 

感想

ほんと良いドラマだよね、コレ。
ドクチュルがチェロクのケガにバンドエイドを貼り、足を撫でながら、「こんなに頑張ってるんだ。上手くいくよ。自分を信じてやってみろ」って言うシーン、ジーンと来た。
私、ドクチュルおじいさんの懐の深さと、涙を流すチェロクの可愛さに、こっちまでキュンキュンです。
ヘナムも可愛いのよね~。
素敵なお母さん、おばあちゃんです。

ホボムさ~、恨むべきはチェロクの父ムヨンであり、チェロクじゃない。
だけど、どうにも気持ちが治まらないんだろうな。
チェロクにドクチュルが必要だったように、ホボムにも救いの人が必要なんだと思う。

気になるのはドクチュルが少し痴呆症気味か?と感じさせるシーンがあること。
イヤだな。

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