アウトランダー シーズン6 #2 忠誠

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アウトランダー シーズン6は毎週火曜日新エピソード配信。全8話。 シーズン1~5も配信中 

#2 忠誠 Allegiance あらすじ

”先住民との交渉役”を引き受けたジェイミーは、チェロキー族からの要求に苦悩する。
マーサリの出産が始まった。ロジャーは酒浸りのファーガスに喝を入れる

 

相関図

まとめ

先住民との交渉

ジェイミーはイアンと共に先住民チェロキー族を訪問。
戦闘隊長は、「境界線を越えてくる者がいる。家を建て、作物を植え狩りをしている。国王がそれを止められないなら自衛を禁じる権利はない」と銃を要求する。
隊長は、「考えておくが約束はできない」と率直な意見を伝えたジェイミーを誠実な人物と認め、手厚くもてなす。

クレアが知ってる未来

帰宅したジェイミーはクレアに未来について聞く。
ジェイミーはチェロキー族が国王側につくのか、反乱軍につくのか知りたかったのだ。
クレアは、「そこまでわからない。だけどいずれにしても国王軍は負ける。でもリチャード・ブラウンが仲介役だったら最悪だった。あなたなら必ず正しいことをする」とジェイミーを支える。

【アメリカ独立戦争(1755~1783年)】
当時イギリスは13の植民地でアメリカ大陸の大半を統治していたが、資金繰りに困窮。植民地の意見も聞かず、一方的に増税を決定。それに反発した植民地は反乱軍を結成、イギリス国王軍と戦い、勝利した。
のちにアメリカ合衆国を成立させるきっかけとなった戦い。
ジェイミーの決断

ジェイミーはマクドナルド少佐に、「入植者が西の境界線を越えている。チェロキー族は国王の介入を期待している」と報告。
イアンは、「銃の話をしてない。彼らの要求と違う」とジェイミーに詰め寄る。

ジェイミーはイアンが、クレア、ブリアナ、ロジャーが200年先の未来から来たと知っていることを前提に、「銃のことは少佐に言うな。国王側は負ける。いずれ時が来たら我々は反乱軍と共に戦う。勝つ方だ。だがチェロキー族がどっちにつくかわからない。つまり銃を向けられる可能性がある。未来を知る者はそれを基に決断しなければならない」と説明。
イアンは、「先住民が敵になるのはツライが叔父と共に戦う」とジェイミーの判断に理解を示す。
ジェイミーは、「お前を信じて話した。用心しろ。その知識は恵みにも呪いにもなる」とイアンを諭す。

 

クリスティーたち

クリスティーは、「自分の家を建てる前に神の家を建てるべき」と教会を建設。
男尊女卑思想のクリスティーは治療師のクレアをよく思っていない。
しかしマルヴァは、医学を学びたいと言い、クレアに言う。

日曜集会の説法をロジャーに依頼する。フレイザーズ・リッジの仲間の協力もあり、少しずつ家が完成する中、クリスティーは教会を建てる。

クリスティーは亡くなった妻と問題がある様子。

 

ライオネル・ブラウンの陰

ファーガスの苦悩

マーサリの出産が近づいていた。
クレアは医学を学びたいと言うマルヴァを立ち合わせる。

クレアはマーサリの身体にアザが増えているのに気づき、「ほんとうのことを話して」と言う。
躊躇しながらマーサリが打ち明けたのは、ファーガスがライオネル・ブラウンの襲撃からマーサリを守れなかったことを恥じて苦しんでいると言う事実だった。
マーサリは身体と心に傷を負ったクレアに話せなかったと言う。

クレアは母屋で出産まで過ごすようマーサリと子どもたちを連れて戻る。

クレアの苦悩

クレアもまた、時折襲ってくるフラッシュバックに苦しみ、それから逃れるためにエーテルの吸入を繰り返しはじめていたー。

 

ブリアナ

発明品

ブリアナはジョン卿からもらった”白リン”を使いマッチを開発した。

それは画期的な発明だったが、マーサリやリジーは、「小さな火打石」と言うだけで驚かず、ブリアナはガッカリするが、この時代に暮らすなら我慢強くいるしかないと覚悟する。

 

出産

難産

産気づいたものの、なかなか出産が進まないマーサリ。
クレアは危険な出産になると覚悟する。(帝王切開すれば子どもは助けられるが、この時代、母親を助けることは不可能に近かった)
マーサリは苦しみ続けているが、ファーガスはやって来ない。
ジェイミーはロジャーにファーガスを呼んでくるよう頼む。

ロジャーとファーガス

酒を飲み、「クレアが居る。オレは邪魔だ」と言うファーガスにロジャーは、「マーサリはキミを必要としてる。心からキミを求めてるんだ。行かないと後悔する。キミが悩んでいようが関係ない。マーサリのために行くんだ」と必死に説得。

愛を確かめ合う

マーサリは死を覚悟していた。
そこへファーガスが駆けつけた。
互いの愛を確かめあったふたり。ファーガスは娼館に居た頃学んだ知識で出産を促す。

いよいよ出産が始まった。
難産の末生まれた赤ん坊を抱いたファーガスだったが、「こびとだ」と言う言葉を残し部屋を出ていってしまう。赤ん坊は奇形児だった。しかしマーサリには赤ん坊を、「可愛い」と愛しく思う。

 

叔父ジェイミーと甥イアン

未来を知ることと責任

イアンはブリアナから、「独立戦争によってアメリカ合衆国ができる。でもその中に先住民は入っていない。彼らは土地を追われ、遠くに住まわされる。世界中からアメリカにどんどん移住者がやって来る。先住民は苦しむ」と聞き、未来を知っていることに責任を感じるイアン。

イアンの覚悟

チェロキー族がフレイザーズ・リッジに姿を現した。
隊長はジェイミーが国王に銃の調達を伝えない理由を問いただす。
ジェイミーは、「それが最善の選択だ。信じてくれ」と言うが、隊長は納得できないらしい。
イアンは、「叔父さんの決断には賛成できない。先住民は仲間だ。ブリアナは先住民が苦しむと言った。未来を知ってるからこそ、彼らの自衛の機会を与えるべきだ。叔父さんがしないならボクが銃を調達する」と言う。

甥を思って・・

マーサリの赤ん坊はアンリ=クリスチャンと名付けられた。
イアンはアンリを抱き、モホーク族の祈りの言葉を捧げると、「ボクにも子どもがいた。ファーガスは嘆いているけど必ず戻ってくる」とマーサリを励ます。

たまたま立ち聞きしたジェイミーは、イアンの言葉で心を動く。
ジェイミーは総督に手紙をしたためた。
「後悔するかも知れないが、チェロキー族に銃を自由に使えるよう陳情した。イアンはモホーク族の妻との間に子どもがいたらしい。イアンにとって先住民は家族なんだ。彼らに忠誠を誓ってる。そしてオレはあいつの味方だ」と言う。
ジェイミーの覚悟を聞きクレアは、「それが正しいと思う」と言うのだった。

 

クリスティー

勧告

「自分の家を建てる前に神の家を建てるべき」の信念で教会を建設したクリスティーは、牧師の代わりにロジャーにウィルソンの葬儀執り行いを頼み、日曜説法も頼む。
それを知ったジェイミーは、(教会が戦いの武器になる)ことを懸念、「フリーメイソンの誓いを立てたことを忘れていないよな?ここは教会ではなく集会所だ。神を信じるものは誰でも出入りできる場所にする」とクリスティーに勧告する。

家族との関係

クリスティーはマルヴァが家事をサボいることに腹を立て、「フレイザー夫人といることばかりに時間を使っているからだろ。お前も母親と同じで魂が邪悪だ」と言うと、マルヴァをムチ打ちで罰しようとするが、右手が動かず、できなかった。

クリスティーは亡くなった妻と問題があった様子

 

感想

ヤング・イアンがモホーク族と生活することになった経緯、覚えてますか?
ここにヤング・イアンのエピソードを簡単にまとめておきます

未来を知ってて生きていくのってしんどうだろうなと思う。
ジェイミーは、イギリス国王を裏切るつもりなんですね。

【イアンについてのエピソード】
1746年カローデンの戦いの日。ジェイミーはクレアを”クレイグ・ナ・デューン”から未来へと返す。
それから20年、ジェイミーの元へ戻る決心をしたクレアはタイムスリップし、ジェイミーと再会。
(シーズン3-5,6)
その後、故郷ラリー・ブロッホに戻ったふたりだったが、実はジェイミーはリアリーと結婚していた。
クレアは身を引こうとするが、「俺が愛したのはクレアだけだ」とジェイミー。しかし気持ちが治まらないリアリーはクレアに銃を向ける。ジェイミーはクレアを庇い撃たれてしまった。
その後、ジェイミーはリアリーと正式離婚するため、マッケンジー家の財宝を使うことに。
それはシルキー・アイランドにあった。
ヤング・イアンはケガをしているジェイミーの代わりに財宝を取りに行くが、大型帆船ブルージャ号に財宝と共に連れ去られてしまう。(シーズン3ー8)
クレアとジェイミーはヤング・イアンを取り戻すためアルテミス号でブルージャ号を追う。
ジャマイカでイアンを取り戻したふたりはスコットランドへ戻る航海中、嵐に巻き込まれアメリカジョージア州に流れ着く(シーズン3-13)。
ジェイミーは叔母ジョカスタを頼り、クレア、イアンと共にアメリカで生活拠点を築こうとする。トライオン総督に気に入られたジェイミーは、4千ヘクタールの土地を手に入れ開拓をスタート。
その頃、ブリアナは母に会うためタイムスリップする。ブリアナを愛しているロジャーは後を追う。
心も身体も傷つきながらもフレイザーズ・リッジにたどり着いたブリアナ。
ロジャーもフレイザーズ・リッジにたどり着くが、ブリアナを傷つけた男と勘違いし、ロジャーを追い出してしまう。結果、ロジャーはモホーク族の捕虜にされてしまう。
ジェイミーはイアンとロジャーを助けに行くが、モホーク族はロジャーを解放する気はないと言う。責任を感じたイアンはロジャーの身代わりとなりモホーク族に残ることに。
それから数年、イアンは戻ってきたが、何かを抱えている様子。

 

 

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