ナビレラーそれでも蝶は舞うー #6 (相関図付)

海外ドラマ
海外ドラマナビレラ-それでも蝶は舞う-

アカン、ほんまにこのドラマは素敵過ぎる。

#6 

夢に一歩近づいたチェロクに怒りをぶつけるヤン・ホボム。そのせいでチェロクの将来を揺るがすことが起こってしまう。
ドクチュルは一生懸命チェロクをフォローする。
一方、最近結婚記念日に出かけたドクチュル夫妻。ドクチュルに何かが起こり始めていた。

 

相関図

まとめ

事故

ホボムの怒りの矛先

チェロクの帰宅を待ち伏せしていたホボムは、「コンクールの本選に出るのかよ?こんな不公平でいいのか?オレは人生を壊されたのに」と暴力を振い、苛立ちをぶつける。
しかしチェロクは毅然と、「いい加減にやめろよ!ボクたちがいがみ合う必要なんてない。ボクはやっとの思いでバレエをはじめたんだ。お前もやり直せ!サッカーが好きなんだろ?」と反論する。

その言葉に、「黙りやがれ!」と顔面を殴りつけたホボム。
しかしそのせいでチェロクは階段から転げ落ちてしまうー。
足首を押さえて痛がるチェロクに近づき、手を差し伸べようとしたホボムだったが、そこへやって来たドクチュルに現場を見られたホボムはその場から立ち去るー。

診断結果

オ整形外科で診察を受けるチェロク。そこへ連絡を受けたスンジュも駆けつけた。
オ医師の診断は、”疲労骨折と靱帯損傷”。1週間のギプス固定で様子を見ると言う。
本選まで1ヶ月しかなかった。
スンジュはしばらく練習を休むようにとチェロクに言う。
せっかく夢のために動きだした自分を止める不可抗力にイラ立ち悔しがるチェロク。

ドクチュルの思い

「私のせいだ。私があの青年(ホボム)を刺激したせいだ」。
自分を責めるドクチュルはホボムに会おうと決意する。

ようやく見つけたホボムは、自分のやってしまったことに後悔しているように見えたが、ドクチュルには、「チェロクはもう羽ばたけないな」と捨て台詞を吐く。
ドクチュルは、「気持ちはわかる。私もそうだったよ。失敗して家族を苦しめたことがある。生活のために何でもやったよ。でも1度失敗したら状況は悪くなる一方だ。自分自身も人生も惨めに思えた。友だちは心配してくれたが、それが本当にイヤだった。耐えられなかった。無性にしゃくに障って食ってかかったよ。彼らは悪くないのに。心が貧しかったからだ」と。
しかし今のホボムにはドクチュルの言葉は届かない。
「訴えるなら訴えろよ。怖くない」と強がるホボムにドクチュルは、「キミも羽ばたける。だから踏みとどまれ」と語りかけた。

 

チェロクのサポート

ドクチュルとヘナム

ドクチュルはチェロクのために松葉杖を用意。
ヘナムは、牛骨スープを煮込むと、食料を買いだしし、チェロクのアパートに届ける。
礼を言うチェロクにヘナムは、「お礼は良いから、早く治しなさい。一休みすると思えばいいのよ」と言う。

スンジュとソリ

ソリはチェロクのためにリハビリトレーナーを紹介すると言うが、「やっとチェロクが自分のために踊りはじめ、目標が見えてきたのに、それが残念だ・・・」と悩むスンジュ。
そんなスンジュにソリは、「あなたは本物の指導者になって来た。チェロクは自分で乗り越える。そうじゃないならそれまでってこと。彼の前では平然として。そうじゃなきゃ彼はあなたの何倍も不安になる。心配より判断、慰めより決断それだけでいい」とアドバイスする。

セジュン

ホボムから階段に突き落とされたと聞き、「アイツをこのまま放っておくのか?人のせいにしやがって!」と怒りが収まらないセジュン。
「初めて本気になったのに・・」と弱音を吐くチェロクに、「1回の挫折で諦めるな」と励ます。

しかし腹の虫がおさまらないセジュンはホボムを見つけ出すと1発殴り、「自分が世界一不幸だと思ってるんだろ」と喧嘩をふっかけるが、ボコボコにされてしまう。

チェロクはセジュンのケガの手当をしながら、「弱いのに喧嘩なんて」と言うが、「喧嘩が度胸でするもんだろ」とセジュン。
チェロクはセジュンの気持ちを嬉しく思うのだった。

チェロクの行動

バレエの練習がなくてもスタジオに通い、心をこめて掃除をするドクチュルにスンジュは、「チェロクが戻るまで私が教えましょう」と申し出るが、「ハラボジの先生はボクです」と声が。
チェロクだった。
「休むと太ってジャンプが跳べなくなる。ボクのためにもなるから練習を。本選に合わせて身体を動かさなきゃ」と松葉杖でスタジオにやって来たチェロクを見て、スンジュもドクチュルもチェロクの心が折れていないことに安堵する。

ウノ

「やりたいことを見つける」
そう宣言したものの、簡単に見つかるワケはなく、友だちはどんどん就職を決めている現状に焦るウノ。

そんな時、ハラボジから、足をケガしたチェロクの送り迎えをしてくれないか?と頼まれるウノ。
チェロクは素直に、ありがとうと礼を言い、「いつが幸せか分かった?」と聞く。
「意外とむずかしいね。でも今朝、空を見上げたの。見ているだけで幸せな気持ちになった。幸せって小さく手が届くものなのかも」と言う。
「すぐに見つかるね」とチェロク。ウノは、「そうかな」と返事した。

回復はしたが・・・

ドクチュルはオ医師を巻き込んで車椅子を使い、ウノも毎日送迎した。
初めてバレエスタジオを見て驚くウノ。

とうとう1週間が経過した。
診察の結果、OKが出たチェロクは、早速練習を再開するが、やはり足の痛みは続いていた。
鎮痛剤を飲まなければバレエを踊れない状況にスンジュは、「1回のコンクールで終わりたいのか?」と怒り、練習を止めるよう言う。

しかし焦っているチェロクは、舞踊院で自主練をする。
そのことをソリから教えられたスンジュは舞踊院へ向かう。

スンジュの言葉
【キ・スンジュの過去】
今から4~5年前(2016年)。有名バレエダンサーだったスンジュは、腰のケガを抱えていた。
オペラ座での公演中、ケガが悪化したスンジュは、監督から降板を言い渡されるが、「踊る」と宣言し、舞台に立ち続けた結果、バレエを踊ることができなくなってしまったのだった。

痛みに耐えかね、鎮痛剤を飲もうとしたチェロクを制止したのはスンジュだった。
スンジュはチェロクを会場に連れて行くと、「今回のコンクールは諦めろ」と言い出す。
当然チェロクは、「ケガは治りました。鎮痛剤を飲むのは普通のことだし、踊るのはボクです。諦めません」と主張するが、スンジュは、「オレも頑固なせいでバレエをやめた。2度と踊れなくなるぞ。そうなって欲しくない」と言うのだった。

ドクチュルとヘナム、そして家族

息子ソンサン

息子ソンサンの、父親に対する物言いに激しく怒ったヘナム。
それ以来、電話も会うことも気まずいソンサンは、”牛骨スープ”を取りに来るよう言われても、避けようとしていた。それに気づいたエランは、「今、行くべきよ」と背中を押す。

実家についても家に入れないソンサン。
外のソファーに座っていると、横に座ったヘナムから、「胸が痛い?」と聞かれる。
頷くソンサンを見てヘナムは、「それならいいわ」と。
ソンサンは、「悪かった。結婚記念日に父さんとご馳走を食べて」とプレゼントを渡す。

実家からの帰宅途中、道を歩く父ドクチュルを見かけたソンサン。
「父さん」と声をかけるソンサンにドクチュルは、「家に寄ったのか?母さんは今晩ゆっくり眠れるな。ありがとうソンサン、気をつけて帰れよ」と言う。
ソンサンは、父の包容力を改めて感じるのだった。

結婚記念日

今日は結婚記念日だった。
上手い具合にバレエレッスンは休み。
ヘナムは決して結婚記念日を忘れたことのない夫との1日を楽しみにしていたが、なんとドクチュルは”結婚記念日”を忘れていた。
「まさか忘れていたの?1度も忘れたことがないことが自慢だったのに」とヘナム。
ドクチュルも、自分は忘れていたことに驚く。

ふたりはオシャレして、出かけると、食事を楽しみ、一緒に写真を撮る。
そしてヘナムのリクエストで水族館デートを楽しむ。
ベンチで休憩を取ることにしたふたり。
ドクチュルはヘナムのために売店で飲み物を買って来るとその場を離れたまま、戻って来なかったー。
たまたまドクチュルのケータイをヘナムが持っていたため、連絡をつけることができないヘナム。
とうとう閉館時間に。
どうして良いかわからないヘナムは子どもたちを頼るが、誰とも連絡つかない。
途方に暮れたヘナムはチェロクに助けを求める、「夫がいなくなったの!」と。

 

感想

ずっとハングル後の音が苦手で、韓ドラマを避けていたけれど、こうして韓ドラの世界に入ってみると、素晴らしい作品がたくさんあって驚く。

ムーブ・トゥ・ヘブン」も素晴らしいヒューマンドラマだったけど、「ナビレラ」も人生、夢、そして老いについて色々考えさせられる素晴らしいドラマです。

全12話なので、これで半分が終わったところ。
ん~・・・残念だけど、ドクチュルは認知症が濃厚になって来ました。
こういう展開、苦手なんだけど。

チェロクには次から次へと不運なことが続いて見てて苦しいな。
ホボムにドクチュルの言葉が通じればいいなと思う。
まだ23才、人生はこれからだし、やり直せるのに、もったいないよ。

 

 

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