ムーブ・トゥ・ヘブン 私は遺品整理人です #9 (相関図あり)

海外ドラマ
海外ドラマムーブ・トゥ・ヘブン 私は遺品整理人

グルと生活する中で、どんどん変化していくサング。
それを見事に演じるイ・ジェフン。
9話も見応え十分。そして10話が最終話です。

#9 

ソーシャルワーカーのソン・ユリムから、身よりのない29才のマシューの遺品整理を依頼された「ムーブ・トゥ・ヘブン」。グルとサングは亡くなったマシューが生みの母親を捜していたと知るが・・・。

 

相関図

まとめ

ソン・ユリムからの依頼

ソン・ユリムからの依頼で現場のモーテルに駆けつけたグルとサング。
ソン・ユリムは、亡くなったマシュー・グリーン(韓国名カン・ソンミン)とは「生みの親捜しのボランティア」で出会ったと言い、「持病の心臓疾患で亡くなったの。苦しくても助けを呼べなかったみたい。もっと頻繁に連絡を取っておくべきだった」と涙を流す。

【カン・ソンミン、米国名:マシュー・グリーン 29才】
1988年5月、駅で拾われた赤ん坊は養子縁組機関に”カン・ソンミン”と名づけられ、9月、アメリカに養子に出された。しかし先天性心疾患が判明、養父母は養育を放棄し、孤児としてアメリカで生きることに。養父母が市民権を申請しなかったため、アメリカ国籍がないソンミンは国外退去となる。

ソンミンに行く当てはなかったが、”生みの母親に会いたい”と言う思いで韓国に。
ボランティア団体を頼り母親を捜すが、マシューの望みは叶わなかった。
母親は見つかったが、会うことを拒否されたのだ。
韓国語が話せず、身よりがいないマシューは、貧困に喘ぎ、最後は心臓疾患が原因でひとりモーテルの一室で亡くなった。

遺品整理の仕事

死後1週間経過して発見されソンミンの部屋はゴミが散乱し、酷い状態だった。
グルはいつものようにカン・ソンミンに祈りを捧げ、作業を開始する。

サングにとっては、処分するものにしか見えない女性誌数冊、段ボールに入れられた破られた本のページをグルは黄色のボックスに入れるよう言う。
そしてグルは、「アジ」と書かれた名前札を見つけた。
犬がいたはずだと聞くグルにソン・ユリムは驚きながらも、「動物病院にいる。マシューの側でずっと鳴いていたの」と言う。

グルはいつものように、黄色ボックスをソンミンのお母さんに渡したいと言うが、ソン・ユリムから、「ソンミンの訃報をお母さんに伝えたけど、関わりを持ちたくないって拒否されたの」と言われてしまう。

いつものように廃品回収に来てくれたジュテクに、「世界一不幸な人間はオレだと思ってたけど、こんな死を知るとオレの人生はそう悪くないんだなって思ったよ」とサング。
ジュテクは、「それはキミが変わったんだよ」と言う。

グルの考察

グルは倉庫のテーブルに黄色ボックスの中身を出して並べると、パズルを解くかの如く考察をはじめる。
段ボールに入っていた破られたページは、「カン・ウンジョンのエッセー本」。
他に”ソンミン”と名前入りのベビー服に、ソンミンと思われる赤ちゃんを抱く女性のポラロイド写真。
グルはそのポラロイド写真の女性が、エッセー本の中の10代の頃のカン・ウンジョンだと言い出す。

キャスター:カン・ウンジョン

当然、アポをなしキャスターのカン・ウンジョンに会うことはおろか、TV局さえも入れなかったグルとサング。
ふたりはTV局から出てくるウンジョンを尾行し、彼女の自宅前で、「”マシュー・グリーン”を知ってますか?韓国名はカン・ソンミン、あなたが捨てた息子さんのことだ」とぶつける。
ウンジョンは心当たりがないらしく、場所を変えて話しましょうと言う。

改めてふたりから”カン・ソンミン”について説明を受けたカン・ウンジョンは、「私は母親ではない」と言うが、グルからポラロイド写真を見せられると、「あの子だわ。ソンミン」とウンジョン。

【ウンジョンとソンミンの関係】
ウンジョンが娘の頃、彼女の両親は海外へ養子に出される赤ちゃんを預かり育てるボランティアをしていたのだと言う。
ウンジョンが16才の時にソンミンが里子としてやってきたと言うー。
ウンジョンはソンミンが可愛くて、ベビー服に名前を刺繍するなどいろんなお世話をしたのだと言う。
しかし半月後、ソンミンは渡米することに。
その別れがあまりにもツラくて、彼女の家ではソンミンを最後に里親を止めたと言う。

「この写真のせいでソンミンは私を母親だと思ったんですね。名前を聞けば思い出せたのに、どうして訪ねて来てくれなかったんだろう」と悔しがるウンジョンにグルは、「行きました。お母さんに会いに行きました」と言う。
エッセー本にはウンジョンのサインがあった。しかし名前は”マシュー”と書かれていた。
「サイン会にまで来てなんで名乗り出なかったの。私をなじってくれた良かったのに」と悔しがるウンジョンに、「母親に1度会うことを拒否されたけど、カレは会いたくてサイン会に行ったんでしょう。だけど自分から名乗り出ることが怖かったんだと思います」とサング。

「あなたがたのお仕事は遺品を整理するだけじゃない素晴らしいお仕事ですね、ありがとう」と礼を言い、ソンミンの遺品を頂きたいと申し出た。
グルとサングは、ソンミンの遺品ボックスをカレを愛する人に渡せたことに安堵する。

ムーブ・トゥ・ヘブンの仕事

マシューを思い、「カレの人生は最後まで不幸だったな。見つけたと思った母親も違ったなんて」と呟くサングに、「そうは思いません。マシューさんが母親だと思っていた人は遺品を受け取り、カレの死を悲しみました」とグル。

次にグルは動物病院へ行き、マシューの愛犬アジに、名前札を渡した。
「アジを飼うことにした」と言ってアジにキスするソン・ユリムを見て、思わず照れてしまうサング。
しっかりグルはそれを見ていた。

家までの帰り道、放送局のビルの画面にキャスター:カン・ウンジョンが映っているのを見つけたグル。
ウンジョンは、孤独死した孤児マシュー・グリーンと韓国は抱える養子問題に焦点を当てた報道をした。

するとグルは、「ボクがマシュー・グリーンになっていたかも知れません。ボクはマシューと同じで両親を知りません。でもグルは父さんと出会ってハン・グルになりました。父さんは深く深く愛してくれました」と言う。
サングはグルが養子であることを知ってることに驚く。

 

サング

その夜、マダムから、”明日、23時”と書かれたメールを受け取ったサングは、マダムに電話し、「書類を返してもらうまで試合にはでない。万が一、オレに何かあってもこの家には絶対に近づくな」と釘を刺す。

グルが目覚めるとサングがエプロン姿で朝食を作っていた。もちろん、グルの定番メニューを。
「叔父さん、死ぬの?」とグル。
ナムから”死ぬ前には人は性格が変わる”と聞いたからだ。
「死ぬかよ、大丈夫だ」とサング。
サングは黄身の割れた目玉焼きを、もうひとつの皿のと交換してやると、朝食を食べるグルを見て、荷物を持って部屋を出る。

家の前でタバコを吸っていたサングは、やって来たナムに、「朝食作ったから冷めないうちに食べろ。ナム、グルを頼むな、今までどおり面倒を見てくれ」と言うと、出かけて行く。

グルとナム

その様子にナムは、「グル大変だよ、叔父さん、もう戻らないかも知れないよ」と言うがグルは、「知ってます。朝から料理と掃除をしていました。でも不治の病ではないです。前もしばらく帰って来なかったけど、戻って来た。でも昨夜、叔父さんは電話で話していました」と言うと、動画再生のように昨夜のサングとマダムの会話をナムに教える。

ナムは何か手がかりはないかとサングのテントを漁り、”パンチドランカー症候群”のプリントを見つける。
グルからパンチドランカーについて説明を聞いたナムは、「ヤバいよ、叔父さんが死んでしまうかも」と言い出す。
「本当ですか?ダメです、イヤです。叔父さんは死んだらダメです」
グルはプチパニックを起こす・・・。

覚悟

サングは試合前、「この先、何が起こるかわからない。数分後にはスチョルのようになっているかも知れないから、書類を渡してくれ」とマダムに要求する。
マダムは書類を渡すと、「勝ちなさい。私は本気であなたに全額賭けたのよ」と言う。

ナイトメアとしてリングに立ったサング。
対戦相手はロシアのチャンピオン”ヘル・レイザー”だった。

 

感想

毎回言ってるけど、ほんとこのドラマは良質やわ~。
ほんでサングを演じてるイ・ジェフンがほんとにいい。

きっと私の周りにサングがいたら、全然タイプじゃないのに気が付いたら惹かれてるかも。
魅力的なキャラクターを存分にイ・ジェフンが演じてます。
もちろん、タン・ジュサンの演技もええんよねぇ

衝撃の真実は続くー。
グルは自分が養子であることを知ってたんですね~。
しかもそれをサングに告白してる。
きっとこれはナムでさえも知らない真実なんじゃないかな。

最終話見る前に言うけど、これ、シーズン2あるよね?
ってか作って欲しい

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