ムーブ・トゥ・ヘブン 私は遺品整理人です #8 (相関図あり)

海外ドラマムーブ・トゥ・ヘブン 私は遺品整理人

このドラマ、ほんと絶品
今回も心にジーンと響くものが・・・
今回のエピソードでは、サングとグルの父ジョンウとのことがわかります。

#8 

毎年父親と行っていた”遠足”に今年も行くと言うグル。ナムに言われサングは尾行することに。
しかしグルの”遠足”にはサングと関わることがあり・・・。

 

相関図

まとめ

スチョルを亡くして

サングは心を込めて遺品を整理し、スチョルを送った。

スチョルの死を知り電話してきたマダムから、いつ復帰するかと聞かれ、「リングには戻らない。借金は返すがもう闘わない」と宣言するサング。
マダムは、「それじゃあなたも私も破滅する」と言うが、「ちょうどいい」とサング。

実はスチョルが亡くなった日以降、サングはグルの家に戻らず、連絡も絶っていた。
グルは毎日のようにサングに電話をしていたが、音信不通のまま。
そんなある日、サングからメッセージが届く。
しかしそれを見たグルは、「叔父さんが出て行きました。もう戻らないとメールが来ました」とプチパニックに。
ナムは、「これで良かったのかも」と言うが、「家族だから放っておけません。捜します」とグル。
(ナムは賭博場にサングがいたことはグルには黙っていることに)

グルは、「尋ね人ポスター」を作ると町中に貼りはじめるが、そこにバンで乗り付けた男たちに連れ去られてしまう。

マダムの策略

それはマダムの策略だった。
マダムから、「甥があんたを捜してる」とグルの写真付きメールを受け取ったサング。
「汚ねぇ・・だもオレには関係ない」と見過ごそうとする。

一方、賭博場のリングの中に軟禁されたプチパニックのグル。
やはりサングはグルを助けに来た。

「私から逃げられると思ってるの?」と聞かれ、「スチョルの葬儀で戦わないと誓ったんだ」とサング。
しかし、「あの子はあなたの新しい弱点ね。でも約束は約束、守ってもらうわ」とマダム。
サングは約束の試合には出るが、家の権利書とサインした承諾書を返せと言うが、マダムは試合当日に返すと言う。

マダムはサングで大儲けしようと企む。

叔父と甥

サングはグルの家に戻って来た。
グルが戻って来ないことを心配していたナムは、「後見人の役割を果たすべきよ。グルにとっての家族は叔父さんだけでしょ」と責め、グルが作った”尋ね人”のポスターを渡す。

ダリアがキレイに咲いているのを見たサングに、「留守中はグルが水をあげていました。戻って来てくれた良かったです」とグル。

嬉しそうな表情で気持ちを話すグルにサングは思わず、「ここはオレの家じゃない。オレはお前の家族じゃない。だからまたオレが消えても絶対に探すな。今度もし、危ない目に遭ったら、ナムか警察を呼べ」と言う。
「叔父さんは迎えに来ないんですか?」とグルに聞かれても、ハッキリと、「あぁ行かない」とサング。
サングは、グルを思うからこそ突き放すように距離を取るしかない自分を悔しくも思うのだった。

恒例の”遠足”

朝からナムの声がして目覚めたサング。
「毎年グルはお父さんとこの日に遠足に行ってるんだけど、今年もひとりで行くって聞かない」とナム。
グルは、”この日に父さんと遠足に行くのがルールなので、他の人とは行けない”の一点張りでひとりリュックを背負って出かけてしまう。
ナムは、「見つからないように尾行して!」サングに司令を出す。

最初の目的地

バスでグルが向かった先は遊園地だった。
しかしグルは乗り物には一切乗らず、眺めてマップにチェックを入れるだけ。
相変わらず独特の世界観のグル。

しかしトイレで不良高校生に絡まれてしまう。
サングはトイレの外から警告音を鳴らして高校生たちをトイレから出すと、「お前たちがロボットみたいだと言った子は天才だ」と言って不良少年を成敗した。

尾行をやめることにしたサングはグルの前に出る。
「尾行したんですか?」とグルは驚くが、「乗り物に乗るぞ!」と怖がるグルを誘い、ほぼ無理矢理乗せる。
最初は目を瞑り怖がっていたグルだったが、「1秒でいいから目をあけてみろ。最高だぞ」とサング。

目をあけたグルはその状況に魅了される。
その後グルは、いくつもの乗り物をサングと一緒に乗り、ジェットコースターまで乗った。
そしてグルは、「最後にあれに乗ります。ボクと父さんで乗ります」とメリーゴーラウンドに乗る。
メリーゴーランドの馬に跨がるグルを見ていたサングは、隣の馬に兄ジョンウがいるように感じるのだった。

次の目的地

遠足は終わりかと思いきや、「ここからはひとりで行きます。先に帰っててください」とグル。
仕方なくサングは尾行を再開する。

グルはチキン店に入ったかと思うとピザ屋そして中国料理屋と次々店をハシゴし、タクシーに乗る。
慌ててグルもタクシーで後を追うサング。

グルから聞いた真実

”スイン駅”でタクシーを降りたグル。
その駅は、サングにとっていろんな思い出のある駅だったー。

【兄と弟】
ジョンウとサングの母親が亡くなり、異父から家を追い出されたジョンウは、時々駅の隠れ家でサングと会っていた。
1994年、サング府の誕生日の日。ジョンウはお菓子にロウソクを立てて祝ってやり、「誕生日に何がしたい?」と聞く。
幼いサングは、「毎年、遊園地に行って全部の乗り物に乗る!それからチキンとピザ、ジャージャー麺も食べる。プレゼントも欲しい。ナイキのスニーカーだよ、デパートで売ってる本物が欲しいんだ」と。ジョンウは、「叶えてやるよ」と約束する。

翌年(1995年)、父親も亡くなった。
葬儀中、コッソリやって来たジョンウはサングと会う。
「ボク、施設に行くんだって」と言うサングにジョンウは、「行かなくていい。行かせない。荷物をまとめて、2日後、駅で待ってろ。誰にも見つからないように隠れて兄ちゃんを待つんだ。6月29日だぞ」と約束する。
2日後、サングは約束どおり駅で隠れて兄を待つが、ジョンウは来なかった。
「兄ちゃんはウソをつかない。絶対来る」そう信じてサングは3日待ったが、結局ジョンウは現れなかった。

石積みをして何かを願うグルを見て、「ここで何やってんだ?」とサング。
グルは、「なんでついて来たんですか?」と驚くが、「父さんと毎年ここに来ていました。父さんはいつもここで大切な人の健康と幸せを願っていました。今年からはグルが父さんの代わりに祈ります」と説明する。
しかしサングは石積みを蹴り倒すと、「何故来なかった?10才のオレはひとりでここで3日間も待ったんだ。世界一の兄貴だと思ってたのにオレは捨てられたんだ」と絞り出すように呟く。

「約束を守れなかった人がいると父さんは言っていました。叔父さんと約束した日はいつでしたか?父さんは背中に傷痕がありました。1995年6月29日、三豊デパート崩落事故発生。父さんは3日後に救助されたと言っていました。そして入院中の病院でお母さんと会いました」とグル。

【三豊百貨店崩壊事故】
1995年6月29日。ソウル三豊(サンプン)デパートが構造上の欠陥で崩落、100人以上の負傷者と502人の死亡者が出た。300人もの人が瓦礫の下敷きとなった韓国史上最悪の事故。

倉庫の棚

サングはグルと家に戻ったが、グルは倉庫へと直行する。
サングがその理由を尋ねると、「倉庫の棚に入れるものがあります。理由は分からないけど父さんはずっとそうしていました」とグル。

真夜中、やはりサングは倉庫の棚が気になり、カギを見つけ出し開ける。
棚の中には、「10才のサングを捜している」と言う捜し人のチラシ、そしていくつものナイキシューズの箱が積まれていた。
サングは知ってしまった。兄ジョンウが三豊デパート崩落事故に遭ったのは、プレゼントのナイキシューズを買うためだったと。
スニーカーは毎年サングの誕生日に買い足され、全部に、「お誕生日おめでとう。兄ちゃんより」と書かれたカードが入っていた。
サングは箱を抱きしめむせび泣く。
刑務所に面会に来た兄と会わなかったことを後悔しながら。

しかしサングはその棚から思わぬものも見つけてしまう。
【養子縁組証明書】を。
(グルは養子なのか?)

 

感想

 まさかのグルは養子
あまりに予想外の展開に、今回のサングの過去の衝撃が吹っ飛んでしまいそうです
と言うことは、サングとグルは血縁関係じゃない、家族じゃないってことになります。
ん~、こうなるとね。【家族とは何か】と言う定義の話しになりますが。

もうね、遊園地でグルを見つけるサングの顔は、弟を見つめるような兄貴の顔でした。
そこに血縁ってどれだけの価値があるのかってことですよね。

あ!調べたんですよね~。
ソウルで226番のバスで行ける遊園地。
たぶん、「エバーランド」だと思われます(推測なので違う可能性もあり)。

コメント

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