グレイズ・アナトミー 19 #16 トラウマとの決別(相関図あり)

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海外ドラマグレイズ・アナトミー

またまたアディソン・モンゴメリーが再登場のエピソード。
やっぱりアディソンがエピソードに絡むだけで見応えが増します

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#16 トラウマとの決別  Gumpowder and Lead あらすじ

中絶反対者から脅迫を受けているベイリーを心配し、アディソンがグレイ+スローンにやって来た。そんな中、ベイリーは恐怖に直面する。
メレディス、マギーが引っ越し、恋人のカイまでロンドンへと旅立ってしまい見捨てられた気持ちで落ち込むアメリアは、その悲しみと怒りをウィンストンやインターンに向けてしまう。

相関図

まとめ

ベイリーの現状

過激な中絶反対派による嫌がらせに苦しむベイリーは、ケータイ番号やメールアドレスを変更し、身を隠すために賃貸アパートに引っ越したにも関わらず、再び嫌がらせ電話がはじまってしまう。
その上、消防士の夫ベンが勤務中ケガを負い、ベイリーの心配は尽きない。

ミランダ・ベイリーに起こった恐怖

ERに脇腹の痛みを訴え患者がやって来た。
その患者は、「1つ腎臓を摘出してるから有名なベイリー先生に診て欲しい」と要望する。
しかし患者の検査データは問題なく、腎臓も2つあり、オペ痕もなかった。
クワンは不信感を持ちつつもベイリーを呼ぶが、その患者はベイリーを見るなり、「私はキミのファンだ。新しい住まいはどうだ?お子さんたちは落ち着いたか」となどと言い出す。
患者はベイリーを誹謗中傷している中絶反対者だったのだ!
クワンは恐怖で後ずさるベイリーを追いかける患者を力づくで取り押さえるが、男は、「ベイリー先生、覚悟しておけ」と叫び続けてたー。

アディソンの提案

中絶反対者が病院まで脅迫に来たことに動揺を隠せないベイリーにアディソンは、「気持ちを吐き出すべき」と寄り添い、ある方法を思いつく

テディはスタッフに、「ベイリーに起きていることは恐ろしくプライベートを侵害しているのに、なぜこれが法に触れないのか理解に苦しむ。今から配るリストはベイリーのケータイに頻繁に着信がある電話番号。力になりたいなら敬意を持ってその電話番号に電話して彼らと話して欲しい。そうすることで迷惑電話がなくなるかも知れない」と言う。それはアディソンの提案だった。スタッフは皆、協力する。

 

銃弾がもたらす苦しみ

ラッセル・ポーター

体重減少と貧血でかかりつけ医から紹介されラッセル・ポーターが入院してきた。
だがポーターはリチャードとミカの前で突然、「ここはどこだ?お前は誰だ?」と見当識障害を伴うパニック発作を起こしてしまう。

すぐさま脳のCT検査を行うが、原因はポーターの身体に残っている銃弾による鉛中毒だった。
オーウェンからすぐに弾を取り出す必要があると説明されたラッセルは、「11年前、買い物途中で3発撃たれた。弾を取り出す方が危険だと言われて放置してきたんだ。襲撃された記憶はもう思い出したくもない悪夢なのに、11年経ってもまだ苦しむことになるなんて」とショックを隠せない。「キミの苦しみはわかる。オレも銃撃事件で撃たれたからだ。苦しみは一生続くが、身体の痛みを取り除くことができれば他の痛みも少しは取り除けるかも知れない」と励まし、オペを承諾させる。

 

アメリア

アメリアの状態

メレディスとマギーがシアトルから去り、恋人のカイまでロンドンへと去ってしまった現実に打ちのめされているアメリアは酷い状態だった。
元義妹のアメリアを心配するアディソンにアメリアは、「私は皆に見捨てられた」と言う。

怒りの矛先

胸椎に埋まっている銃弾を取り出すためにアメリアがオペに呼ばれた。
しかしラッセルの症例検討の場でウィンストンに会った途端、アメリアはウィンストンに怒りが湧き上がり、嫌味な態度を取ってしまう。

攻撃的な態度を取られたウィンストンはアメリアに歩みよろうとするがアメリアは、「私を気にかけてくれるマギーがシカゴへ行ったのはあなたのせい。あなたのエゴがあったはずの真実の愛を壊した。だから私はあなたを許さない」と激しく罵倒されてしまう。

アメリアはオペ中、終始ヤスダに厳しくあたり、ちょっとしたミスも許さず、「今すぐオペ室から出なさい!もう私の助手は二度とさせない」と罵倒する。
そんなアメリアにオーウェンは、「そこまで必要か?」と咎めるが、「それならあなたも出ていく?」と高圧的な態度を取る。

アディソンの愛

アディソンはスタッフの前でヤスダを責め立ているアメリアに、「さっさと自己中の沼から這い出して断酒会に行きなさい。誰もあなたを見捨ててない。皆、それぞれ最善を尽くそうとしてるだけ。みんな限界寸前で余裕がないけど、あなたを愛してる。負のスパイラルを断ち切りなさい」とアメリアに愛を伝え、忠告する。

リチャードもまたアメリアを気遣い、一緒にアルコール依存症の会に行こうと誘う。

 

ウィンストン

理不尽な怒りをぶつけられたウィンストンだったが、見事なスキルでラッセルのオペをし、助手のシモーヌにオペ指導する。
オペ後ウィンストンは、空席の心臓外科チーフに名乗りをあげる。

 

患者マット

頑なな気持ち

セックスだけの関係を続けているクワンとジュールス。
ある日クワンから、飲みに行かないかと言われたジュールスは、「それってデートみたい」と言うと断る。

患者マット

公園でのLARP(ライブ・アクション・ロールプレイングゲーム)で首にオモチャの剣が刺さったマットがERにやって来た。
シュミットは様子観察する必要があると入院を勧めるがマットは、「早く戻らないとゲームが終わってしまう。アストリット王女に告白するつもりなんだ」と言い出すマット。

聞くとマットは6年間、LARPゲームで知り合った、会ったことも名前も顔も知らないアストリット王女に恋をしているらしく、ゲームで王女を助け出したあとに告白するつもりなんだと言う。
マットの気持ちがまったく理解できないジュールス。

だがマットはシュミットが危惧したとおり喉の腫れで呼吸困難となり、心肺停止してしまう。
ルーカスはすぐに挿管しようとするが、喉の腫れがひどすぎて挿管できない。
ルーカスは、「気管切開をする」と言い出す。ジュールスは、「上級医なしで私たちインターンができる処置じゃない」と反対するが、ルーカスは、「ダメだ、シュミットが来るまで待てない」と実行する。

シュミットは、「インターンがすべきことはボクを呼び、ボクは来るまで何もしないことだ。わかってるのか?たった2分待たなかっただけでキミたちのキャリアが終わる」と厳しく忠告するが、ジュールスは意外にも、「その2分を待つことができなかったんです」とルーカスを擁護する。
シュミットは患者の容態を気にかけるルーカスに、「気管切開はできてる。患者は助かった。だがその恐怖を忘れるな」と言い聞かせるのだったー。

マットの容態が落ち着いたあと、マットに面会者がやって来た。アストリット王女だった。
ジュールスはマットの部屋へと女性を案内する。

メディカルスクール時代の恋愛で、”恋愛は医師になる自分に不要”と実感したと言うジュールス

 

ジョー

リンクはジョーを励まそうとスカウトと覚えた手話を披露するが、「受け入れるには時間が必要だって話したでしょ?まだ確定診断も出てないのに手話だなんて・・」と怒るジョー。

シュミットもまたジョーとルナを心配していた。
「ルナのために何をするべきなのか、何を選択すればいいのかわからない」と言うジョーにシュミットは、「キミは最高のママだ。大丈夫、かならず良い選択をする」と励ます。

だが検査の結果、ルナに聴力低下を引き起こす命に関わるような病気はないとわかる。
ジョーはリンクの元に走ると、「ルナに大きな病気はなかった。聴力低下はあるけど技術は進歩してるし手話もある。あなたに酷い態度をとってごめんなさい」と謝る。そんなジョーを抱きしめるリンク。

ミカのこと

最近、集中力がなくミスも多いミカ。高額学費ローンを返し、生活することで精一杯だったのだ。
苦しむミカを見かねたヘルムはテディに、「医学を志し努力してるものが学費ローンに追われ、生活することも苦しいなんて間違ってる。外科部長ならインターンを支えてやってください」と直談判する。

感想

過剰な中絶反対者のデモや抗議は実際にあったことのようです。
一方的な意見で人を断罪する世界がどれだけ愚かなことか。多様な考えを理解できる人でありたいと思います。
アディソンにレギュラーキャストになってもらいたいほど彼女が出演するエピソードはドラマが締まる気がします。
また自己中のアメリアがはじまりウンザリな気分だったけど、アディソンの助言でそれも1エピソードで終わりそう。ほんとアメリアの描き方、止めて欲しい。逆にウィンストン頑張れ!の気分です。

いまだにシモーヌはトレイとの結婚でいいのかなと思うし、子犬のようなルーカスが可哀想になります。
シモーヌの良き親友でいたかったようだけど、シモーヌへの思いでもうそれも無理なルーカスが可哀想ですね。

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