ムチャクチャ面白いんですケド~
最終シーズンにして、ここまでの展開は最高です
仕事が立て込んでて中々思うように更新できないことが残念です
#8 品格 La teoría de la elegancia あらすじ
計画どおり下水管を使ってスペイン銀行内の金塊を流し出した強盗グループ。
そのことに気づいたタマヨ警視監は血相を変え、金塊の行方を捜査しはじめー。
教授たちのいる貯留槽に近づく警察ー。
過去、ベルリン(アンドレ)は1度だけ逮捕されたことがあった。
相関図
まとめ
捜査本部
スペイン銀行内の音をチェックしていた捜査官から、エンジン音、吸水音、大量の水が流れた音を確認したと報告を受けたタマヨ警視監。
専門家から、「石油ポンプを使い、下流に金を流したのでは?」と指摘され、タマヨの顔色は一気に蒼白に!
水路マップを取り寄せ、すべての水路、浄水場、ダムを捜査するためスアレスの部隊まで出動を命じる。
スペイン銀行で
金塊強奪成功
パレルモたちは見事、計画どおりに銀行内のすべての金塊を粒状に変え、銀行から90トンの運び出しに成功!
彼らは皆、歓喜し、「Bella Ciao(さらば恋人)」を大合唱し、ダンスする。
モニカとデンバー
一方、精神的不安なモニカは精神安定剤を飲む(デンバーがマニラとキスしたこともモニカの動揺の原因)。
そんな中、朦朧とする意識の中で、ダムウェーター(簡易エレベーター)から音がするのに気づいたモニカ。
マシンガンを構え、ダムウェーターの中を確認しようとしたモニカは、トーキョーの声(幻聴)やアルトゥーロの顔を(幻覚)見てしまいパニックを起こし、叫びながら乱射してしまうー。
それを止めたのはデンバー。
「どうしたんだ?何があったんだ?」と聴くデンバーに、「トーキョーとアルトゥーロがいた。私、おかしいの。あなたを撃ち殺すところだった。降伏する。ここを出る。外に出たい!」とパニック状態に。
デンバーはモニカを抱きしめ、「良い考えがある。だいじょぶだ」とモニカを金庫室に隔離することに。
デンバーから、「オレはキミにふさわしくない。父親にも言われたが認めたくなかった。相手構わず喧嘩するような男だけど、キミを失いたくない」と気持ちを伝えられモニカはデンバーの愛を感じ、笑顔を取り戻したー。
潜伏中の兵士アルティチェ
その頃、スペイン銀行内で潜伏ミッション中のアルティチェは腹部のケガの出血が酷く、治療するためにダムウェーター(簡易エレベーター)のワイヤーを登っていた。
アルティチェは展示室(トーキョーとの銃撃戦の場所)へたどり着くと、傷を自ら縫い、再びアンヘルと無線連絡をすると、「今から正面エントランスの爆薬解除に向かう」とダムウェーターを降り始めたー。
過去の話
ある日、アンドレは妻タティアナから離婚したいと言われる。
タティアナは、「関係が変わった。スペイン銀行の金塊を盗む計画も頓挫してる」と離婚理由を伝え、立ち去るが、(他に男ができたのでは?)と訝ったアンドレはタティアナを尾行、新しい恋人が息子のラファエロだと知ることに。
アンドレは、タティアナが席を立ったのを見計らい、ラファエロの前に現れると、驚き、顔が引きつるラファエロに、「品格とは何だ?お前は彼女に誘惑されただけだ」と言うが、「ボクたちは愛し合ってる。本物の愛だ」とラファエロ。アンドレはこの状況を受け入れるしかなかった。
そしてアンドレは、ふたりが去ったあとのレストランで、店を破壊し、逮捕されたー。
(※過去、多くの犯罪を犯しても逮捕されなかったアンドレの、たった1回の逮捕が器物損壊罪だった)
アンドレの出所の日。兄を迎えに行った教授は、「ワザと捕まったのはナゼだ」と行動の意図を訊く。
アンドレにとっては、ようやく受け入れた息子に裏切られたことが相当の痛手だったのだ。
そしてアンドレは、「残された命の最後の一滴までも生きる」と教授が計画していた”王立造幣局襲撃強盗”を手伝うことを約束する。
貯留槽で
銀行から流し出した金粒を鋳造、90トンの金の延べ棒が積まれて行く貯留槽。
迫る警察
その時マルセイユは、ビデオカメラに映るパトカーを確認、「警察だ!武器を持て!」と叫んだ。
仲間は銃を持つが、「止めるんだ!武器を置いてくれ!」と叫んだ教授。
ベンジャミンらは、「まだパトカーは4台だ、対処できる!」と言うが、「警察はどんどん増え、そのうち軍隊がやってくる。見つかった以上何もできない。終わりだ」と教授。
それでも諦め切れないマルセイユは、「どんな時も諦めなかった。オレは諦めない!」と奮い立つが、「お願いだ聴いてくれ。これは命令だ。負けたんだ。負け試合のために仲間を死なせられない。殺し合いはしない!」と言う。
警察が突入してきた時、教授、マルセイユ、ベンジャミンたちは両手を挙げ、降伏の姿勢を見せ、逮捕されるー。
ヴィクトリアは警察に連れて行かれてしまった・・・
逮捕されて
両手を後ろ手に縛られ、パトカーに乗せられた教授たち。
サイレンが鳴り、無線の音が聞こえるものの停まったままパトカーは動こうとしない。
「おかしい。20分は停まってる」と言う教授に、「連行されてるべきなのに」とシエラ。
その時、赤ん坊の泣き声が!
それがヴィクトリアだと気づいた教授、シエラ、マルセイユたちは必死にドアを蹴破り、外に出た・・・・
教授たちが見たのは、すべて消えた金塊だった(まんまと何者かに金塊を盗まれた!)
警察に化け、見事、金塊を盗み出したのは・・・ラファエロとタティアナたちのグループだった。
タマヨ警視監
水路マップで警察が捜査していたのは、スペイン銀行より下流だったが、教授たちの貯留槽は、スペイン銀行より18キロ上流の「ロス・ミゲレス貯留槽」だった。
タマヨ警視監は完全に裏をかかれたのだ。
感想
まさかのまさかのまさかの展開。
ラストシーンを見て、ゾクゾクしました。
ここに繋がってたなんてねー(笑)
そしてこれだけ周到に作り上げた計画をものの見事にラファエロとタティアナに持って行かれるなんてねー。
ある意味、ますます話しがややこしくなりつつあるけれど、考え方によっては金塊を警察がノーマークのラファエロたちに持ち出してもらったとも言えるワケです。
時にカジュアルな音楽などを多様して、鮮やかな強盗団の動きを演出する手法も個人的には好きです。
気になるのは銀行内で潜伏ミッション中のアルティチェ。
そして教授たちは、金塊を奪った集団が何者かわかってるのかな?と。
残り2話?
そんなで完結するのか?って感じですねー。
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