ゲーム・オブ・スローンズ 第4章戦乱の嵐後編 #7 月の扉

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※ 記事を訂正、加筆しています
  エピソードをまとめ、説明は青文字で付け加えています

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今回出てくる用語集

地域名前
物の名前
人物
■は死亡
説明
赤の王城
(レッドキープ)
マーリン・トラント王の楯
グレガー・”マウンテン”・グレガー
ドラゴンストーン城スタニス・バラシオン
セリース・バラシオンスタニスの妻
シリーン・バラシオンスタニスの娘
メリサンドル紅の女の異名を持つ
光の王(ロード・オブ・ライト)の
女司祭
ミーリーンヒズダール・ゾ・ロラク磔にされた親方の息子
名家の出身

 

#7 月の扉 Mockingbird あらすじ

ティリオンを裁く決闘裁判が行われることになり、サーセイは代理闘士(チャンピオン)として“マウンテン”を王都へ呼び寄せる。
一方ティリオンは、ジェイミー、ブロンに断られ窮地に立つが・・・。
王の道で、黒の城へ向かっているブライエニーとポドリックは、偶然泊まった旅籠で、アリアを知っている人物と出会う。
高巣(アイリー)城のサンサは、ベイリッシュとの親密なシーンを叔母ライサに見られてしまう。逆上したライサは、“月の扉”にサンサを呼び出し、詰め寄る。

 

まとめ & 感想

赤の王城(レッドキープ)

ジェイミーとティリオン

「せっかく父上に話しをつけたのに。命を捨てたも同然だ!」
ジェイミーは怒るが、ティリオンは愛していたシェイがウソをつくことに耐えられなかったのだった。

「あの取引は、父上の思うツボだ。ジェイミーはキャスタリー・ロックの城主、俺は黒の城で父上の視界から消える。俺は邪魔者なんだ。父上は無実と知っていながら息子を犠牲にする」とティリオン。
「俺も犠牲だ」と言うジェイミーに「兄上は違う。黄金の息子だ。王を殺し、右手を失い、姉と寝ても安泰だ」と言ってしまうティリオン。
「気をつけろ。俺は唯一の味方だ」とジェイミーは言う。
ティリオンは決闘裁判の代理闘士(チャンピオン)をジェイミーに頼もうとするが、ジェイミーは、「鍛錬したが左手で戦うのはムリだ。役に立てない」と言う。
ティリオンは再びブロンに頼むしかなくなる。

サーセイは、代理闘士(チャンピオン)にグレガー・”マウンテン”・クレゲインを指名した。

ブロンとティリオン

ようやくやってきたブロンは、真新しい衣装に身を包み、「ロリス・ストワークワースと結婚する」と言う。
サーセイがまとめた話しのようだった。
ティリオンは、城はないが黄金と感謝は惜しまない。この難局を越えればサンサの夫として北部を支配することになる。そうなれば望むだけの分け前を渡せる言うが、「不確かなことばかりだ。マウンテンとの戦いは、一歩間違えば死ぬ。なぜ危険を冒す?」とブロン。
「友だちだから」と答えたティリオンにブロンは、「お前は俺のために危険を冒したか?」と問う。
ティリオンは返す言葉がなく、諦めるしかなかった。

 

オベリン弟公とティリオン

真夜中、牢屋にオベリン・マーティルがやってきた。
オベリンは、サーセイがキミを殺したがっていると言うと、ティリオンは「俺自身が墓穴を掘った。彼女は俺の首が飛ぶのをずっと待ち望んでた」と言う。
オベリンは生まれたばかりのティリオンと会ったと話し始める。
幼い頃、父に連れられキャスタリー・ロックを訪ねた。その時、怪物が生まれたと聞き、怖いもの見たさで興味があった。しかし実際に見たのは怪物ではなかった。オベリンは「怪物じゃない。ただの赤ん坊だ」と文句を言うと、サーセイは「母親を殺した」と言っておまえのイチモツをつねり、「すぐ死ぬそうだし、私もそれを願う」と言ったと言う。
ティリオンは涙を流しながら「サーセイは遅かれ早かれ望みを叶える」と言うと、オベリンは「俺の望みは正義だ」と言う。
「俺を苦しめた全員が今、ここにいる。最初はグレガー・クレゲインだ。姉の子どもたちを殺し、姉を犯し命も奪った。俺がお前の代理闘士(チャンピン)になってやる」そう言い切った。

ハウンドとアリア

食糧を求めつつ高巣(アイリー)城へ向かうふたりは、焼け落ちた家を見つける。
そこには瀕死の重傷を負った男がいた。
ハウンドは助かる見込みのない男の心臓を貫き、あの世へと送った。
その時、ハウンドの背後から何者かが襲いかかり、ハウンドの首に噛みついた。
ハウンドは、その男の首をへし折り始末した。
目の前には剣を持つ男が立ちはだかり、サンダー・クレゲインに銀貨100枚の懸賞金がかけられていると言う。
「王に悪態をつけば当然か」ハウンドがそう言うと、男は「王は死んだ。婚礼で毒を盛られた」と言う。
ふたりはその事実に驚く。
アリアは、剣を持っている男が、ヨーレンに連行されていた男で、アリアに暴言を吐いた男だと気づいた。
アリアはロージと名乗った男の心臓をニードルでひと突きし、始末した。

ハウンドは男に噛まれた傷口を縫おうとするが、上手くいかず苛立つ。
アリアは傷口を焼かなければ化膿すると言うが、ハウンドは「火はダメだ」と叫び抵抗する。
苛立ったハウンドは、「アリアのせいで懸賞金をかけられた。ラニスターの天下で何処へ逃げる?お前なんか関わるんじゃなかった」と愚痴を言い、兄マウンテンにヤケドを負わされた経緯と恐怖を語った。

アリアが、「傷口を洗うよ。縫うのを手伝う」と言うと、ハウンドは静かに頷くのだった。

ブライエニーとポドリック

久しぶりに旅籠に入ったブライエニーとポドリック。
ブライエニーが「キドニー・パイが最高だ」と絶賛すると、「どうも。頑張ってます」と言いながら少年はイスに座り、パイの作り方を話し出す。
ホットパイだった。(※旅籠に残ることを決め、アリアとジェンドリーと別れた少年)
ホットパイは続けて、自分が蚤のたまり場の出身だと言い、ここに来たのはナゼか?と聞く。
ブライエニーは深く考えず、「人捜しだ」と答えるが、ホットパイは更に、どんな人だと聞く。
ホットパイは探し人が ”サンサ・スターク” と知ると、「見てませんね。反逆者でしょ。用はない」と言う。
ブライエニーは「キャトリン・スタークに仕えた。娘を家に帰さないと」と何か知ってそうなホットパイに言うのだった。

出発の朝、ポドリックは躊躇しながらも、ラニスターもサンサを捜している。金が絡んでいる。人に言うのは危険だとブライエニーに忠告。
その時、店からホットパイが出て来て、話したいことがあると言う。
ホットパイは、ブライエニーなら信用できそうだと言い、妹のアリアと会った。冥夜の守人と北へ向かっていた。男の子のフリをし”アリー”と名乗っていたが、ラニスターに捕まって、逃げて”兄弟団(ブラザーフッド)”に捕まった。兄弟団はアリアを母親に売ろうとしていた。顔にヤケドの痕のある男も一緒だったと言う。
ポドリックが「ハウンドだ」と言うと、ホットパイはそうだと言い、アリアに会ったら渡して欲しいと”ダイアウルフの形のパン”を渡した。

ポドリックは、サンサは叔母のライサ・アリンがいる高巣(アイリー)城では?と言う。
しかし道を知らないふたりは、とりあえず右の道を選び、進むことに。

 

ドラゴンストーン城

スタニスの進軍が決まった。
スタニスの妻セリースは、出発前に話がしたいとメリサンドルの部屋をノックした。

メリサンドルは部屋にある薬棚の前に立ち、ここにある薬の大半は、神の力を見たと錯覚させるための偽物だと言い、いくつかの薬を説明し、ある小瓶をつまみ、「これはワインに1滴入れれば男は欲情に駆られる」と言う。
過去、メリサンドルと夫がセックスしたことを知ってるセリースは、スタニスにもそれを使ったのか?と聞くが、メリサンドルは、使ってないが、男は一度得たものは欲しない、気にすることはない。肉体だけのこと。必要に応じたまでと言う。
セリースは、自分に言い聞かせるように、「神のためになされたことは、決して罪ではない。神がスタニスとあなたを引き合わせた」と呟く。

スタニスが進軍する時、娘シリーンを同行させる気だが、シリーンは異端者だから、メリサンドルの力で城へ留めるようにして欲しいと言うセリース。
しかしメリサンドルは、「お気持ちはわかりますが、ムリです。私と神には王妃さまが必要なのです」と言うのだった。

 

黒の城(カースル・ブラック)

クラスターの砦から帰還したジョンたち。
仲間が無事をよろこぶ中、面白くなアリザー・ソーンは、「獣は檻に入れろ!」とダイアウルフ(ゴースト)の放し飼いを注意する。

食堂に集められたナイツウォッチたちの前で、「マンス・レイダーの火を見た。もうすぐ壁まで来てしまう。それに備えて、トンネルを封鎖するべきだ」と言うジョン。しかしアリザーは、「腰抜け!」と罵倒し、黒の城はナイツウォッチが何千年も守って来たが、トンネル封鎖して壁の北の巡回を止めたことなどないと言う。
それでもジョンが、マンス軍は10万の兵力の上、巨人族がいる。どんな頑丈な門でも巨人族の侵入を防げないと食い下がると、「お前の配属は雑士だ」と矛先を変え、「野人に詳しいスノウ公は、ターリーと共に壁の上で次の満月まで見張りをしろ」と命じた。
ジョンは、最悪の事態にもジョンをいじめることに終始するアリザーに苛立ちを隠せないのだった。

ミーリーン

夜中、デナーリスの部屋に警備をかいくぐってやってきたダーリオは、自分が得意とするのは「戦と女」だと言い、欲しい女性はあなただけだと迫る。
デナーリスは、「よろしい。では強みを生かして」とダーリオと一夜を共にした。

翌朝、ジョラーはデナーリスの部屋から出てくるダーリオとすれ違う。
状況を理解したジョラーは、「ダーリオ・ナハリスは信用できません」と言うが、デナーリスは、ダーリオを信用しているのではなく、利用しているのだと言わんばかりに、「ユンカイにを奪いに行かせた。親方全員を殺せと命じた」と言う。
それを聞いたジョラーは、「親方たちを虐殺するのは、獣扱いと変わらない。解放した奴隷たちは残忍さしか知らない。他のものを教えたければ、示さねば!」と訴える。
それでもデナーリスは、「奴隷は現実。それを終わらせる。携わるものも許さない」と言い切る。
ジョラーは、過去にした密猟者を奴隷商人に売った自分に慈悲を与えてくれたネッド・スタークがいたからこそ、今、ここにいると慈悲の大切さを訴えた。

その言葉にデナーリスは、父親の埋葬の件で謁見に来た ”ヒズダール・ゾ・ロラク” をデナーリスの使者としてユンカイに送り、ミーリーンで起きた事をユンカイで話しさせ、奴隷たちに、”私の新たな世界で生きるか、昔の世界で死ぬかの選択” をしてもらおうと言う。
ジョラーはその言葉に、うれしそうに微笑み、ダーリオに伝えに行こうとした時、デナーリスは、「あなたの進言によって気持ちが変わったとダーリオに伝えて!」とジョラーを立てることを忘れなかった。

高巣(アイリー)城 

久しぶりに雪を見て心安らいだサンサは、雪でウィンターフェルを思い出しながら作る。
しかし、せっかく作った雪像をライサの息子ロビンにムチャクチャに壊され、思わず頬を叩いてしまったサンサ。

そこへベイリッシュがやってくる。
「叩くべきじゃなかった。ライサが知ったら・・」と後悔し怯えるサンサに、ベイリッシュは「そうですね。それは母親がすべきことだ。あの子の性格は直るといいが。彼女のことは私に任せて」と言う。
もうウィンターフェルには戻れないと呟くサンサに、「先のことはわからない。もっといい家が欲しければ、古い家は壊さないと」とベイリッシュ。
その言葉を聞いて、サンサは「ジョフリーを殺した。その理由を教えて」と言う。
ベイリッシュは、「母上(キャトリン)をどれだけ愛していたか。愛する人を苦しめたヤツだから。キミは母上の若い頃よりキレイだ」そう言ってサンサにキスをした。
しかし、その一部始終を見ていたライサ。

サンサはライサに呼び出される。
ライサは、”月の扉” を開き、ここから落ちた者がどんな有り様になるかを話し、「何をしたのか知っている」と言う。
ロビンを叩いたことと思ったサンサは謝るが、「ごまかすつもり?ピーターにキスをしたでしょ」と言い、誤解だと言うサンサに「見たのよ!嘘つきのあばずれ!彼は私のものよ!」とサンサを月の扉から落とそうとする。

「ライサ!離しなさい」
ライサの暴挙を止めようとするピーター。
ライサは、ピーターが自分を愛してくれない。あなたのためにウソをつき、人を殺したのにと訴える。
ピーターは、サンサをよそにやると誓い、サンサを離すよう頼んだ。

ライサはサンサを離して泣き崩れる
ピーターは、「私の可愛い妻よ」と言ってライサを抱きしめ、「私が愛した女は1人だ。生涯を通して、たった1人だけ」と。
その言葉に笑顔になったライサに
「キミの姉だ」
そう言うと、月の扉へとライサを突き落とした

 

ティリオンは、思わぬところで救いの手を得ました。
まさかのオベリン弟公がティリオンの代わりにマウンテンと戦うと言う~・・・
しかし相手はマウンテン。安心できませんよね?
だって負けたら、ティリオンは処刑でしょ??

ホットパイ、久々に登場でしたね~。
元気にしてて良かった。
時々、登場するんですよね、サブキャラが。

デナーリスはやはりダーリオと寝ちゃいましたね~。
まぁ想定内のことだけど、ジョラーはかなりショックだったようで・・・
でもデナーリスはちゃんとジョラーを立て、カレの気持ちをつなぎ止めましたね~。
さすがです。

ベイリッシュは本当に策士です。
1番恐ろしい人物かも。
高巣城は欲しかったけれど、ライサは不要。
ライサを殺したことで、城と谷間(ヴェイル)そしてその兵力はベイリッシュのものになりましたね。
恐ろしい

 

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