”DARK ダーク” シーズン2 #7 白い悪魔

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今回のエピソードは
●”白い悪魔”の正体が分かります。
●クラウディアは、”1987年6月26日にアパートで死亡する父エゴン”の運命を変えようとする
●ハンナは未来のヨナスから無断で装置を借り、1957年にいるウルリッヒに会いに行く。
●逮捕された人物がひとり

そして、次回8話がシーズン2の最終話になります

#7 白い悪魔 The White Devil あらすじ

謎の男の正体を知り、マルタは驚く。
1954年にタイムトラベルしたウルリッヒに会いに行くハンナ。
クラウディアは1987年に死んだエゴンを救おうとする

 

まとめ

2020年

2020年6月26日 終末まであと1日

クラウゼン捜査官の執念

クラウゼンは、マールブルクの町の住民登録書を取り寄せ、1986年時、アレクサンダー・ケーラーはひとりであることを確認すると、ウィラーを伴い発電所所長アレクサンダー・ティーデマンに会いに行き、「”なりすまし容疑”で逮捕する」と言って警察署に連行する。

取調室でクラウゼンは銃を見せた後、「私の弟も1986年に失踪したんだ。マッツと同じだ。名前はアレクサンダー・ケーラー、あんたと同姓同名だ。2か月前、手紙が届いた。”答えはウィンデンにある”とね。この町で何が起こっているか私にはわからないが、これだけは確かだ。”あんたは私の弟ではない”」と言う。

シャルロッテ

シャルロッテはピーターにノアから聞いたことを告白する。
・すべてシャルロッテに関係していること。
・ノアは終末が訪れると言ったこと。
・そしてシャルロッテの母親がまだ生きていること。

ハンナの行動

ハンナは未来のヨナスが眠っている隙にタイムマシンを盗むと、洞窟へ行き、タイムトラベルする。

タイムトラベルを受け入れた先・・・

子どもたちの決断

秘密を抱えて決まった子どもたち。
マグヌスは、「誰かに相談するべきだ」と言うが、バルトッシュは反対する。
そんな中、「ヨナスが戻って来てると思う」と言い出すマルタ
バルトッシュは、この状況に及んでもヨナスのことを話すマルタを信じられないと言うが、「あなたと違ってヨナスなら、行方不明の弟とパパを捜せるかも知れない」と言い、何ヶ月も前から、タイムマシンの存在を知ってて黙っていたバルトッシュが許せず、「あなたと一緒には行動しない」と怒りをぶつけて立ち去ってしまう。
結局、フランツェシカがマグヌスの意見に賛成したため、彼らはこの事実を大人に話すことに。

マルタは、昨日ベッドに置いてあった”聖クリストファーのコイン”のペンダントを見て、ヨナスが戻って来ていることを確信したようです
未来のヨナス、マルタとの再会

未来のヨナスが目覚めると、タイムマシン装置はなく、母ハンナの姿もなかった。
この状況に焦っていたヨナスの元に、「ハンナ、話しがあるの!ドアを開けて!」と来客が来た。
その声が”マルタ”だと気づいた未来のヨナスは躊躇しながらもドアを開ける。

ドアを開けたのが知らない男性だったことに驚くマルタ。
「ハンナは留守だ」と言う男性を見つめながらマルタは、「なんだかデジャブみたい」と呟く。
その言葉に覚悟を決めた未来のヨナスは、自分が”ヨナス”だと伝える。
「・・・ヨナス?」
最初は理解できなかったマルタだったが、目の前の男性がヨナスだと分かると、「何処に居たの?」と聞く。
未来のヨナスはそれには答えず、「約束したのにすまない」と言うが、マルタはヨナスの腕に触れ、頬に触れながら、「やっと分かった。分かれば簡単なことね」と言う。

カタリーナ

そこへやって来たのはカタリーナ。
カタリーナはハンマーでドアを壊し、家の中に入って来ると、マルタを見て驚くが、すぐさま未来のヨナスから引き離すと、「この男はあなたの弟(ミッケル)の息子なのよ!メッケルはミハエル、あなたはこの男の伯母よ!」と事実をぶちまける。
「マルタ、すまない・・・」と言うのが精一杯の未来のヨナス。

カタリーナは未来のヨナスに、「ミッケルを取りもどしたい方法は?」と聞くが、「タイムマシン装置はハンナが持って消えた」と未来のヨナス。
その時マルタが、「ママ!マグヌスが持ってる。それで過去にタイムトラベルした」と言い出す。
カタリーナは未来のヨナスに、「娘に近づかないで!」と言うと、マルタを連れて自宅へと急ぐ。

子どもたちの告白

同じ頃、マグヌス、フランツェシカ、エリザベートは、ピーターとシャルロッテにタイムマシン装置を見せ、「これでワープした」と告白するが、ピーターとシャルロッテは、タイムトラベルのことも、昨年から失踪中のヨナスが、大人に変わって戻って来たと聞いても驚かず、逆に、「関わらないで」とシャルロッテ。

フランツェシカはそんな両親の態度に、「タイムトラベルのこともヨナスのことも知ってたのに黙ってたなんて!隠し事をするからおかしくなるのよ。パパが浮気しててもママは黙ってた。パパもママも役立たずよ!」と怒りを表す。

ヨナスは、2019年に失踪、捜索中です
真実を知る

タイムマシン装置を持ち帰ったマグヌスは、それを見せながら、「ボクには操作できないけど、バルトッシュができる」と言う。

カタリーナは装置を持ってベッドルームへ。
マルタはマグヌスに、「ミッケルとパパは生きてって。ここにはいないけど、別の時代にいる」と打ち明ける。

1954年

1954年6月26日 終末まであと1日

未来のクラウディアの遺体、発見される

森で老女の遺体が発見され、検死の結果、
・75~80才、女性
・死因は胸部の銃創
・虹彩異色症(片目が青、片目が茶)あり
・遺体は全身放射能汚染されている
と分かる。

遺体を見たエゴンは、「ヘルゲが戻った日、私に会いに来た女性です。言動が奇妙で、謝罪されました」と言う。
上司のダニエル・カーンヴァルトは、「あの男の共犯かも知れん」と言い、ヘルゲに写真を見せて確認するよう指示する。

あの男とは、ウルリッヒのこと
ウルリッヒは7ヶ月経過した今でも、自分の名前さえ言わず、黙秘を続けていて、精神科病院で拘束中です。
ヘルゲの証言

エゴンから写真を見せられヘルゲは、「カレから話しは聞いた。”白い悪魔”だ。ボクたち皆を殺す気だ」と言う。
「この人は死んだ。誰も傷つけない。カレとは誰のことだ?」
エゴンはヘルゲに聞くが、ヘルゲは、「カレ」が誰であるかは言わず、「まだ始めてもいないんだ」と理解出来ないことを言うのだった。

エゴンとウルリッヒ

またも現れた面会者

エゴンが署に戻って来ると、面会者が来ていた。
それは、タイムトラベルしてきたハンナで、「夫を捜している」と言う。

例の事件の逮捕者が夫かも知れないと言うハンナにエゴンは、「半年以上、家族は名乗り出なかった。今は精神科病棟に収容してるが、カレは何も話さない」と言い、ハンナの名前と子どもについても聞くが、ハンナは、自らを”カタリーナ・ニールセン”と名乗り、子どもはいないと答える。
「変だな、カレは息子を捜してると言ってる」とエゴンは言うが、ハンナが、「会いたい」と言うので、面会をすることに。

1957年の再会

鉄格子越しの面会となったハンナとウルリッヒ。
ウルリッヒは両手を拘束された姿で連れて来られる。
はじめは虚ろな目で、状況を把握できないウルリッヒだったが、目の前の女性がハンナだと分かると、「ミッケルは?カタリーナは元気か?マグヌス、マルタは?」と矢継ぎ早に家族のことを尋ねる。
その言葉に、「カタリーナか私のどちらを選ぶ?」とハンナ。
「何を言ってる?何のマネだ?」と言うウルリッヒに、「一緒にいる時、あなたが愛してると言ったか思い出せない」とハンナ。
ウルリッヒは、「愛してた。今だって愛してる。出してくれたら妻とは別れる。何でもする」と言うが、

ハンナは踵を返すとエゴンに、「夫ではなかった」と言ってウルリッヒをバッサリと見捨る。
ウルリッヒは刑務官に羽交い締めにされながら、「ハンナ、行かないでくれ!愛してる。あの女は嘘つきだ。オレを見捨てるのか~」と喚きながら連行されて行くのだった。

ハンナの決断

「今日お帰りですか?」と聞くエゴンにハンナは、「帰っても何もないの。新たに出発したい」と言う。

ハンナは1957年の世界に残るつもり
エゴンを誘ってるようにも見えました

1987年

1987年6月26日 終末まであと1日

科学的大発見を知ったクラウディアは、眠ることさえ忘れてテープレコーダーに「神の素粒子」について録音をはじめていた。

父の死を阻止するために

今日は父エゴンがアパートで死ぬ日だった。
クラウディアはそれを阻止するため、すべての仕事の予定をキャンセルして父を訪ね、「同居する約束でしょ?今すぐ来て引っ越してきて」と強引な態度を見せるが、エゴンが今日からケモ(化学療法)を受けると知ると、「一緒に病院へ行くわ。パパさえ良ければ」と言い出す。
エゴンはクラウディアの態度に、違和感を感じつつも、「うれしいよ」とクラウディアの申し出を受ける。

エゴンの独白

エゴンはずっと思ってきたことを娘に告白する。
「私は良い警官ではなかった。愚かな間違いを犯した気がする。おかしな話しだが私はタイムトラベルは本当だと思う。それがマッツ、ヘルゲの失踪に関与し、約30年前の出来事にも関係してると思う」と。

30年前の出来事とは、ウルリッヒの件です。
エゴンは突拍子もないこの話しを否定しないクラウディアに驚く。

クラウディアは父の死を阻止したい一心で、「急いで!行くわよ」とエゴンをせかすが、エゴンは、「1953年も、昨日もウルリッヒが洞窟へ戻ろうとしたのは、洞窟の中に何かあるからだ」と言い出す。
「洞窟の中には何もない」
クラウディアは即座に否定するが、その態度にエゴンは、「本当の目的は何だ?お前はタイムトラベルのことを知ってた。原発と関係してるのか?お前も関与してるんだな。洞窟を調べなくては」と言い出す。
「洞窟には何もない!タイムトラベルもないの!」とクラウディア。
エゴンは受話器を取るが、クラウディアはそれを阻止し、「何も分かってない。洞窟にあるのは科学的大発見よ。それを妨害して何になるの?」と。

「お前は昔のままだ。自分のことしか考えない。心がないんだ」とエゴン。
クラウディアはエゴンから受話器を取り上げようとし、もみ合いに。
・・・・その拍子に後ろに倒れたエゴンは頭を強打、血が流れ始めるー。

クラウディアはすぐに救急車を呼ぼうとするが、・・・止めてしまう。
「犠牲も厭わず、すべては従来どおりに。成功すればあの子は生きる・・・パパ、ごめんなさい」と言って。
エゴンは呻き声をあげながら、「お前が白い悪魔なのか・・」と言う言葉を残し亡くなってしまう。

以前、クラウディアは未来のクラウディアから、2020年のレジーナを助けたいなら、「犠牲も厭わず、すべては従来どおりに」と言われました。
それはこのことだと気づいたようです。

終末まであと1日ー。

自宅に帰ったクラウディアは、結局、新聞記事どおりなった現実と、自分の犯した罪の重さに、泣き崩れる。
その時、ドアのカギが開く音がして、何者かが入って来た。
ヨナスだ。

「誰なの?どうして家のカギを持ってる?」と聞くクラウディアに、「あなたがボクに渡した」とヨナス。
その瞬間、クラウディアは、未来の自分が渡したことに気づく。
ヨナスは、「もう行かないと時間がないんだ。何をしたか知ってる。彼女から聞いた。こうなる必要はないとも言ってた、次回はね」とクラウディアを励ますと、「未来へ行く」と言うのだった。

感想

ヨナスがワープした先は、1987年のクラウディアのところでした。
クラウディアは、未来(2020年)にワープした時、父親エゴンの死と、自分の失踪の記事を見ましたよね~?
ヨナスがクラウディアを迎えに来たことで、記事のとおり、1987年に失踪することになるのかな?

ホントこのオンナ、ない!と思ったのはハンナ。
息子にメモひとつ残さず、タイムマシンを奪ってワープするなんて自分勝手にも程があるわ
しかも、ウルリッヒから本当愛されてるワケじゃないと気づいた瞬間、簡単にウルリッヒを裏切り、挙げ句、1954年の世界に残るっぽい
ハンナ、若かりし頃のエゴンに色目、使ってませんでした?
ハンナがエゴンと関係を持ち、それキッカケで騒動が起きたとしたら、過去が変わるし!
ハンナこそ、悪魔だわっ。
しかも1台のタイムマシン装置を持ったままでしょ?
未来のヨナスは、2020年に足止めだしね。

33周期の悲劇のエピソードと平行してるのか、はたまたどこかで交わるのか、アレクサンダーの過去の事件も明らかになって来てますねー。
闘病中のレジーナは、夫の逮捕で苦しんでるんだろうなと思うと、ツラいな。

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