ペーパー・ハウス5 #9 ピロートーク スペイン発、頭脳派強盗団ドラマ(相関図付)

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なるほど、予想を裏切ると言うか、予想を上回るんだよね。
残り2話

#9 ピロートーク Lo que se habla en la cama あらすじ

教授は強奪された金塊を追う。
一方、タマヨ警視監はアルティチェ軍曹と連絡を取り、銀行突入の準備を進める。

 

相関図

まとめ

教授の行動

金塊を盗まれて・・・

すべての金塊をトラックごと盗まれた教授は、戦うことを決めた。
仲間は皆、武器を取り、GPSを使って盗まれたトラックの後を追うー。
トラックは4キロ先の”サンタ・バルバラの採石場”に停まっていたー。
そこへ向かう途中、教授はリスボンとパレルモに連絡、「金塊をトラックに積み込んだ直後、突入され何者かにトラックごと奪われた」と報告。
パレルモは、「スパイがいる」と言い出す。

これは危機的状況だった。教授たちの計画では、金塊がなければ強盗団は銀行から出られないのだ。

採石場にトラックが2台あったものの、そこには誰もおらず、荷台は空っぽ。
見事に金塊だけを奪われていたー。

犯人の目星

周囲を観察、いろんな状況を頭で巡らしながら、「90トンの金塊を30分で積み直してる。この計画を知ってる者だ。だがありえない。私とパレルモ、そしてアンドレしか知らないハズだ」と教授。
しかしパレルモは、「アンドレだぞ?」と言い、「ベッドに秘密はない」とリスボン。
教授たちは金塊を強奪したのがタティアナだと確信する

教授は追い詰められるが・・・・・ひらめく。
「相手はベルリンの息子だ。トリックを使ってる。私たちの追跡や行動は想定済みだ。それに今は、マドリードから出られない。金塊はどこかの地面の下にあるはずだ!」と。
教授は採石場に残されたものから、タティアナがこの採石状からずっと自分たちを監視していたと知る。

シエラと教授の捜査でマドリードは封鎖中。つまりマドリードから出ることができないラファエロとタティアナは、地面の下に金塊を隠し、その上に家を建てていた。

モードを切り替えた教授は、強盗団全員に、金塊を強奪された事実を報告。「必ず金塊を奪い返し、全員を脱出させる!」と約束すると、マルセイユには、”親指トム作戦”の実行を頼む。
マルセイユはアジトだった貯留槽へと戻ると完全撤退(証拠をすべて消し去って)した。

 

スペイン銀行内で

金塊強奪を受けて

リスボンは皆に、「決して誰にもこのこと(金塊を強奪されたこと)を知られてはならない。失敗したら全滅する」と言い聞かせる。

突入

金塊強奪で動揺する強盗団に隙が生まれていたー。

その頃、スペイン銀行突入の準備を進めるタマヨは、警官、機動隊、軍兵士たちを配置につける。
スアレスの部隊は扉の爆破準備に入った。

実はアルティチェ軍曹はサガスタから重要なミッションを任され、遂行していたのだ。

【サガスタの作戦】
トーキョーの自爆により大打撃を負ったサガスタと兵士たち。
サガスタは軽症のアルティチェに、「この戦いを終わらせられるのはお前だけだ」とその存在を消して、3箇所(搬入口、1Fの大きな窓、正面エントランス)に突破口を開けるよう指示していたのだ。
「軍医にも協力してもらう。お前の開けた突破口から軍隊が突入し、10分で制圧する”トロイの木馬”作戦だ」と。

図書館にサガスタ、ラミロ、軍医2名、人質たちが集められていた

ミッションを完了し、通気口を通って図書館の天井裏で待機するアルティチェに気づいたサガスタ。
図書館を見張っているのは、歩けないヘルシンキだったが、そこへパレルモがやって来た。
サガスタは作戦実行のタイミングを計ると、合図を送る。

するとラミロが痙攣しはじめた。
軍医はすぐに、「患者を診させてくれ!」と両手拘束を解くようパレルモに求める。
パレルモが仕方なく拘束を切った時、天井から降りてきたアルティチェは背後からパレルモを襲い、パレルモに銃を向けて、「撃てばコイツを撃つ」と脅す。
ヘルシンキは銃を構えるが、撃つことができない。
その時、軍医2名も銃を持って参戦。
パレルモとヘルシンキは降伏するしかなかったー。
拘束を解かれたサガスタは、「図書館を制圧!突入せよ!」と指示。
同時に、3箇所から兵士、警官、機動隊が突入!
リスボン、リオたちは反撃することもできず、降伏するしかなかったー。

「強盗団は全員降伏。双方にケガなし。人質は全員無事」
サガスタからの報告に、歓声があがる捜査本部。タマヨは感極まる。

タマヨ警視監と教授

タマヨはアンヘルを伴い銀行に入ると、強盗団の無線を使い教授に連絡する。

タティアナらを追っていた教授はタマヨの発言【強盗団は全員降伏、逮捕した】に動揺を見せるが、すぐに、「逃げても必ず見つけ出し逮捕する」と宣言するタマヨに、「私を捜索する必要はない。自首する。仲間と一緒に手錠をかけてくれ。今から20分以内に銀行へ向かう」と言い出す。

シエラはたまらず、「英雄か殉職者のつもり?」と教授の物わかりの良すぎる決断を批判するが、「強盗団が銀行から出されたらすべてが終わりだ。だが今ならまだ間に合う。シエラ、キミが金塊を見つけ出すんだ」と教授。
突然の大役に、「出産したばかりよ、体力も気力もない」とシエラは言うが、教授は、「キミはインターポール(国際刑事警察機構)が何年も捜しても見つからなかった私を見つけた。妊娠9ヶ月のキミがだ。キミしかいない」と言うと、ベンジャミンたちを率いて金塊を捜すよう頼む。

シエラは教授の言葉に自分を奮い立たせる。
そんなシエラに教授は、「もうひとつ頼みがある」と何やら書いたメモをシエラに渡すと、耳打ちする。
そして、ひとりスペイン銀行へと向かう。
シエラはベンジャミンたちを率いて、埋められただろう金塊を捜しに出発する。

地下金庫

地下金庫の状態を確認に降りたタマヨ警視監、マリオ総裁たちは、その状況に言葉を失う。
空っぽの地下金庫はすなわち、スペイン国庫がすべて盗まれたと言うことだ。

タマヨは、「公表内容を決めるまで、爆発を立てて強盗団が立てこもっていると思わせろ」と命令を下す。

 

教授

クルマでスペイン銀行へひとり向かいながら教授は、トーキョーの言葉を思い出していた。

【トーキョーの言葉】
「教授は私たちの”英雄”よ。あなたと居れば失敗はない。銃を向けられても向かっていけるのは、あなたを信じてるから。倒れても死を前にしてもあなたを信じてる」

スペイン銀行前では賛同者たちが、「教授!教授!」のシュプレヒコールで迎入れた。その中を教授はひとりスペイン銀行の中へと降伏するため、入って行くー。

 

感想

なー!
アルティチェ軍曹が隠密にミッションをこなしてたから、ある程度のことは想像してたけど、まさか、教授が銀行へ降伏しに来るとは思わなかった。
その上、スペイン国庫の金塊がすべて消えているのを見て、それを公表できないタマヨが、事件解決と言えないとは思わなかった。
で、タティアナとラファエロの金塊の隠し方も意表をついてる!
果たしてシエラはどうやってそれを探し当てる???

泣いても笑っても残り1話(笑)
王立造幣局襲撃強盗が中々面白かったので、それを上回る強盗事件なんてある?とか思ってたけど、スペイン銀行金塊強奪、面白い!

一気に観たいところだけど、この記事をまとめてからじゃないとややこしくなるのよね

さて次が最終話です。
強盗団はスペイン銀行金塊強奪に成功するハズなんだけど、果たしてそうなるのか?

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