フィアー・ザ・ウォーキング・デッド5 #15 チャンネル5

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ちょっとだけ面白くなってきたかも?

 

#15 チャンネル5 Channel 5 あらすじ

モーガンたちはありのままをビデオに記録しながら、”安住の地”を目指して、西部劇のテーマパーク”ガルチ”へと向かうことを決断するが、グレースの容体が悪化したため、点滴を探すために遠回りをすることに。サラは近道を選び、ガルチへ向かうが、なんと橋が壊れかけており、タンク車はとても通れない状況だったー。

 

まとめ

「チャンネル5に連絡を~」

バージニアは、モーガンたちの手法を使い、バージニアたちに出会って助かった人々、彼女たちの活動に賛同する人々のインタビューを編集、「皆で互いに助け合うことが大切。助け合いは可能です。私たちを見つけたら、チャンネル5に連絡を!」と呼びかけるプロモーションビデオを製作、各休憩所に配置しはじめていた。
それを見たモーガン、アル、トムは、「ウソばっかり」と怒りをぶつける。

”ありのまま”を見せる

モーガンたちは、【ありのままを見せる】と言うコンセプトで、近況をビデオに収録し続けているー。
彼らは安住の地を探して移動を続けていたが、ガソリンは底を尽きかけ、グレースの体調は思わしくないままだった。

トムは、「バージニアは人を選別する。そのやり方では、人を信じられなくなる」とインタビューに答え、【現実を映像に収めること】に賛同、アルを手伝ってカメラを回し始める。

そんなある日、トムは妹のジャニスと再会を果たす。
なんとジャニスはウェス、アリシア、ストランドが助けた女性だった。
このことがキッカケで、益々トムはモーガンたちの生き方をリスペクトする。
今やウェスも仲間だった。

ジャニスのエピソードはコチラ

決断

ガソリンが残り少なくなっていた。
モーガンたちは、これからどうするかを話し合っている時、野営の中にゾンビが入って来た。
ゾンビを始末したドワイトは、ゾンビが「ハムバグ・ガルチ(西部劇のテーマパーク)」のバッチをつけていることに気づく。
「ガルチは敷地も広いし釣場も柵もある。最適な場所かも知れない」と言うジョン。しかしストランドは、「以前の話しで今はわからない」と言うが、モーガンは、ジョンの提案に乗ってみようと言い出す。
ガルチまで80キロの距離があり、ガソリンはギリギリだった。
その時、ジューンを呼ぶチャーリーの声が!

 

ガルチを目指して

倒れたグレース

グレースが倒れたのだ。
名前を呼んでもグレースは気を失ったままだった。
「ひどい脱水状態。点滴をしなきゃ危ない。なんの病気なのかもわからない」とジューン。
モーガンたちは点滴を探すために、北へ少し遠回りすることを決め、出発する。

皆の協力でアルが点滴を見つけ、グレースは回復、近道を使って再びガルチへ向かいはじめる。

そんなモーガンたちの行動を目の当たりにしたトムとジャニスは、「バージニアならひとりのためにこんなことはしない。病人は見捨てる。でもここでは力を合わせて未来を気づいてる。だからオレはその一員になりたいんだ」と言う。

渡れない橋

その時、タンク車が急に止まる。
サラは、「タンク車が通ったら橋が崩れ落ちてしまう」と言う。
実際、装甲車と数台は橋を渡りきったが、橋はボロボロで、大きな穴まで開いており、タンク車は渡れそうになかった。
モーガンたちは話し合い、開いている穴を板で塞ぎ、タンク車のガソリンをバケツリレーで移し替えることに。
その時、重さに耐えかねた橋の鉄筋が音を立てて折れはじめた。
モーガンらは仲間を橋の向こう側へと避難させはじめた時、ジープに乗って颯爽とバージニアたちがやって来た。

現れたバージニア

「どうしたの~?助けがいる?」とバージニア。
バージニアは、ずっとモーガンたちを監視を続けているから、何もかも知ってると言い、「死にそうな女のために、クスリを取りに行ったのは間違いだった。だからこんな目に遭ってるのよ。助けが必要なんでしょう?」と言い出す。
「目的はなんだ?」と聞くモーガンにバージニアは、「橋を架けたいの。このままだと全員死ぬことになる。私たちに助けを求めれば、橋を修理してあげるわ」と言う。
しかし当然、助けを求めれば、その見返りとして役立つ人材を提供してもらうと言う。

ドワイトが、「必要ない」と言うとバージニアは、「あなたの奥さんのことを調べたわ」と言い出す。
突然、妻シェリーのことを持ち出され、思わず銃を向けるドワイト。
モーガンがそれを止める。
バージニアは、「2~3ヶ月前に、仲間があなたの奥さんと食糧を分け合ったって。シェリーはあなたのことを心配してたそうよ」と言う。

モーガンは、「俺たちはあんたとは違う方法で生きて行きたい。それが望みだ」と言うが、「そんなの長く続かない。やり方が違っても、求めていることは同じ。私の考えに賛同して協力したいと言う人は大歓迎よ」と言いだす。
モーガンも、「バージニアについて行きたいなら遠慮は要らない」と言うが、誰も動こうとはしなかった。

するとバージニアは部下に、「やって!」指示を出す。部下は空に向かい銃を数発撃った。
「これが合図になる。ゾンビの群れを見た。ヤツらの餌食になればいい。助けが欲しかったら喚いて知らせて」と言うとジープで去って行く。

ゾンビの群れ

バージニアの言ったとおり、銃声に引き寄せられゾンビの群れが襲ってきた。

モーガンは、橋を修復してタンク車を通す時間を稼ごうと、クルマをバリケードにしてゾンビの侵入を防ぐ。
ジューン、サラ、テスらはタンク車のガソリンをバケツリレー。
ドワイトたちは仲間を誘導して橋を渡らせる。
しかしバリケードは破られてしまう。
橋の補強も間に合わず、鉄橋も次々折れはじめる
もうタンク車はじめ、多くのクルマを捨てるしかなかったー。

撮影を続けるトムにアルは、「命の方が大事よ、逃げて!」と言うが、「ダメだ映さなきゃ」とトム。
とうとう橋は折れ、タンク車が落下、仲間が必死にトムを呼ぶ中、トムは、「オレたちの価値がこの映像でわかるハズだ。これが証明になる」と言う言葉を残して、鉄筋の下敷きになり亡くなってしまう。

仲間を失って

「証明しなきゃ。仲間とトムのために」
アルはそう言って必死でトムが残したビデオを編集する。
モーガンも、「正しいと証明するんだ。まだこれで終わりじゃないぞ。オレは諦めない。みんなのところへ行こう」と言う。

モーガンは、目の前で起こった悲劇に意気消沈する仲間に、「トムは、仲間を思うオレたちの気持ちをバージニアに見せたかったんだ。俺たちはやり遂げるべきなんだ」とモーガン。ジャニスも、「兄は言ってるハズ、”やり遂げろ”って。そうするべきだと思う」と言う。
モーガンは仲間を鼓舞し、「行こう!」と、ガルチまでの25キロの距離を徒歩で目指すことに。

 

それぞれのこと

徒歩でガルチを目指しながら・・・

●ウェスはアリシアに、「ガルチに着いたら、オレもまた絵を描く」と言う。

●ジョンはジューンにプロポーズし、ジューンはOKする。

●ジョンはラビのジェイコブに結婚式の立ち合いを頼む

●ダニエルは、「この世界で我々に残された時間がどれほどあるか誰にもわからない。だから伝えたいことがあるなら伝えておくべきだ」とモーガンにアドバイスする。

●「伝えたいことがある」とモーガンはグレースに言うが、「言わないで。ツラくなるだけよ」とそれを遮られる。

 

敗北

しかし彼らが目指して来たガルチは、ゾンビの住処と化していた。

もうこの周辺には何もなく、クルマを放棄したため、食糧もない。戻る事も不可能な現実を前にストランドは、「ひとつだけ方法がある。病人も子どもたちもいる。真実を受け入れるしかない。明日のために生きる」と言い出す。
それはチャンネル5に連絡することを意味していた。
しかし誰も他の方法を思いつかない。

アルは受け入れるしかないと言うが、ドワイトは、「彼女を呼んだら、元には戻れない」と反対する。
それでももう方法がなかった。
ドワイトは仲間が止めるのも聞かず、ひとりで出発する。
モーガンは仲間のために決断、チャンネル5に、「バージニア、聞いてるなら助けて欲しい」と言う。

 

感想

シーズン5の最終話の前フリとしては面白いエピソードだったかも。
これで最終話がどっちに転ぶか・・・だな。

しかし本家ウォーキング・デッドを見ても、フィアー・ザ・ウォーキング・デッドを見ても思うんだよね、人間にとって【定住の地】ってすごく大きな意味を持つもんなんだなーって。

そして今回、モーガンたちは、安心して住める定住地を捜して、大移動した結果、そこはゾンビの住処になってたワケで・・・。
その落胆たるや、シャレにはならないよね

もちろん、今回のエピソードも突っ込みどころ満載でした
意識失って倒れたグレースが、点滴で復活して、30キロ弱、歩けるか?って思うし、ガルチの感じを見れば、モールで良くない?って思う(笑)
ってか、モールが1番良かった気がする。

とにかく、次のエピソードがシーズン5の最終話です。

 

 

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