ペーパー・ハウス4 #3 スペイン発、頭脳派強盗団ドラマ(相関図付)

海外ドラマ
海外ドラマペーパー・ハウス

まだまだスペイン銀行から脱出できる気配なし。
厳しい状況の教授たちに新たな援助者現る!

#3 体の仕組み指南 Lección de anatomía あらすじ

教授とマルセイユはラケルの生存を確認するために、警部のアントニャスに近づくが・・・。
一方のラケルは、司令室に使用した救急車の中から絶体絶命の証拠を見つけられてしまい、シエラから大きな交渉を持ちかけられる
デンバーはモニカとの関係をこじらせ、モニカがリオと関係を持ったのではないかと妄想に苦しむ。
拘束されているマルティンは、カオスを起こすためにボディガードのガンディアを嗾ける。

 

相関図

まとめ

教授

プールに身を投げたアントニャスは頭を打ったものの無事だった。
マルセイユと教授はアントニャスを助け出すと、カレが犯罪者にならぬよう家の中やクルマなどあらゆる場所に偽造C4爆弾をセットし、脅迫された状況を作ると、テーブルに100万ユーロを出し、「違法な逮捕で拷問し、憲法上の権限を乱用する女か我々かを選んでくれ」と選択を迫る。

アントニャスの話しから、ラケルは生きていると確信した教授は、「オレが生きていることを知っていると伝えくれ。この時計を見せれば信じる」と時計を渡した。

 

スペイン銀行内

デンバーとモニカ、トーキョーとリオの四角関係

デンバーはモニカの機嫌を直そうと、ひと晩かけて”金のハートのペンダント”を作り、プレゼントしようとするが、モニカとリオが急接近しているのを見て、ふたりの関係を疑いはじめる。

様子がおかしいデンバーに気づいたダゴタは、「リオとモニカのことは想像に過ぎない。お前がアルトゥーロを殴って彼女の見る目が変わった。プレゼントで解決はしない。暴力的な恋人からお前が変わるしかない」とアドバイスするが、デンバーには響かない。

リオにフラれたトーキョーもまた、ヤケを起こしかけており、デンバーを誘惑するような態度を見せる。

リオとモニカ

「眠れない。眠っても悪夢を見る」。
リオは拷問されたトラウマに苦しんでいた。
モニカはリオに寄り添い話しを聞く。
拷問の数々を話し出すリオ、それはあまりにも壮絶なものだった。
モニカがリオをハグする

その様子を見ていたデンバーとトーキョー。
ますますおかしな感情を持つふたり。

拘束されているマルティン

拘束されたままのマルティンは、同じく拘束されている総裁のボディガード:ガンディアに近づくと、「ヤツ(リオ)が連中の弱点だ。ヤツの監視中に逃げるんだ。カレには撃てない」と耳打ちする。
当然ガンディアは、「お前を信用すると思うか?」と言うが、マルティンは、「休戦中だ。装甲車は入ってこない。お前がカオスを起こすんだ」とけしかけ続けたー。

教授からの連絡

貯水池の奥に準備していた司令室へと移動した教授とマルセイユは、銀行内と連絡を取る。

リスボンが生きていた報告を受け、安堵する一方で、「彼女は計画のすべてを知ってる。今、教授はいる場所も。どうするの?」と問うトーキョーに、「解決策を考える」としか言えない教授。

教授はパレルモを拘束し、危険分子扱いするトーキョーを、「パレルモに私からの伝言だと伝えてくれ。”リスボンは生きてる。テントで拘束されている。救出方法を考えてくれ”と。良く聞くんだ、カレに計画への愛情を取りもどさせたい。カレを味方に戻さないとダメだ」と言って説得するが、トーキョーは納得できないまま、その指示をマルティンに伝えることに。

【過去:パレルモとの出会い】
兄アンドレ(ベルリン)から親友マルティン・パレルモを紹介された教授は、「カレは自己愛が強く自己中心的。制御不能、予測不能な危険分子だ」とマルティンを警戒するが、「カレは天才だ」とアンドレ。
「オレを信用していない。危険な存在になると思ってる」と聞くマルティンに、「そう思う」と教授。
しかしマルティンは、「1つ見落としてる。オレはキミの兄への思いと同じくらいこの計画を愛してる。仲間を裏切ることなど何ともない。だが計画は裏切らん。それがオレの忠誠だ。この計画は完璧だが未完成だ。キミが必要だ」と気持ちを伝えていた。

パレルモとトーキョー

納得できないままトーキョーはマルティンに教授からの伝言を伝えた。
当然マルティンは、「クーデターの次は命令か?くだらねぇ、もうすぐ終わらせてやる!」とトーキョーに悪態をつくが、「これは教授からの命令よ」とトーキョーに言われ表情が変わるマルティン

 

捜査本部

シエラの交渉

睡眠、食事もまともに与えられない違法尋問が続くラケル。

朝になりシエラは、「司令室の救急車がラボに到着した。1時間後にCSIのアルベルトが鑑識する。必ず証拠が残ってて、科学捜査班は必ずそれを見つけ出す。交渉に応じれば、私が家族に繋がる証拠を消してもいいわ」と持ちかけるが、「何も見つからない」と交渉に応じないラケル。

【実は、強盗1日目】
ラケルはミンダナオ島にいる母と娘パウラと電話連絡し、その後証拠を処理していた。
内通者アントニャス

アントニャスはラケルと接触しようとするが、彼女と接触できる捜査官はシエラのみとされており、教授の伝言を伝えられないでいた。

そんな中、鑑識の結果、電子レンジの中の燃えかすから、ケータイでミンダナオ島に発信したと証拠を掴んだCSIのアルベルト・ビクーニャ。

アントニャスは教授に電話し、そのことを報告。
教授は追い詰められながらも、「”時計”を見せてキミと共にいる」と伝えてくれと頼む。

ミンダナオ島

証拠を見せながら、「ミンダナオ島ね。24時間で捜し出す。あなたは幼児誘拐罪で親権を奪われ、パウラはパパと暮らす」とシエラ。
一瞬、顔色を変えたが、「私はもう終わってる」とラケル。
するとシエラはケータイを置き、「電話をかけさせてあげるわ。警察が到着する前に逃げるよう伝えるの。アルベルトと住ませたくない」と言い出す。

シエラはパウラを恋しくなるような言葉を並べ立て、「5年で娘に会えるよう書類を書き換えるわ。それで自由の身、逮捕歴も帳消し。セルギオは刑務所。もう追わない。すべてが終わる」と追い込む。
とうとうラケルはスマホに手を伸ばしてしまう・・・。
その時、水を持って来たアントニャスは、教授の時計をラケルに見せた。

その瞬間、ラケルは我に返り、スマホを置いた。

 

スペイン銀行

マルティンの画策

主導権を取り戻そうと画策するマルティンは、リオが監視に就いたのを確認すると、「何をすべきかわかるな。親指の関節を脱臼させて手錠を外せ。ヤツ(リオ)が監視の穴だ。逃走するんだ。ヤツは撃って来ない。お前がカオスを起こすんだ」とガンディアをけしかけた。

ガンディアの逃走

ガンディアは自らの親指の関節を脱臼させると、脱走を計る。
リオは銃口を向け、「伏せろ!」と指示するが、「落ち着け、オレはただの警備員だ。無防備なオレを撃つのか?」とガンディアはリオを挑発する。
リオは震え、「床に伏せろ!撃つぞ!」と言うが、ガンディアを撃つことができない。
ガンディアは、「じゃあな」と言う言葉を残しホールから走り去ってしまう。

リオは崩れ落ち、過呼吸に。
その時、落ち着いていたハズのナイロビにも異変が・・・

 

感想

マルティンは危険分子だけど、今の状況を考え、脱出できる方法はマルティンしかできないのなら、トーキョーもそこは賢くいくしかないよね?
マルティンは、【カオスを起こす】目的でガンディアを脱走させたと思うのだけど、カレはどうするんだろ?
この続きは、エピソード4で分かるのかな?

こんなことを言っちゃ失礼だと思うが、デンバーの基本的考えは、男と女とセックスでできあがってる。
モニカは知識の違いを実感しちゃったんだよね・・・。
でもデンバーが変われば、まだなんとかなりそうな気がします。
トーキョーに惑わされるな、デンバー。

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました