Netflix 怪物 #2 消える

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海外ドラマ怪物

韓国ドラマ「怪物」は、全16話配信済み。
以下のVODで視聴できます

 

 

#2 消える

白骨死体が河川敷の葦原から見つかり誰もが20年前の未解決殺人事件との関連を疑いはじめる。
ジンソクはソウルで遊び歩き帰宅しないカン・ジンムクの娘ミンジョンを連れ戻す。

 

相関図

まとめ

ムンジュ警察

現場検証

オ・ジフン、イ・ドンシク、ハン・ジュウォンがムンジュ川河川敷で白骨死体を発見、ムンジュ警察によって現場検証が行われた。捜査は強力係のオ・ジファが仕切ることに。

捜査協力

発見者であるドンシクとジュウォンは供述調書協力のためムンジュ警察署にいた。
そこでドンシクは20年前の連続殺人犯では?と自分を疑い調査しているジュウォンに、「ここでハッキリさせよう。遺体の身元を知ってるんでしょ?」と疑惑をぶつけるが、「妹のユヨンさんでは?」と逆に言われてしまう。

●ドンシクは河川敷で遺体を発見した時、反応したジュウォンを見ていた

供述調書を確認したオ・ジファは、「共同調書に問題がない。現場保存までが派出所の仕事、帰ってください」とふたりを帰らせる。

ソルロンタンの店で

所長は調書が終わったふたりを連れてソルロンタンの店へと食事に行くが、店の女年寄りは、「20年前に遺体が見つかったのと場所と同じなんでしょ?あの時失踪した娘が見つかったの?その娘の兄が殺したハズ、確かドンシクだ」と容疑者にされた本人がいるにも関わらず話しが止まらない。
所長は、「ドンシクがやったんじゃない」と話を制止、フォローするが、ジュウォンはそれをずっと観察していた。

【2000年10月15日】
ムンジュ川河川敷でパン・ジュソンの遺体が発見された。
そこにギターピックがあったことからイ・ドンシクが容疑者として連行された。

 

ムンジュ市市会議員ト・ヘウォン

ムンジュ市市議会議員ト・ヘウォンはパク・ジョンジェの母。
犯罪のない都市を目指し、市長の座を狙っているが、選挙を前に、河川敷で白骨死体が発見されたことに、苛立ちを隠せない。
ムンジュ警察庶部長である息子ジョンジェに探りを入れ、”遺体が白骨化している”と知り、「笑ってる場合じゃない」と様子が変わる。

科捜研の見解

科捜研の女性スタッフはオ・ジファに以下を報告

●白骨遺体はブランド靴を履いていた
●その靴は8ヶ月前に発売され完売したモデル
●靴は遺体が履いていたもので間違いない(足形と骨格が一致)
両足は黒い袋に入れられ、リボンがつけられていた
●ビニール袋の中も、ヒールの裏もキレイで土は発見されず

イ・ドンシクと言う男

ジュウォンとパトロール中のドンシクは、雨が降る中傘もささず橋の上で座り込んでいる青年を発見、声をかける。青年は知的障がいがあるシン・ソックだった。
ドンシクは躊躇することなく自分の靴を青年に履かせると、「警察は嫌いだ」と怯えるソックに笑顔で話しかけ、ソックのケータイから母親に電話をかけるようジュウォンに言う。
ジュウォンはソックを優しそうに見つめるドンシクに意表をつかれる。

マニャン精肉店で

いつものメンバーで食事をするドンシクに、「身元は判明してないけどユヨンじゃない」とジファ。
それを聞きジョンジェは、「ドンシクは分かってたのか?」と聞くが、「違うと思ってた」とドンシク。
20年前の殺人鬼がまた動きだしたのか、それとも模倣犯か・・・いろんな意見が出る中ジファは、「報道されなかった手口までパン・ジュソンの時と同じだった」と明らかにする。

ユ・ジェイも連続殺人鬼、または失踪者と何か関係がある様子

 

ジュウォン

父ギファン

「あそこに遺体があると知っていたのか?」とジュウォンを問いただす父。
実はふたりは白骨遺体が誰なのかが分かっていたのだ。

ジュウォンは上層部の許可なく女性を使っておとり捜査を決行、その後女性は行方不明に。今回河川敷から発見された白骨遺体はその女性だった。

ハン・ギファンは20年前、ムンジュ警察署の署長で、連続殺人事件を未解決のまま終結した

「ナゼ20年前に未解決のまま事件を終結したのか?」と聞くジュウォンに父親は、「おとなしくしてろ。何もしなければ問題は起こらない。身元が分かれば私もお前も終わりだ。いいな、命令だ」と言う

20年前の連続殺人

「イ・ユヨンの調書を見たい」と言うジュウォンに対応するジョンジェ。
だが資料室にある”イ・ユヨン”、”パン・ジュソン”の調書は、1枚目以外全部なかった。
ジョンジェは、「転居や火事で紛失したのかも」と説明するが、「ファイルごとないのはおかしい」とジュウォン。

調書から当時、イ・ユヨン、パン・ジュソンを担当した刑事が”ナム・サンベ”、現マニャン派出所所長と知ったジュウォン。そこへ所長から、「警察署で何をしてる?」と電話がかかる。

ナム・サンベ所長

所長はジュウォンを呼び戻すと、「コソコソ動くな」と忠告するが、「白骨遺体を発見したあの場所で、20年前、パン・ジュソンの遺体が発見された。被害者パン・ジュソンの担当刑事は所長で、容疑者はイ・ドンシク。20年前に逮捕した相手が今では部下だ」と事実をぶつけるジュウォン。
だが所長は、「私がドンシクを可愛がってると思ってるのか?何を考えて異動してきたのか知らんが、おとなしくしてろ。私はドンシクが嫌いなんだ。ドンシクは正気じゃない。通報を自分のケータイで通報を受けるし、ソックの母親が迎えに来るまで6時間も待ってたろ?警官としての使命感だと思うか?違う、恨みを晴らしてるんだ。ドンシクの父親は失踪したユヨンを待ち続けて凍死、それを発見した母親は正気を失った。容疑者だったこともみんな知ってるからここで暮らせず離れた時もあった。もうここまで話したんだから止めてくれ。警察は一歩間違えれば相手に一生の傷をつける。私はドンシクにそれをやってしまった」と言うのだった。

 

ドンシク

探る

ジュウォンがマニャン派出所へ異動して来た理由を探るため、広域捜査隊(ドンシクが所属していた隊)の仲間に調査を頼んでいたドンシクは、「外事課(ジュウォンが所属していた部署)は他の課に内密に、不法滞在者女性の連続殺人事件を調べている」と情報をもらう。

だがドンシクが広域捜査隊を使って外事課の動きを調べていると知ったハン・ギファンは、ジュウォンに連絡する。
ドンシクの家族とカン・ジンムク

現在ドンシクの母親は介護施設に入所しているが、夫を亡くして以降精神を病んでいる

ドンシクの両親は吃音があり身寄りのないジンムクを世話し、スーパーマーケットを契約、仕事を任せたと言う。その恩を感じているジンムクは、「恩を返したい」と介護施設にも足繁く通っている。

カン・ジンムクにはひとり娘ミンジョンがいる。
ジンムクの妻はミンジョンを出産後、家を出て行った。以後、男手ひとつでミンジョンを育ててきたジンムクは、今でも妻を忘れられないのだと言う。そしてそんなジンムク父娘を支えているのがドンシクだった。
今、ジンムクの悩みは大学生のミンジョンの外泊が多いことだ。ミンジョンは、「大学の課題を徹夜でやる」とウソをついては夜な夜なソウルで遊び歩いていたー。

カン・ミンジョン

ミンジョンに”帰宅しろ”と留守番電話を残したドンシクだったが、まだ帰宅していないと聞き、ソウルのクラブへミンジョンを迎えに行く。
泥酔状態のミンジョンを帰宅させるワケにいかずミンジョンを派出所で手錠をかけ(過去3回逃走している)預かるドンシク。

だがミンジョンは警官たちの目を盗み、派出所を抜け出してしまう。

カン・ミンジョンの悲劇

知らない間に派出所を抜け出したミンジョンの鍵が派出所に落ちていた。
それを見つけたドンシクはミンジョンに電話するが、「家にいる」とウソをつくミンジョン。
そこへ近づいてくる足音が。
ミンジョンは警戒するが、知っている相手だったのか、表情を緩める。

だがミンジョンは何者かに襲われ、拘束されてしまう

マニャン精肉店

娘が帰ってきたことに感謝し、マニャン精肉店でごちそうするカン・ジンムク。
そこへドンシクが遅れてやって来たが、どこか様子がおかしい。
ナム所長は所員を前に、「身元不明遺体が見つかったが、同じことが起こらないよう必ず犯人を捕まえるぞ!」と皆を鼓舞する。

ドンシクを疑うパク・ジュウォン

だがその後ドンシクが帰宅すると、ジョンジェが家で待っていた。
「イ・ユヨンの調書がない。パン・ジュソンの捜査資料まで全部消えた。おまえの仕業か?友だちだろ、話してくれ」と問い詰めるジョンジェに、「オレじゃない」とドンシク。それ以上ドンシクを疑うこともできずジョンジェは、「庶務課班長として確認しただけだ。資料がないことに気づいたのはハン・ジュウォンだ」と言う。

ジョンジェはマニャン精肉店で食事中、様子のおかしいドンシクに気づいていた様子。

だがドンシクはジョンジェの予想どおり地下室にハン・ジョンイム、妹ユヨンなどの捜査資料を隠し持っていたー

20年前の再現か

翌朝、ドンシクが家から出ると、ジュウォンのクルマが停まっていた。
「管軸内の地理を覚えようと思って」と言うジュウォンに、「それなら歩いて案内しよう」とドンシク。
ジュウォンの態度にドンシクは、「容疑者だと思ってるのか?」と圧力をかけるが、「外事課で何をしてたか知りたいんでしょ?」と切り返すジュウォン。
だがその直後、ドンシクは縁台に置かれた10本の指先を発見する!

ジュウォンはすぐさま通報しようとするが、動揺し震えるドンシクを見てフリーズしてしまう。
ジュウォンもその指先が”カン・ミンジョン”のものと気づいたー。

【だが実は・・】
昨夜、縁台に斬り落とした指を並べたのはイ・ドンシク自身だった

 

感想

見応えありますね。もうこれはネタバレなしでは話せないので、すいません、ネタバレします。

 

以下、ネタバレ

最初ミンジョンの表情から、ドンシクがミンジョンを拘束、拷問したのかな?と思ったんですが、翌朝、店先に置かれていたミンジョンの10本の指先を発見したドンシクは明らかに動揺、泣いてました。
だから、(そうかドンシクの仕業じゃないんだ)と思ったんですが、ラストシーンで店先に指先を置いていたのはドンシクだと判明。
オーマイガーです、これは。
2話にして少なくともミンジョンの指先を並べたのはドンシクだと決定。
じゃぁミンジョンを殺害したのはドンシクなのか?ナゼ指先を斬り落としたのか?20年前のパク・ジュソンを殺害したのもドンシクなのか?そして妹ユヨンを殺害したのはドンシクなのか?
色々と疑問ばかりが渦巻いてる私です。

ドラマタイトル「怪物」の怪物はまさしくイ・ドンシクだと言う展開になるのかも?と思うんですけど、ドンシクは時々ひどく足が痛くなるみたいで、その時、なんかクスリを飲んでますよね?
あのクスリのせいで記憶が飛ぶとかあるのかな?

とにかく先がきになる。
そして、なんかジュウォンも怪しいんだよなぁ@

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