ペーパー・ハウス3 #5 スペイン発、頭脳派強盗団ドラマ(相関図付)

海外ドラマ
海外ドラマペーパー・ハウス

スペイン銀行内に警察が突入するまで20秒を切ったー。
警察は銀行内に突入するのか、強盗グループはそれをどう対処するのか
見応えあります

#5 ブンブン チャオ Bum,bum,ciao あらすじ

危険警報が発令されすべての扉が完全にロックされ、要塞となったスペイン銀行だったが、ロック解除までに残り20秒弱・・・。
タマヨ中佐は特殊部隊、装甲部隊などを突入準備させるー。
マルティン率いる強盗グループは、それまでに地下金庫の2つ目の扉を開けなければならなかったが・・・。

相関図

まとめ

強盗団 vs タマヨ中佐

スペイン銀行、地下金庫で

地下金庫室の2つの扉は、ボゴタのセットしたC-4爆弾によって爆破された。
爆破された奥にあったのは、24個の赤いボックス
ボゴタは2つを抜き出すー。

一方、意識を失った総裁は、ナイロビの必死の手当で何とか持ちこたえた。

指揮警察突入開始!

すべての扉のロックが解除されるまで20秒を切った。
タマヨ中佐は特殊部隊、ヘリ2機、そして落下傘部隊に突入準備させるー。

”ガチャ”と大きな音と共に、すべての扉のロックが解除された
タマヨ中佐の指示で、すぐさま2階バルコニーに何発もの発煙弾が撃ち込まれた。
(2階バルコニーから侵入する計画の警察)
トーキョーたちは悲鳴をあげる人質らを落ち着かせると、次々とバルコニーに人質を出した。

バルコニーに並んだ、【赤い繋ぎ、ダリマスクにモデルガンを携帯した人々】に虚を突かれたタマヨ中佐は、バルコニーからの侵入はムリと判断。
装甲部隊を正面エントランスへ進め、正面からの突入に計画を変更する。

その頃、強盗グループは・・・

赤いボックスはデンバーによって1階に運ばれた
「これを持って外に出て、ボックスを掲げろ!」とデンバーはガンディア(総裁のボディガード)に命令するが、「従うと思うのか?特殊部隊がいるんだぞ。誰も従わない」と絶対拒否の姿勢を見せる。

(ガンディアは使えない。もう時間がない。警察に突入されてしまえば、終わりだ)
そう判断したデンバーは、マスクなし、防弾ベストなしの完全丸腰状態で白布を振りながら、「降伏する!降伏する!負けを認める」と叫び、正面エントランスから銀行外へと走り出たー。

すかさずデンバーに照準を合わせた特殊部隊は、タマヨ中佐からの攻撃命令を待つが、タマヨ中佐から命令がない。
赤いボックスを見たタマヨ中佐は、「なんてヤツらだ・・・」と唸るように呟くと、「攻撃中止!白旗を尊重する!」と命令する(しかなかった)。
なぜなら、赤いボックスを公にするワケにいかなかったからだ

【赤いボックスとは】
スペイン銀行にある24個の赤いボックスの中身は、国家を揺るがす公になってはいけない、内務省、外務省の等の機密情報や準備金の使途記録が入っている。

警察部隊が引き上げるのを見て、民衆からは拍手が起こる。

司令室の教授とラケルも抱き合って喜び合い、教授は、「勝利だ」と口にする。
デンバーは、2つの赤いボックスを放り投げると、銀行内へと戻ったー。

警察突入を回避したあと

デンバーの勇気で警察の突入を回避した強盗グループは、計画を進めていた。

ナイロビの次の仕事

意識を失っていた総裁が目覚めた。
総裁が4時間意識を失っている間に、ナイロビたちは最新の炉で地下金庫から持ち出した”金の延べ棒”を解かし、粒状に変える作業を続けていた。

モニカの仕事

モニカは24個の赤いボックスの書類をすべて写真に収めると、データ化し、パキスタンに送信。
パキスタンの情報部門ではメールアカウントの乗っ取りが始まったー。

 

捜査本部

民衆とマスコミを味方につけた強盗グループ

強盗グループは、完全に民衆を味方につけた。
100万人の民衆がスペイン銀行付近に集まり政府に圧力をかけ、マスコミでは、警察と軍を撤退させた赤いボックスが何であるか話題の中心になっていた。

そんな中、捜査本部に政府高官が続々とやって来た。
EUから”赤いボックス”が何であるかの説明を求められ、対応に苦慮する高官たち。
実際、すべての情報が漏えいした場合、政権が糾弾されることは間違いなかった。
高官のひとりは、「犯人と交渉しても脅威はつきまとう。案はひとつしかない、分かるな?」と言う。

捜査本部の探知で、教授はスペイン南部のビーチから通信している可能性が出た。
しかしその情報が納得できないタマヨ中佐は、アンヘルとマルティネスに、内密にその信号を追えと命令する。

交渉人アリシア・シエラがやって来た!

ニュース映像に拷問され衰弱したリオ映し出された。
アリシア・シエラがリオを同行してマドリードへ戻って来たのだ。

【教授からの嬉しい報告】
報道を受け教授はスペイン銀行内に連絡。
トーキョーにリオがスペインに戻ったと伝える。
喜ぶトーキョーに教授は、「まだ関門が突破できる。終わらせよう」と言う。
シエラの交渉

捜査本部にやってきたアリシアは、教授からの電話にすぐさま反応し、巧みな交渉術で会話をコントロールすると、ラケルを電話口に引っ張り出し、国際手配されてること、そして各機関がラケルの母と娘を捜している。見つけ次第刑務所送りにすると宣言し、ほぼ居場所は目星がついていると匂わせると、「カレ(教授)を引き渡せば家族は無事よ」と交渉条件を提示した。

動揺が隠せないラケル。
「キミは狙い撃ちされてる」と教授は言うがラケルは冷静ではいられなくなってしまうー。

 

スペイン銀行内で

マルティンの包帯が外された。
右眼の視力はなんとか見える程度に回復したが、左眼の視力はほとんどなかった。

総裁ボディガード:ガンディアの反抗

強盗グループメンバーに侮辱的な言葉を浴びせるガンディア
それを聞いたマルティンは、「我々に敬意がない」と言うが、「お前たちに敬意などない。南米出身で片目の同性愛者にな」とマルティンを侮辱する。

マルティンはその言葉に逆上、杖を振り回してガンディアを痛めつける。
デンバーらがマルティンを抑え、引き離したが、ガンディアは、「地獄に落ちろ。ろくでなし野郎!」と叫び続けた。

三角関係

「暴力を振るったらタリバンと同等と思われる」とナイロビはマルティンの行動を批判するが、「リーダーはオレだ、指揮権があるのはオレだ」と自分の行為を正当化するマルティン。
そしてヘルシンキに向かい、「コイツを縛って拘束しろ」と指示する。

【マルティンとヘルシンキ】
マルティンは、同性愛主義の女性蔑視思想だ。
イタリアのアジトで、マルティンはヘルシンキと関係を持つが、「オレたちはプロだ。割り切って付き合うべきだし、血盟であり兄弟だ」とブンブンチャオの関係を貫く。
ナイロビはマルティンを思うヘルシンキの気持ちに理解を示し、「無礼な男は忘れなさい」と言うが、ヘルシンキはマルティンの姿勢を受け入れた。

しかしヘルシンキはマルティンの指示に躊躇を見せる。
するとマルティンは、「お前はヘルシンキを愛しているだろうが、ヘルシンキが愛しているのはオレだ。お前の気思いは絶対に成就しない」と言い出す。
自分を侮辱するマルティンを許せなくなったナイロビは、「1番惨めなのはあなたよ(マルティン)。勇気がないと人を愛せない。私には勇気がある」と言うとヘルシンキに愛していると告白、「これが勇気よ。気持ちを伝えた。だけどあんたはソレができない。10年ベルリンに恋しても1度も伝えてない。今だって何もできない。カレの死に魂が抜けたのよ」と言うと凛とした態度で仕事に戻って行くー。

ナイロビの言葉にマルティンはただ呆然とする。

感想

シーズン3は、中々ハラハラさせられますね~。
全8話構成なので、残り3話。

個人的にはラケルが母親と娘を楯にされ脅されることは十分想像できたのでは?と思うワケです。
だけど、それをシエラにされて動揺しまくるラケル。
なんだかコレが大きなネックになりそうな気が。

今回は【愛】についても良く描かれてますね~。

【Bum,bum,ciao(ブンブンチャオ)】って響きが可愛いから、卑猥な言葉だと思わなかったけど、意味は、「ヤッてサヨナラ」だそうです。

優しいヘルシンキが、造幣局強盗後、ずっとナイロビと一緒にいたことで、ナイロビに恋心が生まれてもおかしくない。
と言うか、恋と言うよりもう身内感覚の愛なんだろうと思う。
でも、こんな緊迫した状況下で、恋愛の揉め事を話すかぁ?
時々展開がわかりません(笑)

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました