POSE / ポーズ season1 #4 完璧なボディ(相関図付)

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今回のエピソードは、「女性らしい曲線フォルムのボディ」とエレクトラの決断、そしてエイズ抗体検査について。

#4 完璧なボディ Fever あらすじ

自分の体型にコンプレックスを抱えるキャンディは、ボディを競うコンテストで酷評されたことがキッカケとなり、違法施術を受けてまで欲しい身体を手に入れようとするが・・・。
デイモンはショーケースに出演が決まるが、その直後から高熱を出し、寝込んでしまう。
エイズ感染では?と心配するブランカ。
一方エレクトラは、性転換手術を受けたいとパトロンに相談するが、反対されてしまい・・・。

 

相関図

まとめ

エレクトラ

恋人の反対

久々にパトロンのディック・フォードと逢瀬を楽しむエレクトラ。
ディックとは10年の付き合いで、大切にしてくれる恋人でもある。

しかしディックは、「性適合手術を受けたい」と勇気を出して告白したエレクトラに、「そのままがいい。切ったら別人になってしまう。私にとっては必要なものだ。そのままでいて欲しい。出会った時、キミは見世物小屋で踊っていた。掃きだめから救い出し、キミに本物の人生を与えた。その恩を仇で返すのか?」と反対する。
それでもエレクトラは、「今の生活に感謝してる。だけど私は40才。現実は見えてる。いつかあなたは若い子に乗り換える。そのためにも手術がいるの。私と私の将来のために必要なことなの」と訴えるが、「キミが手術を受けるならオレは消える」とディック。

キャンディ

悩み

ボールでは、官能を表現する”クィーン・ボディ”コンテストがはじまっていた。
大きなバストやヒップで競い合う中、出場しようとしているキャンディに、「そのボディで出場したらアバンダンスが恥をかく」とエレクトラは止めるが、強行出場したキャンディ。

エレクトラの予想どおりキャンディは酷評され、歴代最下位の点数で大負けしただけでなく、司会テルから、「エレクトラの最優秀マザー賞も危ない」と言われてしまう。

エンジェルは落ち込むキャンディに、「私もあなたと同じ悩みを抱えてる」と共感し、一緒に施術師を訪ね、女性らしい曲線美を手に入れてみないかと誘う。

違法施術師

ふたりは、身体の希望箇所にシリコンを注入すると言う施術師の元を訪ねる。
キャンディは、違法医療施術とわかりながらも、1回1000ドル(日本円≒20万)もする施術を迷うことなく受けた。

 

エレクトラとキャンディの衝突

キャンディの暴走

ボールでは、「ダイナマイトボディ」カテゴリーでコンテストが始まる。

エレクトラは、性転換手術を諦めようと思っていた。

そこへ胸とお尻にパットを入れたキャンディがやって来て、「ダイナマイトボディ」コンテストに出場すると言う。
「そんな姿で出るなんてハウスを汚す行為よ」と厳しく責めるエレクトラに、「これが私の理想なの」とキャンディ。
「それは歪んだ理想像よ。自分に合うスタイルでより美しくみせるの。何より本物じゃなきゃ意味がない!出場するなら私のハウスから出て行って!」エレクトラは辛辣な言葉を浴びせるが、キャンディは一歩も引かず出場してしまう。
しかしコンテスト中、司会のテルから”パット”を出すよう注意され、挙げ句に、「自分の勝てるカテゴリーを見極めなさい」と言われてしまう。
キャンディは公然の前で悪態をつき、「言った通り悲惨な結果ね」と言うエレクトラに、「ハウスを出て行く!」と宣言してしまう。

本当の気持ち

一方のエレクトラは、次のカテゴリー「本物のフェム・クイーン」に出場。
完璧はボディで観衆を魅了し、皆から称賛を受けるが、性転換手術をバンコクで受け、生まれ変わった姿で現れた、”ハウス・オブ・エクストラヴァガンザ”のアフロディナに、1点差で負けてしまう。

エレクトラは悔しくなかった。それよりも、性転換手術をしたアフロディナを見て、自分がどれだけ性転換手術を受けたいかを思い知る。

消えないコンプレックス

キャンディは理想の身体を手に入れるため、前回の店の半額で施術できる店を探し出し、胸とお尻に追加施術を受ける。

後日、ボールでは、官能を表現する「フェム・クイーン」のコンテストが始まっていた。
違法施術により、豊満なバストとヒップを手に入れたキャンディは、コンテストに出場、見事に優秀するが、その直後、倒れてしまう。

キャンディを助けたにはキャンディを追いだしたハズのエレクトラだった。
エレクトラの処置(抗生物質)が効き、体調が良くなったキャンディ。
「バカな真似をして。相談してくれれば店を紹介した」と言うエレクトラにキャンディは、「あなたに何を相談するの?あなたは自分のことしか興味のない女王様で最悪のマザーじゃない。あなたが欲しいの家来でしょ?その容姿でお金のあるあなたにはわからない。私は鏡に映る自分が大嫌いなのよ・・・」とキャンディ。
エレクトラは、「今の私があるのは自分が何者か理解し押し通すからよ。だけど、私は納得してない。あるべき姿になるために手術をするわ」と言う。

 

エンジェル

スタンとの楽しい日々は続いていた。
スタンはエンジェルを、「パーフェクトだ」と言うが、彼女もキャンディと同じく、女性らしい身体でないことがコンプレックスだった。

そんなある日、情事の途中で反応できなくなったスタンにエンジェルは突然キレだし、「奥さんとヤッてきたんでしょ?本当のことを言って!」と責め始める。
「お酒のせいだ・・」とスタンが説明しても、エンジェルは聞く耳を持たず、「あなたは何なの?ゲイ?」とスタンの性嗜好に対しても疑問をぶつけはじめたー。
「ゲイじゃない。浮気もキミがはじめてだ。興味があったんだ。なぜかわからないけどキミが好きだ。性転換したいならすればいい。お金が必要なのか?」とスタン。
その言葉に敏感に反応しエンジェルは、「手術して欲しいのね!出てって!クズ男!」と怒鳴り、スタンを追い出してしまう。

【スタンの性嗜好】
スタンはゲイではない。
ただ大学生の頃、エロ本屋で”Shemales(男性女装)”と言う雑誌を見た時、興奮を覚えて以来、興味があったのだと言う
Shemale=豊胸手術などして女性に見えるが、ペニスはついたままの男性のこと

 

デイモンとHIV

体調不良

心を入れ替え、ダンスレッスンに励むデイモンは、どんどん上達していた。
デイモンも手応えを感じており、近々開催予定の【ショーケース】に出たい言い出す。
エレナは、「まだ早い」と説得するが、デイモンの強い気持ちに許可を出す。

厳しいレッスンが続く中、デイモンは練習中に体調不良になってしまう。
39度の高熱に、吐き気、首のリンパ腺も腫れていた。
倦怠感が酷く筋肉の痛みもあると言うデイモンをブランカは、(エイズでは?)と心配する。

高熱は翌日も続いていた。
デイモンはエンジェルから、ブランカがエイズ感染を心配していると聞かされ、リッキーと関係を持った時、コンドームを使用しなかったことを思い出し、不安を感じる。

数日経っても熱が下がらなかった。
ショーケースまで日数もなく、デイモンは焦る。
そしてリッキーがこれまで50人ほど経験していると知り、デイモンの不安は増すばかりだった。

HIV検査

デイモンとリッキーの会話をドア越しに聞いたブランカはテルを呼び出し、「子どもたちはHIVの怖さを分かってない。マザーの私が教えなきゃならない。検査して自分と相手の命を守らなきゃ」と言うが、テルは、「HIV感染の治療は保険適応がない。それに世間は同性愛者に対する神の裁きのように思ってる。私も毎月検査していたが、最近はやめた。検査したところで死因はエイズだ」と言い出す。
ブランカは、「私たちは恐怖から逃げられない。みんなで検査して乗り越えるしかない」と言い、テルに協力を頼む。

ようやく回復したデイモン(6日間体調不良だった)、リル・パピ、リッキーをダイナーに呼び出したテルは、「HIV検査に行く。身体の状態を知れば感染を広げなくても済む」と説明し、皆で検査を受ける。

現実

後日、皆で検査結果を聞きに行く。
デイモン、リッキー、リル・パピの陰性がわかり安堵する3人とは対照的に、テルはHIV陽性と判明してしまう。
「これが最も恐れていた瞬間だ。どうしよう。変えられないことなのに、どうしょう」と動揺するテル

しかし、デイモンたちの前に戻って来たテルは、いつもの様子で、「陰性だった」とウソを伝えた。

告白

デイモンの晴れのステージを楽しみにしているブランカにテルは、ドレスをデザインした。
喜ぶブランカ。
テルはそこでブランカには陽性だったと告白する。
「どこかの病院で捨てられるように死ぬだけだ」と言うテルにブランカは、「治療法や薬が開発されるまで、できるだけ長く生き延びるのよ。死ねない」と互いを励まし合う。

成功

デイモンのショーケースは素晴らしいステージだった。
ブランカは感動し、エレナに感謝を伝える

 

それぞれの決断

エレクトラ

エレクトラは、10年もの間、ありのままのエレクトラを受け入れ、側にいてくれたディックとの別れを覚悟で、女の身体を手に入れるため、性転換手術を受けることを決意、サインした。

エンジェル

シリコン注入の施術を受ける

 

感想

日本人の私からすれば、大きなバストやヒップなんて全然魅力的に思えないけど、米国じゃ豊満ボディが男性人気なんでしょうね。
こういう身体のコンプレックスは、男女関係なく、多くのひとが抱えてる問題だけど、LGBTQの人たちは、それがより深刻な問題になるのは、わかる気がします。
だって欲しいバストがなくて、欲しくないペニスがついてるんですもんね。

 

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