ペーパー・ハウス 1 #6 スペイン発、頭脳派強盗団ドラマ(相関図付)

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土曜日、午後6時半過ぎ。
強盗事件発生から33時間経過です。
まだ丸2日経過していないって言うのに、このとんでもない疲労感(笑)

 

相関図

 

#6 熱い冷戦 La cálida Guerra Fría あらすじ

王立造幣局内に入った救急チームとして潜入したアンヘル警部。
ラケルは同時並行で特殊部隊長のスアレスとローボを地下ダクトから侵入させる。
しかしそのすべては教授の傍受によって完全に把握されていた。
アンヘルのメガネのツルには盗聴器が仕込まれ、アルトゥーロ・ロマンの治療がはじまるー。

まとめ

土曜日 6:31 pm。事件発生から33時間

王立造幣局

救急隊が内部へと入った。

●捜査本部、特殊部隊(スアレス、ローボ)
アルトゥーロのオペ

診察の結果、アルトゥーロの弾丸は鎖骨に当たって止まっており、命に別状がないとわかる。
弾の除去はベルリンの指示で局所麻酔で行われることに。

●その頃、スアレスとローボは、無線でラケルの指示を聞きながら、地下ダクトから内部への侵入を開始する。

デンバーは、モニカのために医師の介助をし、隙を見てメスを手に入れるが、その際、ポケットに隠していたメモを落としてしまう。

それに気づいたのはナイロビ。
その紙クズを拾うが、そのメモは、モニカからアルトゥーロへの手紙だった。

18:54 pm 

弾の除去が終わり、あとはキズ口を縫うだけとなった時、「看護師のお前がやれ!」と言い出すベルリン。
アンヘルは動揺を見せぬよう振る舞うが、縫う直前に、「気分が悪い、ムリだ」と医師と交代する。

その時、教授から連絡が入る。
ベルリンは気分が悪いと言うアンヘルをトイレへ連れて行けと指示し、電話に出る。
「警察の無線を傍受した。侵入に備えろ」と教授。
ベルリンは、「プランBでいく」と電話を切る。

プランB

程なくしてトイレから戻ったアンヘルは愕然とする。

全員のマスクがダリからムンクに変わっていたからだ。
(これでは機動隊スアレスとローボが侵入者だとバレる)と慌てるアンヘル。

●地下ダクトを進むスアレスたち。しかし突然通信妨害を受けてしまい、捜査本部との連絡が途絶えてしまう。

特殊部隊侵入直前

エントランスから医師と出て来たアンヘル。
ラケルはその様子から、(何かあった)と察する。

ほどなくして捜査本部に走り込んできたアンヘルは、「作戦中止だ!犯人はマスクを交換してる!地下ダクトの侵入口は敵のど真ん中だ!」と叫ぶ。
それを受けて、「中止よ!スアレス、作戦中止よ!」とラケル。

●しかし通信妨害で通信ができないままのスアレスは計画を続行し、「あと1分30秒で侵入する」と言うと、金網のネジを外しはじめるー。

ギリギリのところでスアレスは作戦中止を知り、退却した。

捜査本部の状況を盗聴しながら、ほくそ笑む教授は、手応えを感じる

【教授の過去】
幼少期、サン・セバスチャン病院で育った教授の話相手は看護師と本だけだった。
社交的でない教授は恋もしなかった。
そして王立造幣局強盗計画は教授の考えではないと言う。
アリソン・パーカーの反乱

救急隊が局内にいる間、重要人物のアリソン・パーカーは事務室に監禁されることに。
銃を構えて監視するリオにアリソンは親しげな微笑みを向けると、「あなたの銃の持ち方は強盗らしくない。私はパパの影響で狩猟をしたことがあるからわかるの。でも銃が暴発したことがあり、その恐怖が頭から離れない」と怯えた様子を見せる。
心根の優しいリオは、肩から銃をおろすと部屋の隅に置き、「弾は抜いておく。大丈夫だ」と優しく振る舞う。

しかしアリソンは、リオがドアから外の様子を確認している隙を突き、銃を手に取ると、銃口を向ける。
「弾はないぞ」と言うリオに、慣れた手つきで充填したアリソンは、「1発残ってるわ」と強気だ。
しかしリオは予備に持っていた銃をアリソンの頭に突きつけると、「オレはお前の友だちじゃない」とアリソンを後ろ手に拘束する。

モニカ

モニカの容態は悪化していた。

メスと局所麻酔を持って戻って来たデンバーは、モニカの銃創部を切開しようとするが、手が震えて出来ない。
処置はモスクワがすることに。
処置を受けながら、「私が生きてるってカレに伝えてくれた?カレは何て言った?」と聞くモニカ。
デンバーは、メモは渡したが直接話しは出来なかったと言い、痛みに耐えるモニカのために、「愛してると言ってた。ここを出たらオーストラリアに行こうって言ってたよ」とアルトゥーロが妻に言った言葉を励ますために者かに伝えるが、モニカはそれが自分への言葉でないことに気づく。


その時、金庫のドアが開き、銃を構えるナイロビが!
ナイロビは状況を理解できなかったが、モニカが危険な状態であることだけは分かり、デンバーたちを手伝いモニカの処置をする。
ナイロビにとって計画の成功こそ1番大切なことだったからだ。

 

捜査本部

ラケルの推理

アンヘルのメガネ盗聴器のおかげで捜査本部の会話は教授に筒抜けだった。

ラケルは強盗グループが、どの時点で捜査本部の計画に気づき、いつまで続けるつもりなのかが問題だと言うと、「計画はとうに始まっていて、犯人は事前にこの場所を訪れてるはずよ、監視カメラの映像を見直して」と指示する。

 

ラケルとアンヘル、そして教授

アンヘルの本音

自宅に戻ったラケルのケータイが鳴る。
アンヘルからだった。
実はアンヘルはラケルに思いを寄せていたのだ。
アンヘルはラケルが最初から自分を男として見ていない。カフェで一緒にいた男と付き合い、寝ているのか?と聞く。(カフェの男とは教授のこと)
アンヘルの突然の嫉妬に、「リフレッシュも必要だから。カレと付き合うし寝る。私は独身よ、何も問題ない」とラケル。
アンヘルは、「チャンスもくれないのか?オレのことを見てくれていたらカルメンとは結婚しなかった」と言い出す。

教授はこの会話をアンヘルのメガネ盗聴器ですべて聞いていた。

報道

計画どおり、教授の講義どおりの状況にテンションがあがっている強盗犯たちは、教授からはテレビは見るなと言われていたにも関わらず、”自分たちの行動がどのように報道されている”知りたくなりテレビを繋ぐ。

しかし身元バレしたリオの両親はインタビューを受け、「まさか銃を持ち60人もの人質を取る犯罪者になるとは。もう息子ではない。あの子は死んだんだ」と父親が発言するのを聞いてしまう。
リオは言葉を失い涙を流すー。

【血は流さず、暴力も認めないクリーンな強盗犯】のハズだったが、もう既にその状況にないことをトーキョーは思い知らされる。

教授とベルリン

”強盗のプロ”だと余裕を見せているベルリンだったが、その実は、ドラッグに頼っている状態だった。
禁断症状で手が震え出したベルリンは救急キットの麻酔薬を打とうとするが、突然トーキョーがやって来た。
向かいに座ったトーキョーは、「教授に電話して人質を殺したと話して。出来ないなら私が言う」と言うと、有無を言わさず受話器を持たせ、教授に連絡させる。

夜中の電話に教授は、「何だ?」と応答するが、ベルリンは、「ルールを破って人質を殺した。秘書モニカ・ガスタンビデだ。手を下したのはデンバーだが指示をしたのはオレだ」と告白する。
すると教授は一変し、「あれほど言ったのに、すべてを台無しにした。お前が台無しにした」と悔しさと苛立ちと怒りで震える。
「オレに罰を与えるべきだ。ゲームは終わりだ。オレに罰を与えられないようじゃ成功はしない。ずっと言ってきただろう。問題はオレではなくあんただ。オレを罰してリーダー力を見せろ。しっかりしてくれよ、頼りにしてるぜ。女のことは誰も知らない。このまま進む」とベルリンは言うのだった。

感想

まるで「24」の強盗バージョンみたい。
短い時間の間で、とにかくいろんなことが起きてます。

教授は、この事件の立てこもりは、9日、最大で11日と考えているらしく、それで考えると、あと7日が勝負と言うことのようです。

ベルリンと教授の関係がイマイチわかりませんが、本当はモニカは生きていて、まだ誰も死んでいないけど、それでももう、”クリーンな完全犯罪”では正直ない状況ですよね。
この犯罪の終わりって、どうなるのかな。
立てこもっても、どうやって出るのかな?

ラケルは母親が認知症であることにまだ気づいてないみたいですねー。
でもたぶん、認知症だと思う。

コメント

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