ペーパー・ハウス 1 #7 スペイン発、頭脳派強盗団ドラマ(相関図付)

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事件発生からまだ46時間
丸2日も経過してないのに、中々の緊迫感です。

相関図

 

#7 冷酷と不安定さ Refrigerada inestabilidad あらすじ

警察は捜査の突破口を開き新情報を掴む。強盗団のひとりが犯したミスのせいで自分の身元がバレそうになる教授。

 

まとめ

日曜日 8:35 am。強盗事件発生から46時間

捜査本部

クルマを割り出す

事件発生前に遡って監視カメラ映像を確認した捜査班は、造幣局の見学に来たアニバルとシレネ(リオとトーキョー)の監視カメラ映像を分析し、クルマのキーから、車種(イビサ)を割り出す。
ラケルは近隣の監視カメラ映像、駐車違反のチケットを調べるよう指示する。

綻び

クルマを割り出されるとは予想していなかったものの、教授は偵察直後にイビサをスクラップにしていた・・ハズだった・・・。
しかしクルマの処理を任されたヘルシンキは、スクラップ代金1000ユーロを着服、スクラップにするどころか、クルマの指紋も拭き取らず工場に放置したことが判明する。

焦った教授は、アンモニア等の指紋除去グッズをザックに入れ、工場へ向かおうとするが・・・
その時、ラケルからの交渉電話が鳴る。

ラケルの要求

ラケルは、「未成年の人質8人を解放して。上司が私の力量を疑いはじめ担当を外されそうなの。私と交渉したいのなら要求を飲んで。1時間で考えて」と言い電話を切る。

警視監は船を用意して強盗犯を外へ誘い出すべきだと言うが、ラケルは、「彼らは船なんか要らないのよ。時間稼ぎをしてる。他の方法で脱出するつもりよ」と言うと、造幣局付近の下水道をチェックするよう指示する。

 

スクラップ工場で

フェンスを乗り越え工場敷地内に侵入した教授はクルマを探すが、工場主に見つかってしまい、追いかけられるハメに。
結局、イビサ見つけ、指紋除去することができないまま、一旦戻ることになる。

 

トーキョーとリオ

後悔

両親のインタビューを見てしまったリオ。
リオは自分を心配するトーキョーに、「逃げ場がない。ナゼこうなったのか覚えてない。ある日、防犯システムへの侵入を頼まれたんだ。オレの役目はハッキングだけ。ゲーム感覚だった。普通の道もあった。それがオレだったのに」と後悔を口にする。

過去

王立造幣局の下見はトーキョーとリオの役目だったが、当日になって教授はトーキョーを外すと言い出す。
理由は、トーキョーの母親が心臓発作で亡くなったからだった。
「外に出れば別れを言いたくなるだろう」と心配する教授にトーキョーは、「別れの言葉ならもう言った。母は私を警察に売った人よ、もう母親じゃない」と自分の任務を遂行する。

教授から与えられたイビザに乗って造幣局見学に来たトーキョーとリオ。
ふたりは局内に入ると、監視カメラ等の場所や動きを確認する。

その後、トイレで愛し合ったふたり。
トーキョーはようやく母の死を悲しむー。
「私があの人を殺した。私の腐った人生のせいで。あの人は私を愛してた。警察に協力したのも私に自首して欲しかったから。女手ひとつで私を育ててくれた」と涙する。

この時、ふたりはゆっくりし過ぎて、駐車時間を超過してしまう

 

ラケルの交渉 ⑵

交渉から1時間後。
何とか部屋に戻った教授はラケルからの電話を受ける。

教授は解放の応じると言い、8名の名前を列挙するが、そこに”アリソン・パーカー”は含まれていなかった。
「アリソン・パーカーもリストに入れて」とラケル。
「彼女は切り札だ。解放できない。だが提案がある。8人解放の代わりにアリソン・パーカーだけを解放しよう」と教授は提案する。
「できない。道義に反する」とラケルは答えるが、その横で警視監は、「OKしろ。私が責任を取る」と言い出す。警視監にとって英国大使の娘の命がプライオリティのトップだったのだ。

仕方なくラケルはアリソンひとりを選択すると返事。
「キミの口からそれを聞くとは思わなかった」と言うと教授は電話を切る。

追い詰める

イビサに違反切符を切られていることが判明する。(駐車超過によるもの)
ラケルは、合法的にクルマと指紋を消し去るなら、処理場でクルマを潰すと考え、スクラップ工場にイビサがある工場を捜すよう指示する。

追い詰められて

すべてを聞いていた教授は、再びスクラップ工場へ行かざるを得なかった。
教授は棚から【ベルリン】と書かれた容器とペンチを持ち出すと、バイクで向かい、敷地に侵入、イビサを見つけ出す。
そしてすべての指紋を拭き取った後、”ベルリン”と書かれた容器から、ボタンを取り出しすと運転席に仕込んだ。

その時、サイレンを鳴らして数台のパトカーがやってきた。
逃げ切れないと判断した教授は近くのバンに逃げ込むが、そこには一匹の犬が!
教授はバンの中にあったもの、持って来たものを使い悪臭を放つ浮浪者へと変身すると、犬を連れてバンから出る。
もちろん警官の尋問を受けるが、あまりの悪臭に拘束されなかった教授。

ラケルはイビサをチェックし、そして気づく、「さっきの浮浪者が犯人よ!捕まえて!」と。

同じ頃マスコミには、【ラケルがアリソン・パーカーひとりを選択した交渉録音テープ】が公開された。
もちろん教授がトーキョーにマスコミに流すよう指示したのだった。
その報道は造幣局内の人質にも見せられた。

感想

教授がどれだけ緻密に計画しても、動かす駒(メンバーのこと)が浅はかだとそこから綻びが始まり、ピンチに陥ると言うパターンでしたね。

個人的には、身体を張って浮浪者に扮して逃げた教授の根性は認めるけど、あの状況下で、逃げる必要があったのかなぁとも思う。
まぁワンコがいたから吠えられて見つかるよりは・・・と言う判断だったのかな。
他の人質よりアリソン・パーカーを優先した警察の交渉テープの公開は、間違いなく効果的ですよね。
これで人質の気持ちはかなり変わると思う。

 

 

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