ペーパー・ハウス 1 #5 スペイン発、頭脳派強盗団ドラマ(相関図付)

海外ドラマ
海外ドラマペーパー・ハウス

強盗事件が起きたのが、金曜日の午前8時30分。
そして5話目は、土曜日の午後6時のエピソード。
事件発生から32時間しか経過してないのに、次々起こる緊迫した出来事

相関図

 

#5 グラインドホッグの日 El día de la marmota あらすじ

モスクワとデンバーは狙撃手に誤射されたアルトゥーロ・ロマンを担ぎ、局内に引き上げるが、アルトゥーロは出血が多く危険な状態だった。
自分の指示で犠牲者を出してしまい追い詰められたラケルは教授に、救急隊員の派遣を打診するが・・。

 

まとめ

事件発生から32時間後

王立造幣局で

撃たれたアルトゥーロ・ロマン

デンバーとモスクワは屋上で撃たれたアルトゥーロを抱え、造幣局内へと運び込むと、トーキョーたちが手際よく応急手当をしていく。

しかし”死”を意識したアルトゥーロは、「妻と話しをさせてくれ」と頼む。

教授は、誰かが撃たれた時を想定し、応急処置法も指導、トーキョーたちは手際よく応急手当する。
モニカ

デンバーは父モスクワと第2金庫へ行くが、そこにモニカの姿がなかった。
逃げたかと思われたモニカは、女子トイレで嘔吐していた。
モスクワはモニカに熱があり、銃創が化膿しているのを見て、「弾を除去しないとマズイ。救急キットのメスを持って来い」と言うが、救急キットを管理しているのはベルリン。それは難しかった。
モスクワは救急隊から借りるようデンバーに言う。

モニカはアルトゥーロが警察に狙撃され、今から救急隊の処置を受けると聞くと、「カレは私が戻らないことを心配してる。私と息子は無事だと伝えて欲しい」とデンバーにメモを渡す。

【ナイロビの過去】
ナイロビには7才の息子、アクセルがいた。
父親は失踪し、女手ひとつで育てていたが、ドラッグの所持で逮捕されてしまい、息子は里親をたらい回しされることに。
出所後も息子との面会を許されていないと言う。
ナイロビは、カナリア諸島で幸せに暮らしてる息子を迎えに行くためにこの計画を必ず成功させたかった。

 

警察

追い詰められる

ニュースでは、「警察が誤射。撃たれたのは王立造幣局長アルトゥーロ・ロマン」と報道、追い込まれるラケル。

ラケルは教授に電話をするが、教授はたっぷりベルを鳴らしてから受話器を取ると、「やってくれたな。人質は危篤だ」と言い放つ。
救急車を呼んでいると言うラケルに、「誰もここから出さない」と教授。
ラケルは、「私のミスだった。救急隊を受け入れて欲しい。人質が死ねば互いの利益にならない」と説得。
教授は、外科医2人と看護師、医療物資、そしてケガ人に妻と話しをさせるよう要求する。

作戦

「オレが看護師として潜入する。オレは銃の専門家だ。潜入すれば銃の種類や数、本物か否かも判別できる」と申し出るアンヘル。
ラケルは迷った末、潜入させることを決め、「ここまではすべて強盗犯の計画どおりだったが、誤射だけは予定外のハズ」と言うと、監視カメラを避け、機動隊長スアレスとローボが地下室と繋がっている地下ダクトから侵入することも決める。
この地下ダクトは7ヶ月前に増設されたため、犯人はこの存在を知らないだろうと思われた。

アルトゥーロと妻ラウラ

アルトゥーロ・ロマンの妻ラウラが捜査本部にやって来たのでラケルは教授に電話を繋ぐ。
その電話はベルリンに繋がれた。

アルトゥーロは、「夫婦をやり直そう。愛してる。カネや地位ばかり追い、今まですまなかった。大事なのはキミだけなのにそれを忘れてた・・・・モニカ」と愛人の名前を言ってしまう。
ラウラの表情が変わる。

アルトゥーロと妻とのやりとりを聞いていたデンバーは、モニカから預かったメモを握り潰し、捨てる。

救急隊

18時

救急隊が造幣局内へとやって来た。
ナイロビの指示で人質含む数人でそれを迎える。
アリソン・パーカーは見つからぬよう事務所へと匿われた。

教授はその様子をモニターで見ていたが、突然ガッツポーズでよろこび、すぐさまベルリンに電話をする。
「警官が潜り込んでる。メガネの男だ。やるべきことを。ヘマは許されないぞ」と教授。

【教授の講義】
教授は、「警察は必ず誰かを送ってくる。その時こそ絶対のチャンスだ。”トロイの木馬”作戦を使う。敵を迎入れ、勝ったように思い込ませるんだ」と講義していた。
まさに、その状況になったのだ。
計画どおりに

ベルリン、トーキョーらは救急隊のボディーチェックをし、アンヘルのメガネのツルに盗聴器を仕込むと返却。
その後アルトゥーロのいる場所まで案内するのだった。

 

感想

スペイン語のエピソード題、意味不明ですよね?
調べて見たら、”グラインドホッグ”とはリスのような生きもののことで、それを見かけると、そろそろ春だよ~と言うことらしいです。
日本で言う啓蟄(けいちつ)のようなことかなと理解。

アルトゥーロはマジ、ええ加減な男ですね。
こんな男、信じるにも値しない。

さて、救急隊員を造幣局内へと送り込んだ警察。
当然、潜入させることは想定できる範囲のこと。
しかしまさか教授は事前学習で、救急処置の方法だけでなく、警察の潜入さえも読んでいたとは。
危機的な状況と思われる中、ガッツポーズする教授に益々興味を惹かれます。

さて、アンヘルが局内に侵入し、地下ダクトから特殊部隊員2名も侵入する予定のようだけど、どうなるんだろう~。気になります。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました