ベター・コール・ソウル 3 #6 別の名前で (相関図あり)

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海外ドラマベター・コール・ソウル

”ソウル・グッドマン”誕生の瞬間ですよー

 

#6 別の名前で Off Brand あらすじ

聴聞会の一件から立ち直れないでいるチャックに変化が起きる。
結審したジミーは動き出す。ナチョはヘクター・サラマンカのやり方についていけない気持ちを抱く。

 

相関図

まとめ

ジミーとチャックのその後

最終弁論

最終弁論に立ったキムは、「たくさんのクライアントがカレを支えようと快く証言してくださった。ジミーは高齢者法を專門にし、これまで弁護士と縁のなかった人たちを助けている。彼らの願いが遺言状に反映されるように心を砕き、良心的な価格で。クライアントを大事に思っているからです。これまで3年間、ジミーは兄チャックのために捧げてきた。朝5時に起き、チャックのために新聞を買いに行き、日常品、食料を届ける。サバイバルシートを裏地に貼ったスーツまで作り、チャックが仕事に行けるよう手助けまでした。だがチャックは、その間、弟への理不尽な憎悪を募らせた。ジミーはチャックが、自分の愛情と献身を利用したことを知り、唯一の肉親に裏切られ、キレた。理解できる。チャック宅に押し入ったことは法に反すると自覚し、後悔、深く反省しているが、証拠隠滅は断固としてそんな事実はなかった。皆さんにお考えいただきたいのは、ジミー・マッギルに弁護士としての資質があるか、ないかです。私ははっきりとあると言いたい。」と訴えた。

結審

ジミーは12ヶ月の業務停止を言い渡された。
ジミーとキムは事務所で祝杯をあげる。

そこへレベッカがやって来た。
「1時間ノックしつづけてもチャックの反応がない。ジミー、助けてあげて」とレベッカ。
だがジミーは、「もうチャックとは関わらない」と言う。

実はジミー、「チャックに助けが必要だ」とレベッカを呼んでいたのだ。

ジミーの態度にレベッカは、「チャックを助けるためだと言って私を騙したの?」と言うが、「誤解させたなら悪いが、オレは自分の弁護をするからそのあとチャックに助けが必要になるだろうと言ったんだ」とジミー。
「チャックはあなたのお兄さんなのよ」と言われても、「もう違う」と言うジミーにレベッカは、「チャックは心の病気なのに放っておけるの?好きなだけ祝いなさい」と帰ってしまう。

ハワード

ハワードがチャック宅にやって来た。
ノックしてもドアを開けないチャックにハワードは、「帰らないよ、近所迷惑でも一晩中いる」と粘る。
粘り負けしてドアを開けたチャックに35年もののマッカランの封を切ったハワードは、「決定が出た。12ヶ月の業務停止だ。これは我々の勝利だ。そう思えないかもしれないが、この1年の間に問題を起こせば起訴猶予は取り消され弁護士には戻れない。チャック、ここが岐路だ。過去に縛られ弟に固執して生きるか、前に進むかだ。ジミーは忘れろ。未来を見てくれ。でないとあなたの知性と時間がムダになる」と言う。

チャックは、「新しい始まりに」とグラスを掲げ、ハワードも掲げた。

チャックの行動

真夜中、服の下にサバイバルシートを羽織った奇妙な格好で町へ出たチャックは、公衆電話からクルス医師に電話をするー。

 

ジミー

残務処理

クライアント全員に1年間の休業を伝え、CMもストップさせたジミー。
しかしCM9回分の放送が残っており4000ドルは戻らない状況だった。
キムはフランチェスカを解雇し、事務所も解約しようと言うが、ジミーは、「何も変えたくない。オレの支払いが滞ったらもう一度考えよう」と言い、キムは仕方なくそれを受け入れた。

動き出したジミー

ジミーは「CM制作」で9回分の放映権と4000ドルを回収をすることに。
いつものようにニューメキシコ大学の映画科の学生3人に協力を頼むが、そう簡単に契約が取れない。
「CMに興味があって且つお金のある人をどうやって見つけるんだ?」と悩むジミーにメイク係の学生が、「CM制作すると言うCMを作ればいい」と言い出す。

しかし「信頼できる弁護士ジミー・マッギル」の名前は使えない。
そこでジミーはある方法を思いつく。

”ソウル・グッドマン”登場

「カネを貰ってCMを制作し、タダでオンエアする」と言う方法を思いついたジミー。
【CMを売るためのCM】を見た人たちからオファーが入りはじめ、「元が取れるかも」とジミー。
キムはそのCMを見たいと言うが、「最高傑作とは言えない・・」と渋るジミー。
そのCMには、変装したジミーが、”ソウル・グッドマン”を名乗って、CM制作を期間限定ですると宣伝していた。

 

ヘクター・サラマンカ

うんざり

「エル・ミチョアカノ」メキシコ料理店で売人から売上金を受け取るナチョ。後ろにはヘクターも。
だが売人クレイジーエイトの売上金が足らなかった。
「新顔のガキがパトカーにビビり、ドラッグを捨て逃げた。埋め合わせはしたが全額はムリだった」と言うクレイジーエイトにナチョは、「来週、必ず借りを返せ」と帰らせるが、「ボスはどっちだ?」とヘクター。
それはクレイジーエイトを許すな、罰を与えろと言う意味だった。
ナチョは納得できないままヘクターに従いクレイジーエイトに暴行を加える。

麻薬ルート

ヘクターはガス・フリングを脅し、断たれた麻薬ルートをなんとか確保(詳細はココ)。
ナチョとアルトゥーロはロス・ポジョス・エルマノスの工場にドラッグを取りに行く。
ガス・フリングはトラックの荷台の床下にドラッグを隠して密輸していた。
ナチョがドラッグの塊の6つめをカバンに入れようとした途端、ヴィクターがナチョの頭に銃を向ける。

ガスの手下タイラスは、「5個だと聞いてる」と言うが、「6個だと言われた。だから持っていく」とナチョ。
タイラスはナチョがまったく引かないのでガスに確認、6個渡せと言われ、ナチョは6個のブツを持って帰ることに成功した。

ヘクターのやり方

ナチョとアルトゥーロから麻薬取引の報告を受けたヘクターはナチョに、「新しい自分だけの輸送手段として合法的な業者を探してる。お前の親父の会社はどうだ?」と言い出す。
ナチョは、「父親は堅気の男です。密輸はやってない」とやんわりと断るが、「お前は教えてやれ。心配するな、親父さんの面倒みてやる。縫い物をするより儲かる」と一方的だ。

そこへ、「トゥコが刑務所で人を刺し、看守を殴り、独房に入れられたと連絡があった」とアルトゥーロ。
ヘクターは、「なんやとー?刑期は半年やったのに、これで一生ムショ暮らしやないかー!」と叫ぶと、一気に上がった血圧を下げるべく手を震わせながら薬を呑むが・・・1カプセル落としてしまう。
ナチョはそれに気づくが教えず、逆に靴でカプセルを隠してしまう・・・だがヘクターは、「親父に話しておけ!」と一方的に言い放ち立ち去るー。

ナチョの父親は車の内装業者。ナチョは父親の家業を手伝っている。

 

ガス・フリング

その頃ガスは、工場物件を内覧していた。
クルマに戻ってきたガスに、「それでどう?」と女性(リディア)。
ガスは、「使えそうだ」と言う

 

感想

原題Off Brand は日本語で言うノーブランドの意味ですね。
「ソウル・グッドマン(すべて良し)」の名前誕生のシーンに立ち会えたエピソードでした。
ジミーって生きていく術を持ってると思いませんか?ジミーと言うキャラクターなのか、それとも演じているボブ・オーデンカークの魅力なのか、口からでかませでその場を取り繕うところがあるのに、不誠実とまでは思わないし、無人島にジミーとふたりになっても、カレとなら生きていけそうな、そんな気がする。
キム演じるレイ・シーホーンは本当にジミーが好きなんだなって伝わる。清廉潔白って言い切れないジミーに、イライラしながらも、自分とは違う生き方ができるジミーをリスペクトもしてる。
そんな風に私には見えています。だから、キムがジミーのためにした最終弁論、ちょっと感動しました。

あ、そうそう。
シーズン2-4でトゥコが売人から売上金を受け取るシーン(コレ
(この売人、見たことある気が・・・)と思ってましたが、今回の売上金受け取りシーンにも登場(しかも売上金が足らない役)。その売人、クレイジーエイトでした!
そうかー、既にクレイジーエイトは登場してたんですね~。
今回は麻薬受け取りシーンに、タイラスまでいましたよね?
それにリディアもガス・フリングに今後クリーニング工場になる物件を斡旋してましたねー。
なんかこういうブレイキング・バッド出演者が度々出てくるのが面白いですねー。

コメント

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