子どもと接するコンラッドの優しい笑顔がよき(笑)
#12 あなたは誰? Now You see me あらすじ
迷い子の子どもの虐待兆候を見てコンラッドとケイドは真相を探る。デヴォンとリーラは呼吸困難の女性を病院に連れて行く。ベルは医療局の委員になる道を見つけるが・・・
相関図
まとめ
喋らない女の子
大雨の日。「124号線のビルの近くにひとりでいた。足を引きずってて凍えてるから連れて来た」と通りがかった男性がひとりの少女を連れてきた。
少女は低体温症で右肩を脱臼していたが、整復しても、「痛い」とも言わず、名前も名乗らない。
SW(ソーシャルワーカー)のウィンストンは、アトランタ警察に捜索依頼が出ていないか調べるが、迷子届けはなかった。
少女は”ざんこう足”で感染を起こしており、痛みがあるにも関わらず、「痛い」と言わない少女に、コンラッドは、「痛いなら泣いたり叫んだりして良いんだよ」と声をかけるが、少女は無言のまま。
検査の結果、肋骨にヒビ、全身に多数のアザもあったことから虐待を疑うコンラッドとケイド。
少女が話さないためコンラッドは、お絵描きで少女が車上生活者だった情報を引き出す。
だが少女の状態は悪化。心拍数は増え、高熱、白血球数も増加、痛みも増した状況にコンラッドは、右足が壊死性筋膜炎になっていると判断したコンラッドは外科にコンサルする。
だがCT画像等を見たヴォスは、「今の段階では、壊死性筋膜炎とは言い切れない。既往歴もわかっていないからオペして合併症を患ったら同意なしのオペ且つ未成年への暴行罪を問われる。もう少し様子を見るべき」と判断。少女を小児科に移動させることに。
発見
少女の首の後ろに、”リヒテンベルク図”を見つけたコンラッドは、天気アプリで落雷ポイントを検索、昨夜、ブラックシュールズ公園に落雷があったことを見つける。
だがその公園は、ホームレスが集まる公園だった。
「この子と一緒にいた人がまだここにいるかも知れない」と公園に行こうとするコンラッドを少女が止めたため、ケイドが行くことに。
緊急オペ
ケイドが出かけた後、ウィンストンは、「この子の家族を見つけたが、DV歴のある父親だった」と情報を持ってきた。
少女の容態が悪化した。ヴォスはオペを決断する。
筋膜炎の状態はかなり酷く、ヴォスは最悪は足の切断も視野に入れる。
コンラッドはケイドを心配し、何度も電話をかけるが、電話に出ないケイド。
少女の家族
その頃公園で少女の家族を捜していたケイドに、「助けて」と少女の声が。
少女の名前はアナ。「クルマが雷に打たれてケガした」と言うアナに、「8才くらいの妹はいる?」とケイド。するとアナは、「私の妹スカウトだわ!2~3日前に居なくなった」と。
ケイドがアナを連れてチャスティンに戻ってきた。
父親のDVは酷く、”母親は逃げた”と父に言われたが違うとアナ。母が居なくなって以降、父のDVは娘たちに向けられ、アナは父親から逃げるためにクルマでスカウトを連れて逃げている時に、落雷に遭い、そのあとのことは何も覚えていない。気がついたら妹のスカウトが居なかったと言う。
「父には連絡しないで!」と言うアナにウィンストンは、「大丈夫だ。暴力を振るう男に返さない」と約束する。
再会
スカウトの手術は無事終わった。(足の切断もなし)
アナと再会したスカウトは、「お姉ちゃん」と呼び。
コンラッドたちに、はじめて笑顔を見せ、「ありがとう」と言ったのだった。
ケイド
コンラッドは電話に出ないケイドに、「ナゼだ?」と訊くが、「追求しないで」とケイド。
「同僚だろ?困ってるのか?」と言うコンラッドに、「過去も現在も何もない。何かあったら言うわ」と帰ってしまう。
抱える闇
スニーカー専門店がオープンした。
スニーカー好きのデヴォンはリーラと買い物に行くが、店長のロキシーが胸の痛みを訴えるのを見て、仕事もあるとイヤがるロキシーを説得し、チャスティンへと連れて行く。
これまでその体型(超肥満)ゆえに、病院で冷たく扱われた経験を持つロキシーだが、看護師ハードリーは彼女に合ったマンシェット(血圧を測る時腕に巻く)や病衣を使うなど気遣う。
だがコンサルで呼ばれたAJは、「彼女の体型では不鮮明なレントゲン写真しか撮れない。これでは何も判定できない。正直に、”体型のせいで診断できない”と言うべきだ」と手厳しい。
「彼女に肥満だと敢えて言う必要などない」と言うデヴォンにAJは、「真実を言う医者と言わない医者、どっちが誠実だ?彼女に何が起こってるのかしっかり把握しろ」と言う。
食道穿孔した理由
造影検査をした結果、ロキシーは食道穿孔を起こしていた。
「簡単なオペじゃない。特にBMI50以上のあなたにとっては尚更だ」と言うAJにロキシーは、「私を侮辱した。オペなんて必要ない。私だって人間よ。最低の男ね」と怒るが、「だが誰よりも正直な医者だ。あなたは強い人だと思う。だから嘔吐について話してください」とAJ。
実はロキシーの食道穿孔は過食症による繰り返しの嘔吐が原因だったのだ。
「根本原因を解決しないとオペする意味がない」と言うAJにロキシーは、「ダイエットの努力はしてきた。誰も信じてくれないけど。追い込まれて・・」と涙する。
デヴォンは、「オースティン医師がオペをその他の症状はボクが治療します」と言い、ロキシーは前向きに肥満治療をする決心をする。
AJの配慮
AJはロキシーのために特別のベッドを用意し、オペを施術。
オペは無事終わり、デヴォンはロキシーに肥満専門医を紹介した。
逆流性食道炎による胸やけ、さらに嘔吐や心窩部の不快感、突発的な胸痛、喉の違和感などの多彩な症状を呈することがあります。
リーラ
脳神経外科、心臓外科、どちらのスペシャリストになりたいリーラは専門を決められず、両科の専門医を目指すと言い出すが、デヴォンは、「両科の専門医になるには最低でも8年かかる。キミの身体がまず持たない」と心配する。
州医事局員の選考
ベル
多発性硬化症の治療をはじめたベルは治療効果があり、医師から復職許可が出たが、オペをする自信が持てず、州医事局のメンバーにエントリーすることに。
ベルは、「最終選考に残っている。だが空席は1つだから選ばれないかも知れない」と言うが、ヴォスは前向きに動き出したベルを応援する。
面接の日。
ベルはオーガスタ病院の整形外科医ボブ・ポーターも候補者のひとりと知る。
副知事とは大学の友人だというポーターを強敵と見たベルはサットンに、「推薦状を書いて欲しい」と頼む。
その名前
ベルから推薦状を頼まれ、対抗馬が”ボブ・ポーター”と画像を見せられたサットンの顔色が変わる。
ボブ・ポーター、その男が13才のビリー・サットンをレイプした男だったのだ。
決意
意を決しサットンはヴォスに、「医事局にどうしても話したいことがある。ポーターは小児性愛者です。医事局のメンバーになる資格はない」と過去のレイプを告白する。
衝撃の告白にサットンを気遣うヴォスだが、「昔のことです。今の私の感情はどうでもいい。あの男が医事局に入り、人を裁くことは絶対に許せない」とサットン。
だがヴォスは、「ポーターは当然否定してくる。レイプ被害を訴えると、逆に攻撃される可能性がある。証拠はあるの?」と聞く。関係者(息子トレバー)はいるが、トレバーを巻き込むワケにはいかないサットンは、「証言だけで勝負したい。覚悟の上です」と言う。
ヴォスは、副知事に重要な情報があると連絡することに。
ヴォスの連絡で副知事は匿名での証言を許可した。
長年、胸の奥に秘めていたレイプ被害を明らかにする機会を得たことに緊張が高まるサットン。
だがヴォスは、ボブ・ポーターは大物整形外科医であること、副知事と大学時代からの友人であることを挙げ、「リスクは高い。でもポーターには他にも倫理的な苦情もあるらしい」と告げる。
サットンは証言する覚悟を決める。
感想
ケイドの過去は謎のままですね。あんまり内緒にするとハードル上がってしまうと思うけど私の興味のあるうちに、ぜひ、ケイドの過去を教えて欲しい(笑)
気になるのはビリー・サットンのこと。
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