ラスト・キングダム 3 # 6 (相関図)

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前半、アルフレッド王とエドワード王子との心理戦は素晴らしいシーンです。

 

# 6 あらすじ

ウートレッドの首を獲るつもりだったヘステンは、アルフレッド軍の奇襲を受け、兵士の半分とベアンフリオットの砦を失いデーン軍の野営地へとやって来た。
この状況に血染めの髪シグードは、「行軍は待つべきではないか」と言うが、クヌートがある策を持ち出す。
一方、兄ラグナルの墓を訪れたウートレッドは、ある人物と再会する。
そしてエドワード王子は、父アルフレッド王と対峙する

相関図

まとめ

ベアンフリオット(現ベンフリート)イースト・アングリア王国

ヘステン軍との戦い
【5話の続き】
千もの兵士でウートレッドと30人ほどの兵士を取り囲んだヘステンは剣を掲げ、「逃がすな、ひとり残らず殺せ!ウートレッド・ラグナルソン、お前の首をいただく!」と攻撃指示を出す。
ウートレッドの命を賭けた戦いがはじまった・・・・

ウートレッドに加勢するため、森の中でウェセックス軍と待機しているエドワードは、眼の前で殺されていくウートレッドの兵士を見て、「陛下、これ以上待てない、今すぐ攻撃命令を!」と叫ぶが、命令を下そうとしないアルフレッド王。
「父上、命令を!」と何度求めても反応しない父王にエドワードは、剣を抜くと、「ウェセックスのため、王のため、行け!」と号令をかけると、戦場へと飛び出して行く・・・・

森の中から飛び出してきたウェセックス軍の参戦に、一気に形勢が逆転し、慌て出すヘステン。
そこへ死んだはずのアルフレッド王が姿を現した。
ヘステンは逃げようとするスケードを殴って気絶させると、そのまま逃走してしまう。

ウェセックス軍はヘステン軍との戦いに勝利したが、その代償は大きかった。
ウートレッドの従者オフファースが重傷を負ってしまったのだ。
ウートレッドはオフファースをエセルフリーダの邸宅(ソルトウィック)へと運ぶことに。
だがシトリックは、「ヘステンにスケードを連れ去られた。オレたちの呪いは続く、みんなが巻き込まれる」と納得できない様子を見せる。

アルフレッド王とウートレッド

アルフレッドに呼び出されたウートレッドは、「陛下はずっと見物するつもりかと思った」とイヤミを言うが、「私はもう少し見ていても構わなかった。エドワードが腹をくくって号令するのを待ったのだ。息子に感謝しろ」と一言。ウートレッドは、「カレは勇敢でした。父王としてカレを誇りに思っているでしょう」と言うが、アルフレッドは、「スケードに夏は迎えられぬと言われた。自分でもそう感じている。早ければ、数週間後に私は死に息子が王になる。だがカレは操られやすい。今回もお前の目的のために利用された」と言い出す。
ウートレッドは、「違います。敵の力を削ぐためです。これでしばらくデーン軍は攻めて来ない。王子の英断を認める気にならないほど私が憎いのですか」と説明するが、アルフレッドは、「エドワードはお前との約束を守った。お前は王子に大きな恩ができたことは忘れるな。ウェセックスの外へ去れ」とウートレッドを排除する姿勢を見せる。ウートレッドは、「陛下の夢(統一イングランド)は理想だ。デーン人は決して去らない」と言い切る。

 

デーン軍野営地 ハンスタンスタン(現ハンスタントン)イーストアングリア

やって来たヘステン

デーンの野営地にスケードと、500人ほどの兵を連れてやって来たヘステンは、「アルフレッドが生きていて奇襲された。ウートレッドがついてた。兵を半分、ダグフィンも失い、ベアンフリオットの砦も奪われた」と言う。

エゼルウォルドは、「ウートレッドがウェセックス軍にいるなら終わりだ」と言うが、「終わりじゃない。まだ戦える」とクヌート。
血染めの髪シグードは、エステンが連れて戻ったスケードについて、「オレの女」だと主張するが、ヘステンは、「もうオレのものになった」と反論、険悪なムードに。
その状況にクヌートは、「オレたちは1つの軍として協調するんだ」と仲裁し、今度について話し合うことに。

エゼルウォルドに課せられた司令

奇襲を受けたヘステンについてエゼルウォルドは、「ウートレッドの策だ。王が兵を出したのは、ウートレッドに頼まれたからだ。王が死んでもウートレッドがいたら意味がない。ウェセックスを手に入れるにはウートレッドを殺すしかない」と言うが、血染めの髪シグードは、「冬の最中だ、ラグナルを失い、士気を下がってる。春まで行軍を待とう」と言う。
するとクヌートが、「お前はウィンチェスターに帰れ。約束どおりサクソン人の軍を用意しろ」とエゼルウォルドに指示をはじめる。
エゼルウォルドは、「戻れるわけがない。王が死ねば軍は用意できる。エセルレッドも味方だ。だが今戻れば殺されるだけだ」と反論するが、「アルフレッドに泣きついて軍を連れて来い。そしてウートレッドを殺すんだ。ラグナルを殺ったようにな。コイツが寝込みを襲いやがったんだ。ここだけの話しにしてくれ」とすべてをバラしてしまう。皆の視線がエゼルウォルドに集まる。

エゼルウォルドは、「殺さなきゃラグナルに殺されていた」と言い訳するが、シグードは、権力欲しさクヌートがエゼルウォルドにやらせたのだと気づいてしまう。すると開き直ったかのようにクヌートは、「ラグナルはウートレッドを見逃し、お前の女(スケード)も連れて行かせたんだ」言い放ち、エゼルウォルドに、「明日出発しろ」と命令を下す。

 

ソルトウィック(現ドロイトウィッチ)マーシア王国

ウートレッドは捕虜を連れてエセルフリーダの邸宅へと戻ってきた。
捕虜の中にはヘステンの右腕ダグフィンもいた。

シトリックの反乱

フィナンは、オフファースの回復を待ち、スケードを捜して呪いを解こうと言うが、逃亡したヘステンはデーン軍に合流、スケードを取り戻すことは不可能だった。
すると苛立ったように、「どうせ呪い殺される。もう仲間が大勢死んでる。北へ南へと行軍して疲れ切り、反逆者と呼ばれ妻にも会えない」と不満ぶちまけるシトリック。
その態度にウートレッドも、「不満なら抜けろ」と言うが、「あなたのために戦ってる。決闘するなら受けて立つ」と更に苛立つシトリック。
フィナンの仲裁でなんとか治まったもののウートレッドは、「ラグナルの墓に夜明けに発ち、戻る。そのときにお前がまだいたら殺す」と言いきる

ウートレッドが広間から去ったあとシトリックは、「カレのせいで呪われてるんだ」と怒りをぶつけるが、それを聞いていた捕虜のダグフィンは、「あの女が呪ってんだよ、ウートレッドから離れなきゃ死ぬぞ。お前はデーン人だろ」と声をかける。

真夜中シトリックは牢にいるダグフィンに、「ウートレッドは呪われておかしくなった。オレは神々の意思に従って動く。デーンの野営地に連れて行くならお前を解放する」と言うと、鍵を開け、ダグフィンを含む捕虜4~5人とともに馬でソルトウィックを出て行ってしまう。

 

ウィンチェスター ウェセックス王国

父王と息子

父王の命令に背き、突撃命令を出したエドワードは、頑なな父王アルフレッドと話し合いと申し出る。

「後悔はしていません。ウートレッドとの約束を守り加勢し、勝利しました。だが越権行為だったと思います。罰を受ける覚悟です」と言うエドワードに、「私の許可なく兵を戦場に入れ、反逆者のために戦わせた。あれは世継ぎの行いではない。・・・王の振る舞いだった」とアルフレッド。

はじめて父王に認められたエドワード。
アルフレッドは改めてエドワードに、「じきお前の国になる。未来のためには戦いや兵力だけじゃなく同盟が重要になる。姉のエセルフリーダと会うのだ。ウェセックスとお前の王座を彼女が強める」と言う。
「ウェセックスと我が王のために最善を尽くします」と言うエドワードの言葉にアルフレッドは、息子の手を強く握りしめるー。

父としての思い

アルフレッド王はべオッカを呼ぶと、「息子にはウートレッドが必要だ。言いたくないが本当のことだ。だが私が死ぬまではカレは反逆者だ。このことはそなたにだけ打ち明けておく。妻はウートレッドを近づけたがらぬだろうが選ぶのはエドワードだ。あなたの助言がいる」とすべてをべオッカに頼む。

 

ロイディスの湖畔

ラグナルの墓

ラグナルの墓に着いたウートレッドに、「来ると思ってた」と声をかけたのはブリーダだった。
「夢でラグナルがニヴルヘイムから”ヴァルハラに行かせてくれて”と呼びかけてくる」と言うブリーダに、「望みが叶うならオレもそれを願う」とウートレッド。
しかしブリーダは、ラグナルを3度も裏切ったウートレッドをどうしても許せないと冷たく当たる。

ウートレッドはラグナルに永遠の愛を伝え、父ラグナルからもらった”トールハンマー”の首飾りを埋めた。

【ニヴルヘイムとは】北欧神話9つの世界の下層に存在する冷たい氷の国
刺客

朝、川向うからブリーダとウートレッドを見張るデーン人が3人・・・・
危険を察知したウートレッドは、「一緒に予言者ストーリを訪ね、ラグナルの魂の救い方を聞こう」と提案、すぐに発つが、道中、弓矢で攻撃を受けてしまう。
襲撃してきたのはデーン軍兵士で、「クヌートに”デーン殺し”を殺せと命じられた。首を持って帰ればたんまり銀がもらえる」と言う。
ブリーダは、「デーン殺しは時機を見て私が殺す」と言い、デーン兵士を追い返した。

予言者ストーリはデーン人アバの予言者
真実

道中、「どうしてもあんたを許せない。あんたはラグナルを3回も捨てた」と言うブリーダにウートレッドは、ずっと隠していた真実を告げる。
真実を知り涙するブリーダに、「オレはお前の片割れだ」とウートレッド。

【ウートレッドがアルフレッド王に忠誠を誓った理由】
エディントンの戦いでアルフレッド王の捕虜となったラグナルとブリーダ。
その後ウートレッドはカンブラランドのグズレッド王によって奴隷商人に売られてしまう。
そのウートレッドを救出したのが、アルフレッド王の命を受けた兄ラグナルだった。
ラグナルはウートレッドを救出するが、ウートレッドはジゼラを取り戻そうとしてイードレッド修道院長を殺してしまう。この事態にアルフレッドは、「聖職者殺害の罪は責任者のラグナルに償ってもらう」と言うが、ウートレッドは、ラグナルを解放する条件でアルフレッドに忠誠を誓ったのだった。

 

予言者ストーリ

ラグナルの魂を救うために

サルフォードの村のハズレに住むストーリを見つけたウートレッドとブリーダ。
ストーリは突然現れたふたりに動揺するが、「報酬を払うなら」と言う条件で、ラグナルをニヴルヘイムから救い出す方法を探ることに。

ストーリは、「女神ヘルはラグナルの魂を手放すが、身代わりがいる。ラグナルに背き殺したヤツを殺すんだ。そいつを殺す時、ラグナルの血で染めた剣を使え。ヴァルハラへ行ける」と言い、死んだラグナルの血の代わりになるのは、血を分けた者の血、すなわちテューラの血だと言う。

ブリーダの秘密

「さっさと報酬を払って出て行ってくれ」と言うストーリに、「もうひとつ呪いの解き方を教えてくれ」とウートレッド。だが次の瞬間、ブリーダがストーリの背後に周り、首を締め始める。
「ブリーダ、やめろ」と言うウートレッドに、「手を出さないで。こうするしかない」とブリーダ。

ストーリが死んだのを確認したブリーダは、「これが呪いを解く方法よ。皮膚を破らず、1滴の血も流さず殺す。あんたもスケードにやるのよ」と。
ブリーダが子どもを産めない身体になったのはストーリの呪いのせいだったのだ。

ブリーダは、アバから逃げるためにストーリを人質に取った時、呪いをかけられたのだと言う。

ウートレッドは、「オレとお前はひとつだ。初めて手を握った時、絆が生まれた。時々オレを嫌ってもいいが、愛は永遠だ。消えない」と言う。
ウートレッドは呪いを解くためスケードを捜すと言い、「必ずテューラに会いに行く」と約束、ブリーダは、「ラグナルを殺したヤツを突き止める」と約束する。

感想

冒頭のシーン。
突撃命令を出さない父王にエドワードは何度も打診、・・・それでも命令を出さない父王。
もう限界だと判断したエドワードは剣を抜くと、「突撃せよ」の指示を出す・・・・

このシーン、胸が熱くなりました。
イヤ~、素晴らしいシーンだったと思います。
シーズン1から見てきて、過去イチ感動したシーンでした。

そしてウートレッドとブリーダ。
子どもの頃、父ラグナルの屋敷で、囚われたもの同士、手を握りあったあのシーンが蘇ります。

ウートレッドが言うみたいに、ふたりにはふたりだけの絆があるんだと思います。

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