フィアー・ザ・ウォーキング・デッド7 #12 サニー・ボーイ(相関図付)

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海外ドラマフィアー・ザ・ウォーキング・デッド

シーズン7は、全16話構成です

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#12 サニー・ボーイ Sonny Boy あらすじ

タワーでは、反対分子粛清のため、レンジャーによるチェックが行われ、ルール違反を犯したものは容赦なくタワーから突き落とされていた。そんな中、モーがこつ然と姿を消してしまった。
ジョンとハワードはそれぞれの捜査がはじまるが・・・。

相関図

まとめ

最近のタワーの状況

ビクター・ストランドは、毒を盛られて以降、反対派を恐れ、取締を強化。
違反者が見つかると、容赦なく屋上から突き落とし葬り去っていた。

そんなタワーの現状にジョンは、「ハワードのようなイエスマンじゃなく、正しくカレを導く参謀が必要だ」と言うが、ジューンは、「ストランドは耳を貸そうとしない。あなたの息子もバージニアを潰そうとして上手くいかなかった。ストランドを変えようとすれば逆に自分の立場を悪くするだけ」とジョンの考えに反対する。

事件勃発

ハワードの部屋から無線機が見つかった。
無線機の保持は重大なルール違反だった。
ストランドは、「もうキミを信用できない」と屋上から突き落とそうとするが、「私のじゃない。誰かにハメられたんだ。タワーは私のすべてだ。私は裏切らない」と言うハワードの訴えで留まるが、そこへ【モーが消えた】と言う連絡が入る。

ベビーシッターは、少し目を離した隙きにモーがいなくなったと言う。
するとハワードは、モー捜索をすると名乗りを上げる。
ストランドは、「お前をもう信用してない」と言うがハワードは、「必ずモーを見つけて信頼を取り戻す」と言う。
ストランドは、「日の出まで」と制限時間を決め、許可するが、ジョンを呼び止めると、「ハワードは行き詰まる。失敗は避けたい。ドリーの家系は信用できる」とジョンにモー捜索を依頼する。

これがチャンスを見たジョンは、「タワーの運営方法に問題がある。正当な理由があっても間違いを起こすな。悲劇を招く」と助言。
ストランドは、「まずは赤ん坊を探してくれ。それができたら、あんたの話を聞こう」と約束する。

ジョンの捜索

ストランドからモーの捜索を頼まれたジョンは、ベビーシッター、ジューン、グレース、ウェンデル、そして新加入したウェスに事情聴取し、(ジューンが何かを知っている)と気づく。

「何か知ってるな?モーはどこだ?」と問い詰めるジョンに、「ここを安全にする唯一の方法はストランドを倒すことよ。だけどモーがタワーにいる限りモーガンたちは行動を起こせない。ストランドもモーが切り札だって分かってる」とジューン。
ジョンは、「話してくれ、力になる」と言うが、ジューンは、「知らない方がいい」と言う。

 

ハワードにとってのタワー

ジョンはハワードにも事情聴取をする。
「キミに家族がいるとは知らなかった。家族はどこにいる?」と尋ねるジョンに、「分からない。世界がこうなる前に妻子は去った。私はタワーで歴史を作った。褒められぬこともしてきたが、妻子がここを見つけたら、これまでのすべてが報われる」と言う。

歴史研究家だったハワード。
ウィリアム・トラヴィスを研究していたハワードは、トラヴィスの手紙の追加書面を発見し、一躍有名人に。しかし、のちにそれが偽造と判明。糾弾され、妻子が去ったのだと言う。
ウィリアム・トラヴィスとは、テキサス州の革命に参加した弁護士。アラモの戦いで、テキサス政府に援軍を求める書簡を送ったが、その手紙が有名。

 

誘拐犯

ジューンの濡れた足跡を見たジョンは、ジューンが地下トンネルへ行っていると気づき、様子を見に行く。
ビンゴ!
ジューンは地下トンネルにいた。

モーを見つけ、無事を確認したジョンから、「ほんとうのことを話すんだ」と言われたジューンは、タワーの近くで待機しているモーガンにモーを渡す計画だと告白する。

しかし降り続く雨のせいで、トンネルに雨水が侵入、またたく間に水の高さは50センチほどに。
ウォーカーまで侵入しはじめた。
ふたりは隙間に逃げ込み、鉄フェンスで囲いをしたものの、ウォーカーが群がりはじめる。

安全な場所

この状況にジョンは、「外に連れ出すことはムリだ。モーを救うためにタワーに戻るんだ」と言うが、「ここに居ることは最善じゃない。ストランドがあなたに従うハズがない。ここに居てもタワーを変えることはできない」とジューン。しかしジョンは、「カレは私に従う、ハワードをハメたのは私だ。ストランドの信用を得るためにやった。安全な場所はこのタワーしかない」と自分の腹部を見せた。

ジョンの腹部には放射線ヤケドが!
チャーリーを救助に行った時、被爆したのだ。
ジューンはモーをタワーに戻すため、グレースに救援を頼んだ。

その時、ストランドがハワード、レンジャーを連れて現れた。
グレースの動きに気づき、尾行したのだった。
ハワードは、「反対派が特定されたな。予想どおりだ」と言うとモーを抱き上げ、「約束どおり見つけたぞ」と言うが、「モーを見つけたのはキミじゃない。ジョンだ」とストランド。

 

ストランドの判断

雨が降りしきる屋上で、ジョンとハワードを立たせたストランドはふたりに尋問する。
ハワードは必死に、「キミと共に戦ってきた。私が裏切るワケがない。誰かが私をハメたんだ。無線機は私のものじゃない!」と訴えるが、「私はタワーを信じてる。タワーこそモーが生きる最善策だ」とジョン。
それを聞いたストランドは、「タワーを信じてるならジョン、証拠を見せろ、ハワードを突き落とせ!」と言い出す。
「私はハメられたんだ!」と必死に命乞いするハワード。
それを見たジョンは思わず、「ハワードに無線機を仕込んだのが私だ」と白状する。
しかしストランドは、「そんな話、信じられない」と笑い、「タワーを信じてる証拠を見せろ。さもないとジューンやグレースが危険に晒されるぞ!」と脅す。
躊躇を見せたもののジョンは、ストランドの指示どおりハワードを突き落す・・・叫び声を残し落下したハワード。

ハワードの死に、ハワードの妻子を思い心を痛めるジョンにストランドは、「カレの妻子はとっくの前に死んでる。これでオレとあんたはパートナーだな」と言うのだった。

説得と決断

ジョンの思惑どおりにはならず、結果、ハワードを殺害してしまったジョンは、体調が悪いこともあり、お酒に逃げてしまう。(断酒していたのに)
そこへモーを抱いてストランドがやって来た。
「状況を変える必要がある」と言うストランドにジョンは、自分の意見を聞く気になったのかと期待するが、ストランドが言い出したのは「モーはオレがひとりで育てる。外部から遮断してペントハウスで育てる」と言うもの。
ジョンは、「その子はあんたに愛情や尊敬を与えてはくれない。望めば望むほどその子を遠ざけることになる。子どもを育てるとはそういうものだ。その子に愛されたいなら私と一緒にタワーを変えるんだ」とストランドを説得するが、「アドバイスはいらない」とまったく耳を貸そうともしないストランド。

(ストランドを変えることはできない)と悟ったジョンは、後ろからストランドを殴って気絶させると、無線でモーガンに連絡を取り、「モーを引き渡す」と約束する。

 

それぞれのレガシーのために

約束を果たすため、ジョンはハワードのコレクション(歴史遺産の甲冑)を身に着け、ジューン、グレース、ウェンデルとの別れの後、ウォーカーの群れの中を進みはじめる。

その頃、ウェスの声で意識を取り戻したストランドは、甲冑がないのを見て、ジョンがモーを連れ出したのだと気づいた。
既にジョンはウォーカーの大群の中だったー。
ジューン、グレース、ウェンデルはレンジャーによって逮捕された

モーをモーガンに引き渡したジョンは使命を果たした。
しかしジョンはウォーカーに肩を噛まれてしまい、覚悟を決める。「オレが時間を稼ぐ」。
ジョンはそう言うと、自らウォーカーの餌食に。
「ジョン、すまない・・・」モーガンはモーを抱いて立ち去る

屋上からそれを見ていたストランドは、「今日はあんたの勝ちでも、ここにはあんたの仲間がいる。一歩でも足を踏み入れたら仲間を殺す」と宣言するのだったー。

 

感想

シーズン7後半、死亡者続出・・・
死んで悲しいってほど思い入れのあるキャストはいないけど、だからって毎エピソードにひとりは死んでると言うハイペース。
しかも今回はジョン・シニアが(合掌)

今や医者並に医療を任せられるジューンが死ぬのも問題だけど、警官のジョンが死んだのも痛手だよね。
この先フィアーは、モーガンG vs ストランドGでタワーを取り合うことは決定事項だけど、タワーを壊さず、住民を死なさず奪い取るなんてできるもんかな?

あ、11話のラスト、ルシアナを見切って、情報を提供すると取引したウェスが、すっかりタワーの住民になってましたねー。しかもレンジャーっぽい。
挙げ句、今回の件で主要メンバーのハワードがあっさり死亡(しっかりウォーカーになって登場したけど)、レンジャーを仕切ってたジョンまで死んだので、ストランドの二の腕となってタワーを仕切る人、いない。
これはまさかのウェスがいきなりのNo.2????
むちゃくちゃな展開になってるけど、なぜか見てしまう~(笑)

ところで、原題の「Sonny boy」は、親しみを込めた「坊や」と言う意味みたい。
そしてビクター・ストランド、ハワード、そしてジョンが何度も使ったワード、「私のレガシー(Legacy)」の意味は、今回の場合は、未来のための礎を築く、未来に繋がるものを残すと言う意味合いなのだろうと思います。

 

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