ジューンはカナダ国境を目指し列車に隠れて乗り込んだが、列車を襲う集団が現れ・・・。
ジューンとジャニーンはスティーブンのコミュニティに身を寄せるが、そこはシカゴだった！
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#5 シカゴ Chicago あらすじ
スティーブンのグループがいるのは、シカゴの戦争地帯だった。ジャニーンはスティーブンのグループと調和しようとするが、一方のジューンは、ギレアドとの反政府勢力と接触しようとする。
相関図
まとめ
ギレアド政府
ローレンス司令官
ローレンスは、「他国から制裁を加えられ、経済が逼迫している。国際支援が届くまですべての国境線で一時停戦を進言する」と審議会メンバーに進言するが、全員の反対で否決されてしまう。
「指揮官として停戦に賛成できない」と言うニックに、「彼女を救うためでもか」とローレンス。
ローレンスはジューンがカナダ紛争地帯にいる可能性があると言う。
リディア
6人の侍女を移送中、逃走を企てられ、4名死亡、2名逃亡となったリディアはその責任を問われ、引退勧告を受けてしまう。
おばの職が生きがいで、何としても復職したいリディアは、ローレンス司令官を訪ねると、ローレンスを脅し（ウィンズロウ司令官の失踪関与、権力の乱用、オブジョセフ（ジューン）との共謀）「私を復職させて欲しい」と言い出す。
そこでローレンスは、「審議会に返り咲かなければキミの復職も難しい。私の弱みを握っているなら、カルホーン司令官のネタも持っているだろ。この国を立て直そう。一緒に正しい形にしないか」と条件を出す。
するとリディア、「オブジョセフが捕まったら、私に引き渡してください」と条件を出し、交渉を成立する。
ニック
ニックは隠密に女中を呼び、ジューンについての情報を尋ねるが、「あのクソ女のせいで大勢が巻き添えになった。彼女を助けると命を落とす」と迷惑そうに去って行く女中。
しかしもうひとりから、侍女が二人シカゴに向かったが、うちのひとりはジューンかも知れないと情報を得る。
司令官会議
ローレンスの予想どおりジューンがシカゴにいると分かったニックは、司令官会議でローレンスの提案（国境線での停戦）を後押しするつもりでいたが、ナゼかローレンスは審議会メンバーに復活。それだけでなく、パットナム司令官は、「審議会で再考して国境線での停戦に合意した。今日の午後から24時間、紛争地帯で停戦に入る」と発表する。
驚きつつも停戦が決まり、安堵したのも束の間、「停戦に先立ち反乱分子どもを一掃する」との理由で、空爆指揮をニックに指示したパットナム司令官。
ニックは、「承知しました」と言うしかなかった。
リディアは、おばの職に復職を果たした。
その結果、ローレンスは上級司令官に復帰を果たし、ローレンスの口添えでリディアも復職。
シカゴ
コミュニティでの生活
スティーブンのコミュニティは、銃撃戦がある地帯の近くだった。（銃撃が聞こえ、見える地帯）。
ジャニーンはスティーブンとの関係を深め、彼らと調和しようとするが、ジューンは反政府勢力と接触できる機会を狙っていた。
そんなある日ジューンは、彼らが他の集団との物資交換目的で、”物々交換所”へ行くと知り、作業を手伝いたいと申し出る。
却下されたもののジャニーンの口添えと、スティーブンに従うと言う条件で、ジューンは街に出るが、そこで焼け殺された兵士の死体を見ることに。
スティーブン曰く、”ナイトホークス”の仕業だと言う。
その時、戦闘機が飛んできて、街にギレアド兵士が数人偵察にやって来た。
スティーブンの指示でジューンたちは店舗に隠れるが、スティーブンも隠れるだけで、戦おうとはしない。
ジューンは、「チャンスだったのに！敵を殺せた」と言うが、「殺してどうする？偵察が増えて動きにくくなるだけだ。命は捨てない」とスティーブン。
物々交換所
交換所で野球団のキャップを見つけ、「カレ、野球が好きなの。プレゼントしたら喜ぶだろうな」と言い出すジャニーン。
恋する乙女のジャニーンに、「カレに弄ばれてるだけよ」とジューンは辛辣な意見を言うが、「カレとは心が通じてる思う」とジャニーン。
カレのために、野球帽を手に入れようと交渉するジャニーンに知らん顔が出来ず、結局ジューンは自分の侍女コートを差し出す。
ジューンの決断
その夜、スティーブンたちがレジスタンスではないと判断したジューンはジャニーンに、「明日ここを出て、ナイトホークスを探そう。私たちは戦うために来た」と言うが、ジャニーンは、「あなたはそうでも私は違う。ここに残る。また妊娠してママになれるかも知れない」と言う。
再びジューンは、「カレは本気じゃない。私はあなたを守りたい」と説得するが、「マルタやブリアナは守れなかったくせに」とジャニーン。ジューンは何も言えなくなってしまう。
別れ
コミュニティのメンバー、ブラッドからナイトホークスのアジトへの行き方を聞きジューンは出発する。
ジャニーンは残ることを選び、「私を忘れないで」と野球帽を渡した。
ひとり
静まり返った街を歩くジューンは、気配を感じ、クルマの下に隠れる。
そこに現れたのはジャニーンだった。
異変
ナイトホークスのアジトに到着したふたり。
しかし入口に警備員の姿はなく、食料も放置されたまま。
「急に立ち去ったみたい。何か変よ」とジューンが察知した時、上空に戦闘機が現れ空爆が始まる！
どれぐらい時間が経ったか・・・・意識を取り戻したジューン。しかしジャニーンの姿がない。
周囲からは、「助けて・・」と救助を求める声がし、救護隊の声もする。
ジューンは何とか立ち上がるが、その時、「ジューン・・」と呼ぶ声が、振り返ったジューンが見たのは、モイラだった。
感想
ジューンがギレアドのユニフォーム（侍女、女中）を脱ぎ、カナダ脱出に向かって動き出しましたねー。
ハンナをギレアドに残してカナダに脱出できないとギレアドに自ら残ったものの、結局、追い詰められ、カナダに逃亡するしかなくなったワケですよね。
モイラとの再会は驚きでした。
これでジューンはギレアドから脱出したと言うことになるのかな。
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