ペーパー・ハウス5 #2 生まれ変わりを信じるなら スペイン発、頭脳派強盗団ドラマ(相関図付)

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良いスピード感でどんどん進む
教授が警察に逮捕されたリスボンたちは大きな賭けに出る(本当は警察じゃなくシエラの単独プレイ)

#2 生まれ変わりを信じるなら ¿Crees en la reencarnación? あらすじ

教授が逮捕され、四面楚歌の状況を打破するため強盗グループは、新たな一手に出るが、思いもかけない反撃を受けることに。

 

相関図

まとめ

リスボンたちの賭け

リスボンたち強盗グループは教授が警察に逮捕されたと思っている

非武装状態(防弾ベストなし、裸足)となったリスボン、トーキョー、モニカは、人質の半分(マリオ総裁、アルトゥーロ、アマンダ、ミゲル含む)と一緒にエントランスを出ると、「タマヨ警視監、白旗をあげる」と言うと、白旗を振る。

怒り心頭のタマヨ警視監

裁判所から連れ去られたラケル。それだけでも警察の失態なのにラケルはスペイン銀行内に居た。
それは言葉にならないほどの屈辱だった。

スペイン銀行から出て来たラケルを見たタマヨ警視監は怒りが頂点に達し、「部隊を出して連行しろ!警察の顔に泥を塗ったあの女を負かす」とスアレスに命令を下すが、「白旗は和平の象徴だ。従わなければ。世界中が見てる」とアンヘル。

「交渉に応じれば舐められる」と挙げた手をおろせないタマヨ警視監にアンヘルは、「どちらが悪者かハッキリさせるんです。こっちも非武装で交渉する。2分後に突入すると最後通告してヤツらに逃げられないと思わせるんです」と言い、タマヨ警視監はそれを実行することに。

交渉

タマヨ警視監と対面したラケルは、「私が国家裁判所や刑務所にいないと国民に知らせたかった。ガンディアが負傷した。今すぐ医者が必要よ」とビデオ電話を繋ぐ。

ガンディアは頸椎に弾を受け、破片がまだ残っていた。このままでは呼吸や腕が麻痺する状況

しかしタマヨ警視監は、「今すぐに解放しろ。ガンディアのケガが唯一の切り札だろ。解放しないならすぐに突入する。解放すれば、1時間の時間があるだろう」と強気の交渉に出る。

この時ラケルは、あることに気づく。【教授は警察に逮捕されたんじゃない。シエラの単独行動だ】と言う事実に。
ラケルはそれを確認するために、「教授と話したい」と申し出、4分間の時間を与えられ、交渉は成立した。

人質たち

スペイン銀行前には軍隊が待機している。
「やっと軍隊を出したか」と言うアルトゥーロに、「マズイ兆候だ。軍隊の目的は犯人の殺害で人質救助じゃない」と危険を察知するマリオ総裁。

タマヨ警視監とリスボンの交渉中、アルトゥーロは、「捜査テントまで走ろう。人質には発砲しない」と言い出すが、「銀行に戻る!まだ人質が残ってる。道義的責任がある。脱出を企てる。私しか開けられない金庫室がある」とマリオ総裁。

 

スペイン銀行内

ボゴタの怒り

ラケルから、”ガンディア解放”の連絡が入った。
するとボゴタは、「このクソ野郎と決闘する」と言い出す。
パレルモは、「引き渡す約束だ。殺すワケにいかない。お前の復讐のためにオレたちが破滅する」とボゴタを止めるが、「死体を渡せばいい。どうせオレたちは終わりだ。死ぬなら自分に恥じたくない」とボゴタ。

すると、「オレも賛成だ。ナイロビを殺された。突入されるならアイツを殺す」と言い出すリオ。デンバーは、「お前がガンディアを撃たなかった結果がコレだろ」とデンバーがリオを責めはじめると、パレルモが仲間を追い込んだとリオはパレルモを責め始めるー。
その様子に、「仲間割れがはじまった」と侮辱的な言葉で煽るガンディア。
パレルモは、「オレたちの尊厳を守るために決闘は必要だ」と言うボゴタを受け入れる。

ボゴタとガンディアの決闘がはじまった。

ボゴタはガンディアのファシスト発言が気に入らなかったのだ

そこへ交渉から戻って来たリスボンたち。
思わぬ状況にリスボンは決闘を止めようとするが、それを制するパレルモ。
リスボンはパレルモに、「教授は警察に捕まってない。まだ希望はある」と告げる。
一方トーキョーはガンディアにトドメを刺そうとしている中を割って入り、「ナイロビはコレを望まない」とボゴタを説得する。

その言葉に冷静さを取りもどしたボゴタだが、ガンディアからファシスト発言を受け、トーキョーがキレてしまう。トーキョーに馬乗りになり、ボゴタに止められるまでガンディアを殴打するー。

反撃

そんな中、ガンディアとの揉めごとで手一杯のパレルモたちの隙を狙い、ライフル銃を手にした人質たち。
突然アルトゥーロは、「ひれ伏せテロリスト!」と叫ぶとライフル銃を連射すると、逃走する。

アルトゥーロの乱射で2人が撃たれ、デンバーは腕を撃たれてしまった。
パレルモ、トーキョー、リスボンが人質を追う中、デンバーも、「あの野郎」と手当も受けず後を追う。
連絡を受けたマニラは残りの人質の監視をマティアスに頼み、ヘルシンキとEVに向けて銃を構える。

そこへやって来た人質たち。
激しい銃撃戦が続き、強盗グループに挟み打ちにされたマリオは、金庫室へ行くのを諦め、搬入口へと向かう。

マリオ、アルトゥーロらとはぐれた5人の人質は戻された。

搬入口まで逃げたマリオ、アルトゥーロ、アマンダ、ミゲル、その他ふたりの人質。
しかし、外への扉は鉄で覆われ、爆弾が仕掛けられてあり万事休すと思われた。
その時、「ヤツらの負けだ」とアルトゥーロ。
そこが強盗グループの武器庫だった。

(続きはココ

 

教授

教授を拘束したシエラは、警察及びCNI(情報局)対策のために供述を動画録音しはじめる。
その時、教授は外の監視カメラに映ったマルセイユとベンジャミンに気づく。
シエラの注意を引くために教授は、「真実を話す」と告白をはじめるが、シエラは侵入者に気づいてしまった。
シエラは教授を殴打し、麻酔薬を注射し意識を失わせる。

アジトにやって来たマルセイユとベンジャミンは、異変に気づき警戒するが、ベッドで眠っていると教授を見て、警戒を解いてしまう。
その瞬間、シエラはマルセイユの首に麻酔薬を注射し意識を失わせると、トイレにいるベンジャミンを降伏させた。

 

捜査本部

サガスタ司令官

タマヨ警視監から第3特殊部隊を率いての突入準備指示を受けたサガスタは、「私のチームを使う約束だ」と言うが、「素行不良だらけキミのチームは問題外だ」と切って捨てるタマヨ警視監。
しかしサガスタは、「承知で召集してる。第3特殊部隊は人質を助けようと考えているが、必要なのは救出ではなく制圧だ。突入すれば生存率は良くて3割。私のチーム以外にがムリだ」と言い切る。

スアレスの要求

銀行内からの銃声を確認した捜査本部。
この状況にスアレスは、「深刻な事態かも知れない。人質が危険だ」と言うが、「我々を混乱させるための偽銃撃だろう」と現実逃避発言をするタマヨ警視監。
スアレスは、「特殊部隊を率いる警部の自分に隠れて攻撃準備をした」と抗議し、自分の関与を求める。

タマヨ警視監はサガスタに突入指示を出す。

 

軍の突入

ガンディアの解放

警察の監視をしていたヘルシンキは、「特殊部隊が動き出した!あらゆる武器を積んでる。ロケットランチャーに散弾銃まである。2台の軍用車両(LMV)に乗り込んだ。即時介入だ!」とリスボンらに連絡する。
報告を受けたリスボンは、「今すぐガンディアを解放して!」と指示する。

ガンディアを解放すれば、人質との銃撃戦が警察にバレるが、アルトゥーロたちに武器庫に立てこもられ、戦うだけの武器がない以上、軍の突入を止める他ない。

ボゴタはガンディアの身体にフェンタニルを貼り付けるとエントランスから解放する。

2台の軍用車が銀行エントランスへと向かっていたが、人が出て来たのを確認したスアレスは、「突入は中止だ!」と軍用車にストップをかける。

ガンディアはフェンタニルのせいで意識を失い倒れてしまう。
タマヨ警視監はスアレスから、解放されたのがガンディアと報告を受け、突入を中止を命じるしかなくなってしまった。

強盗グループ vs アルトゥーロ

武器庫を取られたパレルモたちの弾は残り少なくなっていた。
その時、パニックルームの武器庫を思い出したトーキョーは、それを取りに向かう。

アルトゥーロの反撃

「これだけの武器があるんだ。強盗犯と対峙する」といきり立つアルトゥーロをマリオは、「間違ってる。焦るな。彼らの武器はここにある。もうすぐ軍も突入する。オレたちは賢くここを守るべきだ」と説得するが、「これは戦争だ。英雄になるためにやる。攻めるんだ」と言うと、手榴弾を2つ転がし、爆破。
「相手になってやるぞ!」と雄叫びをあげる。

次にアルトゥーロは火炎放射器を携えて搬入口から出てくると、「デンバー!シンシナティの父親は私だ!出てこい!」とデンバーを煽り、火炎放射器を発射させる。

そして無線を使い、「彼女がお前を愛してると思うのか?お前じゃ役不足だ。彼女はオレが既婚者だと分かっててオレを愛した。いろんな場所で深く愛し合った。お前はオレからモニカを盗み取った。彼女が過ちに気づいた時には低俗な男と破滅の道を進んでたんだ」とデンバーを煽る。

マリオは、「個人的な恨みに私たちを巻き込んだのかっ?」とアルトゥーロを責めるが、「これは作戦だ。痛いところを突き怒らせて出て来たところを焼き尽くしてやる!」とアルトゥーロ。

耐えきれずアルトゥーロに立ち向かおうとするデンバーを身体を張って止めたのはマニラ。
「冷静になって!もうすぐトーキョーが武器を持ってくる」と言い聞かせる。

マニラの言葉を聞き、「彼らはまだ武器を持ってる。作戦変更だ!」とアルトゥーロ。
歯止めが効かないアルトゥーロは、「ヤツらは武器を持って応戦してくる。攻めが大事だ」と制止するマリオに言うと、フォークリフトにブローニング重機関銃をセットしはじめる。

「攻撃が止んだ。今だ!」と攻撃に転じるパレルモたち。
そこへフォークリフトが突進して来た。
その迫力にパレルモたちは後退するしかなく、とうとう弾切れになってしまう・・・

限界点
モニカとの関係について勝手な持論を話すアルトゥーロにモニカの気持ちは限界点に達してしまった。
モニカは銃を持ち、搬入口に向かおうとするが、突然、天井裏に入る。

フォークリフトに乗せたブローニング重機関銃で銃撃し続けるアルトゥーロの後方に天井裏から降り立ったモニカは、「アルトゥーロ!」と叫び銃を向ける。

モニカの思わぬ登場にアルトゥーロは、「落ち着け、銃を下ろすんだ。キミには撃てない。息子の父親だぞ。この騒動が終わって息子を育てられるのは唯一まともな人間のオレだけだ。キミは決して彼らの仲間になどなれない。一生日陰の女だ・・・」と言うと、後腰に持っていた銃を握ろうとするー・・・モニカはアルトゥーロを2発撃つ。

感想

シーズン5に入っても失速しませんね。
IMDb 7.0 が信じられないなー。もっと評価高くていいと思うんだけど。

とにかく1話にかなりの内容は詰め込まれ、まとめるのが本当に難しいです。

今回のエピソードはアルトゥーロがなんか笑えるんだなー。
強盗グループをバカにしながら、結局モニカに未練タラタラだし、強盗グループを殺害、事件を解決して英雄になりたい気満々。それがホントに見苦しすぎるほどで、正義なのがどっちなのか分からないほど。
強盗犯が、犯罪を犯してるのに、アルトゥーロが間違ってる気がする不思議。

アルトゥーロはモニカに撃たれたようだし、コレ、どうなるのかな。
一旦、軍介入も中止になったし。
問題は、シエラに拘束された教授、マルセイユ、ベンジャミンのこと。

 

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