ウォーキング・デッド11 ファイナルシーズン #12 ザ・ラッキー・ワンズ(相関図あり)

海外ドラマ
海外ドラマウォーキング・デッド

今回のエピソードは、コモンウェルスとアレクサンドリア、ヒルトップ、オーシャンサイドのはなし

#12 ザ・ラッキー・ワンズ The Lucky Ones あらすじ

パメラ知事とランスはアレクサンドリア、ヒルトップそしてオーシャンサイドを視察に行く。
ユージーンは”ステファニー”について決着をつけるためマックスと話をする。
定期検診を受けたエゼキエルにトミから幸運な知らせがある。

 

相関図

まとめ

ユージーンとマックス

このエピソードの続き
twd11-11
マックスの話
【過去】
ある日ゴミ箱に捨てられている無線部品を見つけたマックスはそれを持ち帰ると、無線機を組み立て直し、軽い気持ちで無線を繋げた時、それに反応したのがユージーンだった。
その日以降、マックスはユージーンと交信して会話することが楽しみに。それはユージーンも同じだった。

マックスは町の外に興味がなかったが、ユージーンから、「会いたい」と言われ、”車両基地での待ち合わせ”を約束するが、兄マーサに無線機が見つかってしまう。
実はマーサはホーンズビーから、「何者かが外部の人間と無線で連絡を取り、会う約束をしている。その犯人を見つけろ」と指示されていたのだ。
マックスは、ホーンズビーに待ち合わせ場所まで把握されている以上、会いに行けないと諦めたと言う。
しかし以外にもマックスはユージーンをコモンウェルスの町で見かけることに。
マックスは、”ステファニー”と名乗る自分ではない別人物と楽しそうにしていた。それを見てマックスは、何も言えなかったと言う。

にわかに理解し難い事実に、「キミがステファニーなのか?」と尋ねるユージーンにマックスは、自分はマックスであり、ステファニーは存在しないと言う。
ユージーンは耐えきれず、まだ話そうとするマックスから逃げるように去る。

苦しみ

ずっと落ち込んだままのユージーンを心配するロジータ。
ロジータはユージーンに、「ここに来たことを後悔してるか?」と聞かれ、「仲間と一緒だし、何よりも安全」と答える。
ユージーンはその返事に頷き、ステファニーを見つけたが、別れたと報告する。

ユージーンの決断

ユージーンはラズベリーアイスクリームを持ってマックスの家を訪ね、話の途中で逃げ出したことを詫びると、「ホーンズビーに騙され、偽物に心を奪われ、小説まで読ませてしまった」と謝罪するが、「小説まで読ませたの?あんなにたくさん話したのに、どうして彼女が偽物だと気づかなかったの?」とマックス。
ユージーンは、「拒絶され続けてきた男だから、受け入れられて舞い上がり、間違いに気づけなかった。償わして欲しい」と言う。
マックスは戸惑いを見せながらも、小説の話で盛り上がり・・・「あの頃みたいね」と笑顔を見せたー。

 

エゼキエル

病院で検査を受けるエゼキエルに、「金曜日に手術をする」と医師トミ。既に手術費用も支払われていると聞き、「順番待ちだと思ってた、どうしてだ?」と驚き、戸惑うエゼキエル。
しかしジェリーは喜び、「ただ幸運を受けいればいい」と言う。

しかしエゼキエルは気づいてしまう。
手術の順番が大幅に繰り上がったのは、キャロルが関係していることに。
エゼキエルは、「これは不正じゃないか!患者たちはみんな苦しんでる。私と同じだ。治療を待ってる。私と同じだ」とキャロルを責めるが、「あなたに死んでほしくない」とキャロル。

結局エゼキエルは手術を受けるー。

 

パメラ知事の視察

ランスはパメラと共に、アレクサンドリア、ヒルトップ、オーシャンサイドを視察することに。
ランスはパメラに、「3つの共同体は価値がある」とプレゼンするが、「共同体を拡大する気はないし、これだけ遠い場所では統制が取れず、帝国が滅びる事になりかねない」と乗り気ではないパメラ。

アレクサンドリア

アレクサンドリアのリーダーとして対応したのはアーロン。
アーロンは町を案内しながら、アレクサンドリアは自立した共同体であり、水道、ソーラーパネル、耕作システムを持っており、町計画の青写真はマギーからもらい建設したと説明する。

一方トルーパー長のマーサは、「安全を守るのは難しそうだ」と言うが、ダリルは、「我々は何度も戦ってきた」と強さを自負する。

パメラはアレクサンドリアを築いたのがディアナだと知ると、彼女とはこの世界になる前、慈善活動を共にやった仲で、彼女は生粋の政治家だったと言う。
ダリルは、「ディアナがこの町を作り、我々を受け入れてくれた。彼女をリスペクトしているし、守る価値がある」と言うが、パメラはこの町が何度も崩壊し再建をしていること、ディアナの死因がウォーカーに噛まれたこととだと知り、眉根をひそめる。

アレクサンドリアは元議員ディアナが築いたコミュニティ。
シーズン5の後半からアレクサンドリアの町が登場します。
オーシャンサイド

次にオーシャンサイドを視察するパメラ。
久しぶりの海に思わず足を浸したパメラは、心が癒やされるのを感じ、「海はいいわね。これまで2度の大戦に勝った強い共同体とぜひパートナーになりたい」と申し出るが、リーダーのレイチェルは、マギーが同盟を結ばないと言ってる。我々はこれまでヒルトップとマギーに助けられて来た。相互防衛協定も結んでる。彼女がNOなら私たちもNOだと言う。

ランスは思いどおり話が運ばない状況に、「ヒルトップとオーシャンサイドが同意しないならアレクサンドリアとの協定はない。アレクサンドリアを助けたいならマギーを説得しろ」とアーロンに求める。

マギーたち

ヒルトップに向かう道中、ウォーカーの群れに襲撃されているグループを発見したパメラたち。

マーサらトルーパーとダリルが応戦し助けたのはマギーたちグループだった。
ヨレヨレの服装で泥だらけのマギーに、「あなたがマギーね」とパメラ。

生きるだけで精一杯に見えるマギーたちを思い、食事や武器を分け渡すアーロンとダリルにマギーは、「なぜ彼らを信じるの?」と問う。
「信じてると言ったか?少なくともアレクサンドリアは再建できた」とダリル。アーロンは、「コモンウェルスには5万人が暮らしてるが、9割の人はまともだ。永遠じゃない。一緒に行かないか?一人で背負うな」と説得する。

そこへやってきたランスは、「一緒に狩りをしないか?」と声をかける。

パメラとマギー

パメラは、「大勢で動けば獲物が逃げる。ペアになって分かれましょう」とマギーを誘う。

パメラはマギーの状況を大変そうだと言うが、「これが普通だ」と答えるマギー。
するとパメラは、この遠征に乗り気じゃなかった。小さな共同体との連携は価値がないと思っていたが、今は同盟を結んで強くなりたいと思ってる。この世界は死者のものではなく私たちの世界よ。子どもたちの未来のために動くべきだ。権力や資源を巡る争いを続けていては安定した未来は築けない。だからオーシャンサイドと同様の相互防衛協定を提案すると言う。

マギーは、パメラは独裁政治をやっている。公平だと言いながら、パメラ自身は良い家に住み裕福だと指摘。「私は行動で尊敬されたい」と言う。

ヒルトップで

マギーが獲物を持ってヒルトップに戻ると、ダイアンが嬉しそうに、「約束どおり兵士たちが給水塔を補強してくれてる」と報告。リディアも、「皆も安心したみたい。今夜はよく眠れそう」と笑顔を見せ、イライジャは、「久しぶりの食料だ」と喜ぶ。
ランスは食料と燃料を分けようと言い、マギーはそれを受け入れる。

マーサは、「ここで暮らす子どもは大変だろ。マギーは強情過ぎないか?」と意見するが、「ここは特別な場所なんだ。状況は厳しいが必ず立て直す。だがコモンウェルスの協力に感謝してる」とダリル。
するとマーサは、「ウチも完璧じゃない。お前に甲冑を着せないのは見た目のためだ。れぞれの役割がある」と言うのだった。

ランスとマギー

近づいてきたランスにマギーは、「共同体にしてあなたに何のメリットがあるの?」と聞くが、「正直、もうお手上げなんだろ。そう言うとキミは怒るかな?だがこれは良い提案だ。アレクサンドリア、ヒルトップ、オーシャンサイドに将来性を感じている。だが今のヒルトップはキミの思う最良の町じゃないだろ?私たちには可能性がある。病院や学校、オーシャンサイドには港を作りたい」とランス。
マギーは、「私も建てようとした」と言うが、ランスは、「そうだろう。私たちは考えが同じだ。キミが作りたい町を想像して。コモンウェルスの5万人の労働者がキミのビジョンを実現させる。願いが叶うんだ」と言う。

その時、ウォーカーの群れ襲来の声があがる。

マギーの決断

すぐさま立ち上がったマギーは、ダイアン、イライジャ、りディアとウォーカーの始末に当たるが、どんどん押し寄せてくるウォーカーに手間取る。
マーサは、”危険”と判断、トルーパーによる銃撃でウォーカーを一掃、マギーはマーサに感謝を示す。

「彼らが居てくれれば、ウォーカーが襲来する度に対処しなくて済む。建設に集中できる。よく考えるべきだけど、私たちには彼らの助けが必要だと思う」と意見するダイアン。
マギーは、「分かってる」と答えるが・・・。

マギーが出した結論は、同盟拒否だった。

マギーの決断により、コモンウェルスの兵士たちの撤退が始まったー。
ダリルはマギーに、「必要な時は呼べ」と言うが、ダイアンは仲間数人と共にコモンウェルスへ移動すると言い出す。「誰を信じるべきか分かってるハズ」と引き止めるマギーに、「助けを求めるべきだった。こんなに苦しむ必要はない。あなたは立派だけど私にはムリよ、ごめんなさい」とヒルトップを去るダイアン。

パメラとランスの駆け引き

身支度をするパメラにランスは、「これで終わりじゃない。時間をかければ説得できる」と同盟締結を諦めない姿勢を見せるが、パメラは、「3つの共同体を管理したかったようだけど、残念だったわね。努力するのは良いけど、本来の仕事に支障をきたさないで。コモンウェルスを優先して」と釘を刺す。

図星を突かれ、思いどおりにいかない苛立ちをウォーカーを始末することで晴らすランス。
そんなランスを見てアーロンは、「アレクサンドリアの件は大丈夫か」と心配するが、ランスはニヤリと笑うと、「問題ない。パメラは乗り気だ。大勢を受け入れる。俺たちで一緒に世界を作ろう」と言うのだったー。

 

感想

マギーの頑なさったらないよね。
マギーの信念はわかるし、理解したいとも思うけど、今回のオファー拒否はかなり独りよがりだと思う。
実際、ダイアンやリディアも兵士たちのヘルプを喜んでいたんだし、食料や物資も分けてもらえて、リーダーなら、拒否を選ぶべきじゃなかったと思う。
その上、子どもたちのことを考えれば、この環境は決して良いとは言えない。
もちろん、コモンウェルスもどうなのか?と言うところはあるけど、少なくとも、ロジータが言うように安全に暮らせることは間違いない。
どうせ結局はマギーが正しかったとなるんだろうけど、やっぱりマギーを好きになれない。
あ、でもひとつ思ってん。
ダイアンってアレクサンドリアにいたのに~って。
どっちにもいておかしくない?(笑)

コメント

タイトルとURLをコピーしました