ハンドメイズ・テイル シーズン1 #4 メッセージ

ハンドメイズ・テイル
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ネタバレさせてまとめていますので、視聴していない方はご注意ください

 

#4 メッセージ Nolite Te Bastardes Carborundorum あらすじ

セリーナ・ジョイに罰として部屋を出ることを禁じられたオブフレッドは心の均衡を保てなくなる。
自分を奮い立たせようとするとオブフレッドは、部屋の片隅に書かれたメッセージを見つける

Photo 引用 all by: IMDb

 

まとめ & 感想

ラケルとレアセンターでの研修

司令官夫妻に仕えることができるまで、侍女たちは教育を受ける。
「儀式」とは、司令官夫婦と侍女が子どもを授かるための体制を整えて行うものらしい。

聖書の解読らしいけど、ほんとうに滑稽な世界観です。

 

監禁され続けるオブフレッド

セリーナ・ジョイの怒りを買ってしまったオブフレッドは、部屋に監禁され、窓の外さえ見ることを禁じられている13日を過ごした。
もうオブフレッドは精神の均衡を失いつつあり、思い出されるのは、楽しかった夫ルークと娘ハンナとのことばかり。
このままでは精神状態がマズイと思ったオブフレッドは、部屋を探索し、クローゼットの隅に書かれたラテン語のメッセージを見つける。
それは見つからないように書かれたものだった。
オブフレッドは、それが前の侍女が書いたものなのか?と想いを巡らせる。

女中のリタが食事を運んだ時、クローゼットの中で倒れているオブフレッドを見つけ驚き、夫人に報告する。
司令官は心配そうにするが、セリーナはたいしたことがないと心配をしようともしない。
しかし、リタが「今日は儀式の日です」と伝えると、病院で診察を受けさせると言い出す。

この儀式は、例の子作り儀式のことです

 

病院で

13日ぶりに外出を許されたオブフレッドは、医師の診察を受ける。
医師は、力になるから本当のことを話なさいと言うが、オブフレッドは優しい司令官夫婦に仕えていて問題はないと言う。
すると医師は、部屋のカギを締め、「種なし司令官と励んでも妊娠など望めない。キミがツライ目に遭うだけだ。私が助けようか?」と言い出す。

公式を装った医者セクハラです、コレ!
いわゆる、セックスの強要ですから!

オブフレッドは悔しさと情けなさで堪えきれず、クルマの中で慟哭するが、ニックの運転するクルマはすんなりウォーターフォード家に到着する。
オブフレッドは夫人に、妊娠できなかったのは自分の努力が足りなかったからで、反省していると言い、お願いだから部屋監禁を解いて欲しいと頼むが、聞き入れられることはなかった。

 

脱走を図った過去

過去の話ー。
モイラはジューンと「ラケルとレアのセンター」から脱走を実行する。
侍女の躾係、エリザベス小母を襲い、服を脱がせ、躾係の服に着替えたモイラは侍女のオブフレッドを共だってセンターから町へ脱出。
しかし、一歩出た町は以前とすっかり様子が変わっていた。

街中に溢れる「目」と「ハンター」。ふたりは地下鉄のホームまでなんとか辿り着くが、地下鉄の駅も様変わりしていた。
もたもたしている間に、ボストン行きの地下鉄が駅に到着する。
オブフレッドは挙動不審だったためハンターの尋問を受けてしまう。オブフレッドは、モイラを見つめ、自分に構わず電車に乗って!とアイコンタクトを取る。
モイラは躊躇しつつも、電車の乗り込み行ってしまった。

オブフレッドはハンターに捕まり、センターに送り返される。
そこで待っていたのは、被害あったエリザベス小母からの鞭打ちの拷問だった。
両足の裏にムチを打たれ、血だらけになり歩けなくなったオブフレッドはベッドに寝かされる。
そこへ、侍女仲間たちが皆、自分の食べ物のお裾分けをおいていってくれたのだった

 

2度目の儀式

儀式の部屋にいつもより早く入り、「今夜、再試合をしよう、9時に書斎へ」と話しかけるなど、違う行動を取る司令官フレッド。
その後、儀式に望んだウォーターフォード夫妻だったが、フレッドは ”する” ことが出来ず退出する。
セリーナは夫のあとを追い、「手伝わせて」と手と口を使って奉仕しようとするが、フレッドがそれを止めた。
今日の儀式はなくなり、セリーナは「部屋に帰って!」とオブフレッドを再び部屋監禁する。

 

21時、書斎

セレーナ・ジョイ夫人から許されず、部屋監禁が続き、精神を病みかけていたオブフレッドは、モイラの勇気と行動を思い出し、自分を奮い立たせ行動を起こす。
司令官の書斎を21時に訪れたオブフレッドはふたりで「スクランブル」のゲームをする。
司令官は、出張でメキシコへ行っていたことがわかる。

司令官の書斎でラテン語辞典を見つけたオブフレッドは、壁に書かれていたメッセージの意味を問う。
「ヤツらに虐げられるな」と言う意味だとわかる。

司令官はそのラテン語に記憶があった。それはオブフレッドの前の侍女「オブフレッド」の言葉だったらしい。
司令官は、彼女は自殺をしたのだった。
オブフレッドは、司令官の気持ちを利用して、「夫人の気持ちも理解できるが、部屋監禁が長すぎて気持ちがくじけそうだ」と訴える。

かくして、オブフレッドは部屋監禁から抜け出すことができた

やっぱりバカバカしいことを、ド真剣にするこのドラマは秀逸だと思いますわ~。

 

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