ハンドメイズ・テイル 5 #2 バレエ (相関図付)

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海外ドラマハンドメイズ・テイル

毎週金曜日に新エピソード配信です
今週のん、個人的にはシーズン5を象徴するようなエピソードでは?と思ってワクワクしました。

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#2 バレエ Ballet あらすじ

セリーナへの憎しみに支配され苦しむジューン。
一方セリーナは夫の遺体と共にギレアドに戻り、夫の葬儀を執り行うために動く。
リディアおばはパットナム家の侍女にエスターを推薦する。

相関図

まとめ

ジューン

募る憎悪

ジューンはセリーナへの恨みを募らせ、眠れない日々が続いていたー。
リタを招待し、楽しい夜を過ごそうとしても、”スクラブル”のゲームを見ただけで、フレッドのことを思い出し、怒りがこみ上げてしまうジューン。

気持ちを抑えきれないジューンはリタに、「セリーナがギレアドに戻った。カナダとギレアドを行ったり来たり、何様よ。いつ報いを受けるんだろ。赤ん坊を取り上げられ侍女にされ、処刑されて縛り首になればいい。アイツに叩かれたの覚えてる?・・・」とセリーナへの恨みつらみをぶちまけるが、「彼女の話はしたくない」とリタ。
「もう止めなよ」とモイラも止めるが、それでもやめようとしないジューンに、「いい加減にして!侍女じゃなくても私もつらい。毎日苦しんでる」とリタ。

理由

話したいことがあるとルークを呼んだジューンは、「セリーナはフレッドを殺したのが私だと知ってる。フレッドの指を切り落として送った。私がやったと教えたかった。彼女はきっと何かを企んでる」と告白し、落ち着かない気持ちの理由を話す。
ルークは、「もうやめろ。セリーナに囚われ過ぎだ。指を送ってそれに何の意味がある?それでハンナが戻ったりしない。オレとニコールにはキミが必要だ。セリーナはもういない。彼女はキミを怖がってる。キミが勝ったからここにいるんだ。もう終わったんだ。彼女のことは忘れろ」と説得する。

 

ギレアド国で

帰国したセリーナ

トゥエロの尽力でフレッドの遺体とギレアドに帰国したセリーナを出迎えたのは司令官ローレンスとニック・ブレイン。

セリーナはすぐさま葬儀会場の教会へ向かうが、その質素な教会に、「建国の父を見送る場所じゃない」と不満を顕にすると、「フレッドは残忍な殺され方をした。フレッドに何があったの?」とニックを問い詰める。
ニックは、「国境エリアでのアメリカ人の行為まで制御できない」と言うが、セリーナは、「あんな仕打ちができるのはひとりだけ」と言い、ローレンスとニックが元侍女ジューンに手を貸した。それを他の司令官が知ったらどうするかしら?と脅しをかけはじめるー。
もちろんローレンスは、「言いがかりだ」と否定するが、「カレに相応しい葬儀をして」とセリーナ。
ローレンスは、「私は一介の司令官に過ぎず、ニックは有望だがひよっこだ。我々にそんな力はない」と言うが、セリーナは引き下がらない。

リディアおばと侍女たち

リディアおばは侍女を前に、「司令官の死と言う悲劇に悲しむ今こそ良い行いをする時」と言い、7人の侍女を連れてウォーターフォード司令官の弔問に向かうことに。

ジャニーンはリディアおばの助手として働いていた。
リディアおばは、反抗的だったエスターを上手く指導したジャニーンを褒め、弔問の同行を許可すると言う。
パッと笑顔になるジャニーン。リディアおばは続けて、「パットナム家が新しい侍女を探してる。エスターが適任」と言い、ジャニーンに協力するように言う。

ジャニーンはパットナム家の最初の侍女で、アンジェラと言う娘を生んだ。
ジャニーンはアンジェラに会いたい。
パットナム家で

パットナム夫妻がウォーターフォード家の友人として、自宅を弔問の場所として提供した。

セリーナはローレンスを見つけると、葬儀のグレードアップを確認するが、「審議会は現状の葬儀が妥当だと言ってる。この国では女性の意見が通ることはない。それにフレッドは国を裏切った人間だ」と言う。
セリーナは納得できない。

セリーナの直談判

セリーナは司令官のサロンへとひとり乗り込むと、「フレッドはこの国に人生を捧げた。生まれてくる息子には父を誇りにして欲しい。今こそギレアドの力を示すとき、フレッドの葬儀を国際式典にして世界中に放送したい」と言い出す。
パットナムは反逆者のフレッドを国葬すれば世界にどう思われるかと反対するが、カルホーンやローレンスは、一理あると言い、ニックは、「国に捧げた犠牲は称賛される」と賛成する。

審議の結果、ローレンスが皆を説き伏せ、フレッドを国葬で送ることに。
セリーナは早速準備に入る。

侍女エスター

パットナム家にリディアおばが侍女を連れて弔問にやって来た。

エスターはジャニーンに、「行動を起こそう」と言うが、アンジェラの笑い声を聞いたジャニーンは、「行動を起こせば死ぬか、もっとひどい目に遭う。一番賢い方法は従って生き残ることよ。信じて」とエスターに言い聞かせる。

リディアおばはナオミにエスターを紹介。
ナオミはエスターが若いことと元司令官妻だったことを指摘するが、「だからこそ勧めている」と言われ、承諾、司令官の元へと連れて行かれる。

アンジェラとの再会

そこへアンジェラが走り寄ってきた。
思わずハグするジャニーン。

フクザツな気持ちを抱えながらも、「毎日娘を授けてくれた人たちに感謝してる」とナオミ。
その言葉はジャニーンの心に響いたようだ。

司令官パットナムと侍女エスター

満面の笑みを浮かべエスターを司令官の集まるサロンへと連れて来たリディアおば。
パットナムはエスターが侍女になるとわかると、「ふたりにしてくれ」と皆を退室させる。
自分まで追い出されリディアおばは不満げだ。

パットナムはエスターとふたりになると、「怖がることはない。神は心を見ておられる」と言い、もっとエスターを知りたいと言い、チョコレートを食べさせようと口に運ぶのだったー。

誇り高く

ラケルとレアセンター(侍女育成センター)へ戻るクルマの中でエスターはジャニーンの手を握り、「配属されたくない」と訴えるが、「すぐに妊娠できる。妊娠が身を守る唯一の術よ」とジャニーン。
エスターはその言葉に失望する。

センターに戻ったエスターは、パットナム家から盗んできた食べ物を出しながら、「自分の子どもなのに一緒に居られないのはつらいでしょう」とジャニーンの気持ちに寄り添うが、「子どもを授かることは素晴らしいことよ。妊娠中はお姫さま扱いされる」とジャニーン。

するとエスターは、「最初はあなたが嫌いだった。でも間違ってなかった。あなたは私のことを考えない。娘に会いたいだけよ。私を騙して利用してる。リディアおばと同じ。これでジューンは私を誇りに思ってくれる」と言うと、口から血を吐き、苦しみ倒れる。
驚いたジャニーンはエスターを助けようとするが、自分も苦しみ、血を吐き倒れる。

エスターは食べ物に毒を盛ったらしい
トゥエロとニックの取引

トゥエロから極秘にニックを呼び出す。
ジューンとニコールの無事を確認するニックにトゥエロは、「娘さんに直接会ってみないか?」と言い出す。
条件は、アメリカに便宜を図ることだと言う。

 

国葬

 

セリーナは涙を流してフレッドに別れを告げると、国葬へと向かう。

 

宣戦布告

ルークに真実を告白し、セリーナやギレアドに囚われない人生をはじめるべきだと悟ったジューンは、ルークとバレエ鑑賞に。バレエは素晴らしく、ルークとの時間も楽しくて、ジューンは新たな一歩を踏み出せそうな気持ちに・・・・だがその時、街角のモニターに”ギレアド国の国葬”が映し出された。

憎むべきフレッドは英雄として国葬で送られ、セリーナは悲劇の妻。
そのセリーナにギレアド国の子ども代表として花を渡したのは”ハンナ”だった。

ジューンはセリーナへの憎しみを再び燃やし始めるー。

 

感想

やっぱ、ギレアドのエピソードになると俄然面白くなりますね~。
こんな世界は許されるべきじゃないんですけど、ギレアドの世界観は興味深いです。

フレッドを殺害、復讐を遂げたジューンだったけど、セリーナを許せず、憎悪に苦しむのは理解できなくもない。
だけど一方でジューンは侍女の印である”耳標”を外してないんですよね~?
なんでだろ。
ギレアドであれだけの経験をしたのだから、理解できない精神状態なのはわかるのだけど。

反対に、セリーナが国葬にして世界配信したのは、明らかにジューンを意識してのことですよね?
まさかギレアド国の利益を考えているとは思えない。
ジューンを叩きのめす最大の方法を取ったセリーナ。
ハンナは大きくなりましたよね~。すっかりお姉さん。
なんだかルークに似てる気さえします。

 

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