ハンドメイズ・テイル シーズン4 #4 ミルク(相関図付)

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海外ドラマハンドメイズ・テイル

仲間が死亡する中、逃げ切ったジューンとジャニーンが逃亡する話。
トロントでは妊娠を知ったセリーナがリタに面会を求める。

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#4 ミルク Milk  あらすじ

マグダラのコロニーに送還中、逃亡を図ったジューンたち。しかし守護者に銃殺され、列車に轢かれ次々と仲間が死ぬ中、ジューンとジャニーンは逃げ続ける。
トロントでは妊娠がわかったセリーナがリタと会いたいと言い出す。

 

相関図

まとめ

ジューンとジャニーン

逃亡

逃げ続けているジューンとジャニーン。
しかしジャニーンは、「皆が無事かも知れない。戻って確かめるべきよ」と言い出す。
ジューンは、「仲間は死んだの。これから2人で西へ向かおう」と言い聞かせ、線路沿いを逃げ続ける。

貨物ターミナルに着いた。
ジャニーンはボストン行きの列車を捜すが、「シカゴでメーデーを捜し出す」とジューン。
シカゴは戦地だ。ジャニーンは、「前線は危ない」と言うが、「あなたを危険な目には遭わせない」と言い切りジューンはシカゴ行きの列車に乗る。
納得できないままジャニーンもシカゴ行きに乗るが、入ったところはミルクタンクの中だった。
間もなく列車は動き出した。
冷えたミルクプールは凍えるほど寒く、列車の揺れで溺れそうになる中、ジューンは潜って排水口の栓を抜き、何とか事なきを得る。

シカゴはまだギレアドに屈しておらず、戦争下にある地域
ふたりの関係

「こんなところに居たくない」と愚痴をこぼすジャニーンにジューンは、「分かってる。大丈夫よ。シカゴに着けばメーデーに助けてもらえる」と言い聞かせるように言うが、「そんな保証ないでしょ?何か計画でもあるの?あるなら聞かせてよ。私にウソばかり吹き込んでそれでいいと思わないで!あなたは私たちの居場所を言ったんでしょ?」と問い詰める。「ハンナことを利用された。あの子に危険に晒されることが怖くて・・明かした。あなたでもそうする」と真実を話すが、「決めつけないで。私ならもっと上手くやったかも」とジャニーン。
その言葉に、「愚かで危険なマネをして後は人任せのクセに!」とジューンはジャニーンを責めるが、「冷蔵車両で前線に行くこの行動こそ愚かで危険よ!私なら何も言わない。皆が死んだのはあなたのせいよ」と言い切る。
非難されジューンはジャニーンに、「あんたなんか早く見限るべきだった」と言うのだった。

【ジャニーンの過去:ギレアド国が建国される前】
ジャニーンはひとり息子ケイレブを育てるシングルマザーだが、働いても生活は苦しかった。
世界的に不妊が問題で、ウソ情報を流してまで中絶を阻止する運動が起こる中、妊娠してしまったジャニーン。ボランティアから厳しい言葉で中絶を止められる中、やっと出会ったトーマス医師から中絶薬を処方してもらえた。

 

謎の集団

列車、襲撃を受ける

突然大きな衝撃を受け止まった列車。聞こえてくる銃撃の音ー。
ジューンは、「ギレアドの列車を襲撃するんだからギレアドじゃない。私たちの味方よ」と言うと、ジャニーンの力を借りてミルクタンクから外へと出るが、目に入ったのは、殺されたギレアド兵士たちと、物資を強奪する人たちだったー。

クルマを衝突させて列車を止めたらしい

ひとりの女性がタンクから出て来たジューンに気づき、「何者なの?」と銃を向ける。
ジューンは、「武器は持ってない。私たちは二人よ」とジャニーンも外へ出す。

報告を受けたリーダー格のスティーブンはジューンたちを見て、「驚いたな。追われてるんだろ?」と警戒するが、「シカゴに行きたい。足取りはバレてない。安全なところに行きたい。信じて。何でもする」と保護を頼むジューンを、迷った末トラックに乗せる。

スティーブンたちのアジト

 

街は戦下のせいか荒廃し、人々はギリギリの生活をしている様子だ。
そして着いたのは工場跡のようなアジトだった。

アジトには、たくさんの人が生活をしていた。
「まさか性奴隷に会えるとはな」と言うスティーブンにジューンは、「何も食べてないの、横にならせて」と頼むが、「みんな空腹よ」とテレサに言われ、スティーブンからは、「慈善事業じゃない」と言われてしまう。
しかしジューンは、「私たちは役に立てる」と交渉。
服と食べ物を分けてもらえることになったが、「どっちが残るんだ?」とスティーブン。
カレは、【役に立てる=性の奉仕】と理解したのだ。

「そう言う意味じゃなかった」と言うジューンに、「他に何ができる?対価を払え」とスティーブン。
ジューンはジャニーンを庇い自分が残るが、どうしてもできない。
その状況に、「無理強いはしない。出て行くのは自由だ」とスティーブン。
しかしジューンは出来なかった。

ジャニーンの強さ

ジューンは、「ここには居られない。安全なところを探そう」とジャニーンに言うが、行く当てもなく、この先どうすれば良いのかも分からない。
呆然と座り込んでいるジューンに、「ここに居られるよ」とパン1枚を手渡すジャニーン。

ジャニーンがスティーブンの相手をしたのだ。

「悪くなかったよ、眼帯を褒めてくれた」と言うジャニーンにジューンは、「ごめんなさい」の言葉しか言えないのだったー。

 

カナダ トロント:リタ

裁判所から、”セリーナがリタに会いたいと希望している”と連絡が来た。
セリーナの目的が分からずリタは、「すべて供述したことを怒ってるのかも知れない」と怖がるが、モイラは、「発言は自由だしセリーナは囚人よ。これは彼女に面と向かって本音を言えるチャンスかも。あなたにとって区切りになるかも知れない」とアドバイスする。

リタの家族記録が見つからない
面会

リタはセリーナと会うことを選んだ。
「よく来てくれたわ」と笑顔でリタを歓迎するセリーナは、エコー写真を見せて妊娠したと告白する。思いも寄らない報告に、「奇跡です」とリタもよろこぶ。
セリーナは、お腹の子は男の子で、ギレアドの環境と神のおかげだと言い、「フレッドに言うつもりはないの、あなたに子育てを手伝ってもらいたい。あなたに会いたかった。私のリタ。友だちがいてくれて良かった。一緒に祈って」と言う。

自分の存在

トゥエロはセリーナの弁護士から預かった書類をリタに渡す。
その書類は、”フレッドとセリーナの裁判で、リタが証言する内容”だったが、そんな話しは聞いていないリタ。
トウェロは、「あなたが司令官を糾弾することが法廷戦略のようです。セリーナはあなたとは強い絆があると信じているようだ」と説明するが、「ギレアドで私はウォーターフォード家の所有物でした」とリタ。

その後リタはフレッドとの面会を求めた。
フレッドはリタを気遣い、「元気なのか?家族とは会えたのか?友人とまた会えてうれしい」と言うが、「答えたくありません。私は友人じゃない」とリタ。
リタはフレッドに封筒を渡すと、「家族の問題は私にはもう関係ない。そのこと毎日私は感謝しています。息子さんにご加護を」と言うと立ち去る。

フレッドは封筒の中に入ってる胎児のエコー写真を見て、セリーナの妊娠に気づくー。

 

感想

毎回見終わったあと、呆然としてしまう。
多分、女性が生きていくことの過酷さを思い知らされるからだと思う。成熟していない社会じゃ、女性が尊厳を持って生きることは難しすぎる。だからこそ、ジューンを応援してしまうんだけど。

そのジューンにもできないことをジャニーンがやってのけました。
彼女は確かに自尊心が低いし、感情優位で動くところがある。ジューンもジャニーンを子どもっぽくて、守ってあげなければならない存在だと思っているけれど、ジャニーンだからこその強さを見せましたね。
「I’m sorry」
ジューンがジャニーンに伝えたこの1つの言葉には、いろんな意味が込められてたように感じました。

さて、謎の集団は、謎です(笑)
ギレアドでもなく、アメリカでもない??
イヤ、アメリカだけど、アメリカが国として崩壊してる??
これからどうなるのか気になるところです。

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