韓国ドラマ「怪物」は、全16話配信済み。
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#4 泣く
緊急逮捕されたイ・ドンシクはジファらから取り調べを受ける。
一方、カン・ミンジョンを拉致、殺害したのはイ・ドンシクと疑わないジュウォンは証拠も出ず、自白もしないドンシクを何とか追い詰めようとするが・・・。
相関図
まとめ
緊急逮捕されたドンシク
あり得ない行動
ジュウォンの通報(以下)でムンジュ署刑事たちは勤務中のドンシクを制服のまま緊急逮捕した。
だが緊急逮捕にも関わらず、何者かの内部リークでムンジュ署にマスコミが殺到する。
刑事たちはドンシクをキャップと毛布で隠して連行するが、ドンシクは自ら手錠をかけられた姿をマスコミに晒すとニヤリと笑う。
取調室で
隣室から取り調べの様子を見守るサンベ所長とジュウォン。
だがドンシクは、ビニール袋を持ってシムジュ山を登るドライブレコーダー映像を見せられても、「中身はテンテン麺。オレに聞くよりハン警部補に聞いてくれ。警察が逮捕したのは犯人だと確証もない人で、身元をマスコミ公開した」と主張。
それでもジファは、地下室で見つかったミンジョンの血痕、漂白剤、洗浄剤、そして地下室を掃除した理由を問うが、「オレは知らない。ミンジョンは何度もウチに遊びに来てる。仮にオレがミンジョンを拉致し、地下室で指を斬り落としたとしても血飛沫が飛ぶだろ?血痕1滴ってことがあるか?漂白剤を使ってもルミノール反応は出る。素人じゃないんだからわかるだろ」ともっともな反論を展開する。
1滴の血痕で逮捕したと知り所長は、「これは違法逮捕だろ」と迫るが、ジュウォンは、「地下室で斬り落としたんじゃない。別の場所、血まみれになって刃物を使う場所だ」と言い出す。
マニャン精肉店
ジュウォンの発言でジェイの店(マニャン精肉店)が家宅捜索されることに。
近所の人々は、「昔もこの店で事件があったよね」などと噂し、ジェイは居た堪れない。
翌日
マニャンの町の人々
翌朝ジュウォンが出勤してくると、「あなたは無実の人を犯罪者に仕立てた」とジュウォン目がけて生卵をいくつも投げつけるジェイ。
ジュウォンは、「家宅捜索されたことを怒ってるんだろうが警察を見くびるな。すべて暴かれるぞ」と言うがジェイは、「望むところよ、何が出るか私も知りたい」と生卵を投げ続けたー。
ジュウォンとパトロールに出たオ・ジフンはジュウォンに、「ジェイは悪い人じゃない。いい人だ。あなたが悪いんだ。うんざりするような町から離れない人たちに手を出したから」と言うー。
科捜研
ジェイ宅の家宅捜索で出たのはほとんどが動物の血液だったが、1本の包丁の柄から女性の血痕が出たと言う。ジファは結果を聞く前にその血痕が、”ハン・ジョンイム”のものと当てる。
検事のクォン・ヒョクから科捜研の結果を聞いたジュウォンは驚くが、ヒョクは、「証拠がないなら48時間以内に自白を取らなければ釈放される。緊急逮捕を後押しした次官(ジュウォンの父)や令状請求したオレは騙された気分だ。家宅捜索の意味がなかったのなれば問題だ。ジュウォン、この事件から手を引け、お前のためだ。この件はオレとお父さんに任せろ」と言うと、ジュウォンと別れたあと、ニヤリとほくそ笑むヒョク。
ジュウォンはドンシクの地下室の壁に貼られていた”行方不明者ポスター”の中に、”ハン・ジョンイム”の名前があったことを思い出す。撮った写真を見返したジュウォンは、”ハン・ジョンイム”がユ・ジェイの母親だと気づく。
ドンシクとの対峙
拘置所のドンシクと面会したジュウォンは、地下室の”行方不明者ポスター”の中にジェイの母ハン・ジョンイムがあった事実を突きつけ、「被害者と親しくして油断させて殺害する手法ですか」と疑惑をぶつけるが、逆にドンシクから、「罠って言うなら、飛ばしケータイの女性はあんたが用意した罠だろ?彼女があんたに死に追いやられたことを知ってるのかな?」と逆に痛いところを突く。
面会者カン・ジンムク
カン・ジンムクがドンシクの面会にやって来た。
ジンムクはドンシクの身体を心配し、肉の煮付けまで作って持ってきたと言う。
ドンシクは、「オレが逮捕された理由を知ってるのか?」と聞くが、「オレには分かってる。お前は絶対に違う」とジンムク。
堪らず面会を終わらせたドンシクだったが、再びジンムクに、「しっかり眠って、食べて、くすりも忘れずに」とジンムクを気遣うー。
証言者
その後ジンムクはドンシクの釈放を求める嘆願書を警察署に提出した。
それを受けジファらは、「今の状況では逮捕状も請求できない。釈放してイチから捜査をし直すしかない」と署長に言うが、署長は、「無実の警官を誤認逮捕したとなれば大きな問題だ。48時間以内には釈放しない。最後まで調査を続けろ!」と喝を入れるが、そこへやって来たジョンジェが、「話すタイミングを逃してしまった。イ・ドンシクを釈放してください。カレは犯人じゃない。カン・ミンジョンが失踪した夜、ボクと一緒にいました」と言い出す。
この展開にジファは、「どういうつもり?あなたは20年前のユヨンの時と同じことをしてる。じゃぁなぜドンシクは、あなたと一緒だったって言わなかったの?」と怒りと疑問を投げかけるが、ジョンジェは、「ドンシクはオレを巻き込みたくないんだ」と言う。
その時も、逮捕から数日後に一緒に居たと証言していた。
ト・ヘウォンとイ・チャンジンの画策
ムンジュ市の再開発を一手に引き受け成功したいイ・チャンジンとムンジュ市市長を狙っているト・ヘウォンは料亭でハン・ギファンと会食するが、ふたりの思惑が読めないギファン。
するとイ・チャンジンは、「山中で発見されたケータイに、ハン・ジュウォン(ギファンの息子)の番号があったらしいですね。今回の失踪事件から人々が興味を失えばその件も不問になる。次官の出世にも影響せず、息子さんのキャリアも傷つけず処理するのでムンジュ市の再開発について警察側にも協力をお願いしたい」と言い、頷くハン・ギファンを確認したイ・チャンジンは、「任せてください」と早速動き出す。
ドンシクを張り込むジュウォン
釈放
釈放されたドンシク。ジョンジェが迎えに来た。ジュウォンは釈放されたドンシクを見張る。
ドンシクはジェイの店で食事をしようと言うジョンジェを無視し、ソルロンタンの店に入るが、女店主はドンシクを見るなり顔面目がけて塩を投げつけ、「イカれてる。何故私たちを苦しめるの?恨みでもあるの?20年前も人を殺して再開発の話をぶち壊したのにまたなの?地価が下がったら責任取れるの?人殺しに食べさせるものなんかない帰って!」と怒りをぶちまけるが、ドンシクは怒ることなく、店を出た。
その後ジェイの店に行ったふたり。
その時TVニュースで、【被害者は女子大生ではなくホステス / クラブで遊んでばかりで大学で見たことがない / そんな子を探すのに税金を使う必要はない】などミンジョンの悪評が報道されていた。
「ミンジョンはそんな娘じゃない」と言うジェイ。だがドンシクは狂ったように笑い出す。
ジョンジェ、ジェイはただ大笑いするドンシクを見ていたー。
対峙
ジュウォンは再びドンシクの自宅の地下室へ入るが、「すまない、ミンジョン、オレのせいだ」と泣きじゃくるドンシクを見ることに。
しかし誰かが来た音でドンシクは迷いなく、「ハン警部補、入ってください」と言う。
ジュウォンはいきなりドンシクに銃を向け、「3年前、イ・サンヨプ警部補が死亡したが、パートナーのあなたが殺したと噂がある」と言う。
それを聞いたドンシクは太ももの古傷が痛みに耐えながら、「ミンジョンへの謝罪を認めれば、自白したことになる。ケータイで録音してるんだろうが、強要された自白は法廷で効力がない。ここにはCCDカメラもある。銃を向けてる姿は映ってる。自白以外に方法がないから自白が欲しかったんだろうが、オレに完璧なアリバイが出来た。20年前の事件が未解決なのも完璧なアリバイがあるからだ。崩せなかった。カン・ミンジョンの事件でオレは捕まえられない。10年前に失踪した”ハン・ジョンイム”も証拠があるか?多くの失踪者のひとりだ。あんたこそ飛ばしケータイの女性の身元がわかるとマズイだろ。ハン警部補はどうするべきかな?」とドンシク。
追い詰められたジュウォンはドンシクの頭に銃口を向けるが、「殺せばいい。だが殺しそこねたらあんたも父親も終わりだ」と言うと銃口を額に当て、「実習だと思って撃ってみろ」とドンシク。
撃てなかったジュウォンにドンシクは、「今までご苦労様でした」と。
マスコミにリークしたオ・ジフン巡査
イ・ドンシクの緊急逮捕の情報をマスコミに流した人物はオ・ジフンだった。
「どうして?ドンシクだと公表したかったの?」と問い詰めるジファに、「あぁ」とジフン。
勝負に出るジュウォン
追い詰められたジュウォンはマスコミが集まる警察署前で、「今回の女子大生だけでなく明らかになっている被害者は7人いる。20年に渡る連続殺人事件の可能性がある」と言い切る。
確信!?
マスコミに、「20年に渡る連続殺人事件の可能性がある」と断言したジュウォンは再びドンシクを訪ねると、失踪者の名前を挙げ、「あなたが庇っているのは誰ですか?」と迫る。
感想
ラストシーン。
「あなたが殺したんじゃない。誰が殺した?あなたが庇っているのは誰だ?」ってジュウォンがドンシクに迫るシーンを見て、私も事件にドンシクは関わっているけれど、殺害したのはドンシクではないと思ったんだーって思った。
今の段階で、怪しいのはジョンジェ?案外、ジンムクもあり得る?だけど、娘を殺害することはないか?一方でオ・ジフン巡査はマニャンの闇に気づいた様子。
気になるな~。
しかしこのドラマ、まとめるのがとっても難しいのよなんでやろ。
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