ゲーム・オブ・スローンズ 第3章 戦乱の嵐前編 #5 炎の口づけ

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※ 記事を訂正、加筆しています
  エピソードをまとめ、説明は青文字で付け加えています

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1話で話がほんとうに動くからすごいわ、ゲーム・オブ・スローンズ。
そしてすでにこのエピソードでシーズン3も半分だ~

感想はコチラ

 

今回出てくる用語集

地域名前
物の名前
人物
■は死亡
説明
旗印なき兄弟団
(ブラザー・フッド)
ミアのソロス光の王(ロード・オブ・ライト)の元司祭
ベリック・ドンダリオン旗印なき兄弟団のリーダー
元々はバラシオン家に
忠誠を誓っていた
ハレンの巨城(ホール)ルース・ボルトン北部軍
スタークに忠誠を誓っている
クァイバーン学匠ではあるが、
地位を剥奪されている

エイリス・ターガリエンⅡ世狂王と呼ばれる
デナーリスの父

王の楯だったジェイミーに
殺された
レイガー・ターガリエン狂王エイリスの息子
デナーリスの兄
ドラゴンストーン城セリース・バラシオンスタニスの妻
シーリーンスタニスの娘

海を望む東の物見城
(イースト・ウォッチ・バイ・ザ・シー)

影の塔
(シャドウ・タワー)

 

#5 炎の口づけ Kissed by fire あらすじ

旗印なき兄弟団のリーダー、ベリックは、光の王の裁きで、サンダー・”ハウンド”・グレゲインとの決闘裁判に挑む。
ロブは、諸侯カールスターク公の反乱により窮地に立たされることに。
ハレンの巨城を守るルース・ボルトン公の元にボルトンの傭兵であるロックは”王殺し(キングスレイヤー)”とブライエニーを引き渡す。
ブライエニーはジェイミーから思わぬ独白を聞く。
王都では、タイウィンが自分の力を強固なものにしようと動き出す。
壁の向こうでは、ジョンとイグリットが一線を越える。
アスタポアを出たデナーリスは、次の地点まで移動する。

 

まとめ & 感想

光の王(ロード・オブ・ライト)による決闘裁判

ミアのソロスは、 ”光の王(ロード・オブ・ライト)” に「有罪なら制裁を、無実ならば強さを」と祈りを唱え、剣でベリックの掌を切った。
ベリックはその剣を受け取り流れる掌の血で剣を濡らすと、剣は炎をまとった。

ベリックとハウンドの決闘裁判が始まった。
兄弟団は「有罪!有罪!」と声をあげ、アリアも「殺せ!」と叫ぶ。
激しい戦いの末、ハウンドが渾身の力をで振り下ろした剣は、燃える剣を真っ二つに折り、ベリックの身体を斬り裂いた。
ベリックはゆっくり倒れ、ハウンドの無罪が証明された。

ソロスはすぐに駆け寄り、祈りの言葉を唱える。

アリアは兄弟団のひとりから短剣を奪い取りハウンドに襲いかかろうとするが、ジェンドリーがそれを止める。「死ね!」叫ぶアリア。
ハウンドが「こいつらの神はガキより俺の味方だ」と呟いた時、「いつかはな」と言う声が!
ベリックは生き返った。

無実が証明されたハウンドは布袋を被され、解放された。
アリアはマイカーを殺したハウンドは有罪だと、解放が納得できないと言うが、ソロスは「決めるのは光の王だ。神に従う」と言う。

ジェンドリーから、鍛冶職人として兄弟団に加わると聞いたアリアは、「ラニスターに見つかったらどうする?リヴァーラン城まで行けば、兄ロブに仕えることができる」と言うが、「もう誰かに仕えるのはイヤなんだ。ベリックは皆が選んだリーダーで、皆が兄弟、家族だ。俺には家族がいないが、ここにはある」と言う。アリアは、「私が家族だ」と言うが、「立場が違う」とジェンドリーは言うのだった。

皆が寝静まった夜。
ソロスはアリアを兄君のいるリヴァーラン城へ連れて行くと言う。
「俺のことが怖いか?」と聞くベリック。
ソロスは光の王の力でベリックを6回生き返っていると言う。
それを聞いたアリアは「頭がなくても蘇る?1回でいい」と言う。
「ムリだろうな」とソロス。
ベリックは、「エダード・スタークは立派だった。どこかで安らかに眠っている。蘇りなど望むな」と言うが、涙をしながらアリアは「望むよ。生きててほしい」と言うのだった。

 

リヴァーラン城 孤立していくロブ

タリー家が、タイウィン公の甥2人を幽閉していることを知ったカールスターク公はふたりを殺害。
ロブは激怒し、反逆だと言うが、カールスターク公はジェイミーに殺された息子の復讐だ。反逆と言うならジェイミーを逃がすのも反逆だと言い、ロブのことを北の王じゃなく、北を失った王だと言い放った。
ロブは、カールスターク公を地下牢に入れ、他の4人の家臣は吊せと命令した。

エドミュアは、このことは戦が終わるまで伏せねばと言うが、ロブは、カールスターク公の反乱を許すワケにはいかないと処刑すると言う。
母キャトリンと妻タリサは、カールスターク公を殺せば北部の恨みを買い、カールスターク軍を失うことになる。勝利するためにはカールスタークが必要。助命して人質にと進言するが、ロブはカールスタークを処刑する。
スタークにとって親族であり、功労者であるカールスターク公を自ら斬首するロブ。
カールスターク公の最期の言葉は「俺を殺して呪われろ。おまえは俺に王ではない」だった。

結果、カールスターク軍が去り、軍勢は1/2となった北部軍。
こうなった以上、王都襲撃を不可能だった。
タリサは一旦ウィンターフェルへ戻り、北を取り戻して再び決起しては?と言うが、一度家族の元に戻った旗主は、二度と決起しないだろうとロブ。
今や、北部軍は決起した目的さえ失い、旗主同士の言い争いが始まっていた。
タリサは「新たな目標を」と・・・との言葉でロブは、守備隊が手薄になっているラニスターの本拠地キャスタリー盤城(ロック)を襲撃することはできるかも知れないと言い、カールスターク軍の穴を埋めるため、ラニスター側についていない有力者ウォルダー・フレイの協力を取り付けるしかないと決意する。

 

ハレンの巨城(ホール)ジェイミーの独白

ボルトン家の傭兵ロックたちは、ハレンの巨城を守るルース・ボルトン公の元に、王殺し(キングスレイヤー)とブライエニーを引き渡した。
ルース・ボルトンはブライエニーに謝罪し保護すると言い、ジェイミーの右手を治療するようクァイバーン学匠に命じた。

ブライエニーが湯に浸かっていると、治療を終えたジェイミーが入って来た。
ジェイミーは「俺を無事に王都に届ける誓いは忘れたのか?もう無事ではないが。レンリーが死ぬハズだ」とブライエニーにイヤミを言う。
その言葉にブライエニーは、どこを隠すこともなく、仁王立ちしてジェイミーを見下ろし、怒りを見せる。
ブライエニーの態度に「言い過ぎた。許せ。信頼している」と謝罪したジェイミーは、「俺は17年間忌み嫌われてきた」と言って話し始める-。

ジェイミーを象徴する言葉は、”王殺し(キングスレイヤー)”、”誓約破り”、”道義心もない”。
ジェイミーが狂王(エイリス・ターガリエンⅡ世)の王の楯だった時、狂王は”鬼火(ワイルドファイア)”で人を殺しては楽しんでいたと言う。
命令に背いた ”王の手”も諸侯も鬼火で焼かれたと言う。
国の半分は狂王に反対し、至るところに反逆者がいた。
だから狂王は、王都中に(ベイラー聖堂(セプト)の地下、蚤のたまり場、旅籠や赤の王城)に鬼火の貯留所を作らせたと言う。

ロバート・バラシオンの凱旋の日。
ロバートは、狂王エイリス・ターガリエンの息子レイガーを葬ったあと、エダード・スタークと共に王都へ向かった。
タイウィン・ラニスター軍は、反逆者から王都を守るとターガリエンに約束していたため、王都に到着。
しかし、ヴァリス公は狂王に、王都の門を開けるべきではないと進言した。
しかし、パイセル上級学匠は、「ラニスター家は王の友だ」と言ったため、狂王は開門。
しかし、強い者につく考えのタイウィンはターガリエンを裏切り、王都を占拠した。

ジェイミーは狂王に平和的な降伏を勧めたが、狂王は、王の楯ジェイミーに「タイウィンの首を獲れ!」と命令。
そして火術師(パイロマスター)に王都を鬼火で焼き殺せ!と命令したと言う。

ジェイミーは誓約のために、自分の父を殺し、鬼火で何千もの民、子どもらが焼け死ぬのを傍観できなかった。
ジェイミーは、火術師を殺し、そして逃げる狂王の背中に剣を突き刺したのだと言う。
狂王は、自分が焼け死んでもドラゴンとして蘇り、敵を灰にできると信じていたため、ジェイミーは、そうならぬよう狂王の喉をカッ切った。
そこへエダード・スタークが入って来た。その状況を見たスタークは、ジェイミーを有罪だと決めつけた。

「それが真実ならナゼ黙っていた。スターク公に言えば・・・」ブライエニーが言うと、「忠義に厚いスタークが、俺の言い分を聞くわけがない」

それは苦しいほどの真実の独白だった。
ジェイミーは「俺は王殺し(キングスレイヤー)じゃない。ジェイミーだ」と言い意識を失う。ブライエニーはそれを助けるのだった。

 

壁の向こう 

壁に向かって移動中するトアマンド率いる20人の野人たち。
トアマンドとオレルに、冥夜の守人(ナイツウォッチ)の守備隊形、場所、見回り時間、人数など細かな質問をされたジョンは、事実を話すが、オレルは「ウソだ」といつまで経ってもジョンを信用しようとしない。
ジョンは暗におまえを殺すことだってできるんだと匂わし、イグリットも「もうクロウじゃない」とフォローするが、「おまえが惚れても仲間じゃない」と言うオレル。
小競り合いする3人に割って入ったトアマンドは、「おまえを好きだ。だがウソをつけば殺す!」と圧をかけるが、ジョンは「すべて本当のことだ」と言い切った。

ジョンは、「助けは要らない!」と言うが、イグリットは、ここまで鎧骨公から助け、マンスに口添えしたのは私だと言い、ジョンの剣を抜き取り、走って逃げる。
ジョンは洞窟へ入って行くイグリットを追いかけた。

突然、イグリットは裸ににクロウじゃないことを証明してみせて!と誘惑する。
一瞬、躊躇ったジョンだったが・・ふたりは一線を越える。
「ずっとふたりでここに居たいよ・・」イグリットはジョンにキスしながら言うのだった。

 

ドラゴンストーン城 スタニスの秘密

光の王(ロード・オブ・ライト)に祈りを捧げる女性、それはスタニスの妻セリース。
スタニスは、ブラックウォーター湾の戦いに敗れ、城に戻ってから初めてはセリースの部屋を訪れた。
セリースは、王座を諦めないで勝利できますと励ますが、スタニスは、誓いを破ってメリサンドルと関係を持ったことを告白しようとする。
しかし、セリースはメリサンドルから聞いて知っていると言い、光の王のための所業は罪ではないと言う。
セリースは、ホルマリン漬けの3体のこの世に産むことが叶わなかった息子の名前を呼びながら、メリサンドルを遣わせた神に感謝している。息子を産んでくれた。私は何も与えられなかったと言う。
「何も・・それは違う」と言うスタニスに「あの子に会う必要はありません」と言うセリース。

スタニスの娘シリーンは、父の訪室に抱きついて喜ぶ。
シリーンは、不治の病とされる ”灰鱗病” を患っており、顔の左半分だけが石化人化していた。
「玉ねぎの騎士は?友だちなの。戦に行く時、お土産を約束したのに会いに来ないの」と尋ねるシリーンに、「ダヴォスは反逆者だ。罪を犯したから地下牢だ。ヤツのことは忘れろ」と言うスタニス。

シリーンはダヴォスに会うため、地下牢へ行く。
王に逆らった罪人だからここに来てはダメだと言うダヴォスにシリーンは本を持ってきたと言う。
字が読めないんですと言うダヴォスに、それじゃ今度読み書きを教えてあげると無邪気に言うシリーン。

 

赤の王城(レッドキープ)

サーセイはベイリッシュに近づき、タイレル家に探りを入れて欲しいと頼む。

王都の財政難に悩むティリオンは、婚礼費用を抑えてもらうためにレディ・オレナを呼ぶ。
レディ・オレナはタイレル家がどれだけ多額の貢献をしているかを示し、婚礼資金はすべて王家が持つのが常識だとしつつ、「安心しなさい。半分は持ちます」と言うのだった。

サンサは、剣術を披露するロラスを見て「例のお話は・・・」と結婚話について聞く。
マージェリーは「私が結婚したら、すぐに話を進める」と言う。

しかしロラスは、その日会ったばかりの従士オリヴァーとセックスを楽しむ。
しかしオリヴァーは、ベイリッシュが送ったスパイだった。

ベイリッシュはオリヴァーからサンサとロラスの結婚話を聞き、再度サンサに一緒に王都を出ないか?と打診するがサンサは、「そうしたいけれど、あなたに迷惑がかかる。少し待った方が良いのでは」と言う。
ベイリッシュは、マージョリーと同じ髪型に変え、すっかりロラスとの結婚を期待しているサンサを見て、「私はあなたの友人です、サンサ。残りたいなら構いません。戻ったらまた」と言うのだった。

独断専行のタイウィン

父タイウィンから呼び出されたティリオンとサーセイ。
タイウィンは、タイレル家がロラスとサンサの結婚を水面下で進めていると言い、「カールスターク勢を失い、ロブ・スタークは終わりだ。弟たち(ブラン、リコン)は死んでおり、サンサが北部のカギだ。ウィンターフェルはサンサのものだ。タイレル家にやるつもりはない。タイレルはジョフリーとの婚礼が終わるまで、これを伏せるだろう。ならば先手を打つ。サンサに別の ”夫” をあてがう」そう言ってティリオンを見る。
タイウィンとサーセイに見られ、その ”夫” が自分であることに気づいたティリオンは、「いけません。ジョフリーに父親を殺されツラい毎日だ。やっとジョフリーから解放されたのに私が夫だなんて・・」と言うが、「あの娘の幸せは問題ではない。戦の褒美を望んでいただろ?サンサ・スタークはまたとない褒美だ」と言う。
ティリオンが困るのを見るのが楽しくて仕方ないサーセイは、「神々に感謝しなさい。あなたには過分な話しよ」と言うが、タイウィンはそのサーセイに向かい、「ティリオンは従う。おまえもだ。サー・ロラスの妻に」と言い出す。
驚いたサーセイはイヤだと言うが、「ハイガーデンの跡継ぎだ。河間平野(リーチ)を抑える」と言い、結婚して子を産めと言う。
「種牡馬じゃあるまいし・・・・」反抗するサーセイを「私の娘だろ!」と恫喝し、「私に従いロラスと結婚しろ。そうすれば忌まわしいウワサも収まるだろう。子どもたちよ、ラニスターの名を汚したんだぞ。話しは以上だ!」と言うのだった。

 

アスタポアからユンカイへ

8千の穢れなき軍団(アンサーリード)を引き連れ、デナーリスはユンカイへ向う。

バリスタン・セルミーは、何人もの王に仕えてきたが、生涯に一度でいいから心から信じる人のために戦いたいと言い、彼女は?とデナーリスのことを聞く。
ジョラーは信じていると答える。
ジョラーとバリスタン・セルミーは互いをけん制し合う。

デナーリスは、穢れなき軍団(アンサーリード)の士官から指揮官を自分たちで選ぶよう言う。
指揮官に選ばれたのは ”グレイワーム” だった。
その名前を聞いて驚くデナーリスにミッサンディは、彼らの名前はすべて虫の名前なのだと説明する。
デナーリスは、誇りを持てる名前、生来の名前など好きな名前を付けて良いと言うが、グレイワームはデナーリス様に解放された時の名、”グレイワーム” でいると言う。

 

ベリック・ドンダリオンの炎の剣、及び生き返りには驚きましたが・・。
ミアのソロスは、紅の女と同じ司祭なんでしょうね?

悲惨なことになってるのは、ロブ・スタークです。
ん~・・北部軍は時間がかかりすぎて、もう時機を完全に逃した感ですね。
タリサが言うように、北へ帰り、北の王としての地盤を固めるべきだと私も思うのだけど・・・

今回のエピソードは何よりジェイミーの独白が凄かった。
少し詳しめに記事を書きましたが、ジェイミーも数奇な運命に翻弄されていたひとりなんでしょうね。

ジョンとイグリットは、まぁそうなるよねぇ・・・って話で。

スタニス。
彼も数奇な運命のひとりですね。
シリーンちゃん、可愛いのになぁ

そしてタイウィンは凄いよね
子どもも自分の力を強めるためにコマです。
サンサは、ロラスとの結婚にになってるのにティリオンって・・・
サンサも運命に翻弄されてて可哀想です。

 

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