グレイズ・アナトミー 19 #12 立ち上がる力(相関図あり)

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11話、中絶反対者の暴徒にクルマで撥ねられたテネシーからの研修医とアディソンの続きのエピソードです。

 

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#12 立ち上がる力 Pick Yourdself Up あらすじ

過激な中絶反対者によってクルマで轢かれたアディソンとテネシーからの研修医ティアは、すぐさまグレイ+スローンに搬送されるが・・・
マギーはウィンストンとの問題が表面化してしまう。

 

相関図

まとめ

過激デモの結末

このエピソードの続き
中絶反対者の過激なデモで大変な目に遭ったベイリーのレディースクリニック。ようやくデモ集団が去り、クリニックから出てきたアディソンとテネシーから産婦人科研修を受けに来た研修医ティアが暴走車に撥ねられてしまった・・(ここまで11話
ティアと赤ん坊を助けるために

クルマに轢かれたアディソンとティアはただちにグレイ+スローンに搬送された。

ティアは、「お腹の子の名はコナー、まだ肺が未熟で生むには早すぎる。ウィルソン先生まだ取り出さないで!」と頼むが、その直後心停止してしまう。

一方アディソンは左肩脱臼で済んだが、ティアの状態を心配し、痛みを堪えて麻酔なしで脱臼を整復すると、すぐにティアの治療に参加する。
「約2分、胎児の心音が確認できない」と聞いたアディソンは、産婦人科医のカリーナに帝王切開を指示し、「あんな卑劣な行為で親子を死なせるワケにはいかない」と自分を奮い立たせる。

ティア・マーウッド 29才 
中絶禁止、制限となった州の産婦人科研修医で、アディソンとベイリーから学ぶため、州を超えて研修を受けに来たのだった。
ティアは妊娠28週目(6ヶ月半)。夫はブランドン。

心臓マッサージを続けなら帝王切開で生まれた赤ん坊にカリーナは挿管、保育器でれNICUへと運ばれる。
ティアの心拍も再開、オペ室に運ぶことに。
ベイリーからティアの病状を伝えられたブランドンは、「今すぐ向かいます。どんなことをしてもふたりを助けて」とベイリーに頼む。

ティアのオペ

出血が止まらないティア。
ベイリーたちはティアの脾臓を摘出したが、アシドーシス、低体温、凝固障害が起き、このままオペを続けるのが危険と判断したベイリーは、一度ICUでティアを休ませることに。

しかしティアは病室でまた出血してしまう。
ベイリーはオペ室へ運んでいる時間がないと、ICUの病室で開腹オペを決断。肝臓からの出血だとわかる。ベイリーは出血点を見つけ、止血する。

コナーのために

アディソンはコナーに臍帯カテーテルを挿入するが、心拍がダウンしてしまう。
胸部圧迫をしながら、「ママもがんばってる。おチビちゃんもがんばるのよ。諦めちゃダメ」とアディソン。

コナーの心拍が戻った。
「身がすくむような恐怖でした」と言うシモーヌにアディソンは、「それがNICUよ」と。
しかしまたコナーが危険な状態に。
アディソンはペンライトを使って、コナーが気胸になっていることを発見、見事に処置する。

希望

ティアの夫ブランドンが到着した。ベイリーは、「何度か危険があったもののティアは落ち着いています。あとは目覚めてくれるのを待ちます」と言う。
ティアもコナーも頑張った。そして目覚めたティアは、コナーと画面越しの面会を果たす。

パニック発作

立ち尽くし、両手が震えているミカを見つけたリチャード。
リチャードは空室にミカを入れ、氷で首を冷やすよう言い、パニックが収まる方法をいくつか試す。
「自分が情けない。外科医なのに何もできなかった。頭からティアが撥ねられた瞬間が離れない。私が被害者でもおかしくなかった」と心の内を吐露するミカにリチャードは、「自分を責めるな。今日のことは暴力だ。あんなことのために医師になったんじゃない。落ち着くまで休め」と言う。

マギーとウィンストン

マギーが発表した”心臓部分移植”が医療ジャーナルに掲載された。
しかしその記事はマギーだけの手柄のように書かれ、ウィンストンのことは助手と記載があるだけだった

困ったマギーは外科部長のテディに、「出版社に病院から訂正を入れて欲しい」と頼むが、テディは、「広報に連絡は入れるけど、ウィンストンと話し合うべきよ。このままじゃ壊れるわよ」と助言する。

マギーはウィンストンに、「私の発言の一部を切り取られ、都合よく使われた。でも修正してもらう」と説明するが、「でもキミの発言だ。ふたりで考えた方法なのに一言も触れられてない。ただの助手のひとりだ」とウィンストン。マギーは、「記者たちはいつも私を物珍しい神童だって書きたがる、ウケ狙いよ」と言うが、「悪いのは記者だけか?少しは自分の責任を認めろよ。この記事には互いを尊重していないことが顕著に現れてる。なぜ自分が悪かった。ごめんなさい。あなたを傷つける気はなかった。愛してると言えないんだ?」とウィンストン。マギーは、「あなたを尊重してるわ」と言うがウィンストンは、「そうは思えない」と部屋を出てしまう。

アメリカの産婦人科医療の現状

リンクは主治医として、コナーの治療から離れないアディソンを「医師でいたければ今すぐに検査して」と誘導、検査し、注意事項を伝える。
アディソンは、「中絶反対者は私は中絶をしている医師だってターゲットにしてるけど、実際、ドクターカーでやってる処置の中で中絶が1番少ない。ほとんどが妊婦健診や年に1度の婦人科健診、子宮がん健診。この数ヶ月で一気に産婦人科が閉鎖になったからよ。状況は悲惨。休めない。私が休めば誰がそれをやるの?」と現状を嘆く。

ベイリーは、犯人が逮捕された翌日からレディースクリニックを開け、アディソンはLAへ戻ることに。
戻ったアディソンはそのままドクターカーを稼働させる道を選ぶ。

感想

まずは、アディソンが無事で良かった。
そして医師の使命感でドクターカーを再開させたアディソンの強い心。あれだけの騒動があっても、翌日からレディースクリニックを開けたベイリーの強さに感服です。
もちろんこれはドラマだけど、でも、現実の同じことをしている医師が絶対にいる。

過激なデモは逆効果。医師は殺人者じゃない。日本では中絶禁止、制限になることはないと思うけれど、そんなことになったら大問題だと思う。
今更アメリカが変わることもないのかも知れないけれど、すべての女性の権利が認められる社会であって欲しい。生むことも産まない選択も。

 

 

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