レジデント 型破りな天才研修医 6 #9 高まるプレッシャー(相関図付)

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前回の更新から1ヶ月半・・・最後までレビューします(宣言)

 

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#9 高まるプレッシャー No Pressure No diamonds  あらすじ

ベルを誹謗中傷するネット記事が出た。ジョージア州知事ベッツの仕業だと思われたが、その記事で翻弄されるチャスティンスタッフと患者家族。
デヴォンはある会社と提携し、国内初のチタン製胸郭埋め込み術をしようと考えていた。

 

相関図

まとめ

国内初のオペ

デヴォン

デヴォンは、”インマン・パーク・テック社”と提携し、デヴォン自身の治験に参加したが効果なく、ガンが肋骨に広がり、オペでガンと胸壁を除去、今、心臓と肺を覆う胸郭がない状態の患者テサ・ペレズにチタン製胸郭を埋め込もうと考えているのだ。それは実験的なオペではあるが、会社代表のサム・カルプは、「国内初のオペになる。注目が集まり互いに良い宣伝になる」と記者のジーナを紹介、ジーナは、「今日のオペを撮影したい」と言う。

ヴォスとベルは取材、撮影に反対するが、デヴォンから、「成功すればチャスティンが返り咲くチャンスになる」と言われ、撮影中止の判断をチャスティン側が決めることができると言う条件でOKする。

苦しい決断

ベルはテサにチタン製胸郭が出来たこと、予定どおり今日オペをすることを伝えるが、テサの娘ウェンディは、実験的なオペに賛成していないらしく、その上取材されると知り、反対する。デヴォンは、「どんなことがあってもテサを最優先にする」とウェンディに約束、何とかOKを取るが、ウェンディはベルのネット記事【チャスティンの危険人物ランドルフ・ベル】の記事を見てしまう。

「チャスティンの危険人物」と書かれた記事の大半は誹謗中傷だったが、一部は事実で、過去にベルが体の不調を隠して執刀していたことが書かれていた。だがベルはそれを反省、それ以後問題は起こしていない。

ウェンディは、「ネットニュースを見た。あんな下手な外科医に実験的で危険なオペを執刀させるつもり?執刀医を変えて欲しい」と要求。もちろんヴォスは、ネットニュースは誹謗中傷記事に過ぎないと説明するが、ウェンディは、「あなたは彼の妻、公正に彼を判断してない。ベル医師がオペするなら母のオペは中止にして」と言う。

ベルはヴォスから話しを聞き、「私が執刀するのは問題だ」と自ら抜けると言う。

ベルに現れた異変

ヴォスからネットニュースを見ないように言われていたベルだが、検索してしまう。
だがその記事を読んだ途端、耳鳴り、回転性めまいの症状に襲われてしまう。

MS(多発性硬化症)にはストレスが悪影響を及ぼす
急変

オペにはヴォスが加わることに。
だがオペを前にしてテサに、激しい腰痛と脚の感覚がなくなる症状が現れた。

ヴォスとAJは脊椎の緊急オペを決断、テサは手術室へと搬送される。
突然のことに動揺するウェンディにデヴォンは、「重度の合併症が起きた。脊椎を安定させる必要はあるので先にそのオペをする。胸郭のオペは延期になるかも知れない」と説明する。

ガン細胞の増殖によってテサの腰椎は骨折、損傷を起こしていた。
デヴォンは取材中止を決断。
オペは難航を極めたが、ビリーも救援、脊椎固定術は無事終わったが、胸郭固定術をするかしないかを協議することに。ヴォスはデヴォンに、「あなたの症例よ、あなたが決断して」と言う
デヴォンは、続けてチタン製胸郭置換術もすることを決断する。


途中状態が不安定となるが、チタン製胸郭はピッタリで、ヴォスとAJは見事にオペを終わらせた。

デヴォンからオペの成功を聞かされたウェンディは笑顔を見せる。

ERにやってきたウルフ

挙動不審の患者ウルフ

腕の痛みを訴えやって来たウルフは、「鎮痛剤だけくれればいい」と診察を拒否するが、コンラッドに説得され、ようやく見せた左腕にはひどい裂傷が。その傷はまるで猛獣に引っ掻かれたとしか思えなかった。その上ウルフは、発熱と右上腹部の痛みを訴えておりコンラッドは、「ほんとうのことを話してくれないと診断も治療もできない」と言うが、「巨大なネコにやられたんだ」と言い、ほんとうのことを話そうとしない。

だが血液検査の結果、膵炎が発覚、その直後ウルフは肺水腫による突然呼吸困難とケイレンを起こし、人工呼吸管理になってしまう。

コンラッドはクリケットに、「彼は危険な状態だ。真実を話してくれなければ助けられない」と説得、ようやくお金儲けのサイドビジネスで”無許可の動物を飼育している”こと、ウルフの腕の裂傷はライオンにやられたものであること、そしてサソリの毒を売るためウルフが抽出していたことを聞き出す。
膵炎の原因がサソリの毒だとわかったコンラッドはすぐに抗毒素を使うが、壊死した膵臓のせいでどんどん状態が悪化、腹水もたまり腹部はパンパンになっていた。

コンラッドとベル

ベルとリーラに診察を依頼したコンラッドは、すぐにオペを決断すると思っていたベルが、「まずは内科的に処置しよう」と言い出したことに驚く。
コンラッドは、「記事を気にしてるんですか?」と聞くがベルは、「イヤ、患者のための判断だ。”あのあだ名”に苦しめられているが、まわりを気にして仕事をしていたのは昔のことだ」と言い切る。

しかしベルは目のかすみ、複視、手の振戦などの症状が出ていたのだ。

ベルはMSの症状が出たことで躊躇したのだ

だが内科的処置の効果なく、ウルフは大量の腹水のせいで、下大動脈が圧迫され血圧がダウンしてしまう。
コンラッドはウルフをオペ室へ搬送するがそこへ駆けつけたベル。「このままじゃ心停止してしまう」と言うベルにコンラッドは、「今すぐ、ここで開腹するべきだ」と進言するが、「イヤ、オペ室でリーラに頼もう」とベル。するとコンラッドはベルに近づき、「あの記事は今のあなたじゃない。オレは信じてる。あなたなら彼を救える。やりましょう」と決断を迫る。

その言葉で覚悟を決めたベルは、メスを握り、EVドアの前で腹部をメスで切開、一気にウルフの腹圧が下がり脈拍が戻った。

実はその様子を見ていたジーナら撮影クルーは、その一部始終を撮影していた。
ジーナから、「ベル先生、お見事でした。本当に素晴らしかった。放送許可書にサインしてください」と言われ、躊躇するベルにコンラッドは、「映像に映ったのは事実です」と言うのだった。

ウルフに回復の兆しが見えた。
クリケットとウルフはコンラッドとベルに感謝し、「今後は安全な無許可動物園を目指す」と言うが、コンラッドは、動物管理局に通報したのだった。

ベルの決断

しかしベルはミネソタで治療に専念する覚悟を決めた。
ヴォスに、「記事を読まないと言ったが途中まで読んでしまった。その時、動悸がして耳鳴りや回転性のめまいがした。きっとMSの症状だ。ストレスが原因だと思うが、実はこっちに戻ってから数回起こってる。ストレスのせいなのか、新薬のせいかわからない。でも進行してると思う。ミネソタに戻るよ」と打ち明けた。

パドマ

双子の子育てで疲労困憊のパドマはAJの勧めもあり1日リフレッシュすることに。しかしベビーシッターにドタキャンされてしまい途方に暮れていた。そんなパドマのためにAJは1日双子(イライジャとアルジュン)の面倒を見ることに。パドマは、「夜8時には戻る」と約束し、外出する。

AJ

出勤したAJは息子たちの一時預かりをお願いするが、保育士から10ヶ月以下の子どもは預かれないと言われてしまう。そんなピンチのAJを助けたのは、ハンドリーとアーヴィングだった。

無事オペを終えたAJが息子たちを迎えに行くとビリーがふたりの面倒を見ていた。
「息子を育てることができなかったから」と言うビリーにAJは、まだチャンスはあると言うが・・・。

パパとして1日をやり遂げたAJは帰宅するが、家にはパドマの姿はなく、ケータイも留守番電話。
パドマが失踪した

感想

久々にレジデントに戻って来ました。
ここまで見てきたなら完走したいしね。

そしてやっぱり医療ドラマは面白いわ。
これは私が同じ業界の人間だからか、皆が同じ気持ちなのかはわからないけど。

ジョージア州知事ベッツの嫌がらせが続いているのも、ほんましぶとい男だと思うけど、MSの症状が出てることがほんとうに心配。MSって過酷だわ。

それよりも何よりも今回のエピソードで腹が立って仕方ないのはパドマの甘ちゃんぶり
まともに仕事せずに、自分の主張だけ。子どもが欲しい、しかも精子バンクで。自分の卵子は過去の病気(白血病)が原因で無理なので、リーラに負担(腹腔鏡オペ)をかけてまで卵子採取。で、納得いく精子がないと騒ぎ、AJに頼むけど、AJが子育てに関わりたいと言った途端、AJを拒否。でも結局AJに頼み、妊娠、出産。AJの援助で暮らしていながら、今度は子育てがキツイってか?おい!どんだけ妊娠、出産、子育てをなめてるねん
リーラもデヴォンもAJもパドマを甘やかしすぎ。
みんな彼女を助け、病院のスタッフも協力してるのに、ひとりだけツラい顔して、苛立ちしかないんやけど

子どもを育てるってどれだけキツイことか。
どれだけ悩むと思う?どれだけ泣くと思う?そんなことのオンパレードの中で、ほんとうに嬉しいこと、幸せな瞬間があるから子育てはできるのよ。
こんなあまちゃん、母親になる権利もないわっ

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