グレイズ・アナトミー 19 #5 失意の先に(相関図あり)

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メレディス・グレイがもう少しでドラマから去ります

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#5 失意の先に When I Get to The Border あらすじ

ベイリーとアディソンは、家族計画センターでボランティアをするために遠征するが、アイダホで中絶手術を拒否された子宮外妊娠の患者を診察することに。
メレディスはゾラの学校を求めてボストンへ。

相関図

まとめ

ベイリーとアディソン

ベイリーはアディソンを誘い、大学時代のルームメイト:シンシアが経営するワシントン州プルマンのクリニックに向かっていた。
クリニックは、アメリカ連邦最高裁が憲法上の中絶の保障を否定した判決が出て以降、中絶禁止を決定した隣接するアイダホ州の患者が押し寄せていると言う。
だがクリニック前では、「中絶反対」のプラカードを掲げるデモ集団が集まっていて、アディソンとベイリーにも、「中絶は殺人よ」と非難を向ける。

アイダホ州の患者スーザン

シンシアから、「帝王切開瘢痕部の子宮外妊娠の患者が、アイダホ州の主治医から処置を拒否されて連絡して来た」と相談を受けたアディソンたち。アイダホ州では法で中絶禁止が決まって以降、子宮外妊娠患者でも処置を拒否する医師が増えていると言う。

ベイリーとアディソンは、州境のモスコにいる患者スーザンをクルマに乗せ、クリニックに戻ろうとするが、車中でスーザンが出血してしまう。子宮外妊娠が破裂したのだ。
ベイリーは救急車を呼び、アディソンは車中にある医療材料で応急処置をする。スーザンは、意識が薄らぐ中、「まだ死ぬわけにはいかない。娘の人生のすべてに関わり、見届けたい」と言うが、出血性ショックで心停止してしまう。ベイリーとアディソンはスーザンの蘇生を試みるが、スーザンは亡くなってしまう。

怒り

スーザンが死んだことが納得できないアディソンは検視官に、「中絶の違法が悲惨な死を招いた現実を議員は知るべき。こんなんじゃ医師の務めを果たせない。医学を知らないものが決めることじゃない。女性が命の危機に貧してる。心底腹が立ってる」と怒りをぶちまける。

ベイリーの気持ち

中絶は違法となった今、ベイリーは、「不完全流産には、中絶と同じ子宮内膜掻爬術が必要なのに、医者が処置を恐れて訓練を受けなければ、未来はどうなるの?それが怖い。だからグレイ+スローンで希望する医師には訓練を提供し、患者を助けられる医師を育てたい」と言う。

「私に何ができるのか」と悩むアディソンにベイリーは、消防署所有の”ドクター・カー”を使う方法を思いつついたベイリー。新たなスタートをさせることに。

ゾラの学校探し

ボストン

メレディスはゾラに合った学校を求め、ニューヨーク州、ニューハンプシャー州と移動し、マサチューセッツ州ボストンへとやって来た。メレディスは、「気分が乗らない。シアトルに居たい」と言うゾラを説得し、ブルック・スチーム・アカデミーを見学させる。

ジャクソンのオファー

ゾラが学校見学中、メレディスはジャクソンを訪ねる。
メレディスはゾラのパニック発作について話し、「あの子を安心させてあげたい。アルツハイマーを治せたらゾラを救えるのにって思うけどバカげてる」と言うが、ジャクソンは、「それならアルツハイマーを治せる病気にすればいい」と言い出す。
ジャクソンは、「ここなら設備も機材もある。資金援助する」と言うが、「ゾラは実の家族を失い、国を離れ、父親のデレクを亡くし、私もコロナ感染で死にかけた。あまりにも多くのトラウマが今、ゾラを苦しめてる。だからゾラのケアを優先したい。ゾラがボストンはイヤだって言ったら、ここには引っ越せない」とメレディス。ジャクソンは、「流れに身を任せるのも1つだと思う。治療法を見つけることは難しいが、わずかでも研究が進めば意義があるし、そうやってアルツハイマー研究をしている姿をゾラに見せることも凄いことだと思う」と言う。

ゾラの笑顔

ブルック・スチーム・アカデミーにゾラを迎えに行くと、笑顔で友だちと研究しているゾラがいた。しかし、「ママには仕事がある。シアトルを離れられないでしょ」とメレディスを心配するゾラ。メレディスは、「それはママが考えること。ジャクソンがここでアルツハイマーの研究をしないかってオファーしてくれた」と話す。するとゾラは、「医者にならないと言ってもいい?ロボット工学がしたい。オーケストラでチェロもやりたい」と瞳をキラキラさせ、未来のことを語りだす。

メレディスはボストンへの移住を決断。ジャクソンにそのことを伝える。

キャサリンの病状

キャサリンの主治医トム・コラシックは、「ガンが2mm増悪してる。治療が必要だ」と検査の結果を伝えるが、キャサリンは、「2mmなんて増悪にならない。治療はしない」と言い出す。
トムは、「ガンは増悪してる、治療が必要だし、今の状態をリチャードとジャクソンに伝えるべきだ」と説得するが、「それは私が決めること、治療はしない」とキャサリン。

実は過去、抗がん剤治療がほんとうに辛かったキャサリンは、今は民間療法しかしていないのだ。
トムは、「抗がん剤治療しなくても数年は生きられる。私は今も楽しみたい」と言うキャサリンに、「せめてリチャードとジャクソンには話しておくべきだ」と説得するが、「誰にも話さないことで私は心の平穏を保ってる。これでいいの」と言いきる。

インターンたち

ウワサ

朝、緊急呼び出しされたアメリアから、「スカウトを託児所に連れて行って」と頼まれたルーカスだが、しっかりクワンやミカに見られてしまう。

インターンたちと平結びの練習中、託児所から、「スカウトにアクシデント」と言うメッセージが届く。ルーカスは大急ぎで託児所へ行くが、「ご両親がふたりともオペ中だったので連絡しました。スカウトがお漏らしをしたので売店で服を買ってきてください」と保育士。
仕方なくルーカスが売店で服を買っていると、それをまたクワン、ミカ、シモーヌに見られてしまう。

アメリアの反応

アメリアに、「ボクたちももっと脳外科で使って欲しい」とアピールするクワンを見たルーカスは、アメリアを別室に呼び、「彼らはボクと叔母さんがデキてると思ってる」と告白する。

アメリアは驚き、「ここではウワサはあっと言う間に広がる。早く訂正して」と言うが、血縁関係を知られたくないルーカスは、皆に事実を告白することができない。
アメリアは真実を伝えないルーカスに、「早く後始末をして」と言うが、「なんでデキてると思われたと思う?叔母さんがスカウトを預けたり、部屋を見つけようとしたり、当直室に入ったりしたからだ。ボクは叔母さんに頼んだはずだ。ボクの素性は内緒にしてくれって。でも守ってくれなかった。人の勘違いを正す責任なんかオレにはない。素性がバレるぐらいなら、誤解されてる方がマシだ」と言う。

だがアメリアは、「3日だけ猶予をあげる。それで言わないなら私が皆に話す」と言い切る。

 

感想

いよいよメレディスが、このドラマを卒業するときが近づいた感じです。
でもメレディスの去り方が、”死”や”決裂”ではなく、ゾラのためで、ジャクソンの財団で認知症研究をすると言う展開なので良かったなって思いです。
この先も、ほんの少しでも元気な顔を見せてくれたら、グレイズ・アナトミーファンはうれしいですもんね。

今回のエピソードも、アメリカ連邦最高裁が憲法上の中絶の保障を否定した判決に反対、抗議する内容でした。アメリカでかなり大きな問題になっているんでしょうね。

ルーカスはみんなにシェパードだって告白するのかな?気になるところです。

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