「ストレンジャー・シングス シーズン１」はNetflixのみ配信です。
シーズン１は全8話。
1980年代設定で、架空の町ホーキンスが舞台のSFチックドラマです。
#7 浴槽 The Bathtub あらすじ
マイクはエルを追う国立研究所職員からダスティン、ルーカスと必死に逃げるが・・。
一方ホッパーは、トロイからジェーンと思われる少女の情報を聞く。
相関図
まとめ
悪いヤツら
エルを見つけて自宅へと連れ帰ったマイクにルーカスから無線が入る。通信距離が遠いのか、音声は途切れと途切れ切れだったが、マイクは、「悪いヤツが向かっている」と聞き取る。窓から外を確認すると、ホーキンス電力会社のバンが数台マイク宅に向かって来ていた。
マイクとダスティンとエルは家の裏から自転車で逃走しようとするが、それをブレンナー博士とスタッフたちに見られてしまう。
３人は途中でルーカスと合流し、逃走するが、前からやってきたホーキンス電力会社のバンに挟み撃ちされてしまう。万事休すと思われた次の瞬間、突然バンが宙に浮き、一回転してマイクたちを追うバンの前へと落下、道を塞がれたブレンナー博士らは動けなくなってしまう。
もちろんそれはエルの超能力の仕業だった。
ルーカスはエルの力を目の当たりにし、「キミを裏切り者と言って悪かった。ごめん」と謝る。エルも、「友だちにウソをついた。ごめんなさい」と言い、マイクも改めてルーカスに謝り、ふたりは握手を交わす。
州警察の家宅捜索
その頃ウィラー家を州警察を名乗るものたちが訪ねてきた。その中にはブレンナー博士も。
刑事は１枚の写真を見せると、「息子さんがこの女の子を匿ってなかったか」と言い出す。カレンは、「見たことがないし、家に居たら気づく。この女の子が何をしたんですか？」と質問するが、「詳細については話せない」と言われ、突然家に踏み込み、マイクを犯人扱いする彼らに怒りが爆発する。するとブレンナー博士が現れた。ブレンナーは、「機密情報なのでお教えできませんが、息子さんが危険なことは確かです。息子さんを助け出しますから信頼して欲しい。息子さんが行きそうな場所を教えて欲しい」と言い出す。
程なくして州警察は証拠物品を押収し帰ったが、「不気味な男」と不信感を募らせる妻。だがテッドは、「政府を信用しよう」と言う。
ホーキンス警察署で
ジョナサンの逮捕
「ジョナサンを逮捕した」との連絡にジョイスを連れて警察署に戻ったホッパーは、パウエルから、「ジョナサンのクルマのトランクに、銃弾やクマ用の鎖があった」と報告を受け、事情を聞くことに。
ジョナサンとナンシーは、モンスターが映っている写真を見せ、「モンスターは血の匂いを嗅いでやってくるのかも知れない」と言う。
思いもかけない情報
そんな中、「息子が女の子に腕を折られた」とトロイを連れて母親が警察署に怒鳴り込んで来た。
トロイは、「坊主頭で鼻血を出して変な子に特殊な力で腕を折られた。その子は凄い能力を持ってて、人を宙に浮かせたり、チビらせたりする。負け犬のマイクたちとつるんでる」と言う。
トロイの話しからホッパーは、自分たちが探しているテリー・アイヴスの娘ジェーンこそ、その特別な能力を持つ少女で、マイクと一緒にいると推測。ウィラー家に向かうが、ウィラー家には数台のクルマが停まり、ダンボール箱で何かが押収されていた。
その光景を見たナンシーは、両親、マイクを心配し、駆け寄ろうとするが、ホッパーはナンシーを引き止め、「あの連中にキミが関わってることを知られてはダメだ。ヘリが飛んでる。マイクはまだ見つかってない証拠だ。奴らより先にマイクたちを見つけよう」と言う。
マイクたちの居場所がわからないか？と言われジョナサンは、ウィルが無線でマイクたちと連絡を取っていたことを思い出す。ホッパーたちは無線でマイクたちに呼びかけることに。
追い詰められるマイクたち
ひとりで裏世界のゲートを探したルーカスは、「ゲートは研究所の建物のどこかで間違いない。だけど、フェンスに囲まれてて入れないし兵士も見た」と報告。マイクは、「研究所は政府の軍施設で武器を作ってるってパパが言ってた。追われてるから家には帰れない」とこの先の逃げ道を相談する。
その時、空からヘリコプターの音が・・・。
マイクたちは廃車バスの下に自転車を隠し、バスの中に逃げ込む。
無線
バスの中で身を潜めるマイクたちに無線からナンシーの声が！
「マイク、ナンシーよ、緊急事態なの、応答して」と言うナンシーの声にマイクは、「ワナかも知れない」と応答することを躊躇する。
すると無線の声はホッパー署長に代わった。ホッパーは、「いるなら応答しろ。トラブルも女の子のことも知ってる。キミらを守れるし、助けられる、応答してくれ」と言う。
マイクたちは迷った末、「こちらマイク、みんな無事です」と応答した。
子どもたちの救出
マイクたちは廃バスの中でホッパーを待つが、中々やって来ない署長に不安が募る。
そんな中、２台のクルマがやって来て、銃を持つ３人の男が降りてきた。
男たちは子どもたちの自転車を見つけ、隠れているバスのドアを開ける・・・が、危機一髪、ホッパー署長が３人を始末し、マイクたちを助け出した。
裏世界
ホッパーは子どもたちを救出、バイヤーズ家へと連れて来た。再会をよろこぶナンシーとマイク。
マイクたちは裏世界について、クラーク先生からの受け売り”ノミと曲芸師”の話しを使って説明、ウィルとバーバラ、そしてモンスターは裏世界にいて、そこへ通じるゲートは１つだけ。ゲートは研究室にあると言う。
それを聞き、「ゲートは研究室の地下、水槽タンクの側か？」とホッパー。エルは頷き、「そうだ」と言う。
ジョイスから、「ウィルと接触できる方法はないの？」と聞かれたエルは、無線を使いコンタクトを取ろうとするが、できなかった。
マイク、ダスティン、ルーカスは、「超能力を使うとエルは体力を消耗する。逃げる時に使ってしまったから回復を待つしかない」と言うが、エルは、「浴槽、水の中なら見つけられるかも知れない」と言い出す。
感覚遮断タンク
準備
ダスティンはクラーク先生に電話すると、”感覚遮断タンクの作り方”を聞く。もちろんクラークは、週明けの学校で教えると言うが、「今知りたい」と無理矢理にお願いしたのだ。
タンクを作るには、エルが浮かぶことができるプール、680キロの塩、目隠しなどが必要だった。
ホッパーはそれらがすべて揃うホーキンス中学校でやることに。
塩の代わりに”除氷剤”を利用、水道ホース等の備品を使い、”感覚遮断プール”を用意した。
水中メガネにビニールを貼り、目隠しを作ったジョイスはエルに、「こんな大変なことをウィルと私たち家族のためにやる決意をしてくれてほんとうにありがとう。向こうの世界が怖くなったら声をかけて。ずっとそばにいる」と感謝と約束を伝える。
実行
エルは目隠し水中メガネをつけ、プールの中に入ると、身体を浮かせる。
程なくしてエルは裏世界へと入る。すると体育館の電気が消えたー。
エルはバーバラを探すが、バーバラは死んでいた。
「死んでる・・バーバラが死んでる」と動揺するエルにジョイスは、「大丈夫よ、みんなここにいる。私がついてる。怖がらなくてもいい。安心して」と触れ、声をかけ続ける。
ジョイスの声が聞こえ、落ち着きを取り戻したエルの眼の前に、”バイヤーズ城”が現れた。エルがバイヤーズ城に入ると、そこには衰弱し、倒れているウィルが。
その時エルに、「ウィルにすぐにママが行くと伝えて」と言うジョイスの声が聞こえた。エルはウィルの手を握り、ジョイスの言葉を伝える。
すると無線から、「うん、早く、早く」とウィルの声が！
エルがジョイスの言葉、「もう少しだけがんばって」を伝えた途端、バイヤーズ城もウィルも煙となって消えてしまい、エルが悲鳴をあげて意識を取り戻した。ジョイスは、「もう大丈夫。よくがんばったわ」とエルを抱きしめる。
ウィルを助けるために
ホッパーとジョイス
ホッパーはウィル救出に向かおうとするが、ジョイスから、「ウィルは私の息子なの、私が行く」と言われ、一緒に向かうことに。
ホッパーはジョイスと裏世界へのゲートがある国立研究所に再び侵入するが、すぐに銃を構える警備員たちに囲まれてしまう。
ナンシーとジョナサン
バーバラが死んだと聞かされてもナンシーは、「アイツを殺したい。当初の計画どおりやろう」とジョナサンに言い、モンスター退治を決行することに。
裏の世界
裏世界の”ウバイヤーズ城”に身を潜めているウィルに、モンスターの足音と、唸り声が聞こえ・・・
感想
シーズン１は全８話。いよいよ佳境です。
モンスターの存在は明らかで、裏の世界があることまでは判明しました。ただ、それを認めているのは、幼い子どもたちと精神を病んでいる、病んだ過去があるホッパーとジョイス、そしてジョナサンだけ。そこが難しいのよね。見えないものをあると証明することはほんとうに難しいから。
ウィルをどうか無事に助けてあげてほしい！バーバラはほんとうに残念だった。
コメント