グレイズ・アナトミー 18 #14 長い道のり(相関図付)

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海外ドラマグレイズ・アナトミー

グレアナをイッキ見してはどうですか?

私の海外ドラマ好きになったきっかけのドラマが「グレイズ・アナトミー」です。
あれから18年?今はまるで同僚に会う気分で見ています(笑)

最新シーズンを見るには、WOWOWが1番早いです。

シーズン1~17まで視聴できるVODは以下です

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#14 長い道のり  Road Treippin’ あらすじ

大動脈弁閉鎖不全症で苦しむ13才のフェルナンダは、難手術ロス術を受けるため、はるばるボストンからキャンピングカーでシアトルまでやって来たが・・・。
ウィンストンは、突然現れた弟ウェンデルに動揺する。
グレイ+スローン病院の医師不足は深刻で・・・

 

相関図

まとめ

ベイリー

外科医不足の苦悩

外科医不足の中、立て込む手術予定。ベイリーは毎日、そのやりくりに必死だが、今日はメレディスが体調不良で欠勤することになり、その穴埋めをリチャードに頼む。
しかしリチャードは、「適性検査の結果がでるまでオペの指導も断る」とそれを拒否、ベイリーは頭を抱えてしまう。

一方、ケガの回復が順調なオーウェンは、仕事復帰を打診するが、アメリアはそれを許可しない。
診察の帰り、ERを覗いたオーウェンは、医者不足でてんてこ舞いのERを見て、「キミに代わってデスクワークをするから、キミがオペに入ってくれ」と提案。ベイリーは部長職をオーウェンに任せる。

 

ウィンストン

弟ウェンデル

患者になりすますサプライズでウィンストンとマギーの前に現れたのはウェンデル。

ウェンデルは結婚式を欠席、マギーは初対面、ウィンストンも久しぶりの再会だ。
ウェンデル曰く、無職でお金がなく、結婚式には参加できなかったが、今回、医療機器メーカー”トリニティ・ラボ”に就職、営業のためにやって来たと言う。

フェルナンダ 13才

ボストン在住のフェルナンダ、13才は、重症の先天性大動脈弁狭窄症(AVR)を患っている。
これまで2度オペを受けたが改善されず、彼女を助けるにはロス術しかなかったが、アメリカ国内でこの手術ができるのは7病院だけ。その超難関のオペをマギーは1度成功させていたため、シアトルにやってくることに。

【ロス術】
大動脈弁に、肺動脈弁を移植する手術方法で、術後の管理もしやすいことから注目されている

今回、寄付が集まり、マギーの手術を受けるためシアトルに来ることになったフェルナンダ。
飛行機移動は心臓に負担となるため、キャンピングカーで数日をかけて到着したフェルナンダだが、予想を越え、病状はかなり進んでいた。

「もっと早く病院に着けば良かった」と後悔する母親。実は、彼らは生まれた時から入退院ばかりのフェルナンダに楽しんで欲しいと、道中、観光を楽しんでいたのだ。

ウィンストンの苛立ち

ERに行くと、部長代理のオーウェンに営業をかけるウェンデルの姿が!
許可なく勝手に営業活動をするウェンデルに、「病院に来るなら前もって連絡しろ」と怒りをぶつけるウィンストン。
ウィンストンは、ウェンデルが就職するのに、自分の名前だけじゃなく、マギーやリチャード・ウェーバーの名前まで使ったと知ると、怒りはマックスに。
そんな兄にウェンデルは、「父さんは兄さんがオレを助けるワケがないと言ったが、兄さんは就職したオレをきっとよろこび、誇りに思ってくれると思ったのに違った」と言う。

検査の結果、AVRは悪化しており、ロス術は難しくなった。
その結果に、「急げば4日でシアトルまで来れたのに、クラウドファンディングのカネを使って観光をしたせいで悪化させ、手術が困難になった。自分勝手な家族だ。術式を変えるべきだ」と苛立ちをぶつけるウィンストン。
マギーは、「それは医師としての意見、それとも彼らを罰するため?弟さんへの気持ちは関係してない?」と指摘する。

マギーの決断

マギーは術式を、「ロス今野術」に変更すると家族に伝える。
もちろん、リスクは高くなり、術後に完全房室ブロックが起こる可能性がある難手術だったが、「これが最善です」とマギー。
フェルナンダは、「みんな無理だって言ったけど、やれると言ったのはマギー先生だけ。やるわ」と決断、オペをすることに。

兄ラファエルの気持ち

ウィンストンは病室の外で、「めまいがする。息苦しい」とパニックを起こしているラファエルを見つけ、診察室へと導く。
ラファエルはフェルナンダのことを考えるあまりパニック発作を起こしてしまったのだ。
「ボクはひどい兄だ。妹の病気は家族全員を苦しめてる。ボクは退学して奨学金を失くした。父親は腰を傷め、母親はずっと睡眠不足。家族はみんな息が詰まりそうだ。だけど、シアトルまでの1週間、家族で観光して写真を撮って楽しんだ。そしたら妹の病気は悪化し、より難しい手術をするしかなくなった。まるで罰みたいだ。何も悪いことをしてないのに。妹に何かあれば立ち直れない。家族が壊れてしまう。終わりだよ」と胸の内を打ち明け、泣き崩れる

ウィンストンの過去

難手術にナーバスになるマギー。
マギーは手術準備に現れたウィンストンに聞く。「私ならこの手術をやれる。でも、アシストする人は必要。あなたはできる?」と。
ウィンストンは、母親がガンと分かった途端、ウェンデルと父親が荒れた。父親は酒に溺れ、警察の世話になることもあったが、母親は自分の治療費を父の保釈金に回してまで家族を守ったと言う。
そしてウィンストンも母のガンがきっかけでパニック発作を起こしたと言う。
「父と弟のせいでボクの人生は潰れかけたけど、今はここで素晴らしい生活をしてる。だから怖くなったんだ。弟が現れて、人生を邪魔されそうで。だがそうはさせない。ボクにはキミがいる。キミとフェルナンダを救う。彼女の家族のためにも」と。
マギーは黙って、ウィンストンと拳を合わせ、オペへと向かう。

「フェルナンダはキミの元へ来て正解だった。ボクも」と言うウィンストンの言葉にうなずき、オペをスタートさせたマギー。
見事にオペは成功。
家族はふたりをハグし、感謝を伝える。

過去との対峙と再スタート

ウィンストンはウェンデルを電話で呼び出すと、「お前はママを苦しめた。お前や父さんの事であんなに苦労しなければ、まだ母さんは生きてたんじゃないかと思うが、責めるべきはガンだ。母さんはボクの考えのせいで、お前と疎遠になっていると知ったら怒るだろう。会えてうれしいよ。病院の人間にもお前を紹介する」と気持ちを伝える。ウェンデルも、「今回は違う」と言い、新たな出発をすることに。

 

ジョー

妊娠22週の僧帽弁閉鎖不全症(MR)のローラは、緊張していた。それは前回、オペ中に心停止し、手術を中断した経緯があるからだ。
不安を口にするローラにジョーは、「赤ちゃんを最優先に危険だと思ったらオペを中止する」と約束する。

テディにより、無事ローラのオペは終わった。

ジョーを食事に誘うが、研修医の試験があり図書館で勉強すると断られたトッドは、図書館で勉強するジョーにバラの花束と、勉強スナックセットをプレゼントする。その優しさに心が動くジョー。

深刻な医師不足

オーウェンはベイリーに代わり、手術予定と医師をやりくりするが、医師不足は深刻だ。
そんな状況でも研修医たちは、ロス今野術を見学するため、見学室の一列目を陣取るありさま。
オーウェンは、「医師不足なんだ。自分たちの担当業務が優先だ」と厳しい態度で指導し、見学室から退室させてしまう。
それを見ていたひとりの女性。
彼女は、「ハント先生をずっと探していました。私は医学教育評価機構のメアリーアン・スーチャン。お話があります」とオーウェンに自分を紹介する。

スーチャンは、
●研修医から、研修プログラムへの苦情がこの半年で15件以上報告されている。
●週80時間以上の勤務
●指導医不在のオペ
を指摘され、「先程の見学室でのやりとりも、貴重な学習の機会を奪っている。その上、ベイリー医師、ウェーバー医師と面会できない理由も問題がある」と言われ、何も言い返せないオーウェン。

厳しい現実

部長業務をオーウェンに任せ、久しぶりに外科医として数々のオペをこなしたベイリーはご機嫌だった。
しかしオーウェンは、そんなベイリーに厳しい現実を報告する。
グレイ+スローン記念病院は、研修医プログラムの認定を取り消されてしまったのだ。

一方、自宅療養するメレディスは、ゾラとの時間を楽しむ。
ゾラはメレディスから、ハミルトンからミネソタの外科部長、グレイセンター長としてオファーされたと聞き、「ママがミネソタで暮らすことが幸せならついていく」と言う。

 

感想

まずは、オーウェンが順調に回復して良かった。
尊厳死問題も、とりあえずはテディとの間では落とし所が見つかったようだし。

ウィンストンがエピソードの主役になるとは思わなかったので、カレもそれだけグレイズ・・の中で大切なパーソンになっているんだなと思いました。

割りと今回のエピソードは良かったですね。
このままメレディスはミネソタへ行くのか?と思わせておいて、研修プログラム認定取り消しが大きなカギになりそうですね。
しかし、実際、医師不足は否めないですよね。

 

 

 

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