ブレイキング・バッド4 #3 マリーの苦しみ(相関図あり)

海外ドラマ
海外ドラマブレイキング・バッド

スカイラーとマリーが中心のエピソード

 

「ブレイキング・バッド」シーズン1の1話目のみ、Amazon Primeで視聴可能。以後はレンタル

Amazonプライム会員は、月額500円(税込)

#3 マリーの苦しみ  Open House あらすじ

ガスの監視が益々厳しくなる中、ジェシーは追い込まれていく。
一方スカイラーは、資金洗浄目的で洗車場を手に入れるために動き始める。

 

相関図

まとめ

ラボ

ガスの監視は益々厳しくなり、とうとうラボに監視カメラが設置された。
そのカメラは、ウォルターがラボのどこにいても捕らえ続ける高性能で、ウォルターは苛立つ。

 

ハンクとマリー

ベッドから自由に歩けないハンクは益々卑屈になっていた。
ハンクは事細かな買い物リクエストをし、マリーが違うものを買ってくると、「買い物さえできないのか」と毎回文句を言うありさまだ。

盗癖

そんなマリーの気分転換は、オープンハウスめぐりだった。
毎回、偽名を使い、適当に作ったストーリーで、夫や子どものこと、悩みなどを不動産スタッフに話ながら、こっそり何かを盗んで気晴らしをしているのだ。
ある日、不動産屋はマリーが帰ったあと、オーナーコレクションのスプーンが1本失くなっているのに気づいてしまう。

その後、違うオープンハウスで、また違う偽名を使い、でっち上げた作り話をオーナー夫婦としているマリーを発見した不動産スタッフは、帰ろうとするマリーを呼び止め、警察に通報したと言う。
マリーはすごい剣幕で怒りを顕わにするが、不動産スタッフも負けてはいない。
クルマに乗り込もうとするマリーを引き留めようとカバンを引っ張った際、マリーが盗んだばかりの写真立てが見つかってしまう。

マリーは逮捕された。
連絡を受けたハンクは、「またやったのか・・」と言葉を失うが、仲間のティム・ロバーツ刑事に連絡し、ティムのおかげでマリーは留置場に入れられずに済んだが、泣き崩れてしまう。マリーも限界だったのだ。

しかしふたりの仲は、ますますこじれてしまった。

ある資料

ある日、ティム刑事がハンクを訪ねてやって来た。
ティムは、「麻薬絡みと思われる殺人事件があった。殺されたゲイル・ベティカーの自宅でこれが見つかった」と【ラボノート】を見せる。
ティムは、「ノートには、化学式、薬品購入リスト、イラストが書かれている。キミの知恵を借りたい」と言うが、卑屈になっているハンクは、「慈善事業のつもりか?」と悪態をつき、ノートを見ようともしない。

しかしその夜、眠れないハンクはノートが気になって仕方がない。迷った末、【ゲイルのラボノート】に目を通しはじめる。

 

スカイラー

資金洗浄の話を進めたいスカイラーは、ウォルターと話し合うためアパートを訪ねるが、殴られた顔を見られた上に、余裕のないウォルターは、「今度にしてくれ」と声を荒げてしまう。
そんなウォルターを見て、「警察に行きましょう。自首するの。自分と家族を守るために警察に助けを求める。そういう選択肢もある」とスカイラー。
ウォルターは、「複雑なんだ。説明できないが心配はいらない」と言うが、それでもスカイラーは、「その顔を見たら危険なのがわかる。約束して。危険が迫ったときは、そういう選択肢もある」と言う。

ソウル

資金洗浄目的で洗車場を買いたいと言うスカイラーに、ネイルサロンを買うのが1番の選択肢だと言い切るソウル。
実際、洗車場のオーナー:ボクダン・ウォリネッツは洗車場を売る気はなく、しかも先日、2000万ドルだと高値をふっかけられてしまった。
それでもスカイラーは、「動機があれば売ると思う。その動機を作って売る気にさせたい」と言う。

スカイラーは自分を見下し、ウォルターを侮辱したウォリネッツの鼻を明かしたいと言う。
その理由を聞いたウォルターは、「洗車場を買う」と決断。
スカイラーは、暴力を使わず、税務署や移民局にも怪しまれず、罪のない人を傷つけず、ウォリネッツの言い値(2000万ドル)以下で買うことが条件だと言うが、それは不可能に近かった。

数日後、キッチンで食器洗いをしていたスカイラーは、ある作戦をひらめき、ソウルに協力を求める。

思いついた作戦

洗車場に突然現れた水質検査員によって、「排水路から汚染物質が検出された。数値が正常に戻るまでの営業停止と、ろ過システムの改良が必要」と言われウォリネッツは、「環境に優しい洗剤を使っているし、ろ過システムは良いものを使ってる」と反論、法的理由を求めるが、それに対処したのは無線で遠隔操作するスカイラー。法律書を片手に見事にウォリネッツを封じ込めた。

水質検査から5時間が経過した。
スカイラーはウォリネッツからの電話を待っているが、中々電話がかからない。
ウォルターがスカイラーを労い、資金洗浄はネイルサロンにしようと言ったその瞬間、ウォリネッツから電話がかかる。
ウォルターはガッツポーズをするが、スカイラーは、「先日は87万9,000ドルと提示したけれど、考え直して80万ドルなら」とふっかけた。

ウォルターはスカイラーの行動に驚き、「もうウォリネッツからオファーはない」と言うが、「電話はかかる」とスカイラー。
スカイラーの読みどおり、ウォリネッツは再び電話をよこし、スカイラーは80万ドルで洗車場を手に入れた。

スカイラーの苦言

ウォルターはスカイラーに感謝し、シャンパンを用意、祝杯をあげる。

しかしそのシャンパンが320ドルだと知ると、「失業中の高校教師が買える額じゃない。私たちは世間的には破産寸前なの。あなたの失業手当で生活してることになってる。だから良く考えて行動して。悪魔は細部に宿るの。小さな綻びから筋書きが壊れて破滅に向かってしまう」と厳しくウォルターを諫める。

 

ジェシー

ジェシーの精神状態は危うかった。
今や自宅はドラッグの巣窟と化し、電化製品は盗まれ、壁は落書きだらけ。ラリってるヤツがいるかと思えば、喧嘩がはじまる・・・そんな状況にジェシーは反応さえしない。

ガスの新しい部下は、ジェシーを見張っている。

 

感想

今はこれから起こるだろう大きな問題の序章って感じですね。
傷病休暇中のハンクの元に、とうとうゲイルのノートが届いてしまいましたね。

今回興味深かったのはスカイラーかな。
彼女が賭けにでるところ、女性ならではなのかな?
女性は一か八かとなれば強いですね。
見事、資金洗浄のベースとなる洗車場をゲットしたので、ここからまた話は変わるでしょう。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました