ゲーム・オブ・スローンズ 第3章戦乱の嵐前編 #10 次なる戦いへ(最終話)

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※ 記事を訂正、加筆しています
  エピソードをまとめ、説明は青文字で付け加えています

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衝撃の展開をしまくる「ゲーム・オブ・スローンズ」の第3章も最終話。

感想はコチラ

 

今回出てくる用語集

地域名前
物の名前
人物
■は死亡
説明
赤の王城
(レッドキープ)
小評議会
(スモール・カウンシル)
タイウィン・ラニスター
パイセル上級学匠
ヴァリス公
王の手
シェイティリオンの恋人
サンサの侍女
ドレッドフォートルース・ボルトンボルトンの居城
城主
ラムジー・スノウ
(落とし子)
(くろがね)諸島ベイロン・グレイジョイ居城はパイク城
城主
ヤーラ・グレイジョイシオンの姉

 

#10 次なる戦いへ Mhysa あらすじ

アリアは、ハウンドに双子城から連れ出されるが、その時、変わり果てた兄の姿を見てしまう。
ロブ・スタークの死の知らせは王都にも届いた。
ジョフリーは、その知らせに喜び、敬意や慈悲など何も持たない狂王ぷりを見せる。
同じく、ロブの死の知らせを受けたドラゴンストーン城では、ダヴォスがスタニスに背きジェンドリーを逃がす。
ジェイミーはついに王都へ帰還し、サーセイとの再会を果たす。
一方ユンカイでは、デナーリスに解放された元奴隷たちが彼女を“ミサ(母)”と呼び、歓喜して担ぎ上げる。

 

まとめ & 感想

双子城(ツインズ)

北部軍兵士がフレイ軍に惨殺されているのを城の屋上から見るルース・ボルトン。
フレイ軍は完全勝利を祝うかのように、ロブの斬首体を馬に乗せ、頭をスタークの紋章ダイアウルフに変えて、「行くぞ北の王、北の王」と雄叫びをあげ、引き回し、見世物にする。
アリアはハウンドに抱えられた馬上で兄の残酷な最期を見た。
ハウンドは、敵だと思われないようにフレイ家の旗を掲げ、城を出るのだった。

ウォルダー・フレイ公は、雑士が惨殺あとを掃除する中、悠然と食事をしながらルース・ボルトンと会話する。
娘婿エドミュアは地下牢で、リヴァーラン城は我がものと言うフレイだが、ブリンデン・タリー(漆黒の魚)は逃亡していた。
しかしラニスターの後ろ盾を得たフレイは強気だった。
「お前さんは北の総督だ!」とボルトンを持ち上げるフレイは、ウィンターフェルについて聞く。
グレイジョイの息子がウィンターフェルを占拠。ボルトンの落とし子ラムジーを行かせた。
ラムジーが、”シオンを渡せば鉄の民を許す”と言うロブの言葉を伝えると、鉄の民はシオンを引き渡したと言う。
ボルトンは、「ラムジーには彼なりの楽しみ方があるようだ・・・」と言う。
そのラムジーこそがシオンを拷問している男だった。

 

ラムジー・スノウと言う男

イチモツを切断され、張り付けにされたままのシオンは「殺せ・・・殺せ」と頼むが、「死んだら無価値だ」とラムジー。
イチモツを切られたお前はもうシオンじゃない。”リーク(くさや)”だと勝手に名前をつけ、シオンが自分の名前を「リークです」と言うまで、何度も「名前はなんだ?」と聞き、殴り続け、従わせるのだった。

鉄(くろがね)諸島のパイク城

ベイロン・グレイジョイの元に、ドレッドフォート城主ルース・ボルトンの息子ラムジー・スノウから書簡と木箱が届く。
書簡には、
・次の満月までに鉄の民を全て北部から撤退させろ。
・それを過ぎても領地に残っている鉄の民は全て、生きたまま皮を剝ぐ
・送った箱の中身は、 ”シオンの好きだった玩具” 
・北部から撤退せねば、またシオンの一部を送る
と書かれていた。
「目障りだ。持って行け!ワシの命令に背いた、とんでもないバカだ。もうグレイジョイの血筋を残せん。ワシの奪った土地、砦は絶対に手放さない」箱の中身を見たベイロンは言うが、ヤーラは情けのひとつもない父親を睨みつけながら、「あなたの息子だ」と言う。
しかしベイロンは、シオンを助けようと言わない。
ヤーラは決意した言い、1番早い船で50人の最強兵士を引き連れ、狭い海(ナロー・シー)を渡り、袖絞り(ウィーピング・ウォーター)を上ってドレッドフォートに進軍。シオンを探し出して故郷に連れて帰ると宣言、出航した。

 

赤の王城(レッドキープ)

狂王ジョフリー

小評議会(スモール・カウンシル)に呼ばれたティリオン。
会議には、珍しくうれしそうにはしゃぐジョフリーがいて、ティリオンに手紙を読めと言う。
その手紙は、ウォルダー・フレイがロブ・スタークとキャトリンの死を知らせたものだった。
ジョフリーは興奮しながらパイセル上級学匠に、「フレイ公に礼を述べ、ロブの斬首を送れと命じろ。私の婚礼でサンサに出す」と残酷なことを言い出す。
そのあまりの非礼ぶりにヴァリス公は、サンサは叔母上だとたしなめると、すかさずサーセイが「冗談よ。本気じゃないわ」と返したが、ジョフリーは「本気だ。婚礼の祝宴でサンサに出す」と言い張る。
「ダメだ。もうお前のオモチャじゃない」ティリオンが言うと、「みんな私のオモチャだ。覚えておけモンスターが!」とジョフリー。
「モンスターは危険だ。王たちは今、ハエのように死んでいる」警告するティリオンに、更にジョフリーは「今の発言は何だ?舌を引っこ抜くぞ!」と食ってかかる。
さすがにマズイと感じたサーセイが、「吠えさせておきましょう」とジョフリーをなだめるが、その手を払いのけるジョフリー。
「私は王だぞ!罰してやる!」とまで言ってしまったジョフリー。

さすがにタイウィンも黙っていられないと「自ら王だと主張する者は真の王ではない」と言うと、「俺の父は勝利者だ。あんたがキャスタリー・ロックに隠れている間に王冠を奪った!」とタイウィンに楯突き吠えたジョフリー。
場の空気が凍る
「王はお疲れのようだ。部屋へお連れしろ」。
睨みをきかし、それだけを言ったタイウィン。
空気を察したサーセイが、ジョフリーを促し連れて出ようとするが、納得できないジョフリーは、「疲れなどしていない!」と反抗する態度を見せるが、タイウィンはただ睨み続けた。

暴君タイウィン

皆が部屋を出て行く中、タイウィンはティリオンに「お前は残れ」と言う。
ティリオンは、フレイ公の反逆は、タイウィンの後ろ盾があってのものかと確認。
「そうだが、反対なのか?」とタイウィン。
ティリオンは婚儀での虐殺はさすがにひどすぎると意見するが、「戦を終結させ、家を守るためだ」とタイウィン。
その上で、「ルース・ボルトンを北部の総督にする。お前とサンサの子どもが成人するまでな。その点でお前は役割を果たせ」と言う。
「ラニスターに父だけじゃなく、母、兄まで虐殺したのに、サンサが俺を受け入れますか?」と言うティリオンに、いかなる方法をとっても妊娠させろとタイウィン。
「犯しません!」
そういうティリオンにタイウィンは、「家のために力を尽くせ、身勝手な欲望の囚われず」と言う。
ティリオンはその言葉を聞き、「父上は、いつ私欲をなげうち、家のために行動したと言うのですか?」と問う。
タイウィンは声を荒げ、「お前が生まれた日だ。お前なんか生かしたくなかった。だが生かし、息子として育てたんだ」と言うのだった。

ティリオンが部屋に戻ると、サンサが泣いていた。
ティリオンは彼女にかける言葉さえ見つからないのだった

ヴァリス公と娼婦のシェイ

ヴァリスはシェイに、「名もない女がタイウィン・ラニスターの息子と添い遂げることはない。この世界はファミリーネームが重要なのです」と言って、袋に入ったダイヤを渡し、船を雇いペントスかライスかミアへ行き、裕福に暮らしては?と言う。
更にヴァリスは、「ティリオン公はこの国をよくできる奇特な人です。知性と気概、そして名字がある。あなたが側にいるとフクザツになる。真実の愛であることはわかっています。金で追い払おうとしているワケではない。あなたが王都にいると彼が危険なのです。王都はあなたの故郷にはならない」と言うが、シェイは、ダイヤが入った袋を返し、「去らせたいなら彼に直接言わせて!」と言う。

四面楚歌

ティリオンは部屋に戻ることもできず、従士のポドリックを相手に酔い潰れるまで呑んでいた。
そこへサーセイがやってくる。
サーセイは、子どもは生きる理由になる。サンサにも持たせてやるべきだと言うが、コントロールできない息子ジョフリーと、父から強要されるロラスとの結婚にサーセイも苦しんでいた。
ティリオンは、「これはいつまで続く?排除するたびに倍の敵を生んでいるのに・・・」と、打開策が見えない今を憂いだ。

 

王都へ帰還したジェイミー

ジェイミーはブライエニーとクァイバーンと共に王都へと戻った。
ジェイミーはサーセイと再会する。

 

壁 夜の砦(ナイトフォート)

ブラン、ホーダー、ジョジェンそしてミーラは、無人の夜の砦(ナイトフォート)に着いた。
今夜はここに泊まるこにするが、ブランは、夜の砦の怖い逸話を語る。

真夜中。物音で目が覚めたブラン。
ミーラは剣を構える・・・入って来たのは、冥夜の守人(ナイツウォッチ)の服を着たサム!ジリと赤子も一緒だった。

サムは、冥夜の守人(ナイツウォッチ)で黒の城(カースル・ブラック)へ戻るつもりだと言い、ブランとダイアウルフを見て「ジョン・スノウの弟では?ボクはジョンに何度も助けられた。キミが困っているなら、助けるよ」と言う。
”ジョン”と聞いて安心したブランは、「壁の北へ行かなきゃならない」と言う。
サムは表情を固くし、ジョンが生きていれば黒の城に戻る。1番安心な場所だと言うが、「安全な場所なんてない」とジョジェン。
「ボクは壁の北で見たんだ・・」とサムが言いかけた時、「ホワイトウォーカーを見たんだろ?冥夜の守人(ナイツウォッチ)にも七王国の王たちにも止められない」とジョジェンは言う。
「キミが止めるのか?」とサムが聞くと、ブランはそれには答えず、「サム、お願いだ。ボクは北へ行く。行かないと」と言うのだった。

サムは壁の北へ抜けられる南側にある道まで彼らを導き、ホワイトウォーカー1体ごとに亡者(ワイト)が何体もセットになっていると生態を説明。「これならホワイトウォーカーを倒せる」と言ってドラゴングラスを渡した。
ブラン、ホーダー、ジョジェン、ミーラは壁の向こうへと進んで行った

 

黒の城を目指すジョン

野人から逃げてきたジョンが、草原の水たまりで顔の傷を洗っていると、いつの間にか追って来たイグリットがジョンに向かって弓矢を構えていた。
「仕方なかったんだ。俺の正体を知ってたろ?もう帰らなければならないんだ。殺せないだろ」と言うジョンに、「何も知らないんだね、ジョン・スノウ」とイグリット。
イグリットのいつものセリフにジョンは、少し微笑みながら「1つ分かってる。愛している。愛し合っている。でも帰らなければならないんだ」と。
言ったあとに背中を向けた瞬間、イグリットはジョンの背中に矢を射った。
ジョンは、それでも馬に跨がり、太ももと肩に矢を受けながら、黒の城へと馬を走らせた。イグリットはただそれを涙しながら見送るしかなかった。

黒の城(カースル・ブラック)

偵察隊のメンバーとして、ただひとり帰還したサムは、ジリと赤ちゃんと共にエイモン学匠に会う。
エイモンは赤ちゃんの名前を尋ねると、「サムです」と答えたジリ。
エイモンは、ジリと赤子を客人として迎えると言う。
そして、壁の向こうの危険について、44羽いる鴉全部を使って、北の脅威を知らせる手伝いをサムにするよう言うのだった。

ジョンはケガを負いながら、黒の城に戻って来た。
ピップとサムはジョンを迎えた。

 

ドラゴンストーン城

ダヴォスは、地下牢に収容されているジェンドリーの様子を見に行く。
「あんたらは俺を人間だと思ってない」と言うジェンドリーにダヴォスは、王都の蚤のたまり場出身だと話した。

王の手の復職したダヴォスは、執務として各方面から届いた手紙を読む。
黒の城(カースル・ブラック)から届いた哀願状を読んだダヴォスが表情を変えた時、鐘が鳴り響いた(何かの知らせらしい)

ダヴォスがスタニスの部屋へ行くと、「ロブ・スタークが旗主に裏切られ死んだ」とスタニス。
「ヒルを炎の中に入れたから?」と聞くダヴォスに、紅の女は「私の力じゃない。信仰心が報われただけ」と言う。
この結果で、ますます光の王と紅の女に傾倒していくのでは?と懸念を感じたダヴォスは、ロブ・スタークの死が魔術のせいか分からない。七王国の血を魔術と結びつけるのは邪悪だと言うが、スタニスはあらゆる武器を使い敵を罰すると言い切る。
「若者の犠牲は不要です」とダヴォスはジェンドリーを生け贄にするべきじゃないと言うが、紅の女は、陛下はまだ鉄の王座には遠い。大いなる犠牲が必要だと言う。
「ジェンドリーは陛下の甥です」その言葉にスタニスは、「王国に比べ、若者ひとりに何の価値がある?死ぬ運命だ」と言う。

真夜中、ダヴォスはジェンドリーを地下牢から出し、少しの食料とボートを与え、”王都へ向かへ” とジェンドリーを逃がした。

「はい。私が逃がしました」
ジェンドリーを解放したことを責めるスタニスにダヴォスは答える。
メリサンドルは、たった一人のために何万人をも絶望に追い込んだと言うが、「別の道があるはずです」とダヴォス。
しかし怒り心頭のスタニスはダヴォスの処刑を言い渡す。
「分かりましたが、今後も私が必要になります!」そう言ってダヴォスは1通の手紙をスタニスに渡す。
その手紙はエイモン学匠からで、「モーモント総師が部隊を連れて北へ行き戻らず死んだ。戻ったのはたったひとり。彼が北で見たものが皆にやってくる」と書かれていた。
それを読んだメリサンドルは、「”五王の戦い”は無意味です。真の戦いは北にあります。死がやってきます。止められるのは陛下だけ」と言う。
ダヴォスはそれを自分が支えると言うが、「決断したことだ」とスタニスはダヴォスの処刑は執行しようとする。
しかし意外にも、それを止めたのはメリサンドル。
「ダヴォス、お前が火の神に救われるとはな」とスタニスは嘲笑するのだった。

 

ハウンドとアリア

双子城を出て、当てもなく馬をすすめていると、道端でたき火をしながら、キャトリンとロブの最期を、茶化して話すフレイ軍兵士を見つけた。
アリアは、突然馬から下りて、「暖をとらせて。お腹が空いて・・」と兵士たちに近寄った。
「あっちへ行け」とあしらわれるが、「お金はある」とジャクウェン・フ=ガーからもらったコインを見せるアリア。
兵士が受け取ろうと手を出した時、ワザと落としたアリアは、コインを拾おうとした兵士を短剣で滅多刺しにする。
それを見て、他の兵士が剣を抜くと、ハウンドが立ちはだかり、残りの3人を始末し、「初めて人を殺したのか?今度やる時は先に言っておけ」と言う。
アリアはコインを拾い、それを見つめながら「ヴァラー・モルグリス」と呟いた。

奴隷都市ユンカイ

ユンカイを制圧したデナーリスは、解放された奴隷たちが自らの意思で城門から出てくるのを待ち続けた。
すると門が開き、奴隷たちはデナーリスの元へ向かって歩いてきた。
その数、何万人・・・
ミッサンディがデナーリスを紹介するが、奴隷たちは誰も言葉を発しない。
デナーリスは、「自由は私が与えるものではない。あなたたちの自由はあなたたちのものだ!欲しければ勝ち取りなさい!」と言うと、民衆のひとりが、「ミサ!」と叫び、それに呼応するように、次々と「ミサ!ミサ!ミサ!」と叫ぶ。
ミサ=母 
デナーリスは、民衆の中に自ら入る。
民衆たちは、デナーリスを担ぎ上げ、「ミサ、ミサ、ミサ、ミサ」と叫び続けるのだった。

シオンを拷問し続けていた男の正体がわかりました。
ルース・ボルトンの落とし子、ラムジー・スノウ。
そして父ベイロンの反対を押し切って、ヤーラは弟を奪還しに出航しました。

あー、そういえば・・・
ドラゴンストーン城で、ジェンドリーの血を吸ったヒルを焼き、死を祈ったスタニスの、願いが1つ真実になっちゃいましたね
ロブ・スタークが死んだんですから
あのとき、ジョフリーと、ベイロン・グレイジョイの死も願ってましたから、このふたりも死ぬことになるとしたら・・・光の王(ロード・オブ・ライト)は恐ろしい神ですね

で、その死んじゃう可能性のあるジョフリーは、サディスト全開になってきました。
個人的には、息子を抑えられないサーセイに問題あるし!
なんぼ子どもを愛してる。子どもは生きる意味だって言っても、常軌を逸してるワケですから命かけてコントロールせぇよ!と。

親と言えば・・タイウィンとティリオンの父と息子の確執は、ほんとうに深い。
いつもいつも、タイウィンはティリオンがこの世に生まれたことが1番の不遇だと言うけれど、それを言われるティリオンの気持ちを思うと・・。
私なら、父親と決別するわ!

ジョンは、野人になったワケじゃなかったんですね~。
カレの大きな目的は、北の脅威を野人と冥夜の守人(ナイツウォッチ)が一緒になって食い止めることだと思うので、これからその方向で動くのでしょう。
もう、野人を敵にするときじゃないですもんね。

 

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