ゲーム・オブ・スローンズ 第4章戦乱の嵐後編 #8 山と毒蛇

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※ 記事を訂正、加筆しています
  エピソードをまとめ、説明は青文字で付け加えています

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今回出てくる用語集

地域名前
物の名前
人物
■は死亡
説明
王都
(キングス・ランディング)
グレガー・”マウンテン”・クレゲインサーセイの代理闘士
オベリン・マーテルティリオンの代理闘士
ドレッドフォート城
要塞(モウト)ケイリン
ウィンターフェル
ルース・ボルトン北の総督
ラムジー・スノウ
落とし子だったが功績を
認められ、
ボルトン姓を授かる
土竜町
(モウルズ・タウン)
ジリ
サムJr.
トアマンド
イグリット
野人
高巣(アイリー)城ロイス公谷間(ヴェイル)の諸侯
ロビン・アリンライサの息子
ミーリーンミッサンディデナーリスの侍女兼通訳
グレイワーム穢れなき軍団
(アンサーリード)の指揮官

バリスタン・セルミー元王都の王の楯総師
ロバート王の死後、サーセイに解任。
ウェスタロスを去る。
アスタポアでデナーリスに忠誠を誓った
ジョラー・モーモントかつて、密猟者を奴隷商人に
売ったことにより、ウェスタロスを
追放となった。
その後、ロバート王の時代に赦免となり、
以後、密偵者として動いていたが、
デナーリスと出会い、忠誠を誓うことに

 

#8 山と毒蛇 The Mountain and The Viper あらすじ

ライサの死についてヴェイル(谷間)の諸侯から詰問されるベイリッシュ。サンサは目撃者として尋問を受けるが。
一方、ミーリーンでは、サー・バリスタンの元にある重大な事実を明かす巻物が届き、ジョラーが窮地に立たされる。
王都では、ジョフリー王暗殺の決闘裁判が始まる。

 

まとめ & 感想

土竜町(モウルズ・タウン)

土竜町はトアマンド率いる野人に襲撃され、女主人、娼婦、客の冥夜の守人(ナイツウォッチ)など全員が殺害された。
ジリはサムJr.を抱いて隠れるが、サムJr.の泣き声でふたりを見つけたイグリット。
しかしイグリットは、人差し指を唇に当て、静かに・・と合図を送り、ふたりを見逃した。

黒の城(カースル・ブラック)

サムは、野人が土竜町を襲撃したと知り、ジリとサムJr.を土竜町に送ったことを後悔し、涙を流す。
しかしグレンとエドから、ジリはこれまでにいくつもの危機的状況を越えて生き延びてきたから今回も大丈夫かも知れないと言われ、希望を持つ。
「次はココが狙われる」とジョン。
野人軍は10万、ナイツウォッチは102人ー。
エドは、「最後に死ぬヤツは、先に死んだヤツを燃やしてくれ。この世を離れたら、戻りたくない」と言うのだった。

 

高巣(アイリー)城

諸侯の追求

ライサ・アリンが亡くなったことで、諸侯から追求を受けるベイリッシュ。
ロイス公はベイリッシュを、金貸しの娼館主人でタイウィンに媚びへつらってきた男と、こき下ろす。
他の諸侯は、息子を溺愛していたレディ・アリン(ライサ)が自殺することだけはないと言い、証人であるベイリッシュの姪アレインを呼ぶ。

サンサの独白

諸侯たちに呼ばれたサンサは、姪のアレインだと名乗る。
「何があったかハッキリ話せ!」とロイス公に言われ、「すいません。ベイリッシュ公、正直に話します。洗いざらい真実を」と言って、「私は、エダード・スタークの長女サンサ・スタークです」と言う。
ロイス公は、「この男はワシらにウソを!」と逆上しかけるが、サンサは「多くのウソをついています。私を守るために」と話し出すー。

サンサは父エダード処刑後、王都で捕虜にされ、ジョフリー王と太后に虐げられ、痛めつけられた。そして、小鬼(インプ)と結婚させられた。
王都で唯一の友がベイリッシュだった。
彼は、私を助けるため、機を見て王都から逃がしてくれた。叔母が保護してくれると信じてここ(高巣城)へ来た。
ラニスター家は谷間(ヴェイル)にも友がいるので、身の安全のためベイリッシュ公の姪として滞在していたと語る。

ロイス公はエダードを知っており、素晴らしい人物だったとサンサを信頼する様子を見せる。

叔母のライサは、アリン公とは政略結婚で愛していなかった。ベイリッシュ公をずっと愛していたので、結婚できて幸せそうだったが、叔母は嫉妬深く、ベイリッシュ公が私の頬にキスをしたのを見て、私を娼婦呼ばわりをし、責め立て、月の扉から突き落とそうとした。
彼は叔母をなだめ、愛しているのは君だけだと必死で説得したが、叔母は「死にたい」と月の扉から身を投げた

そう言って泣いた。
ロイス公の妻は、その告白にサンサを抱きしめ「決してあなたのせいではないわ」と慰めた。

力を得たベイリッシュ

サンサの名演技で、ベイリッシュを信じた諸侯たちは、彼を受け入れた。

ベイリッシュは、諸侯たちが支持するべきは、谷間(ヴェイル)の領主ロビン・アリンだとアピール。
ライサに甘やかされ育った彼を、立派な領主にするべく剣術、馬術を学ばせるために、ロビンを巣立たせたいので協力をして欲しいと言う。

 

サンサの本音

ベイリッシュはサンサに、ナゼ助けた?と問う。
サンサは、あなたが処刑されたら、私は?と言う。
サンサは、見知らぬ他人よりベイリッシュに賭けたのだった。

 

ハウンドとアリア

谷間(ヴェイル)を歩き、血みどろの門まで来たふたり。
ハウンドは名を名乗り、「アリア・スタークをお連れした」と告げると、谷間の兵士は「お悔やみを申し上げる」と言う。
なんとライサが3日前に亡くなっていたー。
呆然とするハウンド。
アリアは、その現実に笑いが止まらなくなるのだった。

 

ラムジー・スノウ

要塞(モウト)ケイリン

ラムジーはシオンに鉄人(くろがねびと)の甲冑をつけさせ、「名前はなんだ?」と問う。
「シオン・グレイジョイ。ベイロンの息子、鉄諸島の継承者だ」そう答えるシオンに、「本当は何だ?」とラムジー。
「リークです」
シオンはラムジーに完全にマインドコントロールされている。

ラムジーは、シオンに白旗を掲げさせ、単騎で要塞(モウト)ケイリンへ向かわせる。
「シオン・グレイジョイ。ベイロンの息子、鉄諸島の継承者だ」
王子だと言われ、門をあけた鉄の兵士たち。

兵士たちは疲弊し、荒れていた。
守備隊長のケニングがシオンを迎えるが、明らかに体調が悪そうだった。
ケニングは、王子であるシオンがナゼ、ボルトン軍といるのだ?と問う。
シオンは、「私はボルトン軍の捕虜だ。鉄人として交渉のために遣わされた」と言って降伏するよう求め、「降伏は恥じゃない。勇敢なことだ」と言う。
ケニングはシオンにツバを吐きかけ、降伏などしないと言い、「ムチに打たれた犬か?それとも女か?」と罵倒する。
その言葉はシオンにとってトラウマだったため、様子はおかしくなるシオン。
その時、鉄の兵士がケニングを殺害し、安全に鉄諸島へ帰れるなら降伏を受け入れると言う。
「白旗を掲げ、ゲートを開ければ故郷へ帰れる」シオンはそう鉄の兵士に言った・・・のに、ラムジーは全員を殺し、皮を剝いだ。

 

ボルトンの息子に

ラムジーは、父ルース・ボルトンに要塞ケイリンを奪還したと伝えた。
ボルトン公は丘の上までラムジーを連れて行き、ここから見える全て(北部)は私のもの。私は北の総督だと言い、ラムジーを正式な息子とすると書類を渡す。
「ラムジー・ボルトン」となったラムジーは、家名と伝統を守ると父に誓った。

ボルトン公は、ラムジー、そしてリーク(シオン)と兵士を引き連れ、ウィンターフェルへと向かう。

 

ミーリーン

グレイワームとミッサンディ

川でひとときの休憩を取る穢れなき軍団(アンサーリード)たち。
グレイワームは、数十メートル先で水浴びをしながら洗濯するミッサンディに思わず見とれてしまう。

グレイワームは「怖がらせたのでは?謝りたい」とミッサンディにすぐに謝罪した。
ミッサンディは、生まれた時に付けられた名前や、去勢された時のことは覚えているのか?と聞くが、グレイワームは何も覚えていないと言う。
「ツラかったわね。男の子なのに」
ミッサンディがそう言うと、「去勢されなければ穢れなき軍団(アンサーリード)に入れず、軍団の指揮も執れず、ミッサンディに会えなかった。本当にすまなかった。今日のことは、すまなかった」とそう言って去って行くグレイワームにミッサンディは、「見てくれてうれしかった」と伝える。

 

ジョラーの真実

ミーリーンの町でバリスタン・セルミーは少年から”王の手”の刻印が入った巻紙を渡される。
それは、ロバート・バラシオンの署名が入ったジョラー・モーモント宛の赦免状だった。
(この赦免状は、ジョラーがロバート王の時代に王家の密偵だったことを意味する)

バリスタン・セルミーは、その手紙をジョラーに見せ、「スパイだったのか」と詰め寄る。
表情を固くしたジョラーは、女王(カリーシ)とふたりで話をしたいと言うが、バリスタンは「二度とふたりにはせん」と態度を硬化させる。

金字塔(ピラミッド)の謁見の間にジョラーを呼び出したデナーリスは、簒奪者の赦免状は何だ?と問う。
「ふたりでお話を・・・」と懇願するジョラーを許さないデナーリス。
「それを送って得をするのはタイウィン・ラニスターです。我々を仲間われさせ、目をそらせようとしている」とジョラー。
しかし赦免状の日付は、デナーリスがジョラーと出会った年のものだったため、それでは説明がつかなかった。
ジョラーは、自分が密偵者で、王都の密告者の長ヴァリスに情報を送っていたと認めた。

デナーリスがペントスへ上陸したこと、兄ヴィセーリスの計画、カール・ドロゴとの結婚、兄の死、ドロゴの子どもことも報告していたと言う。
デナーリスがかつて、ワイン売りに暗殺されかけたが、それはジョラーの情報によるものだったのだ。
デナーリスは、最も信頼していた男の裏切りに怒りに震える。
ひざまずいて赦しを請うジョラーと目を合わさずデナーリスは、「他の人間なら処刑だが、これまでの功績を考えて追放の留める」と裁く。
それでもなお、許し請おうと「デナーリス、お願いです」と近づくジョラーに、「二度と触ったり名を呼んだりしないで」と言い、「日暮れまでに町を出て。夜明け後も残ってていたら、その首を奴隷商人湾に投げ込む」と宣言した。

ジョラーはひとりミーリーンを後にする

王都(キングス・ランディング)

決闘裁判

決闘裁判を控えるティリオンの牢獄へジェイミーは行く。
命がかかる弟を放置できなかったのだ。
ふたりはたわいもない話しをして笑い、語る。

鐘が鳴り、ジョフリー王暗殺の決闘裁判の時を迎えた。
オベリンは、姉エリアと甥、姪の敵を討つ時が来たとばかりに、自信をみなぎらせ、華麗な槍さばきを披露し観客を湧かせる。
長剣を持ち、甲冑を身につけたグレガー・”マウンテン”・クレゲインとの決闘が始まった。
オベリンは、「エリア・マーテルの弟だ。おまえが死ぬ前に ”姉を犯して惨殺し、子どもたちを殺したことを告白してもらおう” 」と言いながらマウンテンの剣を軽快に交わしながら言う。
オベリンは巧みな槍さばきでマウンテンの兜を弾き飛ばし、「言え!姉を殺し、子どもたちを殺した!」と言いながら戦い続け、マウンテンの腹部を突き、アキレス腱を切りって膝から崩れ落とし、槍で腹部をひと突きにした。

観衆は騒然となり、サーセイは目を見開くが、ジェイミーはうれしいそうな顔でティリオンを見る。

しかしオベリンはトドメを刺さず、「待て、死ぬのか。まだ死ぬな、告白してないだろ。エリア・マーテルだ。誰の命令で殺した?」とマウンテンの周りを回りながら、タイウィンを指さす。
その時、マウンテンがオベリンの足を払って倒し、オベリンに馬乗りになりオベリンの両目を押しつぶしながら「エリア・マーテル。子どもたちを殺した。犯してやった。そして頭を潰した、こうやってな!」と叫びオベリンの頭部を粉砕した。

エラリア・サンドは絶叫し、
サーセイは笑みを浮かべ、
ティリオンは自分の運命を受け入れるかのように目を瞑り
ジェイミーは途方に暮れた表情をみせた

タイウィンは立ち上がり、「裁きが下った。ティリオン・ラニスターに死刑を宣告する」と。

 

ジョラーがスパイだったことがバレましたね。
これはこの間の会議で、タイウィンがヴァリスに命令していた、”東のターガリエンの娘”対策が功を奏したんですね。
もちろん、ジョラーを追放したことは、デナーリスにとってマイナスだけど、これはやむを得ない決断だったと。
このままジョラーが消えると思えないので、なんらかの形で、デナーリスのために尽くすものでしょう。
彼が大きな意味でデナーリスを愛していますからね。

ラムジーは、完全にシオンをマインドコントロールして、ほとんど戦わずして要塞ケイリンを手に入れました。
頭が良いんでしょうね~。
こういう戦乱の世界では、ラムジーのような男は生き残るのかも知れません。
とうとう、落とし子から息子への称号も手に入れましたね。
さて、久々のウィンターフェルの登場ですね?たぶん。

も~、オベリン、アホやし!
そこにこだわらず、トドメ刺しときゃ勝ったのにさ。
あぁ・・・ティリオンは死刑ですか・・マジですか?
ラニスター家、唯一の常識人だったのに、まさか消えることになるとは。

サンサは頭が良いのかも。
人を騙す時、本当の中に肝心なところだけウソを盛り込むのが1番相手を騙せると聞いたことが。
まさしくサンサの諸侯への独白は、それでした。
確かに、今のサンサはベイリッシュでも味方にしておく方が身の安全を保てます。
サンサを殺すことだけはしなさそうですもんね。

 

 

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