ミスター・ロボットはエリオットがやった第2段階を阻止に苦しむことに。
記憶がすっぽり抜け落ちたまま、第2段階実行日に。
主なキャスト
会社名 | キャスト名 | ■死亡 |
エリオット・オルダーソン | セキュリティ・エンジニア 天才ハッカーでもあり社会に不満を抱いている 亡くなった父ミスター・ロボットが幻覚で見え、会話し、コントロールされている |
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FBI捜査官 | サンティアゴ | ドミニクの上司 |
ドミニク・ディピエッロ | f・ソサエティ関与のサイバーテロ事件担当 | |
Evil(悪魔)コープ (世界最大のコングロマリット) |
フィリップ・プライス |
CEO(最高経営責任者) |
アンジェラ・モス |
元オールセーフ社社員 |
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ダーク・アーミー | 中国系ハッカー集団 首謀者はホワイトローズ |
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ホワイトローズ (チャン国家安全部長) |
ダークアーミーの首謀者 | |
グラント | チャンの側近 | |
■シスコ | ダークアーミーの一員 ダーリーンの恋人 |
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アーヴィング | ダークアーミーとエリオットらを結ぶ役目をしている謎の人物 | |
f・ソサエティ | ダーリーン | エリオットの妹 ダークアーミーとコンタクトを取れる |
□モブリー □トレントン ■ロメロ |
□行方不明 |
専門用語
ハードウェア・セキュリティ・モジール(HSM) |
データセキュリティを高めるためのデバイス。 |
ランタイムエラー | プログラムを実行時エラー |
#5 ランタイムエラー runtime-err0r.r00 あらすじ
エリオットは第二段階を阻止するために、データ輸送先を細工し、無停電電源装置は、電子署名があるコードしか実行できないように修正する。
しかしチャン国家安全部長(ホワイトローズ)は、部下のグラントに、第二段階の実行は、国連決議の当日にすると指示。
その9/29がやって来たー。
国連安全保障理事会では中国のコンゴ併合を認めるか否かの投票が始まる。
その頃、Eコープのビルの前では、デモ隊が集結し、騒ぎが起こる。
まとめ
実行の日。9/29 Monday
Eコープ社屋で
抜け落ちたエリオットの記憶
会社に出社したエリオットは、エレベーターの中でダーリーンの電話を受ける。
ダーリーンはエリオットが出社していると分かると、「週末、ずっとかけてた。会って話さなきゃならないことがある。10分で行くから下で落ち合おう」と言う。
(何かがおかしい。何かが抜け落ちている。週末の記憶がない・・・)エリオットは違和感を抱きつつ、デスクに座るが、パソコンにログインできない。
(配送の細工がバレたのか?)と考えたエリオットは状況を確認するために、隣席のサマールのパソコンを借り、モニターサーバーに接続すると、アップデートが止まっていて、6:07に第二段階の開始を試みた形跡が見つかる。
エリオットが細工したパッチのせいで、爆破は阻止出来ていたが、(だが連中が諦めるハズがない)。
エリオットは完全に阻止する方法を考えようとした時、人事部のボビーと警備員がフロアにやって来た。
自分をEコープから排除するためだと気づいたエリオットは、(爆破を完全に阻止する方法を考えつくまでとにかく逃げるしかない)と、行動を開始する。
第2段階(爆破)阻止のために動くエリオット
途中、上司のジャネットから声をかけられたエリオットは、自分が金曜日に会社を休んでいたと知る。
思い返せば、4日前の社内パーティー以降の記憶がなかった。
(ずっと乗っ取られてたのか?)
その時、ダーリーンから電話が。
エリオットはその電話で、自分がヤツ(ミスター・ロボット)になった時、その行動の見張りをダーリーンに頼んだことを思い出す。
ダーリーンは、「1Fで合流しよう」と言うが、「クビになる前にするべきことがある」とエリオットは電話を切る。
エリオットのセキュリティカードも無効になっていた。
とにかくネット接続が必要だと考えたエリオットは、話しをでっち上げ、ある社員のパソコンを借りる。
ダークアーミーがバックドアに使っているのは、コードネーム構築チームの”フランク・ボーマン”のアカウントだった。
修正したパッチを交わすために、ファームウエアに署名をつけるつもりだと気づいたエリオットは、それを阻止するために、23FにあるHSM(ハードウェア・セキュリティ・モジュール)を捜す必要があると気づいたエリオットは向かう。
しかし目の前に警備員と人事部ボビーが!
エリオットは、彼らを交わすために他部署の会議に潜り込む無茶までするが、結局見つかり、慌ててエレベーターに乗り込む。
しかしそのエレベーターはロビー行きだった。
(マズい・・どうしよう。こんな時ヤツならなんて言う?)解決策を考えるエリオット。
と・・・出現するミスター・ロボット。
「あのビルの爆破はお前に止められることじゃない。お前は追い出されるんだそ?連中より先にどうやってHSMにたどり着くんだ?もしもう一度ビルの中に戻れたとしても、お前の作戦が徒労に終わったその時、復旧施設は中の人々と共に爆発するんだよ」とミスター・ロボット。
しかしエリオットは、(今のヤツは、オレの想像の産物だ。やることは決まった)と冷静に対処する。
ロビーでは警備員が待ち構えており、エリオットはEコープビルから追い出される。
ビルから追い出されたエリオットはまず、Eコープ復旧施設センターに電話をかけ、「全員避難しろ。ビルが爆発する。無停電電源装置を確認して!爆弾があるんだ」と警告する。
次にもう一度ビルへ入る手段を考えはじめた時、ダーリーンに呼び止められる。
「ビルに入る手助けをしてくれ!23FのHSMを壊さないと!」と焦るエリオットにダーリーンは、「話しがあるの、FBIに協力してる。シスコの件でFBIに尋問された時、相関図を見せられた。アンジェラもトレントン、モーブリーも全部バレてた。何か月も前からマークされてた。主犯はタイレルだと思ってる。FBIの狙いはタイレルの逮捕だったから取引に応じた」とすべてを告白する。
「それでオレをハッキングしてたのか?」エリオットはその事実に動揺し、怒りを見せるが、「私を信じて!あんたがヤツになった時、尾行した。会ってたのはアンジェラよ。彼女もあんたがヤツになってることを分かってた。アンジェラは裏切り者よ」とダーリーン。
その言葉でエリオットは、抜け落ちていた記憶を少し取り戻す。
(オレはアンジェラと一緒にタイレルと会っていた。アンジェラが操ってたんだ。止めないと)
その時、デモは暴徒化、過激グループがEコープ社屋へと侵入するー。
Eコープ社屋で暴れる暴徒たち
集団でEコープ社屋に入った暴徒は、エレベーター内で社員を拉致し、IDを使わせ、41Fへと上がり、フロア内をメチャクチャに壊しはじめる。
アーヴィングからの指示
41Fフロアで、過激派が暴れ回る中、アンジェラはアーヴィングの電話を受ける。
「受付にキミ宛の小包が届いてる」と言うが、「暴徒が来てて部屋から出られない」とアンジェラ。
しかしアーヴィングは、「ヤツらは時間稼ぎだ。ちょっと問題が起きた。エリオットに緊急時の対応策を実施させてくれ。HSM装置のバックアップを取らせろ。それができれば問題ない。小包をエリオットに渡せ。必要なものは全部入ってる。デトロイトの内部監査員IDでエリオットをビルに入れろ。必要なことは中のメモに書いてある。終わったら連絡を」と言う。
アンジェラは23Fへと移動するためエレベーターに乗る。
その時、エリオットから電話がかかるが、アンジェラは無視する。
途中の階で警備員がエレベーターに乗ってきた。
しかし、ひょんなことから、”デトロイトの内部監査員ID”を見られてしまったアンジェラ。
23Fで降りた警備員はアンジェラを不審者と見なし、連行しようとする。
アンジェラは声を出して暴徒を呼びよせ、警備員を襲撃させ、自分を襲ってくる暴徒をギリギリで避け、HSM装置の部屋へと入る。
アンジェラはバックアップを自分で実行する気だったー。
ミッションを実行するアンジェラ
暴徒が暴れ、ガラスが割れる音がする中、アンジェラはメモどおり作業を開始するが、USBが見当たらない。
至る場所を捜し、やっとUSBを見つけた時、暴徒から逃げてきた女性が、IDカードを使って逃げ込んできた。
「なんでココに入れたの?」と訝しがる女性社員にアンジェラは咄嗟に、デトロイトから来た内部監査員でセキュリティの抜き打ち検査に来たと説明するー。
その瞬間、ドアのガラスを割り、部屋へと侵入して来た暴徒。
そのまま女性は逃げて行った。
アンジェラは、HSM装置のある部屋へ戻り、メモどおり実行し、バックアップを取った。
41Fへ戻るために
HSM装置の部屋から出たアンジェラは、暴徒からの襲撃を避けるため、落ちていたf・ソサエティのマスクを被り、黒のフードコートを羽織ってエレベーターホールまで進む。
エレベーターに乗ったアンジェラは、アーヴィングに連絡し、「完了したけど問題がある。リディア・ライリーと言う社員に見られた」と報告する。
アーヴィングは、エリオットじゃなくアンジェラが実行したことに疑問を投げかけるが、「暴徒が暴れるこの状況ではエリオットを捜せないし、急げと言うからやるしかなった」と言う。
アーヴィングは、リディアのことは処理すると言い、41Fへ戻り、受付にいる男に小包を渡すよう指示する。
復旧センターの人たちの避難について確認するアンジェラにアーヴィングは、「もう終わった。気持ちを強く持て。彼女(ホワイトローズ)がすべてを解決する。これがその第一歩。大義を忘れるな」と言う。
中国がコンゴを併合したと伝える。
キャスターのフランクは、チャン国家安全部長の指示どおり、「このような状況だからこそ次期大統領にはビジネス感覚を持ったトランプこそが適任」と力説する。
関連エピソードはココ
指示通り41Fに戻ったアンジェラは、ダークアーミーの一味にデータを渡す。
全館放送で、【全社員に避難指示】が出される中、自分の部屋に戻ろうとしたアンジェラの目の前に現れたのはエリオットが、「アンジェラ、オレに何か隠してないか?」とー。
感想
アンジェラが、アーヴィングからの作業指示(HSM装置のバックアップを取る作業)をエリオットに頼まず自分でやったのは、昼間はミスター・ロボットではなく、エリオットだからかなと思いますねー。
エリオットだった場合、指示に従わないどころか、妨害する可能性が高いと推測したんでしょうね。
今や、主導権は完全にホワイトローズが握ってる感じですね。
結局、HSMを修正することができなかったエリオット。
復旧センタービルは爆破されるんでしょうか・・・?
アンジェラは、メモどおり作業したとは言え、少しでも手違いや間違いがあれば、実行はNGになるハズ。
そっちかも知れませんね
ただし、その時は、アンジェラの身も危険ですよね
コメント
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