MR.ROBOT/ミスター・ロボット 3 #6 強制終了

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海外ドラマMR.ROBOT/ミスター・ロボット

エリオットは、Eコープの復旧センター爆破を阻止するため、ミスター・ロボットと直接対峙することに!

 

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主なキャスト

会社名 キャスト名 ■死亡
  エリオット・オルダーソン セキュリティ・エンジニア
天才ハッカーでもあり社会に不満を抱いている
亡くなった父ミスター・ロボットが幻覚で見え、会話し、コントロールされている
FBI捜査官 サンティアゴ ドミニクの上司
  ドミニク・ディピエッロ f・ソサエティ関与のサイバーテロ事件担当
Evil(悪魔)コープ
(世界最大のコングロマリット
フィリップ・プライス

CEO(最高経営責任者)

  アンジェラ・モス

元オールセーフ社社員
現Eコープ危機管理部門マネージャー

ダーク・アーミー   中国系ハッカー集団
首謀者はホワイトローズ
  ホワイトローズ
(チャン国家安全部長)
ダークアーミーの首謀者
  グラント チャンの側近
  ■シスコ ダークアーミーの一員
ダーリーンの恋人
  アーヴィング ダークアーミーとエリオットらを結ぶ役目をしている謎の人物
f・ソサエティ ダーリーン エリオットの妹
ダークアーミーとコンタクトを取れる
  □モブリー
□トレントン
■ロメロ

□行方不明
■死亡

 

#6 強制終了 kill-pr0cess.inc あらすじ

エリオットは復旧センタービルの爆破を阻止するために、必死で動くが、それを邪魔しまくるのはミスター・ロボット。
アーヴィングが爆破が実行されないにも関わらずアジトを撤収しはじめる。
タイレルはウクライナに亡命したいと言うが・・・。

 

まとめ

アンジェラ:子どもの頃の記憶

白血病になってしまったアンジェラの母エミリーは、これ以上の治療をしないと決めた。
ナイヤル弁護士は、あなたの代わりに全力で訴訟すると約束する。
母が死んでいくことを受容できないアンジェラに母エミリーは、「信じてるの。これで終わりじゃない。別の世界が待ってる。必ず会える」と言い聞かせる。

 

現在

Eコープ社屋41F

このエピソードの続きです

エリオットは、「HSM装置に何をしたんだ?」とアンジェラを問い詰めるが、「今日、作戦を実行するためよ」と答えるアンジェラ。
「復旧センタービルが爆破されれば大勢が死ぬ。味方だと思ってたのにオレを操ってたんだな。阻止しないと」と怒りをぶつけるエリオット。

しかしアンジェラは、「あなたの計画よ。逃げずに革命の成功を見届けるべき。ホワイトローズがすべてを変える。世界を救ってくれる」と言い出す。
「ホワイトローズが言うことは全部ウソだ。テトリスとなんだぞ?」とエリオットは言うが、ホワイトローズを信じているアンジェラ。
エリオットは、HSM装置のコピーを渡すよう言うが、既にソレはダークアーミーの手に渡っていた。

 

FBI捜査官ドミニク

ダーリーンとドミニク

ドミニクとノルムからエリオットと会話した内容を尋問されるダーリーン。
その時、エリオットから着信が。
「タイレルの居場所を送った。FBIに止めさせるんだ」とエリオット。
ドミニクは、「エリオットをここへ呼び、協力するよう言って!」と言うがダーリーンはそれをエリオットには伝えなかった。
タイレルの居場所は、”赤い手押し車BBQ店”だとわかり、ノルムはすぐに向かおうと言うが、ドミニクは、ダーリーンが何かを隠していることに気づく。

サンティアゴの判断

ドミニクとノルムは、タイレルの有力情報を得たと報告、逮捕に向かうべきだと言うが、「失敗は許されない。ダーリーンは信用しきれない。まずはタイレルの姿を確認できるまで監視だ」とサンティアゴ。
ドミニクはサンティアゴに不信感を抱くが、「確認が取れ次第突入する」と言って説き伏せる。

その後サンティアゴはアーヴィングに、タイレルの居場所がバレたとメールを送る。

 

EコープCEOプライスとチャン中国国家安全部長

夜、高級クラブでの会合で顔を合わせたふたり。
プライスは、中国のコンゴ併合に祝いを言い、「経済協定の締結を期待していいんだな?」と確認する。
チャンは、「お約束致します」と言う。

その後チャンは部下のグラントから、「タイレルの居場所がバレました」と連絡を受けるが、「影響はない。計画どおりに」と言うー。

 

復旧センタービル ⑴

避難解除、ビル内に戻る社員たち

爆破を阻止するためには、【無停電電源装置】を操作する必要があった。
しかし、暴徒と警察官だらけの本社ビルでその操作は不可能と判断したエリオットは、直接復旧センタービルへ行く。

復旧センタービルの前では、「安全が確認できました。誤報でした」と言うアナウンスと共に、避難していた社員がビル内に戻り始めていた。
エリオットは消防隊に、「危険だ。避難しているべきなんだ」と言うが、「危険物はなかった」と言われてしまう。
(確かに、見た目では判断できない。皆は何を探すべきはわかってないんだ)
エリオットは警備員のIDを盗み取り、ビルの中へと入る。

阻止するために

ビル内に入ったエリオットは、カンファレンスルームに入り、自分のラップトップを開き、モニターサーバーに接続する。

(やっぱりだ。アンジェラにHSMを複製し、マルウェアに署名してる)
エリオットは、タイレルとミスター・ロボットのマルウェアを書き換え時間を稼ぎ、盗まれたHSMのカギを無効にするために作業をし、【Enter】キーを押そうとするが手が止まってしまう。
その瞬間、意識がブレだす・・・・・・

ミスター・ロボットに乗っ取られる意識

意識が戻ったエリオットは、タクシーの中にいた。
(どうなってんだ?ミスター・ロボットに意識を15分も乗っ取られたのか)
エリオットはタクシーを止め、復旧センタービルへと走って戻る。
しかしラップトップはなくなっていた。
エリオットは使えるパソコンを捜し、コンピューター室へ入る。

 

アジト

撤収

「ナゼ爆破を見届けないんだ?ジョアンナと息子は?フライトは何時だ?」
タイレルは突然やって来て、撤収作業をはじめたアーヴィングに質問するが、何も答えないアーヴィング。
異変に気づいたタイレルにアーヴィングは、「ウクライナ行きは望みどおりにはならない」と言う。
「話しが違う、解決策を見つけたら家族の会える約束だろ!」と怒るタイレル。
アーヴィングは、「残念ながら状況が変わってしまった。中の指示を読み、燃やせ。タイレル、残念だよ」そう言うと、指示書を渡して去って行く。

タイレルは指示書を読んだあと、酒を煽りながらソレを燃やし、指示どおりの細工をする。

 

復旧センタービル ⑵

エリオット vs ミスター・ロボット

コンピュータ室のパソコンを使い、作業を続けていたエリオットは、
(まただ、ミスター・ロボットの気配だ・・・)と・・・。

意識が戻ったエリオットはエレベーターの中にいた。
すでに5分経過していた。

再びコンピューター室へ戻ったエリオット。
社員のひとりは、エリオットを不審な目で見る。

(もっと集中するんだ。意識をしっかり持って・・・)

意識を取りもどしたエリオット。
コマンドは接続切断されていた。
また3分間ミスター・ロボットに意識を乗っ取られていたのだ。

エリオットはミスター・ロボットと話し合うために、テキストで文章を打つ。
【二人で止めよう。俺たちは人殺しじゃない・・・】
しかしその最中、またしてもミスター・ロボットに意識を乗っ取られたエリオットは、気がついた時、パソコンを破壊していた。

次の手段

エリオットは、バッテリー室の特殊な消火システムを起動させ、部屋を密閉し酸欠状態にし、爆破を阻止することに。
しかしバッテリー室へ行く途中、何度も意識をミスター・ロボットに乗っ取られるエリオット。
エリオットは必死で自らの意識を取りもどすが、壁に頭をぶつけられたり、床に叩きつけられたりしてしまう。
それは他人から見れば、自傷行為にしか見えないが・・・。

ようやくたどり着いたバッテリー室だったが、IDでドアが開かない!
何とかドアを開けようとするエリオットと、それを阻止しようとするミスター・ロボットの戦いは激化。

するとパソコン画面に、「2人とも死ぬ前に諦めろ」と文字が。
ミスター・ロボットからのメッセージだった。
エリオットは、「ビルの中には、何も書類がない。信じないなら調べてみろ。騙されてるんだ。手を貸してくれ。ドアを開けるんだ。もう続ける理由はない」と打つ。

次の瞬間、意識を取りもどしたエリオットは、ドアが開いているのに気づく。
(マジかよ?やったんだ。俺たちで)
エリオットはミスター・ロボットのコントロールに成功、バッテリー室の消火システムを作動させた。

ドミニクの行動

赤い手押し車BBQ

サンティアゴの指示に納得できないドミニクは、ノルムをランチに誘い、「赤い手押し車BBQ」へ行く。
ノルムは外のクルマで待機、店内へと入ったドミニク。
商品オーダーしたあと、ドミニクはトイレに入るフリをして厨房へと入り、奥へ進む。
充満する煙に気づいたドミニクは、「厨房の裏の部屋から煙りが出てる」と報告するが、「見取り図には部屋は存在しない」とノルム。

ドミニクはFBI司令センターに電話し、「火災が発生した。突入する」と報告してドアを蹴破り、ひとりで内部へと進んだ。
そこには誰かがいた形跡があり、手錠が。バケツの中には燃えかすが・・・。

FBI捜査員が駆けつけ現場検証が始まる。
サンティアゴはドミニクの勝手な行動を諫めるが、タイレルがここにいたことを認め、捜査を開始されることに。

タイレル

Eコープビルの前にいたドミニクの目の前に、「攻撃を止めるんだ。攻撃を止めないと!いつ起きるかわからない。ボクなら止められるんだ」と走って大声を出すタイレルが!
すぐさま取り押さえられたタイレルだが、それでも「人が死ぬことになる。攻撃を止めるんだ!」と叫ぶ。
「なんのこと?」とドミニクは聞く-。

ダーリーンとアンジェラ

ダーリーンはアンジェラのアパートを訪ね、「裏切り者!あの症状を利用して兄貴を操ってたのを知ってる。ビルの爆破なんて望んでない!」と怒りをぶつけるが、「Eコープ打倒はあなたたち兄妹の計画でしょ?そっちが私を巻き込んだ。それにビルから避難させてる」とアンジェラ。
それでもダーリーンは、「FBIに突き出す」と言うと、「結局あなたは何がしたいの?紙の記録さえ消すことができれば今度こそEコープを終わりにできる。私は間違ってない」とアンジェラ。

実行を阻止したあとの真実

爆破阻止を実行したエリオットは、避難する社員に紛れ、ビルの外へと出る。

しかし腑に落ちないことが!
ダークアーミーは、復旧センタービルの中に紙の記録がないことを知っていた。
なら、今日の目的は何だったのか?
ホワイトローズの真意は?何を隠してるんだ?
オレは何か見落としてるのか・・・・
その時、エリオットはTVニュースを見て呆然となる。

ニュースでは、
全国各地で計画的と思われる一斉攻撃により、Eコープ71施設で爆発、炎上が起きている。推定被害者数は千人超えと思われる。
このあとオバマ大統領が会見するー。

(オレはここを守ることで必死で全体が見えてなかった)
エリオットは画面を見たまま立ち尽くす-。

感想

中々興味深いエピソードでした。

 

以後ネタバレ

 

エリオットも完全にホワイトローズのひとつの駒として使われたと言うことですね
それはアンジェラもですね。
プライスさえもホワイトローズに出し抜かれた。

アンジェラはホワイトローズが、【すべてを変える。世界を救ってくれる】と信じてるようだけど、そうじゃないことがハッキリわかったと思います。
つまりはみんな、ホワイトローズにしてやられたワケですよね?

気になるのは、タイレル。
指示書を読んだあとのタイレルの行動は、指示どおりなのか、それともタイレルの単独プレイなのか?
わかりませんね。
ジョアンナが殺されたことについても、カレは知ったのか、否かも不明です。
でも逮捕されたんで、ここからタイレルはドミニクの尋問を受けることになるんでしょうね。
実際、71ヶ所のEコープ関連施設爆破については、タイレルも知らなかったと私は思ってます。

 

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