韓国ドラマ:被告人 #22 選択(相関図あり)

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どこまでも恐ろしいミノと、チャミョングループにジョンウは翻弄される

 

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#22 選択

ジョンウが再審を請求、証拠品の刃物が裁判長に提出される。ミノは科捜研の分析に回される証拠品を奪うため、ジュニョクとキム・ソクを動かすが・・・。

 

相関図

まとめ

すべてを正すために

ミノがハヨンに手出しできぬよう、敢えてマスコミの前で自首宣言したジョンウは、次に再審請求し、チョ部長に預かってもらっていた証拠品(ミノがジスを刺した刃物)を裁判官に提出した。

ジョンウとチェ部長は必ずミノが刃物を奪いにやってくると想定し、証拠品の輸送にチェ部長が同行、チョルシクはトラックで追走することに。

やはり予想したとおりキム・ソクがダンプカーでチェ部長のクルマへの衝突を実行しようと加速しはじめた、その時、それを邪魔したのはチョルシクが運転するトラックだった。

●チョルシクはジョンウが無罪になり、親分殺しの嫌疑を晴らしてくれることを期待し、協力している。
ダンプカーの運転手キム・ソクが親分を交通事故死させた犯人と知り、より怒りに火がついている。
●キム・ソクは、監察医を殺し、ジョンウの部下コ・ドンユンに重傷を負わせたように、今回もチェ部長の車に追突事故を起こす計画だった。

チョルシクの活躍で証拠品は無事に科捜研に届いた。
ミノから奪取に失敗したと聞き、ジュニョクは科捜研へ行くが、検査室前にはチェ部長が陣取り、手出しができない。絶望するジュニョク。

ミノ

ジュニョクから打つ手がないと言われたミノは追い詰められるが、フッと科捜研の指紋がすり替わっていて、命拾いした時のことを思いだし、(すり替えたのは父親だったんだ)と気づく。

ミノがソノを殺害し成り代わっていると見破ったジョンウは、それを証明するために、”指紋照合”させたのだが、ナゼか指紋は一致、亡くなったのはソノと断定された経緯があった。(#2 兄弟

ミノは会長室に行くと、土下座し、「父さんは私がミノだと分かってるはず。兄さんが死んだ時父さんが指紋をすり替えた。父さんしかできない。助けてください。助けてくれたら不正会計の件は私が責任を取る。凶器に付着した血が私のものと断定されたらおしまいです」と父親の足にすがりつく。
もちろんこれは父を泣き落とすミノの作戦。

分析結果

あり得ない結果

ジュニョクから証拠品(刃物)の分析結果を見せられ、「一体何をした!?」とジュニョクに掴みかかるジョンウ。なぜなら分析結果は【検出されたDNAはジス本人のもののみ】だったからだ。

「オレは何もしてない」と言うジュニョクに、「ウソだ。こんなことはあり得ない、それでも友だちかっ」と暴れ、拘置所へと戻されるジョンウ。

ジョンウはウネに、「ミノは以前、指紋のすり替えをした」と主張するが、「チェ部長が他の機関に分析を依頼したが、刃物が細工されたとしたら望む結果は得られないだろう」とウネ。

父親を裏切る

ミノは改めて父親の政治力を思い知るが、同時に、(じゃぁナゼ、不正会計についてもみ消さないのか?)と疑問を持つ。
そしてミノは、「チャミョングループから不正会計、背任、横領のすべてを認めると聞いた」と供述書にサインを求める検察に、ミノは、「認めた覚えはない」と拒否。父親との約束を反故にする。

連日検察から取調べを受けるミノに、「あなたが生き延びるためにはお義父さんを捨てるしかない」と言っていたヨニの言葉を思い出したミノは、「父さんを捨てる。オレは何をすればいい?」問う。
ヨニはソノと結婚して6年、集めた粉飾決済書類等を見せ、「これらが表沙汰になればお義父さんは終わる。あなた次第よ」と言う。

希望

ソンギュ

TVニュースで、”妻殺害に関して提出した証拠は不十分で再審は開けない”と言う報道を見たソンギュは、自首をすると、「ボクを刺したのはパク・ジョンウではない。ウォラ洞事件でボクは娘ハヨンを誘拐したが、妻ジスを殺害していない。共犯者がいる」と供述。

それを受けチェ部長は会見を開き、「共犯はチャミョングループのチャ・ソノ代表」と発表。

だがミノが集まったマスコミに、「イ・ソンギュの妹が我々グループの病院で手術して不幸にも亡くなった。その恨みで私の名前を出したのだろう」と声明を出した。

ジョンウとソンギュ

ジョンウはチェ部長に頼みソンギュと会うと、「こんなことをしてもアイツは捕まえられない」と自首したことを怒るが、「無実を証明する証拠がないんでしょ。これでヤツを追い込める。罪滅ぼしさせて。これで兄さんはハヨンの元に戻れる。他に方法はない」とソンギュ。
それでもジョンウは、「ダメだ、お前を巻き込みたくない。他に方法があるはずだ」と言い続ける。

ソンギュの供述
●ソノ(本当はミノ)が防犯カメラを避けるため、ジョンウの隣家に引っ越しをさせた。
●当日、ソノの指示どおりハヨンを連れ出し、自分の家(隣家)に隠れていた
●ジスを殺害したのはソノともうひとりの共犯者
●それを裏付ける証拠がある

ミノ

「ソンギュの供述は具体的だからあなたも召喚される。証拠も出すと言っていた。私も打つ手がない」とのジュニョクの連絡を受けミノはキム・ソクに指示を出す。

ミノからCCD映像や脅迫音声を渡され、”ソンギュの単独犯行”に仕立てるよう指示されたジュニョクだったが、「これだけではソンギュの単独犯にはできない。これでは無理だ」とジュニョク。
だがミノは焦った様子を見せず、「明日の朝には解決している」と電話を切ってしまう。

ジョンウとソンギュ

拘置所で隣の部屋となったふたり。
ジョンウは、自分のために自首までしてくれたソンギュに、「この方法はダメだ。他の方法を捜す」と言うが、ソンギュは、「ハヨンと逃げている間、大きな罪を背負って怖くてツラかった。今は、楽になった」と告白する。ジョンウは、「自分の犯した罪(ミノの指示でハヨンを誘拐した罪)だけ償え。オレのために罪をかぶる必要はない」と言うが、ソンギュは、「無事に解決したらハヨンに会わせて。兄さん、何があっても必ずここを出て」と言う。

事件

その夜、拘置所に電話がかかり、監視員が席を外した途端、CCDカメラが止まった。
するとキム・ソクが検察の制服で現れ、ソンギュの拘置所のドアを解錠すると、眠っているソンギュを窒息させて首吊り自殺を装う。

廊下の騒がしさで目を覚ましたジョンウは、担架に乗せられ連れ出されるソンギュを見て驚く。只事ではない状況にソンギュの無事を祈るジョンウだったが、祈りも虚しくソンギュは亡くなってしまった。
「自殺では絶対にない。チャ・ミノの仕業だ」と言うジョンウの主張にチョ部長も、「私もソンギュは自殺ではないと思う。解剖して死因を調べる」と言う。

死んだソンギュ

ソンギュの自殺を受けジュニョクは、「イ・ソンギュの単独犯行を裏付けるCCDや脅迫音声が見つかり追い詰められた結果、自殺した」と会見する。

ソンギュが死んだ今、再審法廷で”ソンギュの単独犯罪”とジョンウが認めれば無罪になると言うウネに、それを受け入れられないジョンウ。
一方、ジョンウが無罪になるリスクを負っても共犯容疑で法廷に召喚されたくなかったミノは、ソンギュ殺害を企てたのだった。

感想

韓国ドラマあるあるだけど、財閥系の力の強さにびっくりする。
どんな証拠も隠滅、改ざんできるんだもん。もう真実なんてあってないようなもの。

ジョンウが何度もソンギュを巻き込みたくない、この方法はダメだと言っていたのは、ミノの恐ろしさを知っていたからだよね。
ソンギュくん、とっても良い子だっただけに、殺されたことがショックすぎ。
そしてジョンウはまたまた追い詰められた。
もうジュニョクが真実を語ってくれるしかない気がするんだけど・・・。

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