韓国ドラマ:被告人 #2 兄弟

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今回のエピソードは、ジョンウが刑務所に収監される4ヶ月前のエピソードです。

以下のVODで視聴できます
 

 

#2 兄弟

兄ソノに成りすますミノ。ジョンウはチャ・ミノが自殺するとは思えず、病院に兄チャ・ソノに会うが、違和感を感じる。

 

相関図

まとめ

ミノ、兄ソノになる

兄ソノをホテルのベランダから突き落としたミノは、”自殺”に信憑性を持たせるために、遺書を書き残し、ソノのスーツ、メガネをかけてロビーへと下りる。
社用車の運転手は、ミノ扮するソノを見ても、疑う様子を見せず、ミノは無事ソノの自宅へと着く。
部屋番号を知らずミノは焦るが、届いていた郵便物で確認、自宅のドアベルを鳴らす。
夫を迎えでた妻ヨニは、ソノに扮しているミノを見るなり、「なぜミノさんが?」と顔をひきつらせる。

ヨニを騙すことはムリと判断したミノは、メガネを外すと、「そうだミノだ」と。
その時、TVニュースの速報で、「チャミョングループ、チャ・ミノ副社長が投身自殺し、病院に搬送され緊急手術中」と報道が!
(夫が殺された)と気づき、崩れ落ちるユニにミノは、「兄さんは気づいてないがウンスが誰の子か知ってる。お互いひとつずつ秘密がある、そう考えろ」と脅す。

疑惑

チャ・ミノが投身自殺したと聞きジョンウは病院に駆けつけるが、どうしてもミノが自殺したとは思えない
ホテルで発見された遺書にはホステス暴行事件の詳細が書かれていたが、部屋にはルームサービスの食事が残っており、(自殺する前に食事をするか?)と益々疑惑を抱くジョンウ。
しかもホテルスタッフが、「チャ・ミノ氏はかなりお酒臭かった」と証言したにも関わらず、【アルコールの検出なし】と記載されたカルテ。
そしてホテルの防犯カメラなどから、ミノと最後に会った人物がチャ・ソノとわかり、ジョンウは再びチャ・ソノ(本当はミノ)に会うため病院へと向かう。

ソノ(本当はミノ)は手術を受けるミノ(本当はソノ)を見守るが、心の中で、【頼むから死んでくれ】と祈る。
手術を終えた弟ミノ(本当はソノ)のそばを片時も離れようとしないソノ(本当はミノ)にジョンウは初めて会ったフリでカマをかけるが、尻尾を掴むことはできない。
ミノの遺書を読んだソノ(本当はミノ)は、「ミノに自殺するよう説得した。その後ひとりにするんじゃなかった」と後悔をにじませる。

その時、「ミノの意識が戻った!」と朗報が!
ジョンウは、何かを言いたげなミノ(本当はソノ)に近づこうとするソノ(本当はミノ)を押しのけ、「言え!話せ!」とミノ(本当はソノ)の口元に耳を寄せる・・が、次の瞬間、ミノ(本当はソノ)は急変、亡くなってしまう。

亡くなった弟に寄り添い、「ミノ、ミノ・・・」と泣き続けるチャ・ソノ(本当はミノ)から目が離せないジョンウ。なぜなら、ミノ(本当はソノ)の最後の言葉は、「ミノ」だったのだ。
このまま自殺で事件を終結するわけにはいかないジョンウは、ミノがホステス殺人未遂の被疑者であることを理由に、ソノ(本当はミノ)の反対を押し切り、解剖許可状を申請、検視解剖を取り付ける。

家族の反応

ソノ、ミノの父、チャミョングループ会長が病院へとやって来た。
ソノ(本当はミノ)は父親に兄になりすましていることがバレたか?と焦るが、父親は、「チャ・ミノは本当に死んだんだな。それならこれで良かったんだ。お前のためにも、会社のためにも。ミノはお前と兄弟だが似て非なるものだ。こうなった以上、最初からいなかったと思え。世間が我々に注目してる。ちゃんと処理するんだ」とソノに指示を出す。

だがひとりになった会長は、(息子をひとり失った。もうひとりの息子まで失うわけにはいかない)とつぶやく・・・

VIP病棟に入院中の母親は、病院を歩いている息子を見つけ、「ミノ!ミノ会いに来てくれたの」と近寄り、よろこぶ。

もちろん看護師は、長男のソノさんだと言うが母親は、「我が子の区別ぐらいつく。ミノに間違いない」と母。
ソノ(本当はミノ)は母の前ではミノを演じ、看護師に、「母には弟が亡くなったことは内緒にしてほしい」と頼む。

検視解剖

解剖許可が出た。
ソノ(本当はミノ)、ジョンウ立ち会いの元で検視がはじまる。
ジョンウは身元確認を頼むが、ミノ(本当はソノ)の指先は損傷しており指紋検出はムリだった。しかも一卵性双生児でDNA鑑定も意味のないふたり。
そこでジョンウは苦肉の策で兄ソノ(本当はミノ)の指紋を採取し、ソノであることを証明することに。

ミノ(本当はソノ)の指先が損傷していたのは、ソノ(本当はミノ)にバルコニーから落とされた時、バルコニーの端に指をかけて、必死に耐えたせい。

ジョンウの上司、部長検事チェ・テホンは、暴走気味のジョンウを心配し、手を引くよう言うが、ジョンウは、「明日には結果が出る。それまで待って欲しい」と部長を説得する。

事件の終結と新たな事件

チャ・ソノ(ミノ扮する)の指紋鑑定の結果は、99.9%チャ・ソノと一致した
これで遺体はチャ・ミノと断定され、事件は【チャ・ミノ自殺】で終結した。
だが監察医は、遺体を引き取りに来たチャ・ソノ(ミノ扮する)に、「弟さんはメガネをしていましたか?」と訊く。チャ・ソノ(ミノ扮する)は、「よくサングラスをかけていた」と答えるが、訝しげな表情をみせる監察医。

その夜、帰宅途中の監察医は、後方から突っ込んできたダンプカーによって”ヤクザの親分キム・ヨンジュ”と共に交通事故死する。だがこの交通事故はチャ・ソノ(ミノ扮する)が殺害指示したものだった!

その後チャ・ソノ(ミノ扮する)は、チャミョングループ代表として謝罪会見を開き、遺族への十分な補償、ミノ副社長の全財産を社会に還元、弟の死で真相がうやむやにならないように調査への全面協力を約束する。その会見を納得した表情で見る兄弟の父親。

 

感想

今のところかなり興味深い展開だし、難解でもなく面白いです。
ややこしいところがあるとしたら、この【まとめ】を書くにあたり、
●死んだチャ・ソノ、=チャ・ミノ(本当はソノ)
と、
●兄に成り代わっている=チャ・ソノ(本当はミノ)
がややこしくなってくる点(笑)
父である会長は、ミノがソノを殺してなりすましていることに気づいてる気がします。財閥存続のために、そこは黙って封じ込めるつもりなのでは?と。

指紋の鑑定の結果、ソノ(本当はミノ)は誰かに電話して、裏工作を頼んだ可能性がありますよね。

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