ウィッチャー #2 マルク

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海外ドラマウィッチャー

1話目に加えて、魔法使いの話しが加わりました。

 

 

#2  マルク Four Marks あらすじ

村人、父親からイジメを受けているせむしの少女イェネファー。
ある日、豚を買いに来た女ティサイアに父親はたったの4マルクで売られてしまう。イェネファーが連れて行かれた場所は、アレツザ魔法学校だった。

ニルフガードの侵攻を受け陥落したシントラ国。
シリは魔力を使ってニルフガード兵士から逃げ、丸2日森を彷徨い続けてる。そこへ現れたひとり少年・・・。

吟遊詩人ヤスキエルはポサダの酒場にひとりでいるゲラルトを見つけ興味を持つ。
ゲラルトは村人から怪物退治を依頼される

 

まとめ ※時系列順に記載

1206年 イェネファーエピソード

せむしの少女

その容姿で、家族、村人からイジメられているせむしの少女イェネファー。
今日も村人からイジメを受け、歯を食いしばって必死に耐え続ける・・・その瞬間。
まったく知らない洞窟のような場所へとワープしていた。

「どうなってるの?死んだの?なぜここに?」状況を理解できないイェネファー。
その時、「ポータル(門)を通ったんだろう。キミのいた場所からこのカモメの塔に繋がる門を。ここはアレツザだ」と教える青年が・・。


青年の名はイストレッド。
イストレッドは、「ポータル(門)を開ける力があるなら、彼女がキミを見つける」と言うと、呪文を唱えてポータル(門)を開け、「ここから家へ帰れる。ボクを信じろ」と言う。
意味がわからないままイェネファーは、イストレッドが開けたポータル(門)から元の世界へと戻る。

4マルク

元の世界に戻ったイェネファー。
ある日、「豚を買いたい」とイェネファーの家にやって来た女は、イェネファーを見ると、「買いたい」と言う。父親はすんなり、「4マルクでいい」とイェネファーを売ってしまう。

アレツザ魔法学校

状況をまったく理解できない上、父親に4マルクで売られてしまったイェネファーは絶望し、自殺を図る。

しかしイェネファーはティサイアの処置で一命を取り留めた。
「死ぬぐらい自由にさせて」と泣くイェネファーに、「あなたが死んでも誰も気にしない。生きなさい」と言うと、ここはアツレザ魔法学校で、20分後に授業を始めるとティサイア。

イェネファーが連れて来られたのは、アレツザ魔法学校で、4マルクでイェネファーを買ったのは、学長のティサイアだった。

6人の生徒

部屋には5人の少女がいた。
彼女らは皆、この世で最も危険な混沌(カオス)の力の脈と交信する適性を見せたものたちで、交信した信号がアツレザ魔法学校に伝わり、集められたのだった。
ティサイアは、「混沌(カオス)と交信できたとしても、魔法を使う力があるとは言いきれない。魔法とはカオスを操ること。均衡(バランス)と制御(コントロール)2つの要素が重要。これを欠くと、混沌(カオス)に殺される」とレクチャーし、机の上の石を触らずに浮かせてみせろと課題を出す。

生徒のフリンギラは、石を浮かせたが、その代償として左手を損傷する。
ティサイアのレクチャーで、次々仲間がクリアして行く中、イェネファーはできなかった。

再会

ここがアツレザだとわかったイェネファーは、ワープした時に出会った青年イストレッドに会うために、カモメの塔へと行き、「彼女に見つかった」と伝える。

落ちこぼれ

次の課題は相手の心を読む”テレパシー”。
ティサイアは、「相手の目を見て、混沌(カオス)の力を使い、相手が1番恐れていることを見抜く。テレパシーは学ぶものだ」と言うが、やはりイェネファーはできない。

とうとうイェネファーは、テレパシーを使えたフリをしてウソをつく。
しかしイェネファーのウソを見抜いたティサイアは、「石を浮かすのに1週間、水は曲げられず、簡単な物理の課題に苦戦し、その上ウソをついた。美しかったとしても誰も愛してくれない」と言い切る。

その夜イェネファーから、「先生の言うとおり、私は落第生」と気持ちを吐露されたイストレッドは、「ボクもテレバシーの試験に合格するまで3日かかったが、諦めなかった。ボクの心を読んでみて」と言い出す。
「ムリよ」と言うイェネファーを励ましトライさせるイストレッド。
するとイェネファーは、見事にイストレッドの心を読むことに成功する。
二人の距離は縮まる。

レッスン

嵐の夜、ティサイアに起こされた生徒たちは、「トル・ララ(カモメの塔)」に集められる。

「トル・ララ(カモメの塔)」
大陸で最も力が集まる場所。
魔法協会の関係者のみが立ち入ること許されている。

ティサイアは、「混沌(カオス)の究極の力、制御(コントロール)ができるか試す」と言い、魔法の力で雷を瓶に封じ込めろと言う。

ドラリス、アニカは失敗、イェネファーも身体に落雷を受けてしまう中、サブリナは”成功”する。
ティサイアから、侮蔑の視線を向けられたイェネファーは、怒りに震え、身体に取り込んだ落雷をティサイアに向けて放つが、難なく処理したティサイア。
しかしイェネファーの潜在能力に気づかされたティサイアは、「無様で危険なマネをした。サブリナのように感情に左右されない者と、私たちにように感情に駆られる者がいる。あなたは自殺を図り、今夜は誰かを殺しかけた。制御しなさい。そうでなければ、王付になっても助言を無視され傷ついて王を殺せば魔法使い全員が敵視される」と指摘する。

イストレッドへの愛

ウソがバレた以上、アレツザには残れないと覚悟をしたイェネファーは、「2度と会えない」とイストレッドに告げるが、「何か方法があるハズだ」とイストレッド。
イェネファーは、ポータル(門)の開け方を教えてと言うが、それは簡単に伝授できるものではなかった。
イストレッドは、イェネファーにできるワケがない前提で、ポータル(門)を作る呪文を教える。
イェネファーがそれを唱えると・・・ポータル(門)が現れる。

「初めてなのにどうやって?」と驚くイストレッドに答えず、イェネファーはそのポータル(門)を通ろうとするが、それを止めるイストレッド。
イェネファーは、「実父はエルフのハーフなの。浄化(虐殺)で殺されてしまった。父さんの呪われた血で私の背骨は曲がってる。そして4マルクで売られ、誰からも愛されない」と涙を流す。
イストレッドはイェネファーにキスし、「それなら安心だ」と言う。

昇級者

「昇級者の部屋をノックする」とティサイア。
しかし選ばれたのは、アニカ、ドラリス、ラークの3人だった。

洞窟でティサイアから祭事?を受けるのをコッソリ見ていたイェネファー。
ティサイアは、「変化せよ」と呪文唱え、3人をウナギへと変える。
その様に驚くイェネファーにティサイアは、「来て、イェネファー」と指示する。

ティサイアは、ウナギに変化した3尾を、「プール(池)に入れて。自由を奪っただけで魔力はある」と言う。
イェネファーはこのウナギが、混沌(カオス)と交信するの脈となると気づく。
ティサイアは、「死んで役立つ花もあるのよ」と言う。
イェネファーは昇級を認められたのだった。

イストレッドの正体

実はイストレッドは、ストレゴボルの教え子だった。
イストレッドは、イェネファーがエルフの血筋であることを報告する。

 

1240年 ゲラルトエピソード

吟遊詩人ヤスキエルとの出会い

ポサダの村にいるゲラルト。
吟遊詩人ヤスキエルは、孤高の佇まいを見せるゲラルトに興味を持ち話しかけるが、ゲラルトは寄せ付けようとしない。
それでもヤスキエルは、「キミを知ってる。ウイッチャーだろ?リヴィアのゲラルトだ」と言う。

怪物退治依頼

酒場にいた青年がそれを聞き、「仕事を頼みたい。悪魔が俺たちの穀物を盗む。退治してくれ。あんたを信じる。必ずやり遂げると聞いた」と前払いする。
ゲラルトは仕事を受ける。

怪物トルク

怪物退治に向かったゲラルトに、無理矢理同行するヤスキエル。
ヤスキエルは、この土地かつてエルフの土地で、彼らは”ドル・ブラサンナ”と呼んでいたが、人間に奪われ、山へと逃げたと話す。

農地でゲラルトは、怪物の気配を伺った瞬間、ゲラルトの額に小砲弾が当たった。
よく見ると、農地の中に双角怪物が!
その姿に、「ウソだろ?悪魔だ」と驚き怯えるヤスキエルは、小砲弾を当てられ気を失う。

双角怪物は、「ほっといてくれ!」と叫びながら角でゲラルトをひと突きにする。
ゲラルトも応戦し馬乗りになるが、「オレはトルク、知性がある希少種だ!」と怪物。
ゲラルトは、「知性があるなら殺さない、ここから出て行け」と言うが、後ろから怪物の仲間の一撃を食らい気絶させられてしまう。

エルフの一団スコイア=テル

意識を取りもどしたゲラルトは、ヤスキエルと一緒に捕縛されていた。
エルフの女トルヴィエルは、「人間なんか死ねばいい!」と抵抗出来ないふたりに殴る蹴る繰り返す。

そこはエルフの一団スコイア=テルの指導者でエルフの王フィラヴァンドルの洞窟だった。
トルクのシルヴァン(怪物)は、人間に領土を奪われたエルフに同情し、彼らのための食糧を盗んでいたのだった。
フィラヴァンドルは、「盗みをしていたのがエルフと知れば、人間は攻撃してくる。死んでもらう」とゲラルトとヤスキエルを始末すると言う。

エルフと人間の間には、悲惨な過去があったー。

【エルフと人間の関係】

天体の合で人間と怪物が現れた時、魔法使いだったエルフが人間に魔術を教えた。
その頃は、人間と協力関係にあったエルフだったが、人間は魔法の力を我が物にし始め、すべてを奪った。そしてそれに抗ったエルフを”大浄化”と言う名の下に、大量虐殺したのだった。
※ アツレザを作ったのはエルフ

「もう誰も死なせない。私はかつて銀の塔に住む王だったが、世界の果てに追いやられた。仲間と山を下れば人間に屈することになる。我らは奴隷にされ、エルフの血の子どもが生まれればのけ者にされる」そう主張するフィラヴァンドルのゲラルトは、「ならば、別の場所へ移動し、再建しろ。力を取り戻すんだ。人間が思うより恐ろしい存在だと見せつけろ。オレは人間じゃないが生きるために人間と組む」と説得する。
それでもゲラルトに向かって剣を抜いたフィラヴァンドルを止めたのは、トルクのシルヴァン。
「カレはオレを殺さなかった。彼はオレたちと近い存在だ」と言って。

ゲラルトとヤスキエルは解放された。

ゲラルトは報酬のすべてをエルフの王フィラヴァンドルの渡した。
ヤスキエルのものもリュート(楽器)だけに。

 

1263年 シリ王女エピソード

森を彷徨う

森の中をひとり彷徨うシリ。
ニルフガード兵士らは諦めることなくシリを探し続けていた。
シリは金髪を隠すため、泥で髪を染める。

少年との出会い

3日も森を彷徨っているシリは、赤い実を見つけ手を伸ばすと、石で阻止される。
シリは周りを警戒するが、そっと姿を現した少年は、ジェスチャーで、その実が毒であると教えた。
「もう3日も逃げてる。会うべきひとがいるのに、別の人に追われてる。ナゼ追われているのかわからないけど、絶対に捕まりたくない」とシリ。
シリはネズミを食べてしまうほどに空腹だった。

シントラの人々

森を進むうちに、人のざわめきが聞こえてきた。
シリは、「見て!シントラの旗よ。助かったんだわ」と集団に向かって走り寄るが、少年は姿を消してしまう。

そこは、着の身着のままでシントラから逃げ出してきた人々のキャンプだった。
炊き出しを見つけ駆け寄ったシリに、「横入りするな!」と咎める女。「女王の配給でしょ?」と言い返すシリに、「女王なんてクソだ」と怒りを顕わにする。

その時、青年が、「キミのマントは裕福者向けのものだ。ボクの父親が作った」と声をかける。
シリは青年の首飾りが何なのか?と尋ねると、「オレが殺したエルフの耳さ。エルフの王フィラヴァンドルは大勢の人間を殺してる。去年もこの土地に攻め込んできて、オレの兄さんを殺した。これは兄さんの敵討ちだ」と言う。

オゾールの家族

青年はシリに自分の家族を紹介する。
名前を聞かれたシリは反射的に、「フィオナ」と名乗る。
青年の母親は、「夫はクソ女王と王家を守るために死んだ」と激しい怒りを見せるが、シリには優しく、ボロボロの靴に気づくと、下男の小男アボットの靴と交換させる。

シリは眠れなかった。
それは青年の母親も同じで、「フィオナ、あなたを守る。一緒に乗り越えましょう」と優しさを見せる。
しかしその夜、キャンプはニルフガード軍の襲撃を受けてしまう。
混乱の中、ずっと青年の母親に虐げられてきた下男アボットが、青年の母親を滅多刺しにして殺してしまう。
それを目の当たりにし、恐怖で固まるシリを助けたのは、森で出会った少年だった。

エルフのダーラと共に

キャンプ地から離れたシリは、助けてくれた少年がエルフだと気づき驚くが、礼を言う。
少年の名はダーラ。
シリはダーラと、運命の相手”リヴィアのゲラルト”を捜す旅に出る。

 

感想

まだまだいろんなエピソードが出て来ますね~。
このあたり、ゲーム・オブ・スローンズと同じ展開かな。
いつかこのバラバラなエピソードがひとつになって、(なるほど~)と唸る時が来る(ハズ)。
それを楽しみに見続ける~

1回見ただけでは、やはり7割程度しか理解できないなー。
だけど、このレビューをまとめるにあたり、2回みたりすると、不思議なことに、ストーリーが分かるんだよね~。
イェネファーがこれからのウィッチャーにとって、重要人物であることは分かりました。

時系列も、イェネファーの魔法使いになるまでの今回のエピソードが1番古いんだそうですよ~。

 

 

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