アメコミ「アダムス・ファミリー」の長女ウェンズデーを主役にしたスピンオフドラマです。
私にとっては懐かしい「アダムス・ファミリー」。
総監督はティム・バートン! 気味おもしろい世界観が好きな方には超オススメ
配信はNetflixです。
#1 水曜日生まれの悲哀 Wednesday’s Child Is Full of Woe
頭脳明晰で皮肉屋のウェンズデー・アダムスは弟をイジメた男子生徒にした仕返しのせいで退学処分に。ウェンズデーの両親:ゴメズとモーティシアはふたりの母校”ネヴァーモア学園”にウェンズデーを転校させることに。全寮制の学園でウェンズデーは猟奇殺人の謎を探ることに。
相関図
まとめ
嫌々の転校
成敗
ナンシー・レーガン高校に通うウェンズデーは弟パグズリーをイジメた男子生徒を幻視能力で見つけ出すと、過激な仕返しで成敗するが、そのせいで退学処分になってしまう。
転校
ウェンズデーの両親(モーティシアとゴメズ)は彼らの母校である寄宿学校”ネヴァーモア学園”に娘を編入させることに。
ネヴァーモア学園には異能力を持つ生徒が集まっており、学校長のウィームスはウェンズデーの母モーティシアの元ルームメイトだ。
ウェンズデーは5年間で8つの学校に通った経歴の持ち主
母親が嫌いなウェンズデーはこの転校を、(母親が自分のコピーを作るための計画)と思っており、脱走する気満々だが、娘の考えていることなどお見通しの母親は、「抜け出してもあなたに行き場はない」と釘を刺し、母娘の絆の印だとネックレスを贈り、水晶玉を渡す。
娘が心配な父ゴメズは”ハンド”を見張りに送る。
オフェーリア寮
オフェーリア寮に入ることになったウェンズデーのルームメイトはイーニッド・シンクレア。
ビビッドカラーでまとめられたイーニッドの部屋を見てウェンズデーは言葉を失う。なぜならウェンズデーは、色彩アレルギーだったからだ。
イーニッドとの生活が苦痛なウェンズデーは、部屋をまっ半分にするが、それに怒るイーニッド。
そこへ寮母のソーンヒルがやって来た。
ソーンヒルはウェンズデーに黒ダリアをプレゼントし、ルールを説明する。
学園
イーニッドいわく、学園には4つの派閥があると言う。
1,牙 吸血鬼の集団
2,毛皮 人狼
3,ゴルゴン
4,ウロコ セイレーン
【セイレーンとは】ギリシャ神話の中の海の怪物。人魚。
ビアンカはセイヴィアと付き合っていたが、別れた。(理由は不明)
ウェンズデーは学園の女王ビアンカにフェンシングで勝負を挑むことに。
しかも”軍人式(マスク、剣先のキャップなし)”で戦いたいと言い、「血を流した方が負け」と挑むが、ウェンズデーは敗北を期してしまう。
落ち込み、寮へ戻ろうとするウェンズデー。だが頭上にガーゴイルの石像が落下するー・・間一髪で助けたのは描いた絵に霊能力を与えられる特殊能力を持つゼイヴィア・ソープだった。
意識を失ったウェンズデーは保健室で目覚めた。
そこに居たのはセイヴィア。ウェンズデーは、「助ける必要などなかった」と皮肉を口にするが、セイヴィアは、「借りを返したかった」と言う。
実は、セイヴィアとウェンズデーは幼い頃に出会っていたのだ。
ハンドを手懐ける
入寮して以来、ずっと何かの気配を感じていたウェンズデーは、それが父が送り込んだハンドだと見破ると、ハンドに対し、引き出しの中に閉じ込められるか、私に忠誠を誓えと迫る。
もちろんハンドは忠誠を誓う。
猟奇事件
ネヴァーモア学園近くの森で、殺害され遺体をバラバラにされる猟奇的殺人事件が次々と起こっていた。
ガルピン保安官はネヴァーモア学園と関連があるのではないかと疑っていた。
ジェリコの町
キンボット博士のセラピー
今日はセラピーを受ける日だ。
ウェンズデーを監視するため、ウィームス校長は自らジェリコの町のキンボット博士の元へウェンズデーを送るが、ウェンズデーはハンドの協力で脱走を図る。
クリニックを抜け出す
クリニックを抜け出たウェンズデーは”カフェ・風見鶏”で、エスプレッソをオーダーするが、エスプレッソマシンが壊れて作れないと店員のタイラー。
そこでウェンズデーはエスプレッソマシンを修理する代わりに、タクシーを呼んで欲しいと言うが、タイラーは、ジェリコにタクシーがないため、修理のお礼に駅まで送ると言う。
ウェンズデーは、「今すぐ送って欲しい」とお金を出すが、「いくら出されても仕事が終わるまではムリだ」とタイラーが言うので、店内で待つことに。
そこへピルグリム・ワールドのテーマパークで働く青年たちが、「化け物がなんでこんなところにいるんだ?」とイチャモンをつける。
ウェンズデーは華麗なカンフーで青年たちをやっつけるが、そこへガルピン保安官がやって来た。
保安官は小さなウェンズデーが青年3人をやっつけたことに驚くが、ウェンズデーの名字がアダムスだとわかると、「父親はゴメスか?殺人犯の娘だ。お前のことを見張ってるからな」と言う。
結局ウェンズデーはウィームス校長に見つかり、学園に戻されてしまう。
脱走の企て
イーニッドの苦しみ
イーニッドは人狼でありながら変身できないことに悩み、「私は孤独」と涙するが、孤独が苦痛ではないウェンズデーにはイーニッドの気持ちが分からない。
それでも自分の惨めな過去を話したことで少し距離が近くになったふたり。
計画
ウェンズデーはイーニッドに、「私に居なくなって欲しいなら協力して」と持ちかけ、パソコンを借りるとハンドを使ってタイラーと連絡を取り、「週末の収穫祭の夜に脱走する。駅まで送って欲しい」と頼む。
タイラーは、「キミだけでも地獄を抜け出して欲しい」と協力を約束する。
収穫祭の夜
ウェンズデーは自分を監視するウィームス校長を巻き、待ち合わせ場所の駐車場でタイラーと落ち合うが、タイラーは、「父さんがキミのお父さんを嫌ってる理由はこれらしい」と捜査資料を渡す。
そこへジェリコの町でウェンズデーにやられたピルグリム・ワールドの青年たちが仕返しにやって来た。
ふたりは人混みに紛れて逃げるが、その途中でローワンの未来(死)を幻視で見てしまう。
ローワンが危険だと知ったウェンズデーはタイラーが止めるのも聞かず、ローワンを追いかけると、「あなたに危険が迫ってる」と言うが、ローワンは、「それは逆だよ」と言うと、カレの特殊能力サイコキネシスでウェンズデーを木に磔にすると、「危険なのはキミだ。キミを殺してみんなを守る」と言い出す。
石像ガーゴイルをウェンズデーの頭に落としたのもローワンの仕業だったのだ。
「25年前、ボクの母さんはこの学園の生徒だった。その時にこの絵を描いたんだ。母さんは未来が見えた。亡くなる前に言ったんだ。その絵の女の子が学校に来たら殺せ。さもないと学園の崩壊を引き起こすって」と。
ローワンはその絵の少女がウェンズデーだと言う。だがその時、突如として現れた”怪物”がローワンを襲い、ローワンは殺されてしまう。
感想
軽い気持ちで見始めたのに、1話から割りとハマっています。
アダムス・ファミリーの世界観って、なんでワクワクするんでしょうね?不思議(笑)
ウェンズデー役のジェナ・オルテガが愛らしいので、皮肉ばかり言ってるシーンも、イラっとしないで見れます(笑)割りとこういうところ大切。だって主役に一々イラついていたら、ストレスですもんね
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