ブレイキング・バッド5 #9 汚れた金(相関図あり)

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海外ドラマブレイキング・バッド

とうとうハンクがハイゼンベルク=ウォルターだと気づきました

 

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#9 汚れた金 Blood Money あらすじ

ホワイト家のバスルームで、”草の葉”の詩集を見つけたハンクは、自分がずっと追ってきたハイゼンベルクがウォルターだったと気づき、動揺する。
一方ドラッグの世界から足を洗ったウォルターは、何とか生活を軌道に乗せようとするが・・・。
ジェシーはどんどん荒廃していく

 

相関図

まとめ

プロローグの続き

ホワイト家はフェンスで囲われ、廃墟になっていた。
プールのあった庭では、近所の子どもたちが不法侵入してスケボーで遊んでいる。
そこへ戻ってきたウォルター。
家の中へと入るが、室内も荒らされており、リビングの壁には、「ハイゼンベルク」と落書きが。

ウォルターは寝室へ行くと、コンセントの蓋の裏に隠していたリシンの小瓶を取り出すのだったー。

 

ハイゼンベルクの正体

追い続けていた”ハイゼンベルク”が義兄だったと分かったハンクは動揺、とにかく”草の葉”の詩集を自分のバッグに入れると、「具合が悪くなった」と早々に帰ることに。
しかしハンクは運転中にパニックを起こしてしまう。

何とか帰宅したハンクは、”ゲイル・ベティカー”の資料のラボノートと、持ち帰った本の文字を見比べる。その筆跡は、どう見てもゲイルのもの。ハンクはあまりの事実にただ愕然とするー。

 

ウォルター

足を洗った生活

ウォルターは洗車場のオーナーとしての仕事にやる気を見せる。
そして、店舗を増やして資金洗浄をしようとスカイラーに提案、スカイラーもOKする。

迷惑な客

そこへリディアがやって来た。
リディアはレジに立つウォルターに、「純度が68%まで下がった。酷すぎる。2~3日でいい、指導して頂戴。そうすればまた軌道に乗る」と言うが、「私は手を引いた」とウォルター。
それでもリディアは、「あなたのせいで困った状況になってる」と言うが、ウォルターは完全無視し、普通の客として対応する。

レンタカーを洗車に来たリディアを不審に思ったスカイラーは、「知り合いなの?」とウォルターに問う。
ウォルターは誤魔化すことなく、「元同僚だ。復職を頼みに来たが断った」と言う。

スカイラーはリディアに近づくと、「二度と現れないで」と通告する。

 

ハンク

ハイゼンベルクの正体が義兄とわかって以降、仕事を休んでいるハンクは、ほかの捜査員に知られぬよう、自宅ガレージでハイゼンベルクの事件を検証することに。

化学薬品倉庫からメチルアミンを盗み出した犯人の防犯ビデオを見直し、犯人のモンタージュを見たハンクは、今更ながらにそれがウォルターにしか見えないと気づく。

 

危ういジェシー

ジェシーはソウルの事務所に突然500万ドルを持って現れると、250万ドルをマイクの孫娘に、250万ドルをシャープ夫妻(銃殺したオフロードバイクの少年)に渡してくれと言い出す。
ソウルは、「マイクはDEAにマークされているし、シャープ夫妻もこんな大金を突然受け取ってもその理由を聞きたがる」と止めるべきだとアドバイスするが、「もう頼まない。自分でやる」とジェシー。
ソウルは仕方なく、「仕事だからやる」と約束するが、すぐにウォルターに電話報告する。

ソウルはドリュー・シャープを殺害したことは知らなかった

ウォルターはジェシーが預けたの500万ドルのバッグを持ってジェシーを訪ねる。
ジェシーの家は荒れ放題でドラッグをした形跡が・・。そしてジェシーはラリっていた
「ナゼ、ソウルにバカなことを頼んだ?」と聞くウォルターに、「血で汚れたカネだからだ」とジェシー。
ウォルターは、「お前のカネだ。お前が稼いだんだ。過去は過去だ。取り返しはつかないが終わった。お前は足を洗ったし私もだ。私たちに残された道はとにかく生きることだ」とジェシーを前向きにさせようとするが、うつろな表情のジェシーは、「先生がマイクの仲間を始末したろ?マイクが生きてたらそんなことを許すわけがない。先生はマイクが死んでいると分かっているからやったんだ。先生がマイクを殺した」と言い出す。もちろんウォルターは、「マイクを殺していない。信じてくれ」と全否定するが、ジェシーはうつろなまま。

その夜、精神が崩壊したジェシーは、クルマから町中に札束を投げ配る行動に出る。

 

気づく

ウォルターはガンが再発した。
抗がん剤の治療を再開したウォルターだが、そのことをスカイラーには話していない。

家族と夕食中、吐き気(抗がん剤の副作用)をガマン出来ず、トイレに入ったウォルターは便器を抱えるが、ふと、”草の葉”の本がないことに気づく。

バスルーム、本棚やその裏、ベッドの下や家具の隙間、あらゆるところを探しても、本は見つからず、スカイラーも知らないと言う。
そしてウォルターは、ある可能性(ハンクが持ち帰った)を疑う。
自分のクルマをチェックしたウォルターは仕掛けられたGPSを発見、【ハンクに気づかれてしまった】現実に、呆然と立ち尽くす。

 

ハンク vs ウォルター

ウォルターがハンクを心配し、様子を見にやって来た。
ハンクは動揺し、いつもの軽ノリで対応することができず、ぎこちない。
ウォルターは仕事へ行くと帰ろうとするが、突然振り返り、「これについて聴きたい」とGPSを見せる。

それには答えず、ウォルターを見つめるハンクはいきなりウォルターに1発を食らわせると、胸ぐらを掴まえ、「お前か?お前だったのか!やられたよ。クリーニング工場を避けたよな。マリーが交通事故で搬送されたと言う電話もピンクマンじゃない、お前の指示だ。10人の証人を消したのも、介護施設の爆破も。ハイゼンベルクは貴様だ。よくも騙してくれたな」と迫るが、「何の話かまったくわからない」とウォルター。

ハンクは、「お前を絶対にムショ送りにする」と言いきるが、「私を逮捕すれば家族はおしまいだ。ガンが再発した」とウォルター。
ハンクは、「そうか、いい気味だ」と言うが、ウォルターは、「治療再開した。だがキミが捕まえたい男は半年後にはいない。有罪にする材料が揃い、それが私だとしても、刑務所に入る前に死ぬ。私は余命僅かな洗車場のオーナーだ。神に誓って言える、私はそれだけの男だ」と。
しかしハンクが、「スカイラーと子どもたちを呼んで話を聞く」と言った途端、ハンクを睨みつけ、「そんなことはさせない」とウォルター。

その剣幕に、「・・お前、誰だ?まるで知らない男だ」と言うハンクにウォルターは、「もし本当の私を知らないなら、キミはこのまま知らない方がいい。下手に探らないことだ」と言うのだった。

 

感想

とうとうハンクは、ウォルターがハイゼンベルクだと知ってしまいました。
最後の”ハンク vs ウォルター”は見応えあるシーンでした。
ウォルターは肯定も否定もしせず、再発したガンのせいで半年も生きられないと言う事実を伝えると言う相当ズルい方法に打って出ましたね。
そんな過酷な未来を聞いたハンクは、DEA捜査官ハンク・シュレイダーとしてだけの判断で動けなくなってしまったワケです。義兄が半年後に死ぬと分かってて、妻マリー、スカイラー、可愛がってる甥、姪に、カレは犯罪者だと言えますか?ウォルターを逮捕できますか???イヤ~ズルいなー、これは。
これからハンクは絶対に苦しむし、場合によっては一生、ひとりで抱えていくことになるんですよ、酷い話だ。

それからジェシーは、9人の証言者が刑務所で殺されたのを知って、そこでウォルターがハンクを殺したのでは?と思ったんですね。
イヤイヤ、8話でも先走ってしまいました
もうジェシーの精神状態も完全に崩壊しちゃいましたね。
お金を町にバラまいてしまいましたしね・・・マズイな。

 

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