ハンドメイズ・テイル シーズン4 #9 進展(相関図付)

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海外ドラマハンドメイズ・テイル

ハンナを救出のために動き出すルークとジューン。
一方ジャニーンは・・・

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#9 進展  Progress あらすじ

ハンナのついてのすべてをルークに話したジューン。ルークはカナダにいてもハンナを救うことができるとある提案をする。
一方セリーナとフレッドの元に思いがけない訪問者がやってくるが・・。

 

相関図

まとめ

ハンナを救出するために

協力者

ルークにハンナと最後に会った時のことを話し、「ごめんなさい」と涙し謝るジューンにルークは、「連中のせいだ。捜し出して脱出させよう」と言い、これまでひとりでかき集めた訴訟資料や活動家、亡命者の情報をジューンに見せる。

ルークの努力を知ったジューンは、トゥエロの協力で、ギレアドのローレンス司令官に協力を求めることに。

電話には出たが、「ハンナを思うならこのまま放っておくべきだ。いい家庭で育ってる。無理矢理引き離すのか?」と協力できない態度を示すローレンスにジューンは、「ハンナは私の娘よ。私たちより愛せる者はいない」と主張するが、「キミの愛は人を不幸にする。周囲を傷つけ混乱に陥れる。1つ伝えておこう。ジャニーンが”ラケルとレアセンター”でリディアおばの庇護の元にいる」と教える。
思わぬ情報に動揺しながらもジューンは、カナダからの条件を提示するが、ローレンスは、「そんな条件は呑めない。こちらからは、ハンナを渡すから脱出させた10人の子どもをギレアドに戻せ。馴染めずギレアドの親を恋しがってると聞いてる」と提示する。
そんな条件を飲むことなどできるワケがなく、「できない」と言うジューンにローレンスは、「今は面倒を起こすワケにはいかないんだ。キミは自由だ。それに感謝して前へ進め」と電話を切ってしまう。

ルークの提案

ローレンスを頼れないと分かり、途方に暮れるジューンにルークは、「ニックは司令官だ。カレに協力を頼もう」と言い出す。
いろんな感情が湧き上がり動揺を見せるジューンに、「ニックは協力してくれると思うか?」とルーク。
「私とニコールのためならカレは協力してくれると思う」とジューンが答えると、ルークは、「電話じゃなく、直接ふたりだけだ会って話す方がいいだろう」と言い出す。
ルークの意図が分からず、「私とニックを会わせたいの?」とジューンは聞くが、「会わせたくない。だが、ハンナのためだ。ニコールも連れて行き、カレが断れなくするんだ。どうだ?」とまで言うルーク。
ジューンは、「ハンナのために何でもするべきね」と言うと決心する。

 

ニックとの面会

アメリカ軍が護衛し、ジューンはニコールを連れてクルマで指定場所に向かう。

ニックと再会したジューン。
「あなたを巻き込みたくない。だけどハンナを助け出したい」と言うジューンに、「そう言うと思っていた。まさか直接渡せるとはな」とハンナの資料を渡すニック。
それはニックが独自で調べ上げたハンナの情報だった。
ハンナはコロラドスプリングスにいて、家政学校で優秀な成績だと言い、何枚かのハンナの写真まであった。
「守護者が見張ってて連れ出せないが、できる限り協力する」とニック。
ジューンはその詳細なレポートに、「全部私のために・・・」と言葉を詰まらせる。
「キミと逃げれば良かった・・・」と本音を漏らすニック。ふたりは抱き合い、キスをする。
ニックはニコールのために人形をプレゼントし、束の間の時間を3人で過ごすー。

別れのとき、「無事でいて。幸せに過ごしてくれ」と言うニックに、「あなたも」とジューン。

ニックはジューンが去ったあと、薬指に指輪を戻す。

 

ギレアド

ジャニーン

ジャニーンは、ラケルとレアセンターでリディアの監視の下で侍女としての修業をさせられていた。
そこへひとりの侍女が連れられてくる。
なんとその侍女はエスターだった
リディアはエスターに向かい、「ハンストをしてもムダです。悔い改めるのです」と言い、食事を取らせようとするが、反抗し続けるエスターは、再び連れ去られてしまう。

おばたちの話し

おばたちの食事の世話をするジャニーンは、おばたちが反抗的な態度を続けているエスターへの対処について話しているのを聞く。
リディアは、「辛抱強く待つべきだ」と言うのに対し、懲罰を主張するルースおばとエリザベスおば。
場合によっては舌を切り取ろうとまで言う。

続いてルースおばは、ジャニーンの特別扱いは良くない。新しい配属先へ送るべきだが、問題を起こした侍女は敬遠される。種付けコロニーが適任地ではないかと言い出す。
それを聞きリディアは、「あの娘は子ども2人産み、ギレアドに貢献している」とジャニーンを庇う。

ジャニーンとエスター

ジャニーンはリディアに、エスターが反抗的な態度を取るのは農場でレイプされ酷い目に遭ったためで、恐怖から強がっているのだと言い、「チャンスをあげて欲しい」と頼む。
それを聞きリディアは、「食事を持って会いに行くのも良いのでは」とジャニーンに提案する。

翌朝、ジャニーンは食事の差し入れを持ってエスターと面会する。
鎖に繋がれ監禁されているエスターはジャニーンの面会と差し入れに笑顔を見せ、「会いに来ると思ってた。なぜココにいるの?ジューンは?」と矢継ぎ早に質問するが、ジャニーンは、「シカゴまで逃げたけど空爆に遭いギレアドに保護された。ここに戻され安心した。ジューンは忘れて。自分は自分で守るのよ。意地を張り続けていると報いを受ける。分かるでしょ?」と言う。
その言葉にジャニーンが”おば”の手先だと気づいたエスターは、食べ物を吐き出し、「おばの手先なのね?私は何をされても平気よ」と言うが、「死ねると思わないで!ずっと懲罰を続けて従わせるのが ”おば”よ。とにかく食べるのよ。生き延びるの。世界が良くなった時のためにね。食べてここを出るのよ」と言い聞かせる。

ジャニーンはエスターの気持ちを変えた。
リディアはルースおば、エリザベスおばの前でジャニーンの活躍を褒め、満足そうな表情を浮かべる。

 

ウォーターフォード夫妻

出産を間近に控え、賛同者の贈り物に、「私が思っていたベビーシャワーじゃない」と不満を漏らすセリーナにフレッドは、「ボクらの使命が理解された証拠だ」と言って賛同者からの手紙を見せるが、「文字を読んだら罰するんじゃないの?」とセリーナ。
フレッドは、「私が悪かった。やり直したい」と言うが、「元には戻れない」とセリーナ。
そんなセリーナにフレッドは、「神がボクたちに道を示した。主の言葉を広めろ。以前のように本を書くといい」と提案する。

思わぬ訪問者

ある日、セリーナの元に突然の訪問者がやって来た。
「ずっと面会を申請してたんだけど、やっと許可されたの」とナオミ・パットナム。
セリーナの妊娠を祝い、仲間からのお祝いの品を渡しながらナオミは、「出産後もあなたに試練が続くなら、私があなたの子を育てる」と言う。
それが親切心からの発言でないと気づいたセリーナは、「フレッドは難しそうだけど私は訴訟が終われば自由になれると思ってる。子どもと再出発する」と言うがナオミは、「赤ちゃんはギレアドの子よ。あなたをギレアドで待ってる」と言う。

状況把握

一方フレッドもパットナム司令官と面会し、ギレアドがフレッドを救うどころかその存在を消そうとしていることを知り、「息子が自由なのがせめてもの救いだ」と言うが、「ギレアドは息子を奪う気でいる。私がギレアドに戻れば、間違いなく罰を受けさせられ、コロニー送りか侍女にされるのを分かってて、ギレアドに戻るのを待っているとナオミが言った」とセリーナ。
「そんなことはさせない。何としてもキミと息子を守る」と言うフレッドに、「ここにいてあなたに何ができるの?」とセリーナ。

 

本当の目的

ジューンを待ち続けていたルークは、ジューンが持ち帰ったハンナの資料を見て、ハンナが元気でいることに安堵し、涙を流す。

「良かった。成功だな」と言うトゥエロに、「叶えてくれてありがとう」とジューン。

「ギレアドに協力者が出来たんだ。ハンナ救出に動くべきだ」と要求するルークとモイラにトゥエロは、「トロントにもギレアドの内情を知る協力者が現れた。フレッド・ウォーターフォードだ」と言い出す。

なんとトゥエロは、ギレアドのすべてを供述する代わりに自由を求めたウォーターフォードと取引し、供述を取り下げたと言うのだ。
「私を利用したのね?」と言うジューン。
モイラも、「犯罪者を野放しにする気?正義はないの?」と責めるが、「怒りは理解できるが、大物を釣るには、小物を逃がすこともある」とトウェロ。

怒りが頂点に達したジューンはルークの制止を振り切り、「ウォーターフォードはレイプ犯よ!私に何をしたか知ってるクセにそれを見逃すの?あんたを殺す!殺してやる!」と感情を爆発させる。

 

感想

ジューンがニックに会いに行くシーン。
憎むべき国、2度と足を踏み入れたくない国ギレアドに、娘ニコールを連れて向かっているハズなのに、どんどんジューンの表情が変わっていく様が、(ニックを愛してるんだな)と思わせる。
エリザベス・モスの素晴らしい演技が光るシーンでした。

そのシーンからも、ジューンが愛してるのは、ルークよりニックなんだと思う。
それは、「愛してはいけないひとを愛する」悲恋にありがちな気持ちなんだろうけれど。

今回のエピソードはジューンを演じるエリザベス・モスが監督したエピソードだそう。
エリザベスはジューンはニックを愛していると表現したかったのかなと思います。

そのニックは、ギレアドで再婚した模様(ジューンが帰った後に指輪をはめた)。
結局、ニックはギレアドで司令官としての地位があるワケで、心はジューンにあっても、この環境を変えることはできないってことなんでしょうね。

今回のエピソードではジューンは怒らないんだな~と思ってたら、最後の最後、トゥエロへの怒りは、これまで見た中の最大級でしたね。
ジューンの原動力は怒りです。

早いなー、次回がシーズン4の最終話です。

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