ブレイキング・バッド4 #1 ガスの怒り(相関図あり)

海外ドラマブレイキング・バッド

シーズン4は全13話。
1話目は中々ハードな内容ですが、IMDb 9.2/10評価のエピソードです

 

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#1  ガスの怒り  Box Cutter  あらすじ

ジェシーはゲイルを銃殺、ウォルターとジェシーはマイクとヴィクターに捕らえられ、ラボでグスタボを待つことに。 一方、スカイラーはウォルターに何か起こったのではないかと調べる。

 

相関図

まとめ

過去:ゲイルとガス

ゲイルはグスタボからラボを任され、上質な機材の搬入にワクワクしながら、準備に入る。
ゲイルはグスタボからサンプルとして渡されたブルーメスについて、「ナゼ色がブルーなのか理由はわからないが、これは純度99%以上の代物。私のメスは純度96%は保証できるが、これを超えることは難しい。ブルーメスを製造した人を知りたい」と言うが、グスタボは、「96%で問題ない。ブルーメスを製造した男はプロではない。余計な心配を増やさないため、彼らとは取引しない」と言う。

 

生き延びるために

ゲイル

ヴィクターがゲイル宅に駆けつけたとき、すでにゲイルは銃殺され、近隣住民が警察に通報していた。
ジェシーはゲイルを銃殺したのだ。

ヴィクターは周辺を探し、クルマの中で震えるジェシーを発見、その場から離れさせる。

 

スカイラー

胸騒ぎ

マリーは早朝にスカイラーを訪ねると、数枚の請求書を渡し、「負担になったら言って欲しい」と言うが、心配ないとスカイラー。マリーは、「ウォルターとよりを戻したのね」と笑顔で出勤して行くが、ウォルターは昨夜、帰ったハズだった。
胸騒ぎを感じたスカイラー。
まずは、ジュニアにこのことを知られないために、ウォルターのクルマを数ブロック先に移動させたスカイラーは、「夫と連絡が取れない。明らかに何かおかしい」とソウルに電話するが、事務所に盗聴器が仕掛けられているのではないかとナーバスになっているソウルは、公衆電話を使い、「ウォルターは心配いらない」と言うと、海外への高飛びを考えはじめていたー。

胸騒ぎが治まらないスカイラーは、ウォルターの現在の住まいに様子を見に行くが、やはり留守だった。
そこでスカイラーは娘ホリーを使って演技し、強引に鍵師にドアを開けてもらうと、屋内に入るが、手がかりはなかったー。

 

ハンク

最近、仕事から帰宅するのが憂鬱なマリー。
退院したハンクは自宅でリハビリを続けているが、4.8m歩くにも20分を要する状態で、リハビリは思うように進まず、トイレもベッド上のまま。
今のハンクの楽しみは、ネットオークションで鉱物を競り落とすことだったー。

 

ラボで

ヴィクター

ジェシーをラボへ連行したヴィクターはマイクに、
●ゲイルは死んでいた
●死体処理はできなかった(近隣住民が集まっていたため)
●ヴィクターは近隣住民に顔を見られたがジェシーは不明
と報告する。

ウォルターとジェシーは椅子に座らされ、マイクとヴィクターが監視する中、グスタボ・ガスが来るのを待っていた。
ウォルターは、「もうすぐ始業時間だ。作業をさせてくれ。時間をムダにすることをガスは許さない」とブルーメス精製に自分たちが必要だとアピールしようとするが、マイクとヴィクターはそれを許さない。それどころかヴィクターはガスマスクをつけ、ひとりでブルーメス精製を始め出した。

(ヴィクターに作れるワケがない)と思っているウォルターは、「どうせミスをする」と小声でジェシーに耳打ちするが、意外にもヴィクターはミスすることなくほぼ完璧に作業を進めてしまい、ウォルターは驚き、焦る。

グスタボ・ガスの静かな怒り

ラボにガスがやって来た。
すごい形相でウォルターとジェシーの前に立ったガスは、何も言わずスーツから作業着に着替えはじめる。

ガスの無言の圧力にガマンできずウォルターは、「キミが私たちの代わりを探す限り、私は同じ状況になれば何度でも同じことをする。ゲイルの死はあんたの責任だ。あんたが招いたんだ。キミが私たちをどうするつもりか知らんが、私とジェシーなしでは無理だ。他の製品を作れるものはいない」と言うが、「何週間も見てきた。作り方は把握してる」とヴィクター。
(ヴィクターにブルーメスを簡単に製造されては、自分たちの価値がなくなってしまう)焦ったウォルターはヴィクターに化学的質問攻めをするが、「悪あがきはやめろ。中身は複雑だろうがレシピどおりにやれば作れる」とヴィクター。
ガスはウォルターの主張を黙って聞きながら、カッターナイフを握る。

カッターナイフを持ってウォルターたちの前に立ちはだかったガスに、「私たちを殺せば800万ドルの損失が残るだけだ。止めてくれ。キミは賢い。頼む、仕事をさせてくれ」と懇願するウォルター。
・・・そのとき、ガスは手にしたカッターナイフでヴィクターの頸動脈を掻っ切った。

ヴィクターの返り血を浴びたまま、言葉を失うウォルターとジェシーをただ睨みつけるガス。
ガスはそのまま何も言わずスーツに着替えると、ラボの階段を登り、「では仕事へ戻れ」とラボを出た。

死体処理

ウォルターとジェシーの仕事再開はヴィクターの死体処理からだった。
ウォルターはフッ化水素酸で樽の中のヴィクターを溶かして死体処理をすると、”腐食性物資”として処理した。

がんじがらめ

ようやく解放されたウォルターとジェシー。
ウォルターはゲイルを殺したジェシーの精神状態を心配し、「大丈夫か?あれしか方法がなかった。わかって欲しい。問題は次の策だ。ガスはまた我々を殺す」と言うが、ジェシーは、「俺たちは殺されない限り生き地獄だ」と言う。

スカイラーは自宅に戻ってきたウォルターに気づくと、「大丈夫なの?」と尋ねるが、ウォルターは、「順調だ」と答える。

 

警察の捜査

ゲイル宅では現場検証が続いていた。
そこにはブルーメスについての情報が書かれている「ラボノート」が・・・。

 

感想

迷い躊躇した結果、ジェシーはゲイルを殺したんですね
今回のガスの迫力はすごかったな・・。ウォルターとジェシーの前で忠実だったヴィクターを惨殺した理由は、やっぱり見せしめだよね?
ジェシーが言うように、もうここから決して抜け出せない生き地獄に突入したと言う感じがしまう。

 

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