ホイットニーエピソードが初めて登場ですよー。
彼女の成長を感じるエピソードです。
#4 あらすじ
サーシャのガールフレンドになったヘレンはダブロイド誌のスキャンダル記事にもなる。
ハロウィンの日、ヘレンはトレヴァーとステイシーを連れてサーシャが主催するハロウィーンパーティーへ行くことに。
期待に盛り上がるトレヴァーに対して、ステイシーは行きたくないと言い出す。
マーガレット(ヘレンの母親)も、ヘレンが東部に帰らない理由はサーシャだと考え、ふたりの仲を裂きたいとある計画をノアに持ちかける
まとめ
ノア エピソード
ハロウィーン・デー
仕事の忙しいヘレンに代わり、急遽子どもたち(トレヴァー、ステイシー)を学校へ送ることになったノアは、早朝ヘレン宅へ行くが、キッチンではマーガレットがあたふたと朝食を作っていた。
パパ(ノア)が大好きな末っ子ステイシーはノアを見ると抱きつく。
「今夜はサーシャ・マンのハロウィーンパーティーへママと行く」と言うトレヴァーに、「パパもパーティーへ行く?パパが行かないなら私も行かない。家族で何かをしたい」と言い出すトレイシー。
とにかく学校へ送ることが先決と、用意をするよう言うノア。
何やら仕事が忙しそうなヘレン。
実はカラオケバーの一件以来、ヘレンと会ってなかったノアは、「あの夜は悪かった。キミのプライバシーは尊重する。親として良い関係を維持したいと思ってる」と言う。
一方のトレヴァーは、”ロッキーホラーショー”をモチーフにしたコスプレをしてパーティーへ行くとテンションが上がっていて、ヘレンにガーターベルトを買ってきて欲しいと頼む。
ヘレンとサーシャの関係は今やゴシップ記事になるほどだった。
サーシャの力
エージェントを呼び出したノアは、「現場で誤解があってセットから閉め出されたんだ。上手く納めてもらえないかな?現場に戻りたい。最後まで見届けたいんだ。」と頼むが、エージェントはサーシャに掛け合う気はないようで、「気持ちはわかる。だが大きな視点で見た方がいい。脚本のクレジットにサーシャ・マンとあなたの名前が出る。これからスターがこぞって共同脚本を依頼することになる」と言い出す。
しかしノアは、共同脚本に引っかかる。
当初の契約で脚本クレジットはノアひとりで、共同脚本ではないからだ。
ノアは、「納得できない。抗議してくれ。書いたのはカレじゃない、私だ」と言うが、「出来かねる」とエージェント。
彼らは出来たばかりの映画のポスターを見せ、完成が楽しみだと話題を変え、ノアの要求を一切受け入れない。
義母マーガレット、娘ステイシー、そしてノア
マーガレットの不満
ノアは、ヘレンの事務所スタッフから電話を受け、”トレヴァーの仮装用のガーターベルトを買って届けて欲しい”と言われる。
ヘレンは自分で電話をせず、スタッフを使ったことが気に食わないノア。
ガーターベルトを買い、トレヴァーに届けたノアにマーガレットは、「ヘレンがサーシャの家まで子どもたちを送れって電話をして来た。あの娘は東部へ帰らないどころか父親の介護を手伝おうともしない。スター気取りよ」と愚痴を言う。
「今、彼女は自分のことで必死なんです」とノアはフォローするが、「1週間外泊してる。私が代わりをやってるのよ」とマーガレット。
それはノアにとっても衝撃だった。
トレヴァーは、「おばちゃんに送られてサーシャ・マンのパーティーに行くなんてあり得ない!父さん送って!」と言うので、ノアがその役目を引き受けることに。
しかしトレイシーは学校から帰ってからずっとトイレに立てこもってると言う。
トレイシー
ノアはドア越しに声をかけるが、「パパじゃなくてママがいい」とステイシー。
マーガレットから初潮が始まったのでは?と言われ、事態は飲み込めたノアは、マーガレットに生理用品を買って来て欲しいと頼むが、「どうして私が?あなたがすればいいのよ」とマーガレット。
その言葉にノアは表情を変え、「私は父親だ。ステイシーのそばにいる!」と言い切る。
それを見て、「ノアが戻ったわね」とマーガレット。
マーガレットが買って来た生理用品をドア越しに受け取ったステイシー。
キッチンへ行くとマーガレットがアダルトグッズを広げている。
驚くノアに、「パーティーに忍び込み、サーシャの寝室にこれを仕込んで!ヘレンがコレを見たら、別れる」と言い出すマーガレット。
「気は確かですか?こんな汚い真似をボクができると思ってるんですか?あなたはおかしい!」と批判するノア。
その時、自分で手当をしたステイシーがトイレから出て来る。
「コスチュームに着替えて。送るよ」と言うノアに、「パーティーには行かない。あの人、キライ。パパの悪口を言ってるの。負け犬って。ママはもっと良い人を選べたのにって」とステイシー。
それを聞いたノアは、マーガレットの計画に乗ることを決める。
サーシャ宅のハロウィンパーティーで
実行
ゴリラの作業員のコスチュームでステイシーと共に会場に入ったノア。
ノアはそのままゴリラのマスクを脱ぎ、作業員のフリをしてサーシャの寝室を捜し出し、ベッドサイドにアダルトグッズを置き始めた。
しかし、アダルトグッズを持っている自分の姿を鏡で見た瞬間、バカらしく滑稽な自分に気づいたノアは、それらをかき集め、部屋を出て、ゴミ箱に捨てる。
ノアがカウンターでアルコールを頼んでいると、映画クルーのエリカが、「まさか来るなんて思わなかった」と話しかけてきた。
エリカによると、ノアはサーシャの彼女に手を出して出禁になったとウワサされていると言う。
「それは違う」と否定するノアに、「そうだと思ってた。だってあなたは私に紳士的だもの」と言い、誘惑しはじめるエリカ・・・・だがノアは誘いには乗らなかった。
しかしパーティー会場で、人目も憚らずイチャつくヘレンとサーシャを見たノアは、エリカの誘いに乗る。
激しくキスをし、エリカのブラを剥ぎ取ったノアは、「これを貸して」と言ってエリカを置いてブラを持ったまま・・・・サーシャの寝室へ戻り、ベッドにブラ置いた時・・・
「ここで何をしてるんだ?」とサーシャに見つかってしまう。ヘレンも一緒だった。
ノアはトイレを捜して迷ったと苦し紛れの言い訳をするが、ブラを見つけたサーシャが、「これは何だ?」と詰め寄ると、黙るしかなくなるノア。
ヘレンはその惨めで間抜けな元夫を見て、「ほんとうにサイテーね」と言う言葉を残し去って行くー。
ホイットニー エピソード
コリンとの生活
ビザが切れているコリンはアメリカで働けないため、ホイットニーの給料だけで暮らしているが、ギリギリどころかむしろマイナスで、家賃も払えず督促状が届く。
それでもホイットニーはコリンの絵の才能に惚れているため、カレを支えようと頑張っている。
「作品はどうなの?アトリエに寄ってもいい?」と聞くホイットニーに、まだダメだとコリン。
実はホイットニーは、(コリンは絵を描いていないのでは?)と疑い始めていた。
ギャラリーのオーナー:アンドレア
営業時間以外はエアコン使用禁止、展示物の配置を含め、何もかもホイットニーひとりでやらなければならない職場(ギャラリー)は、ほんとうにキツい。
にも関わらず、「早くウェブサイトを仕上げて頂戴」と自分は何もせずに口だけで仕事をするケチで高慢なオーナー、アンドレア。
再会
開店前に入って来た客がひとり・・・・ファーキャットだった
アンドレアは興奮し、「大ファンです」と言うが、ファーキャットはホイットニーに向かって、「今のキミはまるでシンデレラだな」と。
ファーキャットは、”ザ・ブロード”(現代美術館)で企画展を開催するためにロスに来たと言う。
ファーキャットは、「明日の夜はオープニングパーティーがある。同伴して欲しい」とホイットニーを誘うが、キッパリ断るホイットニー。
それでもファーキャットは招待状をテーブルに置き、「気が向いたら来てくれ。酷い別れ方をした。それを償いたいんだ」と言う。
「またにして」
ホイットニーがそう断ると、ファーキャットは、「まだ引きずって、痛みに喘いでいる」と言う言葉を残し、ギャラリーを出て行った。
ホイットニーは、招待状をゴミ箱に捨てる。
ケンカ
ホイットニーは夜遅くまで自宅で、”ロスマン・ギャラリー”のウェブサイトを作成する。
コリンは構ってくれないホイットニーに、あろうことか、「キミがギャラリーを辞める日が待ちきれない」と惚けたことを言い出す。
ホイットニーは怒りを抑え、「今日は何をしてたの?」と尋ねるが、「絵を描いてた」とコリン。
「私が帰った時は寝てたでしょ?なんで描いた物を見せてくれないの?もっと協力して!力になって」
耐えきれず言うホイットニーにコリンは、「今夜結婚しよう。そうすればこの忌まわしい国で働くことができる。何か月も挙式を待つ意味なんてない!」と言うが、「私にはある!祖父母の家で挙式したいの。準備に3か月じゃ足りないぐらいなの!」とホイットニー。
意見の相違があるふたり。「ふと思っただけだ」とコリンが謝り、その場は納まる。
ザ・ブロードでのパーティー
アンドレア
翌朝、ホイットニーがギャラリーへ行くと、「ファーキャットと付き合ってたなら言ってよ。今夜 ”ザ・ブロードのパーティー”へ行くわよ」と言い出すアンドレア。
招待状を失くしたのでムリだと言うホイットニーに、「見つけて置いたわ」と招待状を見せる。
ホイットニーは仕方なくアンドレアとパーティーへ行くことに。
コリン
ドレスアップしメイクをするホイットニーを見てもコリンはキレイだと褒めることもなく、「ザ・ブロードは美術館とは言えない。インスタ映えと金とエゴの保管庫だ」と批判し、行く必要ないと言うが、
「行くしかないの。稼ぐためには時にはあなたの崇高な芸術性の基準に満たない人とも付き合わなきゃ」とホイットニー。
しかしコリンにそれがわかるハズもなかった。
混沌とした世界
ファーキャットはホイットニーを見るなり、「よく来てくれたね。逃した女」と言い、”ダシール・ブシコー”と名乗る男を紹介する。
ファーキャットは、「キミに見せたいものがある。来てくれ」とホイットニーをある部屋に導き、「悪かった。ほんとうに済まなかった。オレがバカだった。パリで起こったことを後悔しなかった日はない。こんな完璧な女性に酷いことをしたなんて。許してくれ」とひざまずく。
突然のことに驚くホイットニー。
その瞬間、ホイットニーの顔や身体を使ったエレクトロニクスなアートが動き出す。
「これは全部キミのために創ったんだ」とファーキャット。
参加者たちもそのアートに注目、拍手を送られてしまう。
「ファーキャットはすごく才能がある」と言うホイットニーにダシールはマリファナを勧めながら、「面白い、リンジー(ファーキャット)もキミは審美眼があると言ってる」と言う。(その言葉をうれしく思うホイットニー)
「若い頃はカレのモデルになりたかった。今は、見られたいと思わない」と言うホイットニーに、「力を持つのは見る側だ。もし望みが何でも叶うとしたら何をしたい?」とダシール。
ホイットニーは、「誰かがギャラリーの資金を出してくれるなら、若いアーティストを育ててみたい。深く追求する創り手を育てたいの」と夢を語る。
ファーキャットの本性
ファーキャットはホイットニーをベッドルームへと連れて行き、「なんてキレイなんだ。キミとセックスするのを夢見ていた」とキスする。
激しく求め合うふたり・・・・
その途中、誰かが部屋に入って来たことに気づいたホイットニー。
ダシールだった。
「気にしなくていい」とファーキャット。
ダシールはふたりを見ながらオナニーをはじめるー。
戸惑うホイットニーにファーキャットは、「カレは見るのが好きだ。ギャラリーを持たせてくれるよ」と言うのだった。
自宅に戻ってきたホイットニーは、コリンの横で眠る。
ジョーニー
行きずりの男とのセックスの翌朝。
ジョーニーは屋根上のソーラーシステムを修理し、自宅の電気を復旧させ、父の家を整理しはじめる。
すべての写真や服、物を処分したのち、ガレージから自転車を見つけ、父コールの墓へ行く。
感想
シーズン1から見続けてるけれど、当初私はホイットニーが大嫌いでした。
シーズン1の時は、高校生で、反抗期の真っ盛り。
ワガママで自分勝手なホイットニーを見るのもイヤだったけど、父親ほど年齢の離れたぶっ飛んでる芸術家ファーキャットに恋をしてパリまでついて行き、酷い振られ方をしたホイットニー。
ファイナルシーズンでのホイットニーは魅力のある女優に変わってるなと思います。
芸能の世界は、”枕営業”なる言葉があるけど。
これも一種のソレなのかな?
このことだけで、ホイットニーは、NYにギャラリーを持つことができるようになるのかな?
ヘレンはすっかりサーシャの彼女気取りですかー。
まぁね、ここまでのヘレンを見てきたら、何もかも放棄して、恋に身を投じたい気持ちも十分わかるけれど、まだステイシーは小学生だし、トレヴァーも多感な年頃、ちょっとどうかな?と思っちゃうなー。
ノアって、自信過剰なんでしょうね。
そこそこモテるし、魅力もある。
大ベストセラー作家だしね。
でも上には上がいるワケで・・・
空回りしてるノアを見るのはキライじゃないけどね、私。
次回は、ヘレンが社交界デビューする感じですかー?
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